異世界転移で残された僕の行き先

白くまきゅん

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ドブ掃除大会開幕!参加者1名(笑)

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おはよう諸君!来てもらってそうそうで悪いが…今回は…臭い!汚い!面倒臭い!と言われている?ドブ掃除だぁ!

「っと言うわけでどこを掃除するんですか?」

「知らなかったんですね…」

「……( •´∀•` )」

「ドヤらないでください。軽く殺意が湧きます。」

「すみません。」

「……はい、こちらが今回やってもらうドブ掃除の場所です。まぁ今回って言うか毎回なんですがね」

「毎回なんですか?」

「ドブ掃除はクエストの中で最も不人気なクエストなんですよ。」

「やっぱり臭い、汚いとかですかね?」

「代表的なものだとそうですね。他には報酬が割に合わないとか飽きたと言って途中でやめていく方々が多いのです。まったく…受けるなら最後までして欲しいものなんですよ!なのにあい――――」

━━━━━━━━

「では、頑張って下さいね?本っ当に!」

「…………」(›´꒫`‹ )

あの後ずっと受付員さんの愚痴などを聞かされ、僕はとってもゲッソリしてしまいました。

「さ、さて…気を取り直してドブ掃除しますか!」

そう言いながら目的地に向かった。



━━━━━

「おぉ!ここかぁ!」

そこには厳重な扉があった。説明ではここであってるので早速中に入ってみる。

ガチャ…

「おじゃましm@#;(#&=”/;☆!!?」

バタンッ!!

「………あれは無理!」

いやぁまさかあれほどとは…なんて表現して良いか…腐った卵とかそれぐらいのを全て凝縮してしまったような臭い?だね!うん!!

「…おえぇ…く…クッサ!!」

僕は四つん這いになりながらも【有能魔法】を使い臭いや吐き気などを癒した。

「…って、有能耐性にこれ適応されないの!?有能耐性息してる!?」

まぁスキルだから息もクソもないんだけどね…?え?じゃあなんで言ったかって?ソノバノノリミタイナモノダヨ?

「さて…どうやってこの問題を解くか…あ!そうだ」

まずは空間魔法を使って僕の周りを囲む…そして設定魔法で
―囲んだ範囲の内側に入る臭いを全て浄化し無害無臭にする。―
っと設定をし決定する。

「これで…」

ガチャ…

「……」(・・;)クンクン

…無臭!成功だ!!

「っと!じゃあ仕切り直して!」

レッツゴーー!!

………カツカツカツ

……………カツカツカツ


「っとここら辺からでいいかな?」

そういうと僕は浄化魔法を使い目に”見える範囲全部”を浄化した。

「っと鑑定鑑定っと」

綺麗な水路

よし!

「この調子でやっていきまっしょい!」

━━━数分後(_ ・A・)_バァンッ!!

「さぁ!やってまいりましたドブ掃除大会
!!開幕です!!参加者は!」

「……」プルプル

「……」プルプル

「……」プルプル
:
:
:

「っとこのようにスライムさん計……何体なん?」

こういう時は!鑑定さん!

ポイズンスライム×10
スライム×24
ビックスライム×5
モブシャドウ×12

          計51体

「………( ˙꒳​˙  )oh......」

スライムだけじゃなかった…なんかいんやん…

モブシャドウ

主に暗い所を好むモンスターで雑食

Lv20~23

「ほふぇーシャドウなんか!影なのね?そして暗い所を好むと?…なるほど!確かにモブだ!…じゃなくて!」

「……」プルプル
「……」(以下略

こんなに大会にモンスターが出場するなんて…

「屋台のじいさんがここに居たら大喜びだね!」

━━━━━━
屋台のじいさん達

「「「「それはねぇよ!!」」」」

「ひぃ!?」

「なんだ!?」

「お、おうすまんな…誰かが馬鹿なことを言ったような気がしてな」

「そ、そうか」
━━━━━━━━━

「……なんか壮大にツッコミをされたような気が…」

まぁいいか!

「多重魔法!【ホーリーショット(散)】」

「…!?」スライム達

「………」モブシャドウ達

「……よし、」

なんということでしょう~あんなに汚れていた壁や水などがこんなにもピカピカに!そしてあんなに居たモンスター達も

「だ、誰がこんな事を……スライムさんたちは悪くないのに!!」

ドロップアイテムを落として地の藻屑となりました。

「…うぅ…お前らの仇はいずれ僕が…!」

え?殺ったのお前だろって?

そうだよ(便乗)

「そしてこの大会に残ったのは僕1人!つまり参加者1名という悲しい事態になったというね?」

………………

「さて!ドブ掃除の続きしましょうかね!」

そうしてドブ掃除を再開するのでした。(まる)

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
時雨「一体くらいスライム残しとけば良かった…」
お疲れ様です。
時雨「まぁね…さて、続きでもしますか」
頑張って下さい。
時雨「僕は思うんですよ」
何をです?
時雨「絶対ドブ掃除にはお宝があるって!」
そ、そうですか
時雨「っと言うことで!」
お宝ですかぁ…うん、希望はあると思う…?
時雨「……」(´._.` )
ん?どうしm…あ…なんかすみません
時雨「分かればよろしい」(´・×・`  )
ここまで読んでいただきありがとうございます。では!次回も
時雨「お楽しみに!!」( ̄^ ̄)ゞ
お楽しみに( ̄^ ̄)ゞ
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