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中堅戦決着!副将戦へ
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洋子は結界への攻撃を続けているがどれだけやってもそれは壊れず、杏へのダメージはない。
それでも炎を結界へ打ち込み続ける。
「どうしたの?そんな攻撃じゃ壊れないわよ」
「どうかしら。やってみないとわからないわ」
ずっと炎を当て続ける。その意味を楓は気づいていた。
「朝霧、あれは」
「ああ。地味だがあれで正解だ」
「何が正解なの?」
「見てればわかる」
楓の言う通りケイ達はずっと見ていた。すると徐々にそれが現れ始めた。洋子はただ闇雲に
撃っていた訳ではない。ずっと同じ箇所を狙っていた。その狙った箇所に少しずつ
穴が広がり始めた。
「まさか、これで結界を破ったとでも?」
「誰も結界を破ろうとは思ってないわ。あなた息が荒くなってるわよ」
「!?」
杏は知らないうちに息が荒くなっていた。結界を作ってるとはいえそれだけで体力が
減るわけはない。そう洋子はその穴から炎を少しずつ中へ送り、そこに煙を充満
させたのだ。さっきの亜美と同じように風の中で息ができずらくなるのを利用したのだ。
「これぐらいでは私を倒せないわよ」
「もちろんそれだけじゃないわ。ほらあなたの結界も小さくなってないかしら?」
「!?いつの間に!このままじゃ。一度作り直す」
「させると思ってるのかしら?」
洋子は一瞬の隙を突き、杏が無防備になった所に一撃を与えた。それによって
杏は倒され、洋子は勝利した。
「完璧な物なんてこの世にはないわよ。参考になったかしら」
「ええ。ありがとう自分の弱点もわかったわ。また戦いましょ」
「そうね。私が眠くないうちはね」
「?」
そう言ってると洋子はそのまま倒れ込むように寝ようとしたがそれを
楓が抱き抱えた。
「悪いな。この人、普段はこんな風に寝てる方が多いんでね」
「そうか。ならそのまま寝かせてあげてほしい」
「そうさせとくよ。今日はもう役目は終わったからな」
洋子を抱えて楓は戻った。
「これで一勝一敗。渋谷大丈夫か?」
「多分。なんとかするよ。朝霧君まで回さないと」
「それはしなくていい」
ケイは緊張しながら前に出た。相手の選手も出てくる。相手の選手はメガネをしていて
セミロングにスタイルの良い女子生徒、加納善子だ。ずっと
本を読んでいて今も手に小さい小説を持っていた。善子は二年だ。
「善子、油断しないでね」
「私に油断はないわ。それで負けるなら相手が上なだけの事」
善子はそう言って中央に向かった。二人が並び握手をする。
「あ、あの、その本持ったままですか?」
「ええ。心配しないでちゃんと戦うから」
「そ、そうですか」
ケイが逆に心配になるが、その心配はすぐに消えた。ブザーが鳴り、試合が始まる。先に
動いたのは善子だ。本を開いて手をそこに載せる。そこから能力を放った。
「風よ!」
「!?風の能力?亜美ちゃんと同じ?」
「水よ!」
「!?今度は水?そんな能力を複数使うなんて」
ケイが言ってるように能力は一人に一つが主流だ。稀に二つの能力を持つ物もいるが
それは最上級のSランクぐらいだ。彼女はAランクなので驚いていた。
ケイは反撃せずに避け続けている。しかし、善子はその動きをしっかり見ていて
攻撃を命中させている。
「逃げても無駄よ。あなたの速さじゃ止まって見えるわ。それに、能力の力の差も
わかりきってるわ」
「それはやってみないとわからないわよ。今度は私の番!本当はあまり使いたく
ないんだけど」
「それほどの力ってことかしら?」
「全然。ただ地味なだけよ。ブレイク」
「!?床が!」
善子の足元がへこんだ。それをみてすぐに避けるがケイはすぐにそこにも能力を
かける。
「本当に地味ね。それにこんなのでは誰も倒せないわよ」
「確かにそれだけじゃ無理ね。一応他にも技はあるのよ。それを使うわ。その
為には」
「近づいてきた!何をするのか知らないけど、どんな技もあんたのじゃ私には」
「善子!避けなさい」
「!?」
ケイの攻撃を避けた善子。その外れた攻撃は床に当たった。当たったそこが破壊されて
いた。その衝撃は大きく館内が地震の様に揺れた。
「外しちゃった」
「なるほど。確かにあれは当たったらまずいわね」
「次は外さないよ」
「当たらなければ怖くないわ。あなたじゃ私には追いつけないもの」
「確かに追いつけない。だったら飛ばすだけ」
「!?」
言葉通りケイはその能力を飛ばした。ただし、飛ばしているのは床や壁にだけだ。
それでも床につけば攻撃を受けるので善子は着地しては飛びを繰り返していた。
今までこんな攻撃を受けた事ないので善子は苦戦していた。
「妙な攻撃ね。こっちのリズムがおかしくなるわ。それでも私が勝つわ!」
「勝つのは私よ!まだ奥の手があるんだから」
「奥の手?」
「朝霧君、外していい?」
「好きにしな。後で動けなくなっても知らんぞ」
「大丈夫。じゃぁ外すね」
「何を外すか知らないがそんな隙を与えるとでも」
「もらうわよって言うかもう外しちゃってるんだけどね」
「!?何を外したの?」
「これ」
「リストバンド?そんなのを外しただけで」
「これが変わるんですよ。今見せてあげます」
そう言ってケイは動いた。しかもさっきとは格段に速さが違った。これも楓の
訓練の成果だった。ケイの攻撃が善子に命中していく。しかもそれは威力も
上がっており、一撃喰らう度に善子はかなりのダメージを受けていた。
「こんなの、反則級でしょ。何よその効果は」
「これが訓練の成果だからね。でも、そんなに長くは持たないから、次で決めさせて
もらうよ」
「なら逃げきるまでよ!」
善子が本に手を置き、反撃してきた。しかもそれはさっきまでより強力になって
いて、ケイを惑わした。それは複数同時の能力で攻撃してきたのだ。ケイは
それが何かわからないので避けようとするとが、なぜか喰らってしまっている。
「これ何?なんでこんなに能力が」
「それが私の能力。そうねせっかくだから教えてあげる。私の能力はファントム。その
意味がわかるかしら?」
「ファントム?それじゃこれは」
善子の能力は幻影だ。水や風それは幻で本来の能力を隠している。それでもその
能力で攻撃できてるのは善子の力だ。それから二人の攻防が続いた。ケイが
決着をつけようとしたが、善子がそれを防いで反撃をした。ケイも解放後の
体力もなくなり、力尽きてしまい、善子がその試合を制した。
「まさかこんなに苦戦するなんて。大したものねあなた」
「でも、勝てなかったからまだ訓練しないと」
「待ってるわ。本戦でまた戦いましょ」
「その時は私が勝ちます」
ケイは倒れていたので結局楓が運んだ。そうして一勝二敗になり、副将戦に
なったが楓はそれでよかった。次の康介も勝てる
自身はあまりなさそうだった。
それでも炎を結界へ打ち込み続ける。
「どうしたの?そんな攻撃じゃ壊れないわよ」
「どうかしら。やってみないとわからないわ」
ずっと炎を当て続ける。その意味を楓は気づいていた。
「朝霧、あれは」
「ああ。地味だがあれで正解だ」
「何が正解なの?」
「見てればわかる」
楓の言う通りケイ達はずっと見ていた。すると徐々にそれが現れ始めた。洋子はただ闇雲に
撃っていた訳ではない。ずっと同じ箇所を狙っていた。その狙った箇所に少しずつ
穴が広がり始めた。
「まさか、これで結界を破ったとでも?」
「誰も結界を破ろうとは思ってないわ。あなた息が荒くなってるわよ」
「!?」
杏は知らないうちに息が荒くなっていた。結界を作ってるとはいえそれだけで体力が
減るわけはない。そう洋子はその穴から炎を少しずつ中へ送り、そこに煙を充満
させたのだ。さっきの亜美と同じように風の中で息ができずらくなるのを利用したのだ。
「これぐらいでは私を倒せないわよ」
「もちろんそれだけじゃないわ。ほらあなたの結界も小さくなってないかしら?」
「!?いつの間に!このままじゃ。一度作り直す」
「させると思ってるのかしら?」
洋子は一瞬の隙を突き、杏が無防備になった所に一撃を与えた。それによって
杏は倒され、洋子は勝利した。
「完璧な物なんてこの世にはないわよ。参考になったかしら」
「ええ。ありがとう自分の弱点もわかったわ。また戦いましょ」
「そうね。私が眠くないうちはね」
「?」
そう言ってると洋子はそのまま倒れ込むように寝ようとしたがそれを
楓が抱き抱えた。
「悪いな。この人、普段はこんな風に寝てる方が多いんでね」
「そうか。ならそのまま寝かせてあげてほしい」
「そうさせとくよ。今日はもう役目は終わったからな」
洋子を抱えて楓は戻った。
「これで一勝一敗。渋谷大丈夫か?」
「多分。なんとかするよ。朝霧君まで回さないと」
「それはしなくていい」
ケイは緊張しながら前に出た。相手の選手も出てくる。相手の選手はメガネをしていて
セミロングにスタイルの良い女子生徒、加納善子だ。ずっと
本を読んでいて今も手に小さい小説を持っていた。善子は二年だ。
「善子、油断しないでね」
「私に油断はないわ。それで負けるなら相手が上なだけの事」
善子はそう言って中央に向かった。二人が並び握手をする。
「あ、あの、その本持ったままですか?」
「ええ。心配しないでちゃんと戦うから」
「そ、そうですか」
ケイが逆に心配になるが、その心配はすぐに消えた。ブザーが鳴り、試合が始まる。先に
動いたのは善子だ。本を開いて手をそこに載せる。そこから能力を放った。
「風よ!」
「!?風の能力?亜美ちゃんと同じ?」
「水よ!」
「!?今度は水?そんな能力を複数使うなんて」
ケイが言ってるように能力は一人に一つが主流だ。稀に二つの能力を持つ物もいるが
それは最上級のSランクぐらいだ。彼女はAランクなので驚いていた。
ケイは反撃せずに避け続けている。しかし、善子はその動きをしっかり見ていて
攻撃を命中させている。
「逃げても無駄よ。あなたの速さじゃ止まって見えるわ。それに、能力の力の差も
わかりきってるわ」
「それはやってみないとわからないわよ。今度は私の番!本当はあまり使いたく
ないんだけど」
「それほどの力ってことかしら?」
「全然。ただ地味なだけよ。ブレイク」
「!?床が!」
善子の足元がへこんだ。それをみてすぐに避けるがケイはすぐにそこにも能力を
かける。
「本当に地味ね。それにこんなのでは誰も倒せないわよ」
「確かにそれだけじゃ無理ね。一応他にも技はあるのよ。それを使うわ。その
為には」
「近づいてきた!何をするのか知らないけど、どんな技もあんたのじゃ私には」
「善子!避けなさい」
「!?」
ケイの攻撃を避けた善子。その外れた攻撃は床に当たった。当たったそこが破壊されて
いた。その衝撃は大きく館内が地震の様に揺れた。
「外しちゃった」
「なるほど。確かにあれは当たったらまずいわね」
「次は外さないよ」
「当たらなければ怖くないわ。あなたじゃ私には追いつけないもの」
「確かに追いつけない。だったら飛ばすだけ」
「!?」
言葉通りケイはその能力を飛ばした。ただし、飛ばしているのは床や壁にだけだ。
それでも床につけば攻撃を受けるので善子は着地しては飛びを繰り返していた。
今までこんな攻撃を受けた事ないので善子は苦戦していた。
「妙な攻撃ね。こっちのリズムがおかしくなるわ。それでも私が勝つわ!」
「勝つのは私よ!まだ奥の手があるんだから」
「奥の手?」
「朝霧君、外していい?」
「好きにしな。後で動けなくなっても知らんぞ」
「大丈夫。じゃぁ外すね」
「何を外すか知らないがそんな隙を与えるとでも」
「もらうわよって言うかもう外しちゃってるんだけどね」
「!?何を外したの?」
「これ」
「リストバンド?そんなのを外しただけで」
「これが変わるんですよ。今見せてあげます」
そう言ってケイは動いた。しかもさっきとは格段に速さが違った。これも楓の
訓練の成果だった。ケイの攻撃が善子に命中していく。しかもそれは威力も
上がっており、一撃喰らう度に善子はかなりのダメージを受けていた。
「こんなの、反則級でしょ。何よその効果は」
「これが訓練の成果だからね。でも、そんなに長くは持たないから、次で決めさせて
もらうよ」
「なら逃げきるまでよ!」
善子が本に手を置き、反撃してきた。しかもそれはさっきまでより強力になって
いて、ケイを惑わした。それは複数同時の能力で攻撃してきたのだ。ケイは
それが何かわからないので避けようとするとが、なぜか喰らってしまっている。
「これ何?なんでこんなに能力が」
「それが私の能力。そうねせっかくだから教えてあげる。私の能力はファントム。その
意味がわかるかしら?」
「ファントム?それじゃこれは」
善子の能力は幻影だ。水や風それは幻で本来の能力を隠している。それでもその
能力で攻撃できてるのは善子の力だ。それから二人の攻防が続いた。ケイが
決着をつけようとしたが、善子がそれを防いで反撃をした。ケイも解放後の
体力もなくなり、力尽きてしまい、善子がその試合を制した。
「まさかこんなに苦戦するなんて。大したものねあなた」
「でも、勝てなかったからまだ訓練しないと」
「待ってるわ。本戦でまた戦いましょ」
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