運命の幼馴染み、αの双子とΩの俺

オメガバース作品でよく見る(?)Ωが運命のαに無理矢理犯される展開。
その後、なんだかんだで2人は両思いになり、番になる…

そういう展開大好きですが、自分だったら無理矢理は嫌だなあ、と思います。

もし、Ωが運命のαに無理矢理犯されたことをずーっと根に持つタイプで恨み続けていたらどうなるだろう?

どんなきっかけがあったら、そのΩは運命のαと番になっても良いと思えるのだろう?

…そういうことを考えて書いた、ひねくれ作者による、ひねくれΩのお話です。



以下あらすじです↓

南輝美(みなみ てるみ)は、双子の兄弟、土本累(つちもと るい)と蓮(れん)の幼なじみだった。
年上の輝美によくイタズラをする、生意気な双子に手を焼きながらも、輝美は2人と過ごすことに幸せを感じていた。

しかし、成長した輝美は、残酷な運命に直面する。
自分が被差別階級の性であるΩであることが分かったのだ。

自分の父親と同じΩであることを受け入れられない輝美。
αやβのクラスメイトに学校でいじめられた鬱憤を、父親をいじめることで発散しようとする。

さらに、累と蓮はともにαであることが判明する。
発情期を迎えた輝美に双子は近づき、関係を持ってしまう。
自分の意思と関係なく双子に犯された輝美は、深く傷つく。

その後、双子は輝美の「運命の番」であったことが判明する。

「運命」に抗って、1人で生きようとする輝美。

最後に輝美は「運命」の幼なじみを選び、結ばれることができるのか?



以下注意点です↓

◯前半で主人公が闇堕ちします
◯性的な描写があります。また、主人公が父親に性的なことをするシーンがあります。
◯主人公がいじめられるシーンがあります。
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