10 / 71
3:不穏な風
仕事開始
しおりを挟む
「おはようございます……」
欠伸を堪え、代わりに目を手で擦る
日の出前の薄明るくなり始めてきている時間。少女はパン屋の裏口から入った。カーテンや窓が既に開けられ、テーブルにはいくつものカゴが置いてあった。カゴにはパンの名前が書かれた札がつけられている最中だった
部屋の中にはグレンはおらずシェリーだけだった。シェリーは慣れた手付きで開店に必要なものの準備をしていた
少女は両手で自分の頬をやや強めに数回叩いて眠気を遠ざけてからシェリーへと近寄った。シェリーに声をかけて頭を下げる
「――イヴです。よろしくお願いします」
「……そうかい。よろしく頼むよ」
イヴと名乗った少女にシェリーは目を細める。彼女らしい枯淡な口調だったがシェリーの表情は穏やかだった
「仕事中はこのエプロンを着けておくようにね」
シェリーがそう言ってエプロンを差し出した。黒のエプロンで新しい物のようで汚れなどはない。裾にはヒダがついていた。腰の紐は長めの赤色をしていて、後ろに回してから交差させて前に戻し、腹部でリボン結びにして大きなリボンを作れば完成だ
「着たね。それじゃあ早速開店準備をしようか」
「はい……!」
ついてきな、と付け足してシェリーが先を行くのをイヴはついていった
教えてもらいながら開店に向けて整えていく。グレンがほとんどの時間を過ごしている厨房で焼き上がったパンは、シートの敷かれたカゴに入れられて台に置かれている。シェリーが予め札をセットしたそれを厨房まで持っていけばグレンがパンを入れてくれるという流れになっていた
補充の時には台に置かれているカゴを持っていき、店頭に並べるといった感じだ
パンが並び、イヴは開けてある窓から外を見る。香ばしい香りが外へ流れていった。香りにつられて店に近づいてくる人が見えて窓から離れる。シェリーを見れば営業中を示すプレートを持って店の出入り口である両開きの扉に近付いていた
扉を開けて外側の扉にプレートをかけ、片側の扉を大きく開いて止める。すると何人かが入って来てイヴは距離を開けた。シェリーがイヴに向かって唇を動かす
「声かけ。こ、え! 来店したらいらっしゃいませだよ」
「……い、いらっしゃいませ!」
「いらっしゃいませー!」
客に聞こえない小声かつ大きく唇で文字を描いてイヴに伝えようとする。イヴはチラリとシェリーを見て慌てて客に向かって声を出した。イヴが声を出してからシェリーは声を張り上げた
シェリーはイヴを招いてカウンターに向かう。シェリーはカウンターのレジ前に立ち、イヴはその横に佇んだ
「いいかい。今から忙しくなってあまりアンタの事見られなくなるから今のうちに言っておくよ。いらっしゃいませ、とありがとうございましたを言うことを忘れない事。購入したパンを袋に入れる事。あとはパンがない状態を長く作らないように補充してもらえばいいから。他の事はのちのち覚えればいいからね」
「わかりました」
頷きながら了承の言葉を出すとイヴは客を見る。客層は様々で老齢の者もいればイヴより少し上の者もいれば同じくらいの者もいる。女性も男性も来ており、皆パンを見ていた
選ばれたパンがカウンターまで運ばれるとシェリーが会計をし、イヴはパンを紙袋へと詰めた。それを客に手渡した
袋詰めを何度かしてやり方を覚え始めるとイヴは店内のカゴに気付いた。空になっているカゴを見付けたのだ。客がカウンターにいない内にその場を離れてグレンの元に向かう
グレンのいる部屋に入ると室温の高さに足が止まった。グレンは汗を滴らせ、首に巻いたタオルで何度も拭いながら竈でパンを焼いていた
台を見ればカゴの中にパンが入っていた。なくなっていた人気のパンだ。イヴはそれを持って店へと戻っていく。すぐに札を付け替えて並べれば客が群がり始める。そこから逃げてカウンターを見遣ればシェリーはレジに追われていた。少しの間で忙しくなっているカウンターでの作業に、袋詰めのためカウンターへと入った
そうして忙しなく店内でひたすら口と手と足を動かし、気付けば太陽は真上を通り過ぎていた
この時刻になると昼食をとる者が多いためだろう。客もまばらになり始めた。グレンとシェリーが交代で店番をし、イヴは食事にすることとなる。イヴも手伝いながらテーブルに昼食を用意して席に座った。今食卓にはイヴとグレンがついている。グレンには事前に自己紹介を済ませてから椅子に腰掛けていた
「働いてみてどうだい?」
「とても忙しいです……でも、頑張ります」
「そうかそうか。やる事はそれほど多くはないから慣れるまでそう時間はかからないだろう。イヴ君は若いしあっという間だよ」
「頑張ります」
期待に応えなくてはという想いからイヴは真摯に深く肯く。連続の頑張る宣言にグレンはやや困った顔をした
「これから長い付き合いになるんだ。そう緊張しなくていい。肩から力を抜いて、楽しむようにやってくれればいいんだ」
「楽しむように……」
「そうだ。そうすると自然な笑顔が出るからね。接客は笑顔が大事だよ」
「笑顔が大事……。わかりました」
オウムのようにグレンの言葉を繰り返し、言葉を呑み込んだイヴの顔は先程よりは綻んでいた
一足先に食事を済ませてグレンはシェリーと交代する。イヴはスープを飲み干し、パンも食べ終えてサラダに手をつけていた。シェリーとも軽く話をして食べ終えた。食器を片付けていくとシェリーに声をかけられる
「午後からはピークの時と違ってそんなに押し寄せないから、休憩とって好きにしていていいよ」
「え……でも」
イヴは戸惑いを隠せずに言うが枯淡としているシェリーはさして気にした様子もなく続けた
「今日はどんな様子か見せるためのものに近いから……そうだね、陽が暮れるまでに戻って来るんだよ?」
「…………」
「ああ、明日からは本格的にやるから長い昼休憩は今日限りだからね。存分に楽しんできな」
呆気にとられたイヴはシェリーの言葉を全部聞く事とになった
しかしそのお陰でイヴも納得がいった。今日は様子見で明日からが通常。そう聞くと自然と腑に落ちたようだ
「じゃあ……少し出掛けてきます」
「ああ、行っておいで」
「時間までには戻りますので……!」
エプロンのリボンを解き、エプロンを外して椅子の背もたれへとかける。シェリーに頭を下げてから裏口のドアを開けた
欠伸を堪え、代わりに目を手で擦る
日の出前の薄明るくなり始めてきている時間。少女はパン屋の裏口から入った。カーテンや窓が既に開けられ、テーブルにはいくつものカゴが置いてあった。カゴにはパンの名前が書かれた札がつけられている最中だった
部屋の中にはグレンはおらずシェリーだけだった。シェリーは慣れた手付きで開店に必要なものの準備をしていた
少女は両手で自分の頬をやや強めに数回叩いて眠気を遠ざけてからシェリーへと近寄った。シェリーに声をかけて頭を下げる
「――イヴです。よろしくお願いします」
「……そうかい。よろしく頼むよ」
イヴと名乗った少女にシェリーは目を細める。彼女らしい枯淡な口調だったがシェリーの表情は穏やかだった
「仕事中はこのエプロンを着けておくようにね」
シェリーがそう言ってエプロンを差し出した。黒のエプロンで新しい物のようで汚れなどはない。裾にはヒダがついていた。腰の紐は長めの赤色をしていて、後ろに回してから交差させて前に戻し、腹部でリボン結びにして大きなリボンを作れば完成だ
「着たね。それじゃあ早速開店準備をしようか」
「はい……!」
ついてきな、と付け足してシェリーが先を行くのをイヴはついていった
教えてもらいながら開店に向けて整えていく。グレンがほとんどの時間を過ごしている厨房で焼き上がったパンは、シートの敷かれたカゴに入れられて台に置かれている。シェリーが予め札をセットしたそれを厨房まで持っていけばグレンがパンを入れてくれるという流れになっていた
補充の時には台に置かれているカゴを持っていき、店頭に並べるといった感じだ
パンが並び、イヴは開けてある窓から外を見る。香ばしい香りが外へ流れていった。香りにつられて店に近づいてくる人が見えて窓から離れる。シェリーを見れば営業中を示すプレートを持って店の出入り口である両開きの扉に近付いていた
扉を開けて外側の扉にプレートをかけ、片側の扉を大きく開いて止める。すると何人かが入って来てイヴは距離を開けた。シェリーがイヴに向かって唇を動かす
「声かけ。こ、え! 来店したらいらっしゃいませだよ」
「……い、いらっしゃいませ!」
「いらっしゃいませー!」
客に聞こえない小声かつ大きく唇で文字を描いてイヴに伝えようとする。イヴはチラリとシェリーを見て慌てて客に向かって声を出した。イヴが声を出してからシェリーは声を張り上げた
シェリーはイヴを招いてカウンターに向かう。シェリーはカウンターのレジ前に立ち、イヴはその横に佇んだ
「いいかい。今から忙しくなってあまりアンタの事見られなくなるから今のうちに言っておくよ。いらっしゃいませ、とありがとうございましたを言うことを忘れない事。購入したパンを袋に入れる事。あとはパンがない状態を長く作らないように補充してもらえばいいから。他の事はのちのち覚えればいいからね」
「わかりました」
頷きながら了承の言葉を出すとイヴは客を見る。客層は様々で老齢の者もいればイヴより少し上の者もいれば同じくらいの者もいる。女性も男性も来ており、皆パンを見ていた
選ばれたパンがカウンターまで運ばれるとシェリーが会計をし、イヴはパンを紙袋へと詰めた。それを客に手渡した
袋詰めを何度かしてやり方を覚え始めるとイヴは店内のカゴに気付いた。空になっているカゴを見付けたのだ。客がカウンターにいない内にその場を離れてグレンの元に向かう
グレンのいる部屋に入ると室温の高さに足が止まった。グレンは汗を滴らせ、首に巻いたタオルで何度も拭いながら竈でパンを焼いていた
台を見ればカゴの中にパンが入っていた。なくなっていた人気のパンだ。イヴはそれを持って店へと戻っていく。すぐに札を付け替えて並べれば客が群がり始める。そこから逃げてカウンターを見遣ればシェリーはレジに追われていた。少しの間で忙しくなっているカウンターでの作業に、袋詰めのためカウンターへと入った
そうして忙しなく店内でひたすら口と手と足を動かし、気付けば太陽は真上を通り過ぎていた
この時刻になると昼食をとる者が多いためだろう。客もまばらになり始めた。グレンとシェリーが交代で店番をし、イヴは食事にすることとなる。イヴも手伝いながらテーブルに昼食を用意して席に座った。今食卓にはイヴとグレンがついている。グレンには事前に自己紹介を済ませてから椅子に腰掛けていた
「働いてみてどうだい?」
「とても忙しいです……でも、頑張ります」
「そうかそうか。やる事はそれほど多くはないから慣れるまでそう時間はかからないだろう。イヴ君は若いしあっという間だよ」
「頑張ります」
期待に応えなくてはという想いからイヴは真摯に深く肯く。連続の頑張る宣言にグレンはやや困った顔をした
「これから長い付き合いになるんだ。そう緊張しなくていい。肩から力を抜いて、楽しむようにやってくれればいいんだ」
「楽しむように……」
「そうだ。そうすると自然な笑顔が出るからね。接客は笑顔が大事だよ」
「笑顔が大事……。わかりました」
オウムのようにグレンの言葉を繰り返し、言葉を呑み込んだイヴの顔は先程よりは綻んでいた
一足先に食事を済ませてグレンはシェリーと交代する。イヴはスープを飲み干し、パンも食べ終えてサラダに手をつけていた。シェリーとも軽く話をして食べ終えた。食器を片付けていくとシェリーに声をかけられる
「午後からはピークの時と違ってそんなに押し寄せないから、休憩とって好きにしていていいよ」
「え……でも」
イヴは戸惑いを隠せずに言うが枯淡としているシェリーはさして気にした様子もなく続けた
「今日はどんな様子か見せるためのものに近いから……そうだね、陽が暮れるまでに戻って来るんだよ?」
「…………」
「ああ、明日からは本格的にやるから長い昼休憩は今日限りだからね。存分に楽しんできな」
呆気にとられたイヴはシェリーの言葉を全部聞く事とになった
しかしそのお陰でイヴも納得がいった。今日は様子見で明日からが通常。そう聞くと自然と腑に落ちたようだ
「じゃあ……少し出掛けてきます」
「ああ、行っておいで」
「時間までには戻りますので……!」
エプロンのリボンを解き、エプロンを外して椅子の背もたれへとかける。シェリーに頭を下げてから裏口のドアを開けた
0
あなたにおすすめの小説
妾の子だからといって、公爵家の令嬢を侮辱してただで済むと思っていたんですか?
木山楽斗
恋愛
公爵家の妾の子であるクラリアは、とある舞踏会にて二人の令嬢に詰められていた。
彼女達は、公爵家の汚点ともいえるクラリアのことを蔑み馬鹿にしていたのである。
公爵家の一員を侮辱するなど、本来であれば許されることではない。
しかし彼女達は、妾の子のことでムキになることはないと高を括っていた。
だが公爵家は彼女達に対して厳正なる抗議をしてきた。
二人が公爵家を侮辱したとして、糾弾したのである。
彼女達は何もわかっていなかったのだ。例え妾の子であろうとも、公爵家の一員であるクラリアを侮辱してただで済む訳がないということを。
※HOTランキング1位、小説、恋愛24hポイントランキング1位(2024/10/04) 皆さまの応援のおかげです。誠にありがとうございます。
まだ20歳の未亡人なので、この後は好きに生きてもいいですか?
せいめ
恋愛
政略結婚で愛することもなかった旦那様が魔物討伐中の事故で亡くなったのが1年前。
喪が明け、子供がいない私はこの家を出て行くことに決めました。
そんな時でした。高額報酬の良い仕事があると声を掛けて頂いたのです。
その仕事内容とは高貴な身分の方の閨指導のようでした。非常に悩みましたが、家を出るのにお金が必要な私は、その仕事を受けることに決めたのです。
閨指導って、そんなに何度も会う必要ないですよね?しかも、指導が必要には見えませんでしたが…。
でも、高額な報酬なので文句は言いませんわ。
家を出る資金を得た私は、今度こそ自由に好きなことをして生きていきたいと考えて旅立つことに決めました。
その後、新しい生活を楽しんでいる私の所に現れたのは……。
まずは亡くなったはずの旦那様との話から。
ご都合主義です。
設定は緩いです。
誤字脱字申し訳ありません。
主人公の名前を途中から間違えていました。
アメリアです。すみません。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
世間知らずな山ごもり薬師は、××な騎士団長の性癖淫愛から逃げ出せない
二位関りをん
恋愛
平民薬師・クララは国境沿いの深い山奥で暮らしながら、魔法薬の研究に没頭している。招集が下れば山を下りて麓にある病院や娼館で診察補助をしたりしているが、世間知らずなのに変わりはない。
ある日、山の中で倒れている男性を発見。彼はなんと騎士団長・レイルドで女嫌いの噂を持つ人物だった。
当然女嫌いの噂なんて知らないクララは良心に従い彼を助け、治療を施す。
だが、レイルドには隠している秘密……性癖があった。
――君の××××、触らせてもらえないだろうか?
「がっかりです」——その一言で終わる夫婦が、王宮にはある
柴田はつみ
恋愛
妃の席を踏みにじったのは令嬢——けれど妃の心を折ったのは、夫のたった一言だった
王太子妃リディアの唯一の安らぎは、王太子アーヴィンと交わす午後の茶会。だが新しく王宮に出入りする伯爵令嬢ミレーユは、妃の席に先に座り、殿下を私的に呼び、距離感のない振る舞いを重ねる。
リディアは王宮の礼節としてその場で正す——正しいはずだった。けれど夫は「リディア、そこまで言わなくても……」と、妃を止めた。
「わかりました。あなたには、がっかりです」
微笑んで去ったその日から、夫婦の茶会は終わる。沈黙の王宮で、言葉を失った王太子は、初めて“追う”ことを選ぶが——遅すぎた。
英雄の番が名乗るまで
長野 雪
恋愛
突然発生した魔物の大侵攻。西の果てから始まったそれは、いくつもの集落どころか国すら飲みこみ、世界中の国々が人種・宗教を越えて協力し、とうとう終息を迎えた。魔物の駆逐・殲滅に目覚ましい活躍を見せた5人は吟遊詩人によって「五英傑」と謳われ、これから彼らの活躍は英雄譚として広く知られていくのであろう。
大侵攻の終息を祝う宴の最中、己の番《つがい》の気配を感じた五英傑の一人、竜人フィルは見つけ出した途端、気を失ってしまった彼女に対し、番の誓約を行おうとするが失敗に終わる。番と己の寿命を等しくするため、何より番を手元に置き続けるためにフィルにとっては重要な誓約がどうして失敗したのか分からないものの、とにかく庇護したいフィルと、ぐいぐい溺愛モードに入ろうとする彼に一歩距離を置いてしまう番の女性との一進一退のおはなし。
※小説家になろうにも投稿
幽閉王女と指輪の精霊~嫁いだら幽閉された!餓死する前に脱出したい!~
二階堂吉乃
恋愛
同盟国へ嫁いだヴァイオレット姫。夫である王太子は初夜に現れなかった。たった1人幽閉される姫。やがて貧しい食事すら届かなくなる。長い幽閉の末、死にかけた彼女を救ったのは、家宝の指輪だった。
1年後。同盟国を訪れたヴァイオレットの従兄が彼女を発見する。忘れられた牢獄には姫のミイラがあった。激怒した従兄は同盟を破棄してしまう。
一方、下町に代書業で身を立てる美少女がいた。ヴィーと名を偽ったヴァイオレットは指輪の精霊と助けあいながら暮らしていた。そこへ元夫?である王太子が視察に来る。彼は下町を案内してくれたヴィーに恋をしてしまう…。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる