異世界転移で残された僕の行き先

白くまきゅん

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あのお約束のやつ?

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あれから森を出て(って言っても【世界地図】を使って森の外を見つけ、そこに向けて【有能魔法】を使い森の外に転移しただけなんだけどね)20分ぐらいたったかな?今は馬車などが通った跡が着いている道を見つけたのでそれを辿りながら国まで歩いている。

「このまま進めば国かぁ……名前ってなんだっけ?」

まぁいいや…とにかく進みますかね

程なくして目の前にゴブリンさんが現れた。

「―――!――!」

「いや、何言ってるか分からないからね?何?ゴブさんたちの言葉僕がわかってるって思っちゃったの?僕そこまで人間辞めてないよ?え?種族人間じゃないって?心は人間なんだよ!!」

そう言ってるとこちらに短剣?を向けながら突撃してきた。

「いや、一人ぐらい?一匹くらい?は遠距離攻撃できるやつ連れようよ【スバークライフル】」

「ゴッ…!?」×2くらい?

「ガッ…!?」×4くらい?

計6体のゴブさんを倒しました。

「…うん、魔法もそうだけど【有能耐性】も凄い助けになってるね」

そう言いながら【有能耐性】のスキルを見る

【有能耐性】

恐怖耐性:精神耐性を発動中

っと載っていた。

「これのおかげで人型の生き物も倒せるし…あ、そうだった確か魔物には魔石があるって定番だったよね…」

まぁこの世界はきちんとゴブリンさんとかにも魔石はあるのかは疑問だけど…ほら、漫画とかではランクの低い魔物には魔石はないとかいう設定あるじゃん?…まぁあるんだよ

「――っとあった!」

大きさ→子供の親指くらい?

「良かったぁ~…よし!ゴブリンさんにも魔石はある事はわかったし…他のゴブさんたちのもさっさと取りますか…取ったあとの死体…どうしようか?」

…ん~……燃やすか。

埋葬(笑)中~

「っとさて!改めて行きますかー」

━━━

あの後

ゴブさんがまた出てきたのですが今日はもう疲れたのでスルーします。

その後

なんか貴族が乗ってそうな馬車がありましたが厄介事の予感がしたのでこれまたスルーです。

この後

今度はさっきよりも大きいサイズの馬車がありました。交戦中みたいです。あ、姫らしい人がこっちに気づきました。あ、なんか手を振ってる?振り返しましょう。

「―――!――!!」

ありゃ?違ったみたいです。振り返した時一瞬キョトンとして、その後今度は足踏みをし始めました。何がしたいのでしょう?っと言うことでやれやれっと言うゼスチャーでもしてみましょう。

「――…――――!?」

あ、今度は困惑したみたいです。次に何が言ったみたいです?…なんか馬鹿にされたような気がします。

っと姫さんを面白がったところで僕は早く国に行くとしますか。んじゃばいなRa…

「おいてめぇ何してる?」

茂みの奥からおっさんがこんにちはと顔を出した。少しビクついたのは内緒です。

「劇を見てます。ってか見てました?」

「………あれが劇だと?」

「え…?あれが劇じゃないと…?」

「………お前…バカなのか?」

「失敬な!これでもゴブリンさんよりは頭良いですよ!」

「いや…ゴブリンと並べてる時点でお前馬鹿だろ…」

「…………( ̄▽ ̄;)」

仕方ないじゃないか僕がこの世界で会った生き物の中で一番人間に近いのゴブリンさんしか居なかったし!!

「……まぁ良い……」

そうおっさんは言いながら腰に下げられていた剣を抜刀した。

「あれを見たんだ…死んでくれねぇか?」

そう言いながら一歩また一歩と迫りよってきた。

「え…?ま、まさか!?」

「おう…やっとこの状況に気づいたみたいだな」

そんな……

「そんな……まさか……」

「へへへ…」

まさか…

「まさか……見るにはまずお金をまず出さないといけない劇だったなんて!!」

「っちっげぇよ!!?」

あ、おっさんがツッコんだ。

「お、ナイスツッコミ」

「おう!…ってだから違ぇって!」

あ、違ったみたいです。

「だぁ!やめだやめ!お前は殺さないわ、なんか調子狂う」



「それは酷いです。これでも頑張ってるんです!」

「じゃああれはなんだ?」

そう言いながら剣を鞘に納めながら今も尚交戦中の馬車の方に指を立てる

「劇ですね。」

「違う…あれは盗賊が馬車を襲っているところだ」

「なるほど……………っと言う劇ですね?」

「おう……一旦劇から離れようか?」

「無理です。」

「なんでだよ!?」

「面白くないから?」

「何故面白みを求めてんだ!ってかなんで最後疑問なんだよ!」

「面白くないから!」

「そういうことじゃねぇよ!!…はぁ~…」

おっさんは最後に大きなため息をつくと首にかけてた笛?を口にくわえ大きく息を吸い(笛?ではなく笛っぽいです)

ピィィー!!

(笛でした。)

「今回は俺達は退却する。お前のせいで冷めちゃったんでな」

そう言いながらおっさんはまた茂みに入って行った。馬車の方を見てみると交戦していた男たち(襲ってた方)は居なくなっており、鎧を着ている人と姫らしき人がそこに残されていた。

「さて、僕も早いとこ国に行きますかね」

「おいそこのお前、お姫さんが呼んでる、ちょっとこっちに来てもらおうか」

「………(ーωー)」

さて…僕は一体何時になったら国につけるのですかね?

「分かりました。」

あぁいうのは無視すると後が面倒なんで指示に従います。(凄くこの場から逃げたいんだけどね!!)

そうして僕は鎧を着た人の後について行った。
あれ?……これよく考えたらあのお約束だったのでは?あれ?でもなんかコレジャナイ感があるのは僕だけかな?あれぇ~?(ーωー;)

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

コレジャナイ感を作り出したのは君だけどね?
時雨「あ、そっか」
はぁ…はい!ここまで読んでくれてありがとうございました。
時雨「ありがとう!」
次回は何と!やっと国に!?
時雨「やっと!!」
そして国の名前が!
時雨「そんな…!」
次回も!
時雨「お楽しみに!」
お楽しみに!


━━姫様の言ってたこと━━━

「助けて!助けてください!!」

何故か手を振り返される

「えぇ…あの人は馬鹿なんでしょうか!?」

━━━━━━━

時雨さん、馬鹿って言われてました。(笑)
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