異世界転移で残された僕の行き先

白くまきゅん

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私、救世主!

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ほんとに何があったんだ…?
僕はそう思いステータスに答えがあるのではと考えた。
そしたら即行動だ!早速勇者達を視て見よう

神島 真司  16歳 男 種族:人族

LV:100
HP:9999

STR:9999
WIS:9999
LUK:9999

スキル〈バインド状態〉
【勇者】【光属性魔法(特大)】【闇属性耐性(特大)】【トラブルメーカー】【自己治癒(大)】【限界突破】【会話者】
称号
〖トラブルに巻き込まれる者〗〖限界に到達せし者〗〖帰還者〗〖ナルシスト〗〖優しき者〗

……あ、この事態になった原因多分こいつだ。スキルにトラブルメーカーってあるもん!しかもなんかバインドくらってるし!使えな!勇者使えな!

清水 桃花 16歳  女 種族:人族

LV:25
HP:530

STR:2800
WIS:3200
LUK:2400

スキル
【封印】【結界】【御札術】【剣術】【憑依】【一心同体】【火属性魔法】【風属性魔法】
称号
〖陰陽師〗〖苦労人〗〖頑張り屋〗

あれ?確か称号に〖孤独者〗って言うやつあったと思うんだけど……あ、そうか勇者(神島)さんがいるから孤独ではなくなって消えたのか。ってか称号って消えたりするものなんだ…

田中 祐介(たなか ゆうすけ)34歳 男  種族:人族

LV:3
HP:100

STR:140
WIS:0
LUK:99

スキル
【バインド】
称号
〖犯罪者〗〖欲望者:嫉妬〗

なるほど…?勇者が使い物にならなくなった理由はわかったけどなんで逆転したかだよね。まぁ怪しいヤツがあるからそれの詳細を視ればっと

称号
〖欲望者:嫉妬〗
七つの大罪の一つ嫉妬、相手の能力などを丸コピすることが出来る。ただしできるのは頑張って15分(例外あり)

ビンゴ!つまりあの男(田中)は清水さんをバインドし、その後称号の〖欲望者:嫉妬〗で逆転したのか。

「………(うん、あれに僕が行ったとしても同じ事にしかならない)」

さて、どうしたものか………

「…………(まぁひとつしかないでしょうね?っと言うことで!)」

《スキル【バインド耐性】を獲得しました。スキル【強奪・コピー耐性】を獲得しました。スキル【ファイル】の効果発動しました。スキル【有能耐性】獲得しました。》

は?【有能耐性】?何それ

スキル
【有能耐性】
全部の耐性を合わせ持ったスキル。その効果はまさに有能と言ってもいい。

……わけわかめ(意味:訳わかんない)…

まぁこれで二人を助けられる、え?なんで助けるのかって?ん~…気分?

「あ…の前に……」(小声)

《スキル【創造】を獲得しました。スキル【創造】を発動。アイテム=«お面»を創造で作り出しました。》

よし、それでokっとお面被った方がなんかかっこいいじゃん?

黒狐のお面
効果
声替え
視線誘導
特徴ぼかし

おぉー良いね!すごく良いよこのお面!かっこいい!右目には目から下に向けてひとつの赤い線が引かれている。

「……(あ、そうだあの二人以外に能力者?っているのかな?)」

《スキル【範囲探知】を獲得しました。【範囲探知】を発動します。》

すると目の前に地図みたいなのが出てきてそれがこのモールの地図だとわかった。
その中には赤い点と青点、そして黄色の点・灰色の点最後に緑色の点があった。

「……(多分赤い点が犯罪者達で灰色が死んだ人達、んで緑が能力者かな?清水さん達が緑の点だし…でも黄色の点と青点はなんだろ?)」

赤い点が約24人
青点が4人
黄色の点が12人
灰色の点が約101人
緑の点が6人

なるほど…結構能力者居るね!?え?こんなにいるの?ってかなんで清水さん達を助けない?…あぁなるほど…助けるメリットがないって事か。

「じゃあ…まぁ行くか…」

時雨!行っきマース!
そしてゆっくりとロッカーを開き外に出るこちらを見る人は一人も居ない、スキル発動してるから当たり前なんだけどね?それにお面被ってるし

「スキルの一部を解除…」

おぉ!声がなんかかっこよくなってる!

《スキル【モブ化】【偽装】【潜伏】を解除しました。》

ザワッ!!!

するとあちこちから一斉に僕に向けて目線が来る。

「なっ!お前どっから来た!」

っすると田中がこっちに銃口を向けて聞いてくる。他の清水さん達はこちらを度肝を抜かれたと言わんばかりにびっくりしていた。え?なんで知ってるかって?目だよ、ほら神化。

「どっからか…そうだな…外から…かな?」

間違ってはいない…よね?

「そうか…だが残念だったな!俺は能力者って言う特別な存在なんだよっ!」

田中はそう言いながら銃の引き金を引いた。

ドンッ!!

辺りからは悲鳴が上がった。みんな僕が銃で殺されたと思ったのだろう。だがそれこそ残念…

「なっ!?何故生きて…なるほど…お前も能力者なんだな?」

「ま、そういう事だな…」

スキル【結界術】で銃の玉が当たるところにピンポイントで結界を貼ったおかげで僕は無傷で済んだ。

田中は僕が能力者と知るとまた口を開く

「くくく…能力者…残念だったなぁ!?俺は能力を縛る力を持ってんだよ!」

知ってます。

「だからな?お前は今丸腰の人と変わりなくなったっと言うわけ!!あはは!」

いや…あのね?

「………へぇ…で?」

そう言うと僕は地面を蹴った、STR∞の力は伊達じゃない音すら置いていく速度で一気に田中の前まで行き、顔面に手を置き地面に頭を下げさせた。

「ぶべぇ!?」

田中はそう言う

「っと、力弱すぎたか?」

頭を地面にぶつけさせたが田中は痛がってはいるものの意識は失っていなかった。

「いつつ…あの女の力をコピーしてなかったらやばかったぜ…」

あ、なるほど
そう一人で納得していると

「おい!なんで俺の力を受けてもお前はそんな事が出来る!ざっけんじゃねぇぞ!」

いや…

「手の内を普通明かすかバカが…」

そう言いながら今度はもう少し力を入れて動いた。

「ガッ!?」

そう田中は言うと今度こそ気を失った。

「あとはこいつの手下たちだな…」

そう言うと一つの魔法を僕は放つ

「雷魔法〘サンダーワールド〙」

その言葉をトリガーにあちこちでドンッっと言う音が聞こえた。

「【範囲探知】…」

地図を見ると赤の点の横に痙攣っとあった。

「よし、上手くいったな…さて、次は…」

「待ちなさい!」

次に取り掛かろうとした時後ろからストップの声が聞こえた。

「あぁ…そうだな…俺は此処の救世主…っとでも思ってくれ、じゃあな。」

「あ!まっ!」

僕はその後スキルを発動してその場から退室した。

その場に残された人達は唖然とした表情で僕が消えた方を見ていた。それは二人(清水さん達)も例外ではなかった。

「なんだったんた…今のやつは…」

その言葉は誰の声かも誰も知らない。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

時雨「スッキリした!!」
そ、そうですか…
時雨「いやーストレス解消にちょうど良かったね!」
ストレス溜まってたんだね。
時雨「まぁね、慣れないことはしない方が良いね、うん。」
さてと、じゃあ事件解決したっと言うことで
時雨「そうだね、次は…」
次は第三者視点をやろうかな
時雨「え…」
では!
ここまで見てくれてありがとう!次回も!
時雨「………え…」
お楽しみに!



時雨「えぇーー( °Д°)」
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