105 / 118
第六章 魔王と獣人族
第104話 試合の合間に起こった出来事
しおりを挟む
「大体リギュウムディの王に、普通の人間が勝てるわけが無いんです。精霊を従え契約をしているのですから」
熱弁を振るっているエリサベト。
その前では、何故か好実と美葉が拍手をしている。
カサンドラ=アードラー伯爵との戦いの後、好実が話を振ったのが始まりだ。
姿はあるのにはじめの声と共に横への移動。
アナウンスで、エリサベトが説明をしたが、好実には理解ができなかったようだ。
そこで俺はあることに気がついた、最近精霊達の服が扇情的では無くなり、実体を持っていることに。
伽羅は仕事の関係上、長く一緒にいるため、ちょくちょく実体化をしていた。
だが他の連中。碧まで実体化をしている。
だからどうということはないが、気になった。
そしてお祭り騒ぎの魔人族領だが、北の端で獣人族の連中が入り込んでき始める。
それを見て、報告が魔導具により伝えられる。
「獣人どもめ。何故我が国へ」
ぷるぷると怒っているのは、宰相アマンシオ=ベルグラーノ。
主力は、大会へ全員参加中。
獣人達は、基本山際をぐるりとヒト族の住むホミネス=ビーバレへと進んでいるようだが、はぐれ獣人が悪さをして村を襲う。
そこで戦端が開かれ、両者に応援が来て騒ぎが広がる。
今その状態。
「ええい。こんな大事なときに」
四天王、武の将軍であるルッジェーロ=ガッローニはまだ治療中。
まあ、こいつが出ると、獣人と真っ向でど突き合いになるため、戦火は拡大をするだろう。
だが獣人達の身に纏う魔力は、中途半端な魔法は効かない。
悩んだ末に、元魔王であるセルビリに助言を求め、望の所を訪れる。
「失礼いたします」
入った瞬間ものすごい威圧を感じる。
「くっ。これは」
武人であっても体が軋むような威圧。
それは、対話を望んだセルビリに対するもので、相対する相手は、リギュウムディの王。山川望のモノ。
見た目には一触即発の雰囲気。
そう、美葉が作ったイチゴ大福を、みんなが試合を観戦している間に、セルビリが美味い美味いと一人で食べてしまった。
「一人一つじゃなくて、もっと作ればよかったね」
そう言って、美葉がフォローするが、そんな問題ではないと、みんなが怒る。
最初はセルビリも、「あっすまん」とまあ軽く謝ったが、当然怒りは収まらず。みんなの圧は臨界へと向かう。
そして、セルビリがそこまで怒らなくても良かろうと、開き直ったのが今の状態。
ルッジェーロは、自身へと向けられていない圧で、すでに動けなくなっていた。
いや、セルビリも開き直った勢いは良いが、実は焦っていた。
しまった。望の奴本気だ。
食い物一つ。いや多数だが……
その時、望が口を開く。
「なあ、セルビリ。俺の暮らしていた国では、食い物の恨みは恐ろしいという言葉がある。昔読んだ本では、殺人まで起こるような話だ。お前にはイチゴ農場での作業を申しつける。アリに食われないように退治をするんだ。一匹……一匹……な」
それを聞き、セルビリは想像をする。
広い農場を這いずり回り、小さなアリを一匹ずつ退治をする。
恐怖以外の何物でも無い。
そうか。そんな苦心をして育てたモノを、ただ美味いと食ってしまった。
己の行動を、反省する。
己の無知による、軽はずみな行動。
「くっ。すまなかった。許してくれ」
セルビリは、きちんと謝れる子だった。
だが、見ていなかったから知らなかった。
リギュウムディにおいて、イチゴの栽培開始時にアリに食われて腹が立ち、水耕栽培のプラント内で栽培されていることを。
床は石化され、アリなど入り込める余地などないことを。
そして馬鹿馬鹿しい殺人未遂が収まり、圧が解放される。
やっとルッジェーロは息ができて、膝をつく。
「あれ、宰相さん。どうしたの?」
美葉が膝をついているルッジェーロに気がつく。
「ああ皆さん。すみません。実はお願いがありまして」
「あん。なんだ?」
すでに復活をした、セルビリが聞き返す。
「あー。実は獣人達が国境を越え我が国で悪さをしていまして、対処に困っておりまして」
「四天王はどうした?」
「ガッローニ様は入院中。ドミター様は行方不明。オードラン様はそこにおられますが……。グスタフソン様、エドガー様は、今試合に参加中です」
「ちぃ。しょうがない。俺が行ってやる。場所を教えろ。望。連れて行ってくれ」
「では、私も参ります」
キリッと、エリサベトが手を上げる。
「ガッローニが、まだ入院中?」
「そうでございます」
望が、碧のお願いして、薄めの神水を貰う。
「これを、ガッローニに飲ませてくれ。怪我の薬だ」
こうして、魔王と四天皇が勢揃いで事に及ぶ。
これが切っ掛けで、獣人国は国として半死の状態へと向かうことになる。
「うおお。すげえぜこれ」
復活したガッローニが部屋へ飛び込んできたと同時に、転移魔法が発動する。
目的地は、あらかじめ望が確認して決めた小高い山の上。
最近、星のエネルギーの中から情報を拾う、本人が神の目と呼ぶ技が使えだした。
星の外からでも地上を感じることが出来る。とっても便利な能力。
獣人達の動きを鳥瞰して、この場を決めた。
「さてやるか」
情報を、望と共有してエリサベトが指示を出す。
そこへ対して、セルビリが殲滅魔法である火焔竜を撃ち込む。
とぐろを巻き、大口を開けた魔法の竜達がさらに火焔を吐く。
ドラゴンと違い、何故か東洋型の竜だがそれは気にしない。
そして、追い込まれた獣人達は、一点へと集まっていく。
そこへ極大の火球が降ってくる。
望は怒っていた。
宰相から聞いた、襲われた村の惨劇。
それは女子供まで、時間を掛け、もてあそばれ殺された。
物見達、テノフォー系の兵が調べた情報。
慈悲は必要なかった。
熱弁を振るっているエリサベト。
その前では、何故か好実と美葉が拍手をしている。
カサンドラ=アードラー伯爵との戦いの後、好実が話を振ったのが始まりだ。
姿はあるのにはじめの声と共に横への移動。
アナウンスで、エリサベトが説明をしたが、好実には理解ができなかったようだ。
そこで俺はあることに気がついた、最近精霊達の服が扇情的では無くなり、実体を持っていることに。
伽羅は仕事の関係上、長く一緒にいるため、ちょくちょく実体化をしていた。
だが他の連中。碧まで実体化をしている。
だからどうということはないが、気になった。
そしてお祭り騒ぎの魔人族領だが、北の端で獣人族の連中が入り込んでき始める。
それを見て、報告が魔導具により伝えられる。
「獣人どもめ。何故我が国へ」
ぷるぷると怒っているのは、宰相アマンシオ=ベルグラーノ。
主力は、大会へ全員参加中。
獣人達は、基本山際をぐるりとヒト族の住むホミネス=ビーバレへと進んでいるようだが、はぐれ獣人が悪さをして村を襲う。
そこで戦端が開かれ、両者に応援が来て騒ぎが広がる。
今その状態。
「ええい。こんな大事なときに」
四天王、武の将軍であるルッジェーロ=ガッローニはまだ治療中。
まあ、こいつが出ると、獣人と真っ向でど突き合いになるため、戦火は拡大をするだろう。
だが獣人達の身に纏う魔力は、中途半端な魔法は効かない。
悩んだ末に、元魔王であるセルビリに助言を求め、望の所を訪れる。
「失礼いたします」
入った瞬間ものすごい威圧を感じる。
「くっ。これは」
武人であっても体が軋むような威圧。
それは、対話を望んだセルビリに対するもので、相対する相手は、リギュウムディの王。山川望のモノ。
見た目には一触即発の雰囲気。
そう、美葉が作ったイチゴ大福を、みんなが試合を観戦している間に、セルビリが美味い美味いと一人で食べてしまった。
「一人一つじゃなくて、もっと作ればよかったね」
そう言って、美葉がフォローするが、そんな問題ではないと、みんなが怒る。
最初はセルビリも、「あっすまん」とまあ軽く謝ったが、当然怒りは収まらず。みんなの圧は臨界へと向かう。
そして、セルビリがそこまで怒らなくても良かろうと、開き直ったのが今の状態。
ルッジェーロは、自身へと向けられていない圧で、すでに動けなくなっていた。
いや、セルビリも開き直った勢いは良いが、実は焦っていた。
しまった。望の奴本気だ。
食い物一つ。いや多数だが……
その時、望が口を開く。
「なあ、セルビリ。俺の暮らしていた国では、食い物の恨みは恐ろしいという言葉がある。昔読んだ本では、殺人まで起こるような話だ。お前にはイチゴ農場での作業を申しつける。アリに食われないように退治をするんだ。一匹……一匹……な」
それを聞き、セルビリは想像をする。
広い農場を這いずり回り、小さなアリを一匹ずつ退治をする。
恐怖以外の何物でも無い。
そうか。そんな苦心をして育てたモノを、ただ美味いと食ってしまった。
己の行動を、反省する。
己の無知による、軽はずみな行動。
「くっ。すまなかった。許してくれ」
セルビリは、きちんと謝れる子だった。
だが、見ていなかったから知らなかった。
リギュウムディにおいて、イチゴの栽培開始時にアリに食われて腹が立ち、水耕栽培のプラント内で栽培されていることを。
床は石化され、アリなど入り込める余地などないことを。
そして馬鹿馬鹿しい殺人未遂が収まり、圧が解放される。
やっとルッジェーロは息ができて、膝をつく。
「あれ、宰相さん。どうしたの?」
美葉が膝をついているルッジェーロに気がつく。
「ああ皆さん。すみません。実はお願いがありまして」
「あん。なんだ?」
すでに復活をした、セルビリが聞き返す。
「あー。実は獣人達が国境を越え我が国で悪さをしていまして、対処に困っておりまして」
「四天王はどうした?」
「ガッローニ様は入院中。ドミター様は行方不明。オードラン様はそこにおられますが……。グスタフソン様、エドガー様は、今試合に参加中です」
「ちぃ。しょうがない。俺が行ってやる。場所を教えろ。望。連れて行ってくれ」
「では、私も参ります」
キリッと、エリサベトが手を上げる。
「ガッローニが、まだ入院中?」
「そうでございます」
望が、碧のお願いして、薄めの神水を貰う。
「これを、ガッローニに飲ませてくれ。怪我の薬だ」
こうして、魔王と四天皇が勢揃いで事に及ぶ。
これが切っ掛けで、獣人国は国として半死の状態へと向かうことになる。
「うおお。すげえぜこれ」
復活したガッローニが部屋へ飛び込んできたと同時に、転移魔法が発動する。
目的地は、あらかじめ望が確認して決めた小高い山の上。
最近、星のエネルギーの中から情報を拾う、本人が神の目と呼ぶ技が使えだした。
星の外からでも地上を感じることが出来る。とっても便利な能力。
獣人達の動きを鳥瞰して、この場を決めた。
「さてやるか」
情報を、望と共有してエリサベトが指示を出す。
そこへ対して、セルビリが殲滅魔法である火焔竜を撃ち込む。
とぐろを巻き、大口を開けた魔法の竜達がさらに火焔を吐く。
ドラゴンと違い、何故か東洋型の竜だがそれは気にしない。
そして、追い込まれた獣人達は、一点へと集まっていく。
そこへ極大の火球が降ってくる。
望は怒っていた。
宰相から聞いた、襲われた村の惨劇。
それは女子供まで、時間を掛け、もてあそばれ殺された。
物見達、テノフォー系の兵が調べた情報。
慈悲は必要なかった。
10
あなたにおすすめの小説
ユーヤのお気楽異世界転移
暇野無学
ファンタジー
死因は神様の当て逃げです! 地震による事故で死亡したのだが、原因は神社の扁額が当たっての即死。問題の神様は気まずさから俺を輪廻の輪から外し、異世界の神に俺をゆだねた。異世界への移住を渋る俺に、神様特典付きで異世界へ招待されたが・・・ この神様が超適当な健忘症タイプときた。
猫好きのぼっちおじさん、招かれた異世界で気ままに【亜空間倉庫】で移動販売を始める
遥風 かずら
ファンタジー
【HOTランキング1位作品(9月2週目)】
猫好きを公言する独身おじさん麦山湯治(49)は商売で使っているキッチンカーを車検に出し、常連カードの更新も兼ねていつもの猫カフェに来ていた。猫カフェの一番人気かつ美人トラ猫のコムギに特に好かれており、湯治が声をかけなくても、自発的に膝に乗ってきては抱っこを要求されるほどの猫好き上級者でもあった。
そんないつものもふもふタイム中、スタッフに信頼されている湯治は他の客がいないこともあって、数分ほど猫たちの見守りを頼まれる。二つ返事で猫たちに温かい眼差しを向ける湯治。そんな時、コムギに手招きをされた湯治は細長い廊下をついて歩く。おかしいと感じながら延々と続く長い廊下を進んだ湯治だったが、コムギが突然湯治の顔をめがけて引き返してくる。怒ることのない湯治がコムギを顔から離して目を開けると、そこは猫カフェではなくのどかな厩舎の中。
まるで招かれるように異世界に降り立った湯治は、好きな猫と一緒に生きることを目指して外に向かうのだった。
文字変換の勇者 ~ステータス改竄して生き残ります~
カタナヅキ
ファンタジー
高校の受験を間近に迫った少年「霧崎レア」彼は学校の帰宅の最中、車の衝突事故に巻き込まれそうになる。そんな彼を救い出そうと通りがかった4人の高校生が駆けつけるが、唐突に彼等の足元に「魔法陣」が誕生し、謎の光に飲み込まれてしまう。
気付いたときには5人は見知らぬ中世風の城の中に存在し、彼等の目の前には老人の集団が居た。老人達の話によると現在の彼等が存在する場所は「異世界」であり、元の世界に戻るためには自分達に協力し、世界征服を狙う「魔人族」と呼ばれる存在を倒すように協力を願われる。
だが、世界を救う勇者として召喚されたはずの人間には特別な能力が授かっているはずなのだが、伝承では勇者の人数は「4人」のはずであり、1人だけ他の人間と比べると能力が低かったレアは召喚に巻き込まれた一般人だと判断されて城から追放されてしまう――
――しかし、追い出されたレアの持っていた能力こそが彼等を上回る性能を誇り、彼は自分の力を利用してステータスを改竄し、名前を変化させる事で物体を変化させ、空想上の武器や物語のキャラクターを作り出せる事に気付く。
『異世界庭付き一戸建て』を相続した仲良し兄妹は今までの不幸にサヨナラしてスローライフを満喫できる、はず?
釈 余白(しやく)
ファンタジー
毒親の父が不慮の事故で死亡したことで最後の肉親を失い、残された高校生の小村雷人(こむら らいと)と小学生の真琴(まこと)の兄妹が聞かされたのは、父が家を担保に金を借りていたという絶望の事実だった。慣れ親しんだ自宅から早々の退去が必要となった二人は家の中で金目の物を探す。
その結果見つかったのは、僅かな現金に空の預金通帳といくつかの宝飾品、そして家の権利書と見知らぬ文字で書かれた書類くらいだった。謎の書類には祖父のサインが記されていたが内容は読めず、頼みの綱は挟まれていた弁護士の名刺だけだ。
最後の希望とも言える名刺の電話番号へ連絡した二人は、やってきた弁護士から契約書の内容を聞かされ唖然とする。それは祖父が遺産として残した『異世界トラス』にある土地と建物を孫へ渡すというものだった。もちろん現地へ行かなければ遺産は受け取れないが。兄妹には他に頼れるものがなく、思い切って異世界へと赴き新生活をスタートさせるのだった。
連載時、HOT 1位ありがとうございました!
その他、多数投稿しています。
こちらもよろしくお願いします!
https://www.alphapolis.co.jp/author/detail/398438394
無能扱いされ、パーティーを追放されたおっさん、実はチートスキル持ちでした。戻ってきてくれ、と言ってももう遅い。田舎でゆったりスローライフ。
さくら
ファンタジー
かつて勇者パーティーに所属していたジル。
だが「無能」と嘲られ、役立たずと追放されてしまう。
行くあてもなく田舎の村へ流れ着いた彼は、鍬を振るい畑を耕し、のんびり暮らすつもりだった。
――だが、誰も知らなかった。
ジルには“世界を覆すほどのチートスキル”が隠されていたのだ。
襲いかかる魔物を一撃で粉砕し、村を脅かす街の圧力をはねのけ、いつしか彼は「英雄」と呼ばれる存在に。
「戻ってきてくれ」と泣きつく元仲間? もう遅い。
俺はこの村で、仲間と共に、気ままにスローライフを楽しむ――そう決めたんだ。
無能扱いされたおっさんが、実は最強チートで世界を揺るがす!?
のんびり田舎暮らし×無双ファンタジー、ここに開幕!
高校生の俺、異世界転移していきなり追放されるが、じつは最強魔法使い。可愛い看板娘がいる宿屋に拾われたのでもう戻りません
下昴しん
ファンタジー
高校生のタクトは部活帰りに突然異世界へ転移してしまう。
横柄な態度の王から、魔法使いはいらんわ、城から出ていけと言われ、いきなり無職になったタクト。
偶然会った宿屋の店長トロに仕事をもらい、看板娘のマロンと一緒に宿と食堂を手伝うことに。
すると突然、客の兵士が暴れだし宿はメチャクチャになる。
兵士に殴り飛ばされるトロとマロン。
この世界の魔法は、生活で利用する程度の威力しかなく、とても弱い。
しかし──タクトの魔法は人並み外れて、無法者も脳筋男もひれ伏すほど強かった。
セーブポイント転生 ~寿命が無い石なので千年修行したらレベル上限突破してしまった~
空色蜻蛉
ファンタジー
枢は目覚めるとクリスタルの中で魂だけの状態になっていた。どうやらダンジョンのセーブポイントに転生してしまったらしい。身動きできない状態に悲嘆に暮れた枢だが、やがて開き直ってレベルアップ作業に明け暮れることにした。百年経ち、二百年経ち……やがて国の礎である「聖なるクリスタル」として崇められるまでになる。
もう元の世界に戻れないと腹をくくって自分の国を見守る枢だが、千年経った時、衝撃のどんでん返しが待ち受けていて……。
【お知らせ】6/22 完結しました!
40歳のおじさん 旅行に行ったら異世界でした どうやら私はスキル習得が早いようです
カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
部長に傷つけられ続けた私
とうとうキレてしまいました
なんで旅行ということで大型連休を取ったのですが
飛行機に乗って寝て起きたら異世界でした……
スキルが簡単に得られるようなので頑張っていきます
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる