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バカはバカではなかった!
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「あ…」
隣の神(ばか)さんが何かを思い出したような顔をしながら声を出す。
「ん?どした?」
「あぁいやさ?ここに君を読んだ訳を言うことを思い出して」
「そういえばなんで僕は呼ばれたん?」
「君を本当の神にするために呼んだのさ」
「本当の神?ステータスにある神は本当の意味での神じゃないってことか?」
時雨はアルフィナを見ながら言う、
「そうだね。本当の神はそもそもステータスを持たないしそれに、実体もないしね」
「ん?実体がない?じゃあアルフィナは神じゃないのか?」
アルフィナの姿を見た時から神はアルフィナと同じなのかもと思っていた。が、実際は違うらしい
「これは仮の姿さ、神は自身の姿かたちを自由に変えれる。だから私みたいに人の姿にする神もいれば動物の姿や異種の姿になっている神もいるのさ」
「へぇそれで?神になるとしてどうすれば良いんだ?」
神になるのだから凄いことになるのかもと思っていると、
「まずこの紙に君の名前を書いて、」
「ふむ」
「で、おしまい」
「は?」
思ってたよりあっさりとしていた。
「え?それだけ?」
「うん、あとは自動でいろいろしてもらえるから」
「えぇ…」
それは大丈夫なのかと思っていると
「大丈夫だよ、たとえこの紙に誰かが名を書いたとしてもその人が神に値する器じゃなければ神には決してなれないから。それに、」
少し間を置いて言う、
「そもそもこの紙は数が限られてるしその全て管理・使用できるのは私だけなんだよね」
「え…まじか…」
唖然とした顔になる。
「ふふん、驚いた?」
「バカがそんな大事な物を管理している…だと…」
「そこ!?他にもっと驚くことあるよね!?」
「え…これ以上ないと思うけど…?」
「え…嘘…」
目の前でアルフィナがorzをした。
さすがに見てると罪悪感がすごいので話題を変えた。
「あ、あのさ、さっきステータスが神にはないって言ったのになんでアルフィナを鑑定した時ステータス見れたんだ?」
「え?…あぁそれね、それは自動的に君の鑑定が私のステータスを作って見せただけだよ」
「え?じゃあこのステータスは間違ってたりするのか?」
少し困った顔をするアルフィナ
「えっとね、間違ってるとも言えるし合ってるとも言えるんだよね…」
どういうことなんだと困惑する。
「えっと…」
「ん~簡単に言うと君が思ってるその人の事とその人が思っていることがステータスに現れているって感じ?」
「つまりバカとかそういうのは僕が思ったことで他のやつはアルフィナが思っていることって言うことか?」
「まぁそんな感じだよね、実際私は馬鹿じゃないし。どっちかって言うと気分屋って方かな?」
「何となくで理解しとく」
「うん、深く考えない方が良いよんじゃ、この紙に」
そう言ってアルフィナは紙を渡してくる。
「そうだった。」
「ん?」
「書くのは1人の空間でやること、これに関してはあっちの扉に入ってね」
そう言い指で扉を指す
「そして、その紙に名を書くと君は君だが君自体は消滅する。」
どういうことだと思いながら静かに聞く
「最後に、神は自由だが自由では無い。そこを理解しといてね。」
「…とりあえずよく分からないけど…わかった。」
んじゃ、行ってらっしゃいっとアルフィナは言う
「さて、行きますか」
そう言いながら紙を手に持ち扉の向こうに足を踏み入れる。
隣の神(ばか)さんが何かを思い出したような顔をしながら声を出す。
「ん?どした?」
「あぁいやさ?ここに君を読んだ訳を言うことを思い出して」
「そういえばなんで僕は呼ばれたん?」
「君を本当の神にするために呼んだのさ」
「本当の神?ステータスにある神は本当の意味での神じゃないってことか?」
時雨はアルフィナを見ながら言う、
「そうだね。本当の神はそもそもステータスを持たないしそれに、実体もないしね」
「ん?実体がない?じゃあアルフィナは神じゃないのか?」
アルフィナの姿を見た時から神はアルフィナと同じなのかもと思っていた。が、実際は違うらしい
「これは仮の姿さ、神は自身の姿かたちを自由に変えれる。だから私みたいに人の姿にする神もいれば動物の姿や異種の姿になっている神もいるのさ」
「へぇそれで?神になるとしてどうすれば良いんだ?」
神になるのだから凄いことになるのかもと思っていると、
「まずこの紙に君の名前を書いて、」
「ふむ」
「で、おしまい」
「は?」
思ってたよりあっさりとしていた。
「え?それだけ?」
「うん、あとは自動でいろいろしてもらえるから」
「えぇ…」
それは大丈夫なのかと思っていると
「大丈夫だよ、たとえこの紙に誰かが名を書いたとしてもその人が神に値する器じゃなければ神には決してなれないから。それに、」
少し間を置いて言う、
「そもそもこの紙は数が限られてるしその全て管理・使用できるのは私だけなんだよね」
「え…まじか…」
唖然とした顔になる。
「ふふん、驚いた?」
「バカがそんな大事な物を管理している…だと…」
「そこ!?他にもっと驚くことあるよね!?」
「え…これ以上ないと思うけど…?」
「え…嘘…」
目の前でアルフィナがorzをした。
さすがに見てると罪悪感がすごいので話題を変えた。
「あ、あのさ、さっきステータスが神にはないって言ったのになんでアルフィナを鑑定した時ステータス見れたんだ?」
「え?…あぁそれね、それは自動的に君の鑑定が私のステータスを作って見せただけだよ」
「え?じゃあこのステータスは間違ってたりするのか?」
少し困った顔をするアルフィナ
「えっとね、間違ってるとも言えるし合ってるとも言えるんだよね…」
どういうことなんだと困惑する。
「えっと…」
「ん~簡単に言うと君が思ってるその人の事とその人が思っていることがステータスに現れているって感じ?」
「つまりバカとかそういうのは僕が思ったことで他のやつはアルフィナが思っていることって言うことか?」
「まぁそんな感じだよね、実際私は馬鹿じゃないし。どっちかって言うと気分屋って方かな?」
「何となくで理解しとく」
「うん、深く考えない方が良いよんじゃ、この紙に」
そう言ってアルフィナは紙を渡してくる。
「そうだった。」
「ん?」
「書くのは1人の空間でやること、これに関してはあっちの扉に入ってね」
そう言い指で扉を指す
「そして、その紙に名を書くと君は君だが君自体は消滅する。」
どういうことだと思いながら静かに聞く
「最後に、神は自由だが自由では無い。そこを理解しといてね。」
「…とりあえずよく分からないけど…わかった。」
んじゃ、行ってらっしゃいっとアルフィナは言う
「さて、行きますか」
そう言いながら紙を手に持ち扉の向こうに足を踏み入れる。
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