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魔女はペコペコと頭を下げるハンスに向け、つまらなそうにため息を吐いた。
知啓の灯を宿した瞳も今はどこを見ているのかようとして知れない。
紫に燃える瞳に、仄かに蒼く輝く銀の髪。
湖畔に浮かぶ幻の月のである。
そんな幻想的な外見も相まってか、随分と華奢な少女だった。
しかしその実態は幾万の月と太陽を見送った老獪な魔女である。
ハンスがこの魔女と知り合ったのは、昨晩の出来事だった。
グイードの嫌がらせによって旧天文台の古びた姿見を触ったハンスは、為す術もなくその体を姿見の中へ吸い込また。
その先の不思議な空間で出会ったのがこの魔女である。
そして紆余曲折のやり取りの果て、ハンスはこの見た目の釣り合わない魔女に弟子入りする事となったのだ。
全てはただ一夜の出来事である。
「それで下らない茶番は終わったの?」
「茶番って、それが学生の本分じゃあ無いですか」
「……そんなに周りの評価が大事? 今更? 名声は竈に焼べ、知恵の炎を崇める事こそ魔術師の本懐よ。もっと魔術師として貪欲になりなさいな」
「燃やす前にたっぷり愛でるのも良いじゃ無いですか。一つで二度おいしい。貪欲でしょ?」
「それは吝嗇って言うのよ」
慣れた口調でハンスはこの師匠と軽口を交わし合う。
簡単なやり取りではあったが、長い時を連れ添った人の深みがそこにはあった。
この奇妙な関係を齎したのは、二人が今いるこの姿見の空間だった。
古い魔道具だけあって、この姿見の中の世界は不可思議なものである。
時計の針はいつ目にしても午後2時37分を指している。
ちゃんと針が進む音はするが、ふとした拍子に目を離せば針の位置は最初に戻る。
腹も減らないし、もし食事をしても満腹にはなりはしない。
そして気が付けば調理したはずの食材が元の位置に、寸分たがわぬ姿で再び現れる。
ここはそんな理不尽な現象に溢れている。
ハンスはそれを強力な魔術で「時間が停まっている」のだとだけ理解していた。
ただ師匠が言うにはそんな単純な話では無いらしい。
高度に複雑な魔術理論が絡んでおり、例えるなら時の精霊が怠けて万事が適当になっているのだという。
「アナタはどれだけここで過ごしても、子供っぽいところはちっとも治らないのね」
そしてそれこそがこの永い時を刻んできた魔女の秘密にして、この二人の親密さの理由だった。
ハンスが昨晩この魔女に弟子入りをしてから、少なく見積もっても数十年に等しい時間が経過している。
ただそれも研鑽に費やした時間、読み解いた本の数々から概算したハンスの主観によるものに過ぎない。
過ごした時間は数か月、数年、数十年……もしかしたら百年を超えるかもしれない。
だがそれはあくまでも主観、体験した人間によって感覚は変わる。
確実に言える事は、それはとてつもなく長い時間で、たった一晩の出来事に過ぎないという事。
そして魔女はまだまだハンスに師匠として教えるべき事が山ほどある、と豪語する事だ。
「『飛行』が上達したぐらいで良い気にならないこと。あれは『完全に使いこなす』事まで含めて、基本中の基本よ」
魔女はそう厭味ったらしく言い含めた後、部屋の奥まで果てなく広がる本棚の方へと視線を流す。
どれもびっしりと本が敷き詰められ、その高さは目を細めても先が霞がかってしまうほど。
「そもそもちゃんと飛べなきゃ誰が私に本を持ってこれるの?」
「……おっしゃる通りです、ハイ」
どれだけ高度な魔術を収めても、きっと雑用の日々は終わらないだろう。
ハンスは先ほどとは違う意味で目を細めた。
「次の課題は補助器を使わずに基本的な魔術を使いこなせるようになることね。最低でも」
「杖を使わずに、って事ですか? ちょっと難易度高くないですかねえ」
「それに加えて術式を高める触媒も使わないことね。とにかく、一切の小細工は無し。それが出来て初めて一端の魔術師。常識よ?」
手元の本に目を落として事も無げに言う師匠に、ハンスは疑わし気な目線を送った。
『既にほぼ一人前』と言われていたグイードは、そんな大道芸染みた技術を身に付けてはいなかった。
学院の教師たちだって、魔術を使う時は必ず杖を使っていたように思える。
なんとも嘘臭い。
この学院の長レベルならまだ分からないが。
――そんな疑念が顔に顕れていたのだろう。
「……私が常識と言えばそれが常識なのよ」
そのままの姿勢と声音を崩さず、師匠は涼し気に言い訳を呟いた。
「あの、出来ればもっと実用的な物を教えてはくれませんか?」
「早くて便利よ? 暗殺者対策には基本」
「あいにくとそんな殺伐とした身の上ではないので。もっとこう、簡単にお金になるような便利なものを」
「……アナタ本当欲望に物怖じしない恥知らずな性格は誇るべき欠点ね。プライドとかないの?」
「え? だって自分はこの道で食べる為に魔術を学ぼうと決めたわけですし? 稼業で金とは評価。仕事人の誇りじゃないですか」
「……はぁ」
やっと本から顔を上げ、心底呆れたような師匠の顔を見てハンスは少しだけ傷ついた。
自分は正直に、合理的な提案をしたまでである。
先の暗殺者云々という話だって、稼いだ金で護衛でも雇った方がよっぽど良い。
そう自信満々に己の考えを披露するも、師匠は半ばほどで蠅を払うようにしてそれを遮った。
「ああ、分かった分かった。じゃあこれを読みなさい」
そう言って渡されたのは真新しい(この部屋でそんな評価は意味を為さないが)分厚い一冊の本だった。
表題には『マナ分析から見る材料学細論』とある。
「これは?」
「昔アナタみたいな強欲者が居ましたよ、っていう思い出よ。アナタほど正直でも可愛げも無かったけど」
そう嫌味な前置きをして、師匠は本の概要について説明を始める。
魔術的な価値云々は差し置いても、それは随分と便利そうな内容に聞こえた。
即物的なハンスの目が次第に輝きを増していくのを察して、師匠はまたイヤそうにため息を吐く。
「気に入って貰えたようで実に結構」
「はい! これは一生ものの知識になりそうです。ではさっそくこの本を――」
「一字一句暗唱できるようになることが次の課題ね。それから無杖魔術もマスターすること。それから天体魔術の儀式簡略化について私見を纏めたレポートを提出なさいな」
「うえ!? なんかサラっと増えてません!?」
「課題をクリアするまでこの部屋から出さないわよ」
「ほ、本業の学院での学業に支障が――!」
「……時間はたっぷりあるじゃない。もう一晩も」
次の日の学生生活に戻るまで、ハンスの主観でたっぷりと一年分の時間を要するのだった。
知啓の灯を宿した瞳も今はどこを見ているのかようとして知れない。
紫に燃える瞳に、仄かに蒼く輝く銀の髪。
湖畔に浮かぶ幻の月のである。
そんな幻想的な外見も相まってか、随分と華奢な少女だった。
しかしその実態は幾万の月と太陽を見送った老獪な魔女である。
ハンスがこの魔女と知り合ったのは、昨晩の出来事だった。
グイードの嫌がらせによって旧天文台の古びた姿見を触ったハンスは、為す術もなくその体を姿見の中へ吸い込また。
その先の不思議な空間で出会ったのがこの魔女である。
そして紆余曲折のやり取りの果て、ハンスはこの見た目の釣り合わない魔女に弟子入りする事となったのだ。
全てはただ一夜の出来事である。
「それで下らない茶番は終わったの?」
「茶番って、それが学生の本分じゃあ無いですか」
「……そんなに周りの評価が大事? 今更? 名声は竈に焼べ、知恵の炎を崇める事こそ魔術師の本懐よ。もっと魔術師として貪欲になりなさいな」
「燃やす前にたっぷり愛でるのも良いじゃ無いですか。一つで二度おいしい。貪欲でしょ?」
「それは吝嗇って言うのよ」
慣れた口調でハンスはこの師匠と軽口を交わし合う。
簡単なやり取りではあったが、長い時を連れ添った人の深みがそこにはあった。
この奇妙な関係を齎したのは、二人が今いるこの姿見の空間だった。
古い魔道具だけあって、この姿見の中の世界は不可思議なものである。
時計の針はいつ目にしても午後2時37分を指している。
ちゃんと針が進む音はするが、ふとした拍子に目を離せば針の位置は最初に戻る。
腹も減らないし、もし食事をしても満腹にはなりはしない。
そして気が付けば調理したはずの食材が元の位置に、寸分たがわぬ姿で再び現れる。
ここはそんな理不尽な現象に溢れている。
ハンスはそれを強力な魔術で「時間が停まっている」のだとだけ理解していた。
ただ師匠が言うにはそんな単純な話では無いらしい。
高度に複雑な魔術理論が絡んでおり、例えるなら時の精霊が怠けて万事が適当になっているのだという。
「アナタはどれだけここで過ごしても、子供っぽいところはちっとも治らないのね」
そしてそれこそがこの永い時を刻んできた魔女の秘密にして、この二人の親密さの理由だった。
ハンスが昨晩この魔女に弟子入りをしてから、少なく見積もっても数十年に等しい時間が経過している。
ただそれも研鑽に費やした時間、読み解いた本の数々から概算したハンスの主観によるものに過ぎない。
過ごした時間は数か月、数年、数十年……もしかしたら百年を超えるかもしれない。
だがそれはあくまでも主観、体験した人間によって感覚は変わる。
確実に言える事は、それはとてつもなく長い時間で、たった一晩の出来事に過ぎないという事。
そして魔女はまだまだハンスに師匠として教えるべき事が山ほどある、と豪語する事だ。
「『飛行』が上達したぐらいで良い気にならないこと。あれは『完全に使いこなす』事まで含めて、基本中の基本よ」
魔女はそう厭味ったらしく言い含めた後、部屋の奥まで果てなく広がる本棚の方へと視線を流す。
どれもびっしりと本が敷き詰められ、その高さは目を細めても先が霞がかってしまうほど。
「そもそもちゃんと飛べなきゃ誰が私に本を持ってこれるの?」
「……おっしゃる通りです、ハイ」
どれだけ高度な魔術を収めても、きっと雑用の日々は終わらないだろう。
ハンスは先ほどとは違う意味で目を細めた。
「次の課題は補助器を使わずに基本的な魔術を使いこなせるようになることね。最低でも」
「杖を使わずに、って事ですか? ちょっと難易度高くないですかねえ」
「それに加えて術式を高める触媒も使わないことね。とにかく、一切の小細工は無し。それが出来て初めて一端の魔術師。常識よ?」
手元の本に目を落として事も無げに言う師匠に、ハンスは疑わし気な目線を送った。
『既にほぼ一人前』と言われていたグイードは、そんな大道芸染みた技術を身に付けてはいなかった。
学院の教師たちだって、魔術を使う時は必ず杖を使っていたように思える。
なんとも嘘臭い。
この学院の長レベルならまだ分からないが。
――そんな疑念が顔に顕れていたのだろう。
「……私が常識と言えばそれが常識なのよ」
そのままの姿勢と声音を崩さず、師匠は涼し気に言い訳を呟いた。
「あの、出来ればもっと実用的な物を教えてはくれませんか?」
「早くて便利よ? 暗殺者対策には基本」
「あいにくとそんな殺伐とした身の上ではないので。もっとこう、簡単にお金になるような便利なものを」
「……アナタ本当欲望に物怖じしない恥知らずな性格は誇るべき欠点ね。プライドとかないの?」
「え? だって自分はこの道で食べる為に魔術を学ぼうと決めたわけですし? 稼業で金とは評価。仕事人の誇りじゃないですか」
「……はぁ」
やっと本から顔を上げ、心底呆れたような師匠の顔を見てハンスは少しだけ傷ついた。
自分は正直に、合理的な提案をしたまでである。
先の暗殺者云々という話だって、稼いだ金で護衛でも雇った方がよっぽど良い。
そう自信満々に己の考えを披露するも、師匠は半ばほどで蠅を払うようにしてそれを遮った。
「ああ、分かった分かった。じゃあこれを読みなさい」
そう言って渡されたのは真新しい(この部屋でそんな評価は意味を為さないが)分厚い一冊の本だった。
表題には『マナ分析から見る材料学細論』とある。
「これは?」
「昔アナタみたいな強欲者が居ましたよ、っていう思い出よ。アナタほど正直でも可愛げも無かったけど」
そう嫌味な前置きをして、師匠は本の概要について説明を始める。
魔術的な価値云々は差し置いても、それは随分と便利そうな内容に聞こえた。
即物的なハンスの目が次第に輝きを増していくのを察して、師匠はまたイヤそうにため息を吐く。
「気に入って貰えたようで実に結構」
「はい! これは一生ものの知識になりそうです。ではさっそくこの本を――」
「一字一句暗唱できるようになることが次の課題ね。それから無杖魔術もマスターすること。それから天体魔術の儀式簡略化について私見を纏めたレポートを提出なさいな」
「うえ!? なんかサラっと増えてません!?」
「課題をクリアするまでこの部屋から出さないわよ」
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