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14:コットンとハンカチーフ2
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仕立て屋を出て、場所を移した。裕福な平民が暮らす区画の、貴族でも使うというティーサロン。貴族区のように女子の出入りはお断りということでもないらしく、ウェイターはにこやかにテラス席を勧めてきたが……さすがに往来で見られながらお茶を飲むのは抵抗があった。
個室で、スミレはやや顔色を悪くして座っている。簡単に包んでもらった外套を、何かの宝物のように抱えて。
「……3着も……こんなつもりではなかったんです……」
「あら、もっと欲しかったら言ってくだされば……」
「違います!」
ガバリと体を乗り出して、スミレははっきりと言った。
「充分すぎるんです!」
「いや、もっと今後は作るといいよ、服だったり髪留めや装飾品も。学生らしく書籍から攻めていくのもいい」
イワンのもっと作る、に、スミレはふらりと背もたれに体を預けた。
けれど、そのすべてがミズリィには不可解だった。
「そろそろ、わたくしにも教えてくださる?なぜ突然イワンはスミレにいろんなものを持たせようとしたのかしら」
「そうだな」
イワンはカップを手に持った。
「……まず、なぜ高めの服を作ったかというと」
「高め……?」
「高いんだよ。あんなの、平民なら一生の金を叩いて買うようなクラスだ」
スミレが何度もうなずいている。
「……そうなのですね。けれど、買ったからと言って悪いわけではないでしょう」
「悪いさ」
「え?」
「ミズリィ様、あの仕立てていただいたコートを、私の家の周辺で着て歩けば間違いなく追いはぎに遭います」
「おいはぎ……?」
「泥棒のことです。持っているもの全部、取っていかれます」
「犯罪ではありませんか!」
「職を持たなくて、生きたいならそうするしかありません」
スミレは真剣だった。
「まだ家の近くなら仕事を持って、家庭を築けて生活ができるマシな方の平民の階層です。泥棒も少ないです。けれど、あれは、それこそ盗んできたのかと疑われるか、妬まれて一家全員いじめられるか、それくらいの品です」
「……そんな、なんて……」
「それ以上は言わないでください。貴族の令嬢が言ってはいけません」
スミレはきっぱりと告げる。
「公爵令嬢のようなお方が、本当なら一生知りもしない平民の話です」
そのスミレの言葉は、蔑みもしていない、僻みもしていない、ただの事実だった。どくん、と胸の奥で心臓が嫌な音を立てた。
(そう、知らなかった、こんなこと)
一度死んで、戻ってくるまで。
スミレに、会わなければ。
「なら、なぜ、作らせたの、イワン」
「ああ、だって、君の友達には必要だから」
また不思議なことを言う。スミレには必要がないと言われたばかりだ。
「君の、ミズリィ・ペトーキオ嬢の友達には、だよ。身分は……どうしようもない。けど、品位は保たくちゃ、公爵令嬢の友人なら」
「どうして!」
「分からないかなあ、君の一挙一足、ずっと見ているんだ、貴族の全員は」
イワンは眉をひそめて、ミズリィを少し険のある目で見つめる。
「君がいつ、どこで、何をしていたか。ほとんど知られているよ、社交界では」
「……それは、知っておりますわ」
どうしてそんなことをするのか、今もよく分かっていないけれど。
うっすらと、イワンは嫌な笑い方をした。見たことがないような表情。
「彼らの関心は、どうやってペトーキオ令嬢に興味を持ってもらえるか、あるいは弱点がないか、今後お近づきになってペトーキオ家に懇意にしてもらえるか、皇太子妃になったときには取り立ててもらえるんじゃないか、今ならミズリィ嬢の蹴落として、自分が成り代われるんじゃないか」
「……そんな、ことを? 皆が?」
「大体は、そうだろうね」
理解できない。
そんな自分勝手な気持ちで、ミズリィに毎朝挨拶をして、休みのたびにパーティーで近づいて離れずに。
「君はもうちょっと、自分以外が自分をどう思っているか、見てみるといい。僕だって、君が不幸になるところを見たくない、いつも協力していただろう?」
「……ええ、イワンは、ずっとお友達でしたわ」
「そうさ、僕は友達だ」
にこりと、いつもの笑みでイワンはしっかりと答えた。
「メリーも、オデットも、そして、スミレも。でも、スミレは……君の弱点になる」
「そんなことを、他の方は勝手に思っていらっしゃるの」
「そう、スミレは平民という一番の弱点だ。帝国の最も高貴なる令嬢が、ただの平民と仲良くするなんて、自分から地位を下げに行っているのだと思う輩はいっぱいいる」
「地位なんて、関係ありませんわ」
「そうだね。けど、そう思わない人もいっぱいいる。それは、君の足元を掬おうとするし、スミレにもちょっかいをかけるだろう。
スミレがなにか取り返しがつかない失敗をしたとする。それは公爵令嬢の顔に平民が泥を塗ったという醜聞に早変わりだ」
「……そんなことって」
今までのミズリィには、考えられないようなことだった。
友達ひとり選ぶのに、他人の配慮をしなければいけないなんて。
けれど、見たことも確かなのだ、スミレへの悪意は、分かりやすく形で見えた――イワンたちに教えられなければ、理解できないことだったけれども。
スミレは、静かに、けれど強い眼差しをミズリィに向ける。
「ミズリィ様、私は覚悟を決めて、そんなふうにミズリィ様の足を引っ張らないようにいたしますので」
「スミレ、でも」
「私は、ミズリィ様の友達ですよね」
祈るようなスミレの顔に、ミズリィは胸が苦しくなる。
「……ええ。そうよ」
「それで、いいんです。これからもよろしくお願いいたします」
微笑み会釈をするスミレが、切ない。
きっと、ミズリィに関わらなければ、いじめられていたが平穏に学院を卒業し、こつこつと魔術師としての実績を上げて貧しい家も救えたのだろう。
前世はそうだったのではないか、それを、捻じ曲げてしまった。
イワンがミズリィとスミレを見比べ、ため息をつく。
「なるほど、説得とかはスミレに任せたほうがいいみたいだね」
「イワン様も、ミズリィ様のためを思ってでしょうけど、止めようかと思いましたよ」
「聞いてくれるか分からなかったんだもの、この真のお嬢様は」
「それで嫌われてしまっては意味がないですよ」
「あの、なんのお話をされていらっしゃるの」
「ミズリィ様はミズリィ様だってことです」
「だね」
「――お二人は本当に仲がよろしいですわね……」
なんだかもやもやする。
ふたりは顔を見合わせ、そう言えばというような表情になる。
「……仲がいいですか?」
「たぶんね」
「友達ですもんね」
「言ったろ?」
それから、そろってミズリィを振り返って、にっこりと笑う。
「まあ、一番はミズリィだから安心しなよ」
「イワン様にはずっとお世話になっていますから、ですね」
「? どういうことですの?」
「さあて、あとは送り迎えの馬車の件だね」
「本当にいいのですか、ずっとしていただいてますけれど」
「危ないからね。僕の家の私兵もそれとなくそちらを警邏してもらっているんだけれど――」
「待って。なんのお話をなさっているの」
知らなかった、イワンの家とメルクリニの家がスミレの送迎をしていたなんて。
そして、スミレの家の周囲も私兵やそれとなく治安に関わる騎士に警戒させていると。
「どうしてわたくしに教えてくださらなかったの」
「君の……公爵家の手を借りるわけには行かなかったからだよ」
申し訳なさそうな顔をしているイワン。
「いきなりこのへんにペトーキオが乗り出されても、困ったことになってしまうし」
「どうしてですの。いえ、わたくしに言っても理解できないでしょう、ですが、知らせていただけなかったのは別のことではなくって」
「……うん、悪かったよ。その通りだけど……」
イワンはおろおろとしているスミレに一度目をやって、呆れたような顔をした。
「もしかして君、拗ねているのかい」
「分かりませんわ!」
よく分からないが、胸のあたりがもやもやする。
ぷぅ、とミルリィでもしないような、頬をふくらませるなんて真似をしてしまった。
個室で、スミレはやや顔色を悪くして座っている。簡単に包んでもらった外套を、何かの宝物のように抱えて。
「……3着も……こんなつもりではなかったんです……」
「あら、もっと欲しかったら言ってくだされば……」
「違います!」
ガバリと体を乗り出して、スミレははっきりと言った。
「充分すぎるんです!」
「いや、もっと今後は作るといいよ、服だったり髪留めや装飾品も。学生らしく書籍から攻めていくのもいい」
イワンのもっと作る、に、スミレはふらりと背もたれに体を預けた。
けれど、そのすべてがミズリィには不可解だった。
「そろそろ、わたくしにも教えてくださる?なぜ突然イワンはスミレにいろんなものを持たせようとしたのかしら」
「そうだな」
イワンはカップを手に持った。
「……まず、なぜ高めの服を作ったかというと」
「高め……?」
「高いんだよ。あんなの、平民なら一生の金を叩いて買うようなクラスだ」
スミレが何度もうなずいている。
「……そうなのですね。けれど、買ったからと言って悪いわけではないでしょう」
「悪いさ」
「え?」
「ミズリィ様、あの仕立てていただいたコートを、私の家の周辺で着て歩けば間違いなく追いはぎに遭います」
「おいはぎ……?」
「泥棒のことです。持っているもの全部、取っていかれます」
「犯罪ではありませんか!」
「職を持たなくて、生きたいならそうするしかありません」
スミレは真剣だった。
「まだ家の近くなら仕事を持って、家庭を築けて生活ができるマシな方の平民の階層です。泥棒も少ないです。けれど、あれは、それこそ盗んできたのかと疑われるか、妬まれて一家全員いじめられるか、それくらいの品です」
「……そんな、なんて……」
「それ以上は言わないでください。貴族の令嬢が言ってはいけません」
スミレはきっぱりと告げる。
「公爵令嬢のようなお方が、本当なら一生知りもしない平民の話です」
そのスミレの言葉は、蔑みもしていない、僻みもしていない、ただの事実だった。どくん、と胸の奥で心臓が嫌な音を立てた。
(そう、知らなかった、こんなこと)
一度死んで、戻ってくるまで。
スミレに、会わなければ。
「なら、なぜ、作らせたの、イワン」
「ああ、だって、君の友達には必要だから」
また不思議なことを言う。スミレには必要がないと言われたばかりだ。
「君の、ミズリィ・ペトーキオ嬢の友達には、だよ。身分は……どうしようもない。けど、品位は保たくちゃ、公爵令嬢の友人なら」
「どうして!」
「分からないかなあ、君の一挙一足、ずっと見ているんだ、貴族の全員は」
イワンは眉をひそめて、ミズリィを少し険のある目で見つめる。
「君がいつ、どこで、何をしていたか。ほとんど知られているよ、社交界では」
「……それは、知っておりますわ」
どうしてそんなことをするのか、今もよく分かっていないけれど。
うっすらと、イワンは嫌な笑い方をした。見たことがないような表情。
「彼らの関心は、どうやってペトーキオ令嬢に興味を持ってもらえるか、あるいは弱点がないか、今後お近づきになってペトーキオ家に懇意にしてもらえるか、皇太子妃になったときには取り立ててもらえるんじゃないか、今ならミズリィ嬢の蹴落として、自分が成り代われるんじゃないか」
「……そんな、ことを? 皆が?」
「大体は、そうだろうね」
理解できない。
そんな自分勝手な気持ちで、ミズリィに毎朝挨拶をして、休みのたびにパーティーで近づいて離れずに。
「君はもうちょっと、自分以外が自分をどう思っているか、見てみるといい。僕だって、君が不幸になるところを見たくない、いつも協力していただろう?」
「……ええ、イワンは、ずっとお友達でしたわ」
「そうさ、僕は友達だ」
にこりと、いつもの笑みでイワンはしっかりと答えた。
「メリーも、オデットも、そして、スミレも。でも、スミレは……君の弱点になる」
「そんなことを、他の方は勝手に思っていらっしゃるの」
「そう、スミレは平民という一番の弱点だ。帝国の最も高貴なる令嬢が、ただの平民と仲良くするなんて、自分から地位を下げに行っているのだと思う輩はいっぱいいる」
「地位なんて、関係ありませんわ」
「そうだね。けど、そう思わない人もいっぱいいる。それは、君の足元を掬おうとするし、スミレにもちょっかいをかけるだろう。
スミレがなにか取り返しがつかない失敗をしたとする。それは公爵令嬢の顔に平民が泥を塗ったという醜聞に早変わりだ」
「……そんなことって」
今までのミズリィには、考えられないようなことだった。
友達ひとり選ぶのに、他人の配慮をしなければいけないなんて。
けれど、見たことも確かなのだ、スミレへの悪意は、分かりやすく形で見えた――イワンたちに教えられなければ、理解できないことだったけれども。
スミレは、静かに、けれど強い眼差しをミズリィに向ける。
「ミズリィ様、私は覚悟を決めて、そんなふうにミズリィ様の足を引っ張らないようにいたしますので」
「スミレ、でも」
「私は、ミズリィ様の友達ですよね」
祈るようなスミレの顔に、ミズリィは胸が苦しくなる。
「……ええ。そうよ」
「それで、いいんです。これからもよろしくお願いいたします」
微笑み会釈をするスミレが、切ない。
きっと、ミズリィに関わらなければ、いじめられていたが平穏に学院を卒業し、こつこつと魔術師としての実績を上げて貧しい家も救えたのだろう。
前世はそうだったのではないか、それを、捻じ曲げてしまった。
イワンがミズリィとスミレを見比べ、ため息をつく。
「なるほど、説得とかはスミレに任せたほうがいいみたいだね」
「イワン様も、ミズリィ様のためを思ってでしょうけど、止めようかと思いましたよ」
「聞いてくれるか分からなかったんだもの、この真のお嬢様は」
「それで嫌われてしまっては意味がないですよ」
「あの、なんのお話をされていらっしゃるの」
「ミズリィ様はミズリィ様だってことです」
「だね」
「――お二人は本当に仲がよろしいですわね……」
なんだかもやもやする。
ふたりは顔を見合わせ、そう言えばというような表情になる。
「……仲がいいですか?」
「たぶんね」
「友達ですもんね」
「言ったろ?」
それから、そろってミズリィを振り返って、にっこりと笑う。
「まあ、一番はミズリィだから安心しなよ」
「イワン様にはずっとお世話になっていますから、ですね」
「? どういうことですの?」
「さあて、あとは送り迎えの馬車の件だね」
「本当にいいのですか、ずっとしていただいてますけれど」
「危ないからね。僕の家の私兵もそれとなくそちらを警邏してもらっているんだけれど――」
「待って。なんのお話をなさっているの」
知らなかった、イワンの家とメルクリニの家がスミレの送迎をしていたなんて。
そして、スミレの家の周囲も私兵やそれとなく治安に関わる騎士に警戒させていると。
「どうしてわたくしに教えてくださらなかったの」
「君の……公爵家の手を借りるわけには行かなかったからだよ」
申し訳なさそうな顔をしているイワン。
「いきなりこのへんにペトーキオが乗り出されても、困ったことになってしまうし」
「どうしてですの。いえ、わたくしに言っても理解できないでしょう、ですが、知らせていただけなかったのは別のことではなくって」
「……うん、悪かったよ。その通りだけど……」
イワンはおろおろとしているスミレに一度目をやって、呆れたような顔をした。
「もしかして君、拗ねているのかい」
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