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続・SuperHero準「乳首が感じるSuperHero物語」第63話
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11月末になり、街にはクリスマスムードが漂う季節になった。
新嘗祭の日に、伊豆諸島に古代型怪獣が出現したが、SuperHero小太郎が難なく始末した。
11月最後の日曜日、西山準は息子幸之介とヒーローハウスの庭で遊んでいた。
伊川弘二も庭に出てきて、西山に話しかけた。
「おふくろが、俺がいつもマンションにいないと騒いでるんだ」
「任務の関係で秘密の場所で寝泊まりしてるって言ったら?嘘じゃないし」
「いや、お前とのことを、いっそおふくろには打ち明けようかと思ってるんだ」
「え?」
「俺の好きな人だって」
「やめてよ、弘二、俺は弘二の家族に波風立てたくないよ」
「波風立ったら、この前みたいに記憶を消してしまえばいいじゃないか」
「え?何のこと?弘二」
「西山とぼけるな。葵さんのことだよ」
「こ、弘二、どうしてそれを・・」
「いやあ、びっくりしたなあ。お前の嫉妬もなかなかだな。嬉しかったよ」
「弘二・・」
「お前が言ってたんだぞ。
お前の乳首から出るニップル液を飲んでる効果は、命を守ることだけじゃなくて、他にもありそうだって」
「じゃあ、弘二は何もかも知ってるの?」
「ああ、葵さんにはすまなかったが、葵さんも西山を目の仇にしたりするから自業自得だ」
西山は黙ってしまった。
「西山、俺はお前を責めたりしてないぞ。
俺を葵さんには渡さないってお前の気持ちが分かって、嬉しかったよ。
いやいや、ほんとに西山はいろんな面で成長したな」
「弘二、あの時は仕方なかったんだ。
でも人間の記憶を消す能力は、もう使いたくない。
それはきっと権力欲に繋がる。俺はそんなの嫌だ」
伊川は、はっとして
「ごめん、西山。おふくろにお前のことを打ち明ける話は忘れてくれ。
お前の言う通り、極秘任務のため、家に帰っていないと説明するから、安心してくれ。
な?西山」
「うん、分かった」
前田聖也の部屋。
「あ、だめ!いやあああん!許して聖也!もういやあああああ!」
聖也も西山も3回目の射精だった。
「準、来年の2月か3月にダーク星人を全員倒してしまったら、俺はもう用済みか?
もう準を犯すこと、いや会うこともできなくなるのか?」
「聖也、どうしてそんなこと聞くの?」
「いや、なんとなくそんな予感がして、不安なんだ」
「そんなことないよ、聖也」
西山はそう言いながら、成長しているのは自分だけではないことを悟った。
小太郎は別にして、伊川も望月も聖也も、それぞれ新しい力を付けてきていることを実感した。
そしてそれは良い予感ではなく、嫌な予感なのではと思った。
次の日の夜、伊川が嬉しそうにヒーローハウスに帰ってきた。
「おい、西山、青木、ちょっと来てくれ」
西山と青木だけでなく、伊川の声を聞いて望月、聖也もリビングに集まった。
「弘二、嬉しそうだね。何か良い知らせ?」
「何っすか?何っすか?隊長」
「西山と青木の主治医、田島慎吾が来月結婚するそうなんだ」
「え?田島先生が?」
「いや、プレイボーイの田島先生もついに結婚っすか?」
「今日、披露宴の招待状を貰って来た。
あ、すまんが、俺と西山と青木だけなんだ」
『あ、気にしないでください。俺たちは直接は関係ないですから。な、聖也』
「はい。でも優秀な先生と名高い方ですよね。おめでたいですね」
「で、いつなの?結婚式」
「えっと、12月10日18時からホテルパンパシフィック東京の鳳凰の間で披露宴が行われるようだ」
「そこ、スゲエ一流ホテルっすよね?先輩、何着て言ったらいいんっすかね?」
「小太郎、俺たちは主役じゃないんだから普通のスーツ、いや防衛軍の制服でもいいんじゃないか?」
「あ、それいい、先輩。防衛軍の制服、ピチピチだからセクシーなんっすよね」
「何だそれは?」
「あれ?西山先輩、最初に隊長に会った時、制服の上からチンポと金玉のもっこりが気になったって言ってたじゃないっすか?」
「あ、小太郎、もうダメだって」
「え?そうなのか?西山。ほら、今ももっこりだぞ」
「もう!」
西山は顔が真っ赤だった。
より強く逞しくなった西山も羞恥心は変わらなかった。
みんなそんな可愛い西山を見て、4人の男たちのチンポは勃起していた。
新嘗祭の日に、伊豆諸島に古代型怪獣が出現したが、SuperHero小太郎が難なく始末した。
11月最後の日曜日、西山準は息子幸之介とヒーローハウスの庭で遊んでいた。
伊川弘二も庭に出てきて、西山に話しかけた。
「おふくろが、俺がいつもマンションにいないと騒いでるんだ」
「任務の関係で秘密の場所で寝泊まりしてるって言ったら?嘘じゃないし」
「いや、お前とのことを、いっそおふくろには打ち明けようかと思ってるんだ」
「え?」
「俺の好きな人だって」
「やめてよ、弘二、俺は弘二の家族に波風立てたくないよ」
「波風立ったら、この前みたいに記憶を消してしまえばいいじゃないか」
「え?何のこと?弘二」
「西山とぼけるな。葵さんのことだよ」
「こ、弘二、どうしてそれを・・」
「いやあ、びっくりしたなあ。お前の嫉妬もなかなかだな。嬉しかったよ」
「弘二・・」
「お前が言ってたんだぞ。
お前の乳首から出るニップル液を飲んでる効果は、命を守ることだけじゃなくて、他にもありそうだって」
「じゃあ、弘二は何もかも知ってるの?」
「ああ、葵さんにはすまなかったが、葵さんも西山を目の仇にしたりするから自業自得だ」
西山は黙ってしまった。
「西山、俺はお前を責めたりしてないぞ。
俺を葵さんには渡さないってお前の気持ちが分かって、嬉しかったよ。
いやいや、ほんとに西山はいろんな面で成長したな」
「弘二、あの時は仕方なかったんだ。
でも人間の記憶を消す能力は、もう使いたくない。
それはきっと権力欲に繋がる。俺はそんなの嫌だ」
伊川は、はっとして
「ごめん、西山。おふくろにお前のことを打ち明ける話は忘れてくれ。
お前の言う通り、極秘任務のため、家に帰っていないと説明するから、安心してくれ。
な?西山」
「うん、分かった」
前田聖也の部屋。
「あ、だめ!いやあああん!許して聖也!もういやあああああ!」
聖也も西山も3回目の射精だった。
「準、来年の2月か3月にダーク星人を全員倒してしまったら、俺はもう用済みか?
もう準を犯すこと、いや会うこともできなくなるのか?」
「聖也、どうしてそんなこと聞くの?」
「いや、なんとなくそんな予感がして、不安なんだ」
「そんなことないよ、聖也」
西山はそう言いながら、成長しているのは自分だけではないことを悟った。
小太郎は別にして、伊川も望月も聖也も、それぞれ新しい力を付けてきていることを実感した。
そしてそれは良い予感ではなく、嫌な予感なのではと思った。
次の日の夜、伊川が嬉しそうにヒーローハウスに帰ってきた。
「おい、西山、青木、ちょっと来てくれ」
西山と青木だけでなく、伊川の声を聞いて望月、聖也もリビングに集まった。
「弘二、嬉しそうだね。何か良い知らせ?」
「何っすか?何っすか?隊長」
「西山と青木の主治医、田島慎吾が来月結婚するそうなんだ」
「え?田島先生が?」
「いや、プレイボーイの田島先生もついに結婚っすか?」
「今日、披露宴の招待状を貰って来た。
あ、すまんが、俺と西山と青木だけなんだ」
『あ、気にしないでください。俺たちは直接は関係ないですから。な、聖也』
「はい。でも優秀な先生と名高い方ですよね。おめでたいですね」
「で、いつなの?結婚式」
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「あ、それいい、先輩。防衛軍の制服、ピチピチだからセクシーなんっすよね」
「何だそれは?」
「あれ?西山先輩、最初に隊長に会った時、制服の上からチンポと金玉のもっこりが気になったって言ってたじゃないっすか?」
「あ、小太郎、もうダメだって」
「え?そうなのか?西山。ほら、今ももっこりだぞ」
「もう!」
西山は顔が真っ赤だった。
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