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16話、お爺ちゃんは無名の老騎士らしい
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「大丈夫じゃったか?」
「はい、ありがとうございました」
お爺ちゃん改め無名の老騎士さんが近づいてくる。
「災難だったなお嬢さん」
「あ、男です」
「え?」
「男です」
沈黙がその場を支配する。
「ふ、ふぉっふお、ふ、ふははははは」
笑い方が怖いです老騎士さん。
「そうかそうか、くふふふふ」
「そんな面白いですかね?」
「いや、何。あやつらが知った時はどんな反応をするかと思うと…」
「あやつら?」
「あぁ、気にせんでええぞ。よい子はあんな場所知る必要は無いわ」
「そうですか」
「ところでお主、時間はあるかのう?」
「えぇ、まだ大丈夫ですね」
「腹は空いてるか?」
「…はい?」
老騎士さんは良い笑顔で誘ってくれる
「奢るぞ」
まじですかゴチになります
「どうだ?旨いじゃろ?」
「えぇ、最高です」
「そうだろう、そうだろう」
老騎士さんは高級そうなお店に連れてきてくれた。
洋風のフルコース料理である。
洋式の作法は心得ているため、臆すること無く食事が出来る。
それにしても美味しい。
野菜は素材の味が出てシャキッとして噛みごたえが良い。にんじんのスライスも甘く、まるで果物を食べているかのような気分になる。
牛のステーキは中でも気に入った。
ステーキに添えられたペリグーソースが肉の味を引き立て、恍惚となるような芳香な香りが鼻を刺激する。
ペリグーソースに浸されているトリュフが匂いをより一層と引き立てている。
ステーキ自体も素晴らしい。適度に焼かれたそれは、口の中に入れた途端に蕩けていく。
かと言って、重いわけでもなく。食べた後はむしろあっさりとしているのだから不思議だ。
料理の合間に来るパンはどれも魅力的。どれにしようか迷ってしまうが、最終的にヨモギのパンと思われる裏柳色の丸いパンを選択。ん、甘みが広がっていく。
デザートはミルフィーユ、クリームが滑らかで、かすかに香るオレンジの香り、味が良いアクセントになっている。
食事も終わり、紅茶を飲みつつ会話をしていく。
「そういえば、先ほどの氷山は何だったんですか?」
「アレは儂のホルトのスキルじゃ
効果は見たまんまじゃな」
ホルトそんな強かったんか
補助ぐらいだと思ってたのに
「ホルトは大きな切り札になる、
それこそ、ランカーに入るような連中は地形を変えることも容易く出来てしまう
ホルトのの扱い方も勝敗を分ける事になる」
「なるほど」
いいホルトが来るようになるべく行動には気をつけるか
自分の行動からホルトは作られるから
「ところでお主、神殿にはもう行ったかの」
「神殿、ですか?」
「うむ、見たところお主は信仰を使ってないのではと思ってな
神殿で祈祷、神官登録を完了させる事で、神官のみ使えるようになるスキルじゃ。
取っておいたほうが便利じゃぞ」
「どんな効果なのでしょう?」
「ステータスの一時強化じゃな」
「へぇ」
「神官のステータスは知力、耐久、器用さはそれなりに高いが、攻撃力、素早さが非常に低い、それに対する運営の救出措置だと思われとる。神殿で礼拝をする事、また良い事を普段からするほど、効果は強力になるそうじゃ。
心掛けると良いぞ」
なるほど、そういった事もあるのか
ところで他にもケーキとかないですかね?
気に入りました。
お爺ちゃんは嬉しそうに了承してくれた。
「はい、ありがとうございました」
お爺ちゃん改め無名の老騎士さんが近づいてくる。
「災難だったなお嬢さん」
「あ、男です」
「え?」
「男です」
沈黙がその場を支配する。
「ふ、ふぉっふお、ふ、ふははははは」
笑い方が怖いです老騎士さん。
「そうかそうか、くふふふふ」
「そんな面白いですかね?」
「いや、何。あやつらが知った時はどんな反応をするかと思うと…」
「あやつら?」
「あぁ、気にせんでええぞ。よい子はあんな場所知る必要は無いわ」
「そうですか」
「ところでお主、時間はあるかのう?」
「えぇ、まだ大丈夫ですね」
「腹は空いてるか?」
「…はい?」
老騎士さんは良い笑顔で誘ってくれる
「奢るぞ」
まじですかゴチになります
「どうだ?旨いじゃろ?」
「えぇ、最高です」
「そうだろう、そうだろう」
老騎士さんは高級そうなお店に連れてきてくれた。
洋風のフルコース料理である。
洋式の作法は心得ているため、臆すること無く食事が出来る。
それにしても美味しい。
野菜は素材の味が出てシャキッとして噛みごたえが良い。にんじんのスライスも甘く、まるで果物を食べているかのような気分になる。
牛のステーキは中でも気に入った。
ステーキに添えられたペリグーソースが肉の味を引き立て、恍惚となるような芳香な香りが鼻を刺激する。
ペリグーソースに浸されているトリュフが匂いをより一層と引き立てている。
ステーキ自体も素晴らしい。適度に焼かれたそれは、口の中に入れた途端に蕩けていく。
かと言って、重いわけでもなく。食べた後はむしろあっさりとしているのだから不思議だ。
料理の合間に来るパンはどれも魅力的。どれにしようか迷ってしまうが、最終的にヨモギのパンと思われる裏柳色の丸いパンを選択。ん、甘みが広がっていく。
デザートはミルフィーユ、クリームが滑らかで、かすかに香るオレンジの香り、味が良いアクセントになっている。
食事も終わり、紅茶を飲みつつ会話をしていく。
「そういえば、先ほどの氷山は何だったんですか?」
「アレは儂のホルトのスキルじゃ
効果は見たまんまじゃな」
ホルトそんな強かったんか
補助ぐらいだと思ってたのに
「ホルトは大きな切り札になる、
それこそ、ランカーに入るような連中は地形を変えることも容易く出来てしまう
ホルトのの扱い方も勝敗を分ける事になる」
「なるほど」
いいホルトが来るようになるべく行動には気をつけるか
自分の行動からホルトは作られるから
「ところでお主、神殿にはもう行ったかの」
「神殿、ですか?」
「うむ、見たところお主は信仰を使ってないのではと思ってな
神殿で祈祷、神官登録を完了させる事で、神官のみ使えるようになるスキルじゃ。
取っておいたほうが便利じゃぞ」
「どんな効果なのでしょう?」
「ステータスの一時強化じゃな」
「へぇ」
「神官のステータスは知力、耐久、器用さはそれなりに高いが、攻撃力、素早さが非常に低い、それに対する運営の救出措置だと思われとる。神殿で礼拝をする事、また良い事を普段からするほど、効果は強力になるそうじゃ。
心掛けると良いぞ」
なるほど、そういった事もあるのか
ところで他にもケーキとかないですかね?
気に入りました。
お爺ちゃんは嬉しそうに了承してくれた。
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