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11話
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零二は襲われ呆けている大地を送った後で家に戻り、奪ってきた学生証を見ていた。
全然関わりのない学校ではあるが、場所的に通学などですれ違う可能性はないとは言えない。もしかしたらそういったところで大地に目を付けたのだろうかと零二は思った。
とりあえず相手が倒れているのを無視して帰ってきたため、その夜は何もすることなく休んだ。
翌朝、載っていた電話番号にかけると本人と思われる相手が出た。
「お前、昨日男子学生を襲ったやつで間違いないな?」
『そ、そうで、す。あの、が、学生証、もしかして……』
「俺の手元にある。お前の名前も学校も、そして自宅住所もこの電話番号も俺の手元にあるしコピーもとった。どういうことかはあんな馬鹿なことをしでかしたお前でもわかるな」
『も、もう二度としません、からその、お願いです、誰にも言わないで……あと学生証返して、ください、お願いします!』
「……いつから目をつけてた」
『か、彼がい、一年の頃、から……』
「……で、アイツがSNSをやり始めたのをどうやってか知って接触したって訳か」
『途中からあんたの風を装ったら彼、凄く打ち解けてくれて、それが可愛く……い、いや、なんでもないです……。ていうか、あ、あんた俺のこと気づいてたんじゃないのか……? たまに彼を見てるとあんたが怖い感じで辺り窺ってたり……』
「俺が確認したいこと以外お前と無駄に話をする気はない。いいか、わかっているだろうが二度と近づくな。約束するなら原本は載っている住所に送り返してやる。だがコピーがこちらの手元にあるのを忘れるなよ」
そうしてストーカーをしていたらしい相手と話しをつけたところで大地が家に訪れてきた。
最初は殊勝な様子だったがやはりというかだんだんいつもの感じになっていく。零二は改めて「本当にコイツは馬鹿だ」と思う。多分子どもの頃からそれは変わらないのだろう。小さい頃から大地はあっけらかんとしていて明るくにこやかな半面、無防備で危機感というものがなかった。誰とでも気安く話せる分、誰に対しても警戒しない。
今回も零二はSNSなど興味もないしやるはずもなく、大地は何を言っているのだろうと思いながらも気にはなっていたので様子は見ていた。
すると案の定、簡単に大地は危険な目に合っている。好き勝手やっていても喧嘩したことすらないくせに、何故ああも無防備になれるのか理解し難い。
昔から本当に何も変わらない。そして理解し難いと思いつつも、零二が唯一勉強や本以外に、その他諸々の好奇心といったものと比べものにならないくらいちゃんと興味を持った相手でもあった。
零二も同じように昔から変わっていなかった。だから必要でないことに関心を向ける気もなければどうでもいいことに時間をさく気もなかった。
何人かと付き合ってみたのも相手には申し訳ないが好奇心と知識欲によるものだった。
体はそれなりに鍛えていてもそれもやはり自分のためであって楽しみなどでしたことはないし、ましてや意味のないことで動きまわりたいと思ったこともない。
ただ、その代わり大地が自由に楽しそうに動きまわる姿が昔から好きだった。自分にはないものを持ち、そして楽しむ大地が好きだと思っていた。いつも好きなように楽しそうにしている姿を見ていると飽きない。
別に無理やりどうこうしたいと思ったことはないし、そもそも零二は今のところ見ているだけで十分だと思っているので大地が誰と何をしようが腹を立てることもない。むしろ自由に好きなようにすればいいとさえ思っていた。
最近何故かまた、やたらと零二に懐いて寄って来るようになった大地もかわいらしいが、他でもっと自由に色々好きなようにすればいいと思っている上に、元々零二は人とベタベタくっつきたいとは思わない。
そのため素っ気なくあしらってはいた。だというのにやたら懐いてまとわりついてくる大地はまるで小動物のようだと思ったこともある。
ふと頭に浮かぶのはフェレット。まるで成長しない子猫と同じで活発に動きまわり好奇心が強く、しかも猫などよりもよほど人に懐く小動物。
子どもの頃はまだ純粋に幼馴染として好きだっただけに変に顔が緩むことはなかったが、今はどうしても顔に出そうになってしまう。
図書館で本を渡した時や懸命になって本を読んでいる時などについ顔が綻んだりしたが、最近はそういった大地の態度や反応に対して顔に出さない程度の免疫はついてきた。
それでもフェレットが浮かんだ時は思わず少し口元が綻んだ。
しかしそれはそれだ。いくらかわいらしく思っていても、くっついて一緒になって遊ぶタイプではない零二はやはり基本的には放置していた。
だが一向に危機感を持たないどころか少しの警戒すらしない大地は危なっかしくて仕方ない。放置するにも完全に放置することもできず、ところどころ様子を窺う羽目になる。
自由に動き回る大地を見ているのが好きだといえども、大地自身を零二なりに大切に思っているだけに危ない目に合わせたい気持ちはさらさらない。
そして結局助けたのはいいが、ああいった目に合っても大地はまだわかっていないように思えた。零二が「もう少しちゃんと考えろ」とため息をつきながら言ってもわかっているように思えない。
「わかった、今度から気をつける」
そう言いつつもヘラリと笑顔を見せてくる。零二はまた、ため息をついた。
いい加減色々わからせるためにも自分が動く、いい頃合いなのかもしれないと零二は思った。
大地は自由に楽しく過ごせばいいとは今でも思う。だが零二が実際動くなら多少制限はさせてもらう、とも思っている。
大地が結局ほとんど誰とも付き合っていない上に童貞であることは本人を見ていればわかる。
零二としては別に誰かとそういう関係になっても気にしなかった。色々経験すればいいとさえ思っていた。大地が楽しいのであれば、そして色々知って色んな大地が見られるのであれば別に構わないとすら。
ただ、それはあくまでも自分が大地に何もしない場合だ。自分が大地に手を出す以上はもう、他の誰にも大地は手出しさせない。大地にも他の相手と色んな経験は、させない。
……悪いな、大地。少し、枷をつけるからな。
零二は大地に近づく。一応昨日のことがトラウマになってないか答えを聞きながら「ああ、案の定呑気なヤツだ」と思う。今も大地の頬に触れても呑気そうにしている。
零二は顔をあげさせ、大地の唇にゆっくりと自分の唇を重ねた。さすがに最初から色々とするつもりもないので大地の唇をある程度堪能すると、またゆっくりと離した。
「な、んで?」
最初は多分思考停止すらしていたのであろう大地も、さすがにキスされてわからないままではないようで、ポカンとしつつもりんごのように頬を赤らめている。青くなられるよりはいいが、茹でたみたいだなと零二は少し笑う。
「勉強以外にも興味を持てと言ってきたのはお前だろう?」
すると今度はトマトみたいにさらに真っ赤になった。言葉すら出ないのか口をぱくぱくとさせている。
そんなに口を開けられると遊びたくなる、と零二はまたそっと笑った。そしてその開いた大地の口にもう一度キスをした。今度はもっと深いものを。
ずっと何もせずに見ているだけで十分楽しかったが、それも今日で終わりだと零二は心の中で呟く。
気持ちのいいほど開いていた口内を舌で余すことなく味わう。大地の体は時折ふるりと震えてきた。唾液のやりとりをしながら、上顎に手前からゆっくりと奥に舌を這わせていくと声も漏らしてきた。
普段色気のかけらもない大地だが、それなりにいい反応を見せてくれるようで零二はまた少し微笑んだ。
まだ暫く堪能していたが、いい加減大地が自分の体を足で支えなくなってきたので仕方なく唇を離す。そして一旦離れようとしたらその場に大地が崩れ落ちそうになったので苦笑しながらその体を支えた。
「何ふらふらしてるんだ」
「……お、前が変なことしてくるからだろ……!」
「変?」
「変! 何で……」
「何でも何も、お前の言う本や勉強以外で俺が持っている興味が何かをお前に少し教えただけだ」
零二の言葉に大地は赤い顔のまままたポカンとしている。
「どーゆー意味だよ」
「わかるまで今色々しようか?」
「い、いや! いい……! と、とりあえずいい! なんか、その、俺、か、帰る……!」
いつもなら帰れと言っても帰らない大地はまたさらに赤くなりながら慌てて部屋を出ていった。零二はそんな大地を見ながら、また楽しそうに少し笑みを浮かべていた。
全然関わりのない学校ではあるが、場所的に通学などですれ違う可能性はないとは言えない。もしかしたらそういったところで大地に目を付けたのだろうかと零二は思った。
とりあえず相手が倒れているのを無視して帰ってきたため、その夜は何もすることなく休んだ。
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「俺が確認したいこと以外お前と無駄に話をする気はない。いいか、わかっているだろうが二度と近づくな。約束するなら原本は載っている住所に送り返してやる。だがコピーがこちらの手元にあるのを忘れるなよ」
そうしてストーカーをしていたらしい相手と話しをつけたところで大地が家に訪れてきた。
最初は殊勝な様子だったがやはりというかだんだんいつもの感じになっていく。零二は改めて「本当にコイツは馬鹿だ」と思う。多分子どもの頃からそれは変わらないのだろう。小さい頃から大地はあっけらかんとしていて明るくにこやかな半面、無防備で危機感というものがなかった。誰とでも気安く話せる分、誰に対しても警戒しない。
今回も零二はSNSなど興味もないしやるはずもなく、大地は何を言っているのだろうと思いながらも気にはなっていたので様子は見ていた。
すると案の定、簡単に大地は危険な目に合っている。好き勝手やっていても喧嘩したことすらないくせに、何故ああも無防備になれるのか理解し難い。
昔から本当に何も変わらない。そして理解し難いと思いつつも、零二が唯一勉強や本以外に、その他諸々の好奇心といったものと比べものにならないくらいちゃんと興味を持った相手でもあった。
零二も同じように昔から変わっていなかった。だから必要でないことに関心を向ける気もなければどうでもいいことに時間をさく気もなかった。
何人かと付き合ってみたのも相手には申し訳ないが好奇心と知識欲によるものだった。
体はそれなりに鍛えていてもそれもやはり自分のためであって楽しみなどでしたことはないし、ましてや意味のないことで動きまわりたいと思ったこともない。
ただ、その代わり大地が自由に楽しそうに動きまわる姿が昔から好きだった。自分にはないものを持ち、そして楽しむ大地が好きだと思っていた。いつも好きなように楽しそうにしている姿を見ていると飽きない。
別に無理やりどうこうしたいと思ったことはないし、そもそも零二は今のところ見ているだけで十分だと思っているので大地が誰と何をしようが腹を立てることもない。むしろ自由に好きなようにすればいいとさえ思っていた。
最近何故かまた、やたらと零二に懐いて寄って来るようになった大地もかわいらしいが、他でもっと自由に色々好きなようにすればいいと思っている上に、元々零二は人とベタベタくっつきたいとは思わない。
そのため素っ気なくあしらってはいた。だというのにやたら懐いてまとわりついてくる大地はまるで小動物のようだと思ったこともある。
ふと頭に浮かぶのはフェレット。まるで成長しない子猫と同じで活発に動きまわり好奇心が強く、しかも猫などよりもよほど人に懐く小動物。
子どもの頃はまだ純粋に幼馴染として好きだっただけに変に顔が緩むことはなかったが、今はどうしても顔に出そうになってしまう。
図書館で本を渡した時や懸命になって本を読んでいる時などについ顔が綻んだりしたが、最近はそういった大地の態度や反応に対して顔に出さない程度の免疫はついてきた。
それでもフェレットが浮かんだ時は思わず少し口元が綻んだ。
しかしそれはそれだ。いくらかわいらしく思っていても、くっついて一緒になって遊ぶタイプではない零二はやはり基本的には放置していた。
だが一向に危機感を持たないどころか少しの警戒すらしない大地は危なっかしくて仕方ない。放置するにも完全に放置することもできず、ところどころ様子を窺う羽目になる。
自由に動き回る大地を見ているのが好きだといえども、大地自身を零二なりに大切に思っているだけに危ない目に合わせたい気持ちはさらさらない。
そして結局助けたのはいいが、ああいった目に合っても大地はまだわかっていないように思えた。零二が「もう少しちゃんと考えろ」とため息をつきながら言ってもわかっているように思えない。
「わかった、今度から気をつける」
そう言いつつもヘラリと笑顔を見せてくる。零二はまた、ため息をついた。
いい加減色々わからせるためにも自分が動く、いい頃合いなのかもしれないと零二は思った。
大地は自由に楽しく過ごせばいいとは今でも思う。だが零二が実際動くなら多少制限はさせてもらう、とも思っている。
大地が結局ほとんど誰とも付き合っていない上に童貞であることは本人を見ていればわかる。
零二としては別に誰かとそういう関係になっても気にしなかった。色々経験すればいいとさえ思っていた。大地が楽しいのであれば、そして色々知って色んな大地が見られるのであれば別に構わないとすら。
ただ、それはあくまでも自分が大地に何もしない場合だ。自分が大地に手を出す以上はもう、他の誰にも大地は手出しさせない。大地にも他の相手と色んな経験は、させない。
……悪いな、大地。少し、枷をつけるからな。
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零二は顔をあげさせ、大地の唇にゆっくりと自分の唇を重ねた。さすがに最初から色々とするつもりもないので大地の唇をある程度堪能すると、またゆっくりと離した。
「な、んで?」
最初は多分思考停止すらしていたのであろう大地も、さすがにキスされてわからないままではないようで、ポカンとしつつもりんごのように頬を赤らめている。青くなられるよりはいいが、茹でたみたいだなと零二は少し笑う。
「勉強以外にも興味を持てと言ってきたのはお前だろう?」
すると今度はトマトみたいにさらに真っ赤になった。言葉すら出ないのか口をぱくぱくとさせている。
そんなに口を開けられると遊びたくなる、と零二はまたそっと笑った。そしてその開いた大地の口にもう一度キスをした。今度はもっと深いものを。
ずっと何もせずに見ているだけで十分楽しかったが、それも今日で終わりだと零二は心の中で呟く。
気持ちのいいほど開いていた口内を舌で余すことなく味わう。大地の体は時折ふるりと震えてきた。唾液のやりとりをしながら、上顎に手前からゆっくりと奥に舌を這わせていくと声も漏らしてきた。
普段色気のかけらもない大地だが、それなりにいい反応を見せてくれるようで零二はまた少し微笑んだ。
まだ暫く堪能していたが、いい加減大地が自分の体を足で支えなくなってきたので仕方なく唇を離す。そして一旦離れようとしたらその場に大地が崩れ落ちそうになったので苦笑しながらその体を支えた。
「何ふらふらしてるんだ」
「……お、前が変なことしてくるからだろ……!」
「変?」
「変! 何で……」
「何でも何も、お前の言う本や勉強以外で俺が持っている興味が何かをお前に少し教えただけだ」
零二の言葉に大地は赤い顔のまままたポカンとしている。
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