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神を倒したら…

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「ここがザグレウス様のいるところになります。」

へぇ…ここがねぇ…( ^∀^)ニタァ…

「案内ありがとうございます。」

「いえ、では」

それを最後に案内人は消えていった。転移かな?

「さて、や(殺)りますか」

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ザグレウス視点

「っひぃ!?」

え?なに?なんか今寒気に近いの感じたよ!?……………

「あれ?……気のせいかな?」

「それはどうかなぁ?」

「へぇ?」

後ろから声が?確かここって僕だけの空間ではなかったっけ?

そう思いながらザグレウスは後ろを向く…そこには……

「よぉ…呼ばれてきてやったぞぉ?」(^ω^)ニコニコ

「Σ(っ゚Д゚;)っヒッ」

そこには凄く…凄く黒い笑を浮かべてる1人の青年?いや少女?が居た。

「その感じ…忘れてた?」

「え……」

少し記憶を思い返してみる…

「え…えっと一つ聞きたいのだけど良いかな?」

「良いぞ」

「君は加山 時雨君かい?」

「そうだな」

「……………………」

「……………………」

静寂……先に動いたのは

「っ!!」

ザグレウスだった…だが

ガシッ

「っ!?は、はーなーせーー!」

気づいたら顔を掴まれてた。え?どなっとんの?

「だが断る!」

「「…………………」」

「今すべtt……痛っ!?ぁぁぁああぁぁ!?」

アイアンクローしている手に力を入れてきたよこの人!!ってか!

「な、なんで神の僕に君の攻撃が効いてるのさ!?」

「は?何言ってんだ?」

「え?」

なんのこと?

「僕、神になった。」

その言葉に僕は血の気が引いた気がする…いや気がしたのでは無く、した。

「んじゃ、恨みを晴らしますかね?」

「へぇ?」

え?これで終わりじゃないの?まだ続くの?嘘…

「本当」

「この人心読んできたよ!」

「読んでないぞ?顔に出てたんだ」

「いや、君よりwaぁああぁぁぁ!!?」

この人酷い!!自分のことになった途端にアイアンクローの手の力を強めてきたよ!!

「っていうより僕何もしてなくない!?」

「いや…僕の読書時間、睡眠時間を邪魔しただろ」

「それだけ!?それだけでここまでされるの!?」

「そうだな……ちょっと…」

あ、悪い気がしたのか顔をしかめた?

「そうそう、君はやり過gi…」

「まだ甘かったな」

「へぇ?」

え?

ガシッ

「え……ちょっ…まっ!!」

力が強く…





その日、その空間にはザグレウスの悲鳴と鳴き声が響き渡った。

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時雨視点

「いっく…うっく…」

目の前には僕が絞めた神(笑)が泣いている…まぁやった本人僕だけど

「さて、この後どうするかね?」

「うっく…うっく…」

「おーいザグレウス?」

「ひぅ…」

あ…これやり過ぎちゃった?

「ご、ごめんて…ちょっとやり過ぎた。」

「……ぃ……」

「ん?」

「ちょっとじゃないよ!!」

泣きながらザグレウスはこっちに迫ってくる…いや顔近いな

「全く…少しは手加減をして欲しいね!」

…………なんか…うん…

「もういっちょやっとくか?」

「ひっ!!」

《神:アルフィナを使役しました。これにより神の格が上がりました。》

「……は?」

「ふぇ…?」

え?神を使役?ってか名前違くね?

気になり鑑定をしてみる。

アルフィナ    種族:遊戯神

【転移(神)】【遊具(神)】

称号
〖遊びたがり〗〖忘れん坊〗〖中位神〗〖バカ〗〖加山 時雨の使い〗

「…」

無言で自分のステータスを開く

加山 時雨   種族:最位神

【創造】【万能】

称号

〖最位神〗〖混沌神〗〖異様神〗〖神の主〗


「……」

無言で〖神の主〗を鑑定

〖神の主〗

・アルフィナ



「……なるほど?」

「え?なに?何があるの?」

ザグレウスもといアルフィナは混乱していた。

「とりまステータス見てみ?」

「う、うん」

少年ステータス拝見中…

完了

「えぇぇぇぇぇぇぇえええぇぇ!!!???」

「うっさいわ!」

とりあえず頭叩いとく、

「だ…だだだっててて!!」

「いや落ち着け!」

「そそそそうだだだねね」

「ほら、吸ってー」

「………」スー

「吐いてー」

「………」ハー

「吸ってー」

「………」スー

「…………」(  ˙꒳˙  )

「………?」

「…………………」(´ー`)

「…………!」プルプル

「…………」(  ˙꒳˙  )

「………!!」プルプルプルプル

はっ!?

「すまん……はい」

「………(*´▽`*)」

「吸ってー」

「………!?」(ㅇㅁㅇ;;)

あ、限界来たみたい?

「ぶはっ!!あ(ハーハー)…あな(ハーハー)たは(ハーハー)、僕を殺す気ですか!!?(ハーハーハーハー)」

「ちょっとした出来心だよ≧(´▽`)≦アハハハ」

「僕、出来心で殺されんの!?」

「神だから死なないでしょ」

「死ぬ時は死ぬよ!?それに痛み苦しさだって感じるよ!!!」

え、まじか

「え?じゃあなに?神=不老不死じゃないの?」

「じゃないよ!ただ不老は当たってる」

「あ、不老は当たってんだ」

「うん当たってる」

「「……………」」

「「(あれ?そい言えばなんでこいつ(この人)と一緒にいるんだっけ?)」」

その後、ザグレウスいや、アルフィナがゲームを進めてきて二人でゲームした。

なんで二人してここにいるのかは置いといた。

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ゲーム中の二人組

時雨「そういやザグレウスって姿男の子なのになんで名前女の子なんだ?」
ザグ「次のお楽しみだね!ほい!爆弾投擲!!」
時雨「なぁ!?やったなぁ?ならバリア!からのスマッシュ(物理)!」
ザグ「わわ!あ、危なかった…っで」
時雨「ん?」
ザグ「なんで僕達ゲームしてんの?」
時雨「いやお前が進めてきたんだろ…」
ザグ「そだっけ?」
時雨「称号の〖忘れん坊〗はダテじゃないな…(笑)」
ザグ「む…何かバカにされた気がする」
時雨「実際バカだからな仕方ない…(感は良いのな)」






案内人「気になって見に来たけど…何してんの?あの二人……」
フェンリル「スピー( ´-` ).。oO」

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