花息吹く、大地のように

西崎 劉

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  金の髪は珍しい。  それは自覚していた。自身が随分と色白な事も知っている。  顔の造作が人々に大変好まれる質の物だという事も、幼馴染みから散々言われてきたから知っていた。  だからといって、この状況は望んだ事ではなかった。揺られる幌馬車の中で、歯噛みしながら、埒も空かない事をあれこれ考えていた。膝を抱えてため息をつきながら辺りを見渡すと、ここに捕らえられた同じ年頃の少年少女が、身を寄せ合って、またはすすり泣きながら僅かに零れる幌の隙間から覗く陽の光を見つめている。  悪路を進むのか、時々跳ね上がって馬車の荷台に乗る者たちは転がり回る。  強かに背を打つ者、幌の骨組みの掴まってどうにか凌いだ者、様々だった。
「……人買いか?」
  飢饉で食料を得るために子供を売る話はそう珍しい事ではない。だが、回りの状況は、どう見ても納得ずくで連れてこられた者たちとは違う様子だった。時々保護者である親の名を呼ぶのを耳にして、この幌馬車の持ち主が、混乱に乗じて捕らえた事が判る。  実際、セイジュ自身もそうだった。  気がついたら当て身を食らって幌馬車の中だ。
(……何処に連れていくのだろう?)
  セイジュは膝を抱えてため息をつく。  ふと、捕らえられた者たちの中に、一人だけ冷めた表情をしたまま、膝を抱いている少女が居るのを見つけた。  漆黒の髪は艶やかで長く、切れ上がった瞳は深く青い。  人形めいた整った小作りな幼い容貌は静かで、セイジュより若干年下の様子だが、何故かすすり泣く他の者たちより随分と大人びた雰囲気を醸していた。  セイジュは暫く迷ったが、他にする事も無かったし興味もあったので、時々馬車の揺れにふらつきながら少女に近づいた。
  少女は、セイジュが目の前に立ったのに気付くと、顔を上げた。
「……だれ?」
「ぼくは、セイジュ。セイジュ=リィ。セトの町であいつらに掴まった」
  少女は少し躊躇ったあと、仄かに笑った。
「私は、カシュラーテ。カシュラーテ=シシン。占い師のカシュと呼ばれているわ。……お姉様と一緒に旅をしていたの」
  声を震わせ、それ以上は言えないらしく、キュッと唇を噛みしめた。
「ぼくは幼馴染みの家に行く予定だった。町同士の争いで、帰る家を失ってしまったから」
「……帰る家が無い?」
「そう。新しい帰る家になるはずの、幼馴染みの家に行くつもりだったけど、どうやらこの状態では、諦めるほかには無いみたいだ」
  話の内容は、かなり悲惨なものだったが、セイジュがそう悲観的な様子では無いので、カシュは小さく頷くと笑顔をどうにか作った。
「お姉さまは、どんな方なんだ?  もしよければ話して欲しいな」
  仄かに芽生えた不安を振り切るように、セイジュは幌馬車の縁に背を預けて尋ねた。    話題を変えて、気分を紛らわそうと思ったのだ。
「代わりに、先程の話に出てきた幼馴染みとその従兄弟の話をしようと思うけど」
  カシュは、セイジュが意図するものが何か判ったらしい。  一つ頷いて「いいわ」と承諾した。
「優しい人よ。  人の世話をやくのが大好きで、料理が上手で。でも、性格からじっとしている事が苦手なの。  いつも動き回って、自分で出来る事を探している。  ……私たちの両親を、流行り病と事故で亡くしてからは、近くの道場に通って自分をきたえていたっけ。
  ……とっても強いのよ?」
  思い出しているのか、カシュは小さく笑い声を漏らした。
「私が、占いの才…特に先見の能力を持っていたから、随分商人や権力者に狙われた事があったけど、点々と住む場所を変えながら姉は守り通してくれた。  最近まで、ザズという町に腰を据えてほそぼそとした暮らしを送っていたけど、ある日、やっと馴染んだ町に、私を狙った人達が押し入ってきて、町長に私を引き渡す様に要請してきた。  ……町長は優しい欲に駆られて行動をする人じゃなかったけど、町の人達をたてに取られ、泣きながら姉に土下座し、引き渡す約束をしてしまったと告げたわ。  勿論、姉は…ラージェニは怒り狂ったわ。  たった一人の妹をあいつらに渡すのかと。  ……町長が帰った後、夜逃げしようとも言ったわ。  だけど、逃げたら町に火がかけられる。  大きな戦いが起きて沢山の人が死ぬ。  ……それが判ったから、姉の提案に頷かなかった。  相手の提案を飲んだの」
  少し沈みがちな表情を自身で自覚したのか、無理やり笑みを浮かべると、セイジュを見た。
「……幼馴染みの事だよね?  頭がいい奴だな。あいつは」
  セイジュは促されるまま、幼馴染みの顔を脳裏に浮かべながら、色々な仕種を思い出した。
「カイヤ=スルウと言ってね。  一言で表現してしまうと、金持ちのボンボンだ。  おまけに、ぼくたち位の歳の子と比較すると、天才と評されるほど、やたらと血の巡りがいい。
  腕っぷしは普通並だけど、その頭で厄介事を避けてきたと言っても言い過ぎじゃないと思うな。  性格も悪いぞ?  カイヤの従兄弟のシャンも悪いが、シャンは口が悪いだけで、実質的な被害は無い。  カイヤの場合は性格がネジ曲がっているから、あいつを怒らせて無事だった奴など、そう居ないんじゃないかな」
  幌馬車は相変わらずガラガラとうるさい音をたてながら揺れていた。  だが、前方が妙に騒がしい。  馬車を操る誰かと誰かが争っている様子だった。  だが、それも殆どが回りの雑音にかき消されていてセイジュたちの注意を引くものとなっていない。
「まあ。  でも、大丈夫だったのですか?」
  セイジュは驚いて目を見開くカシュに、肩を竦めてみせた。
「それが…ね。  カイヤは学校で覚えめでたきという奴だった。先生うけも良い。  近所の人たちからも可愛がられていた。  凄まじく“外面がいい”んだ。  結果、抗議に来た者たちが非難を受けるはめに陥る。  ……で、カイヤの側にいるシャンが潤んだ瞳で、カイヤに合わせる。  いいコンビだよ。  ツーカーの仲だな。  で、怒鳴り込んで来た者たちは、すごすご家に帰るわけだ。  そして親に怒られる。  理由はこうだ。“恥をかかせやがって!”」
  カシュはクスクスと、少女特有の高い声で笑うと、潤んだ涙を抑えて“凄い幼馴染み”ね、と言った。  と、馬車が急にその速度を落とし、停止した。  その時になって、外の様子が奇怪しい事に二人は気付く。  怒鳴り合いと激しい剣劇が聞こえ、悲鳴が響いた。
  セイジュはカシュを背後に庇いながら、じっと幌の垂れ幕を見つめ続ける。  他の子供たちも、すすり泣く事を止め、顔を強張らせながら、硬直していた。  
「カシュっ!」
  幌の垂れ幕が引かれ、焦る様な声が響いた。
「………姉様?」
  カシュは、驚いた様に顔を上げる。  セイジュはそんなカシュを振り返った。
「カシュ、無事?」
  もどかしい様に幌の垂れ幕を乱暴に引き開けると、一人の髪の長い女剣士が入ってくる。カシュは、初め震えていたが、その女剣士の姿を見ると、駆け寄って抱きついた。
「姉様……姉様っ!」
  女剣士は、安堵のため息をソッと漏らして、しがみついてきたカシュを抱きしめた。
「無事でよかったっ……」
  ギュッと抱きしめて、幌の中で震えている他の子供たちの方へ顔を向ける。
「あなたたちを助けに来たのっ!  この幌を出なさいっ。  新手が来る前に別の馬車に乗り換えるわっ」
  カシュは、女剣士と頷き合うと、他の子供たちを急かして幌の外へ出た。セイジュも一緒に外へ出る。外へ出ると、子供たちは女剣士に誘導されて、近くの木陰に留めてある幌馬車に乗り込んでいる所であった。
(よく、ぼくたちの居場所が判ったな)
  今までセイジュたちが乗っていた幌馬車の横には、打ち負かされた三、四人の男たちが倒れている。  女剣士は、子供たちを誘導し終えると、彼らが簡単に動けない様に、持参した縄で縛り上げて転がした。
「姉様、強いって言ったでしょう?  それに、一人でやっつけた訳じゃないみたいだし。ほらっ、乗っちゃって」
  セイジュは、側に居たカシュに急かされて、新たに用意された幌馬車に向かった。  そこで足を留める。幌馬車の側に、二人の男女が立っていた。セイジュは呆然とその姿を見つめる。
(彼らだっ……!)
  脳裏から離れない、豊穰祭で見かけた不思議な一対だ。
「……乗ってっ!」
  カシュに腕を引かれ、我に返ると慌てて頷き、幌馬車に乗り込んだ。  セイジュが乗り込んだ後、女剣士が幌の垂れ幕を閉める。セイジュは、荷台の前方の御者台に座る女剣士に、彼らの事を尋ねた。
「あ…あのっ!  彼らは?」
  顔を覗かせたセイジュに、女剣士…ラージェニは、「えっ?  ああ。彼らね」と笑みながら答える。
「町が彼らを雇ったというべきかしら。……流浪の幻星剣士。  彼らは唯一邪気を浄化する力を持っているの。  その為に世界各地を旅して回っているとも言うわ。  ……お陰で、随分誤解を呼んだみたいだけどね。  あっ、見ていて」
  並んで立っていた二人の内、女の方がふいと消えた。残った男の腕に、翡翠の色をした刃を持つ見事な一振りの剣が代わりに現れる。
  それを、無造作に大地に向かって振り下ろした。  セイジュは、空を裂く剣圧を聞いた気がした。  同時に激しい閃光と、凄まじい破壊音が耳を打つ。
  セイジュは思わず目を閉じて耳を塞いだが、ラージェニに肩を揺すられて目を開けると、何事もなかったかの様に、消えたはずの女が立っていた。  そして、地面を真っ二つに裂いたかの様な地割れが大地を横に広がり、かなり迂回しないと簡単には追ってこれない様になっている。  セイジュは、男が不思議と心惹かれる翡翠の刃の剣を振るった時に、なにか得体の知れないモノの絶叫を聞いたような気がした。  それをラージェニに言うと、ラージェニは驚いたような顔をする。  共にセイジの言葉を聞いていたカシュがちょっと目を細めて微笑んで、
「それは、感受性が高いから聞こえたのよ」
  と、言った。  何の事を言っているのか判らなくて困惑した表情をすると、小さく笑ってこう言い添えた。
「普通の人は、そういうのを聞いたり見たりする事は出来ないの」
  セイジュは少し考え、カシュを見る。
「……カシュは見る事が出来るの?」
  カシュは頷いた。
「わたしの場合は血筋かしら。……姉様はそこまで強くはないけど、でも、かすかに声を聞く事が出来るんだって」
「……それは、いいことなのかな?」
  セイジュの問いに、カシュは皆の乗っている幌馬車の方へ戻ってくる二人を見ながらほろ苦い笑みを浮かべた。
「いい事も悪い事もあるわ。“受け止める力”が強ければ強いほど、見える視野も広がってくる。  するとね、見えない人達との壁にぶつかる事が出てくるの。  ……それが、辛いこともある」
「…………」
  セイジュの視界の中で、幻星剣士と呼ばれた二人が馬車に乗り込むと、セイジュの前に座り込んだ。  セイジュは彼らを陽光の下で見た事は無かった。セイジュは少し躊躇ったあと、じっと見つめる。  剣を振るっていた男に、姿を一時消した女が寄り掛かって目を閉じていた。
「……なんだ?」
  セイジュが見ているのに気付いた男が、顔を上げると問いかける。
「お兄さんたちは、名前をなんていうのですか?」
  少し緊張した様子で問いかけるとジッと待った。  青年は、驚いた様子で目を丸くしたが、しばらくしてフッと笑う。  明るい褐色の瞳が温かい色を映し出し、無骨で大きな手が、目の前に座るセイジュの頭を撫でた。
「俺は、ジャンパードという。  ジャンパード=スカイラス。  ジャンでいい」
  そうして、自分の肩に寄り掛かって眠る女を顎を杓って示す。
「……こいつは相棒だ。呼称、レシェン。そう、俺が付けた。……名は、無い」
  セイジュは驚いてジッと眠りつづける女を見つめる。  ややして、再び視線をジャンに戻した。
「あの…聞きにくい事なんですけど」
「なんだ?」
  もじもじするセイジュが可笑しくて、くすりと笑い声を漏らす。
「なんで、名前がその方には無いのですか?」
  ジャンは一瞬口ごもったが、セイジュの興味津々な様子を見て、「いっか」と独りごちる。
「……随分昔には、あったらしい。  だけど、本人が忘れてしまったと言っているから、俺も知らないままなんだ」
  昔と聞いて、セイジュは首を傾げる。  目の前の二人はどうみても二十歳中頃ほどの外見をしていたからだ。  まあ、確かにセイジュの歳から比べると、昔には違いなかったが。
  馬の嘶きが聞こえ、ガタンと幌馬車全体が揺れて動きだした。軽快な歯車の音が、先程は暗い未来を想像させたのに、今はただ安堵だけを呼ぶ。  気が抜けたのか、そっと幌の中を見渡すと、積み荷に寄り掛かってウトウトする者たちや、外の景色を眺めて笑顔を浮かべている者たちも居る。
「……名前は何というんだ、坊主」
  初めて、ジャンの方から声がかかった。
  セイジュは驚いてシュウの方に振り返る。
「セイジュ=リィ」
  そう名乗って、覚悟を決めた様にこう言い添えた。
「……セトの町で、ジャンさんたちを見かけた事があります。  ……ずっと、気になっていたんです」
  すると、ジャンは面白そうな表情をする。
「セト……?  ああ。少し前に立ち寄ったあの町だなっ、祭りのあった。  だけど、確か色々な怪しい俺たちの噂が流れていただろう?  戦乱を呼ぶとか、滅びの先駆けとか。そんな噂の主を目の前にして、感想は?」
  セイジは少し複雑な表情をする。  今はその町は無いのだ。セイジュはそこで育ったが、故郷の消失と共に多くを失って居た。  ふと、澄んだ音色が聞こえた。  何事かと思い、音のする方へ顔を向けると、ジャンに寄り掛かって眠っていた女が、いつの間にか目を覚ましていた。  間近で見たその容貌は、甘さがかけらも無い鋭利な物だったが、不思議なほど静かである。不可思議な藍と翡翠の斑の瞳が、悲哀を込めてセイジュに注がれた。
  女が口を開くたびに“音色”が流れるが、それは“言葉”では無い。  だが、ジャンは判っているのだろう。  女の言葉を聞いている内に眉を潜め、一つ頷いた。
「俺たちが間に合わなかったのだな。……相棒が…レシェンが済まないと言っている」
  セイジュにそう言って、一つため息をつくと、相棒の髪をクシャリと撫でた。  悲しげに目を伏せる女のその様子が、見る者を切なくさせる。
「お前のせいじゃない。  泣くなっ、それより一刻も早く、抱え込んだソレを吐き出させてやらないとな……」
  セイジュはジャンの相棒の側に少し寄ると、「大丈夫だから」と、言った。
  両親や住む場所を失った時の事は忘れようにも忘れられないし、悲しくもあったが、だが、決して目の前の二人の責任では無い。  おずおずと手を延ばし、レシェンと呼ばれる女の頭をぎこちなくではあったが撫でた。
「ぼくの町、セトを救おうとしてくれたのでしょう?  お姉さん。有り難う」
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