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今日もお道具箱をとりに行く日だ。咲良先生は,園児をグループに分けた。それは,フルーツの名前だ。
「みんな,自分のグループわかったかな,忘れたらシールを見てね」
咲良先生は,グループの名前を忘れたり,ついとりに言ってグループ名でけんかにならないように,一晩かけて全員にシールを作ってあげた。
お道具をとりに行く前に,
「グー,チョキ,パーで,グー,チョキ,パーで何作ろう~何作ろう~・・・」
手遊びの歌を始めた。これは,ちょっとしたことで譲り合う気持ちを忘れてもめないために,落ち着いた雰囲気を作るためだ。
「はい,りんごさん,グループ,お道具をとりにいきましょう~」
咲良先生は,りんごさんグループの様子を見ながら,はい,ミカングループさん,とりにいきましょう~」
「先生,なんで,りんごさんグループが最初なの,ずるい!」
咲良先生は,笑顔で,
「今日は,りんごさんグループが一番最初にとりに行ったけど,こんどはどこのグループを最初にしようかな,ねえ,みんな,『はい,5月産まれさん,最初にとりに行って~』っていうのも,おもしろいかもね,いろいろやってみようよ」
咲良先生は,りんごさんグループが一番最初だったことに不満を言った園児が5月産まれだったから,言ったのだ。
「うん。先生,いろいろやると楽しい~~」
咲良先生は,基本はフルーツだけど,誕生日や住んでいる所など,園児と楽しみながら,お道具をとりに行く順番を決めることにした。
お道具を持って来て,園児たちは楽しそうに活動し,咲良先生は,支援や援助をした。そんな姿を,今日も廊下で園長先生が微笑ましく見ていた。
今日もお道具箱をとりに行く日だ。咲良先生は,園児をグループに分けた。それは,フルーツの名前だ。
「みんな,自分のグループわかったかな,忘れたらシールを見てね」
咲良先生は,グループの名前を忘れたり,ついとりに言ってグループ名でけんかにならないように,一晩かけて全員にシールを作ってあげた。
お道具をとりに行く前に,
「グー,チョキ,パーで,グー,チョキ,パーで何作ろう~何作ろう~・・・」
手遊びの歌を始めた。これは,ちょっとしたことで譲り合う気持ちを忘れてもめないために,落ち着いた雰囲気を作るためだ。
「はい,りんごさん,グループ,お道具をとりにいきましょう~」
咲良先生は,りんごさんグループの様子を見ながら,はい,ミカングループさん,とりにいきましょう~」
「先生,なんで,りんごさんグループが最初なの,ずるい!」
咲良先生は,笑顔で,
「今日は,りんごさんグループが一番最初にとりに行ったけど,こんどはどこのグループを最初にしようかな,ねえ,みんな,『はい,5月産まれさん,最初にとりに行って~』っていうのも,おもしろいかもね,いろいろやってみようよ」
咲良先生は,りんごさんグループが一番最初だったことに不満を言った園児が5月産まれだったから,言ったのだ。
「うん。先生,いろいろやると楽しい~~」
咲良先生は,基本はフルーツだけど,誕生日や住んでいる所など,園児と楽しみながら,お道具をとりに行く順番を決めることにした。
お道具を持って来て,園児たちは楽しそうに活動し,咲良先生は,支援や援助をした。そんな姿を,今日も廊下で園長先生が微笑ましく見ていた。
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