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第二十五話
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文化祭も終わって少しずつ学校生活が落ち着いてきたある日、俺は自室でのんびりとしていた。
「ふう、宿題や予復習も終わったし、とりあえずゆっくりするか。でも、真夏さんは大丈夫かな……」
今も部屋で勉強している真夏さんの事を思い浮かべる。普段から成績はいいし、生徒会長をしていたという事から内申点もいい真夏さんだけど、それでも受験には気を抜いていなかった。
それなのに、俺達と一緒に生徒会の劇を作ったり俺がまだ手が回らない部分の仕事も代わりにやってくれていたのはやはり申し訳なく、俺も茉莉ちゃんもそんな真夏さんに気を遣って今は真夏さんに休んでもらっていたのだ。
「家事を代わりにやるとか出来るけど、受験自体がうまく行くかは真夏さん次第だし、俺達が何か出来る事はない。それに、真夏さんの志望校は地元でもトップクラスの大学だからより気を張ってるだろうしなあ……」
俺達の学校もレベルは高い方だ。けれど、それよりも高いレベルの学校は普通にあるし、そういうところからも受験に来る学生だっている。そういう学生達に負けないために真夏さんは頑張っているのだが、ここのところ根を詰めすぎているように見えたのだ。
「何かないかな……俺でも出来る真夏さんを支えられる方法」
ベッドに寝転がりながら考えていたその時、部屋のドアがノックされた。
「どうぞー」
ドアが開くとそこには茉莉ちゃんの姿があった。
「茉莉ちゃんか。どうかした?」
「うん……あのね、ママのために何かしてあげたいの」
「真夏さんのために……」
「だって、ママはお勉強をするためにいっぱい頑張ってるけど、なんだか最近眉毛の間辺りが、こう……ギューっとしてて辛そうに見えるの」
「眉間にシワがよってるって感じか」
言葉までは知らなくともそういうところに気づける辺り、やっぱり茉莉ちゃんは賢い子のようだ。そして茉莉ちゃんも同じように真夏さんのために何かをしたいと考えているなら、二人で考えた方がよりいいアイデアが浮かぶだろう。
「実は俺も真夏さんのために何か出来ないかって考えてたんだ。だから、茉莉ちゃんも一緒に考えてくれないかな?」
「うん! パパと一緒に考えたい!」
茉莉ちゃんは嬉しそうに言う。そしてベッドから起き上がり、茉莉ちゃんが隣に座った後、俺達は相談を始めた。
「さて、家事を手伝うのはいつもやってるからそれは続けていきたい。そうなると他の部分で何か真夏さんのために何かしたいんだけど、何が出来るかな……」
「うーん……まずはママが嬉しくなる事をしたいかも」
「真夏さんが嬉しくなること?」
「うん。今のママ、なんだか肩もムギュッてなってる気がして、お顔もムーってしててなんだか怖いの」
「肩に力が入ってて、顔も強ばってる感じか……たしかに、それなら何か手伝うよりは真夏さんが喜びそうな事をして、気分転換してもらった方がいいのかな」
茉莉ちゃんの意見は一理ある。ただ何かを手伝うよりは真夏さんには勉強以外の何かで気分転換をしてもらった方がいい気はするし、その方がその後の能率だって上がるはずだ。となると、今度はその気分転換の方法を考えないといけない。
「何がいいかな……」
お菓子を作って食べてもらうとか一緒に出掛けるとか色々考え付いたが、そのどれもが何か違うような気がしてしまった。そうして考えていた時、室内を軽く見回していた茉莉ちゃんは首を傾げた。
「あれ……?」
「茉莉ちゃん、どうしたの?」
「パパはお部屋にカボチャのお化けさん飾ってないんだなと思って」
「カボチャのお化け……あ、もしかしてジャック・オー・ランタンの事かな?」
「じゃっく・おー・らんたん? なんだか可愛い名前!」
茉莉ちゃんがワクワクした様子で言う。ジャック・オー・ランタンとは、ハロウィンの時期には色々なところで見かける顔を掘られたカボチャの事で、古代ケルト人達にとっての魔除けのアイテムだったみたいだ。
そんなジャック・オー・ランタンはアイルランドやスコットランドなどで伝わる鬼火のような存在らしく、生前に堕落した生活をしていた男が悪魔を騙して死んでも地獄に落ちない契約をしたはいいものの、生前の行いのせいで天国にも行けないために安住の地を求めてふらふらとさ迷う事になったという伝承もある。
そんなジャック・オー・ランタンだが、元々はカボチャではなく白いカブを使っていたらしく、白いカブが頭蓋骨を連想させるためのようで、現在でも故人の頭蓋骨の中でろうそくを灯して光った頭蓋骨に故人の魂が宿ったのだと考えて囲んで祝う風習がある国もあるのだという。
そんな雑学をある程度わかりやすくまとめてから茉莉ちゃんに話すと、茉莉ちゃんは目を輝かせた。
「パパはやっぱり物知りさんなんだね! でも、ジャックさんは本当にズルい人なんだね……誰かを騙しちゃダメだよって誰にも教わらなかったのかな?」
「たぶんね。それにしても、そろそろハロウィンの時期か」
言われてみれば、スーパーでもカボチャの飾りやハロウィンのセールを見かけた気がする。ハロウィンといっても特になにもしてこなかったからあまりイメージになかったけれど、今ではちょっとしたお祭り感覚で世間には浸透しているのだ。
「ハロウィンか……」
俺が考え始めると、茉莉ちゃんは不思議そうに首を傾げた。
「パパ? どうしたの?」
「いや、真夏さんに喜んでもらうためにハロウィン的な何かをウチで出来ないかと思ったんだ」
「ハロウィンするの!?」
「そこまで本格的なのは出来ないけどね。でも、真宙さん達にも協力してもらえれば色々な事が出来るはずだよ」
「そうなんだ! ママに喜んでもらいたいからハロウィンしたい!」
「そうだね。でも、そのためには何をすればいいか考えないと……」
料理を作ったり飾りつけをしたりするのは簡単だ。けれど、せっかくやるならもう少し何かがほしい。ただ、その何かがまだ思い付かないのだ。
「何か……何かないかな……」
真夏さんに喜んでもらうために色々考えていたその時、また部屋のドアがノックされた。真夏さんだろうか。
「はい、どうぞー」
すると、ドアを開けて入ってきたのは真夏さんではなく、真夏さんのお母さんである夏海さんだった。
「あ、夏海さん」
「あっ、ママのお母さんだ!」
「その言い方だと、ちょっと違うような……まあいいか。もしかして真夏さんに会いに来たんですか?」
「それもありますが、二人にも会いに来たんですよ。冬矢君は真夏の婚約者で茉莉ちゃんは可愛い親戚ではありますが、もう私達にとっても可愛い子供のようなものですからね」
「夏海さん……」
夏海さんのその言葉はとても嬉しかった。そして夏海さんは部屋の中に入ってくると、にこりと笑った。
「何かあれば遠慮なく言ってくださいね。出来る限りの支援はしますから」
「はい、ありがとうございます。あ、それなら……」
「あら、何か困り事でも?」
「実は……」
俺はさっき茉莉ちゃんと話していた事を夏海さんにも話した。夏海さんは顎に手を当てながら頷くと、真夏さんと同じような笑顔を浮かべた。
「そういうことでしたか。それなら私達も協力しますよ。真夏とは夜に電話をする事が多いのですが、最近は少し声が疲れているなと思っていたので気になっていたんです」
「俺達も家事を変わったり何か気晴らしになるような話題を出してみたりしているんですが、それでもやっぱり足りなかったみたいなんです。でも、茉莉ちゃんが話題に出してくれたハロウィンのパーティーみたいな事が出来たら真夏さんもいい気分転換になると思うんです」
「それは私も同感です。あの子はそういったイベント事は大好きですし、普段は落ち着いているように見えますが、その内にはいい情熱を秘めていますからね」
「たしかに。文化祭での生徒会企画の時には誰よりも乗り気でしたし、その時の情熱はスゴかったです」
「それはあなたに対しても同じですけどね。ただ、そういうパーティーをするなら、もう少し規模が大きい方が面白そうですよね」
夏海さんはクスクス笑う。その真夏さんを彷彿とさせる笑みを見て、俺は改めて夏海さんが真夏さんのお母さんなのだと感じた。
「でも、どうやって規模を大きくするんですか?」
「ふふ、そんなの簡単ですよ。会社でのパーティーにしてしまえばいいんです」
「会社での……あ、そうか! 真宙さんは田母神製薬の社長さんだから、会社規模で開こうとすれば!」
「そういうことです。ではこの件は真宙さんにも相談しておきますので、二人も協力をお願いしますね。真夏リフレッシュのハロウィン大作戦、開始です!」
楽しそうに言いながら腕を高くあげる夏海さんの姿は可愛らしく、それに続いて俺達も腕を高くあげた。
「ふう、宿題や予復習も終わったし、とりあえずゆっくりするか。でも、真夏さんは大丈夫かな……」
今も部屋で勉強している真夏さんの事を思い浮かべる。普段から成績はいいし、生徒会長をしていたという事から内申点もいい真夏さんだけど、それでも受験には気を抜いていなかった。
それなのに、俺達と一緒に生徒会の劇を作ったり俺がまだ手が回らない部分の仕事も代わりにやってくれていたのはやはり申し訳なく、俺も茉莉ちゃんもそんな真夏さんに気を遣って今は真夏さんに休んでもらっていたのだ。
「家事を代わりにやるとか出来るけど、受験自体がうまく行くかは真夏さん次第だし、俺達が何か出来る事はない。それに、真夏さんの志望校は地元でもトップクラスの大学だからより気を張ってるだろうしなあ……」
俺達の学校もレベルは高い方だ。けれど、それよりも高いレベルの学校は普通にあるし、そういうところからも受験に来る学生だっている。そういう学生達に負けないために真夏さんは頑張っているのだが、ここのところ根を詰めすぎているように見えたのだ。
「何かないかな……俺でも出来る真夏さんを支えられる方法」
ベッドに寝転がりながら考えていたその時、部屋のドアがノックされた。
「どうぞー」
ドアが開くとそこには茉莉ちゃんの姿があった。
「茉莉ちゃんか。どうかした?」
「うん……あのね、ママのために何かしてあげたいの」
「真夏さんのために……」
「だって、ママはお勉強をするためにいっぱい頑張ってるけど、なんだか最近眉毛の間辺りが、こう……ギューっとしてて辛そうに見えるの」
「眉間にシワがよってるって感じか」
言葉までは知らなくともそういうところに気づける辺り、やっぱり茉莉ちゃんは賢い子のようだ。そして茉莉ちゃんも同じように真夏さんのために何かをしたいと考えているなら、二人で考えた方がよりいいアイデアが浮かぶだろう。
「実は俺も真夏さんのために何か出来ないかって考えてたんだ。だから、茉莉ちゃんも一緒に考えてくれないかな?」
「うん! パパと一緒に考えたい!」
茉莉ちゃんは嬉しそうに言う。そしてベッドから起き上がり、茉莉ちゃんが隣に座った後、俺達は相談を始めた。
「さて、家事を手伝うのはいつもやってるからそれは続けていきたい。そうなると他の部分で何か真夏さんのために何かしたいんだけど、何が出来るかな……」
「うーん……まずはママが嬉しくなる事をしたいかも」
「真夏さんが嬉しくなること?」
「うん。今のママ、なんだか肩もムギュッてなってる気がして、お顔もムーってしててなんだか怖いの」
「肩に力が入ってて、顔も強ばってる感じか……たしかに、それなら何か手伝うよりは真夏さんが喜びそうな事をして、気分転換してもらった方がいいのかな」
茉莉ちゃんの意見は一理ある。ただ何かを手伝うよりは真夏さんには勉強以外の何かで気分転換をしてもらった方がいい気はするし、その方がその後の能率だって上がるはずだ。となると、今度はその気分転換の方法を考えないといけない。
「何がいいかな……」
お菓子を作って食べてもらうとか一緒に出掛けるとか色々考え付いたが、そのどれもが何か違うような気がしてしまった。そうして考えていた時、室内を軽く見回していた茉莉ちゃんは首を傾げた。
「あれ……?」
「茉莉ちゃん、どうしたの?」
「パパはお部屋にカボチャのお化けさん飾ってないんだなと思って」
「カボチャのお化け……あ、もしかしてジャック・オー・ランタンの事かな?」
「じゃっく・おー・らんたん? なんだか可愛い名前!」
茉莉ちゃんがワクワクした様子で言う。ジャック・オー・ランタンとは、ハロウィンの時期には色々なところで見かける顔を掘られたカボチャの事で、古代ケルト人達にとっての魔除けのアイテムだったみたいだ。
そんなジャック・オー・ランタンはアイルランドやスコットランドなどで伝わる鬼火のような存在らしく、生前に堕落した生活をしていた男が悪魔を騙して死んでも地獄に落ちない契約をしたはいいものの、生前の行いのせいで天国にも行けないために安住の地を求めてふらふらとさ迷う事になったという伝承もある。
そんなジャック・オー・ランタンだが、元々はカボチャではなく白いカブを使っていたらしく、白いカブが頭蓋骨を連想させるためのようで、現在でも故人の頭蓋骨の中でろうそくを灯して光った頭蓋骨に故人の魂が宿ったのだと考えて囲んで祝う風習がある国もあるのだという。
そんな雑学をある程度わかりやすくまとめてから茉莉ちゃんに話すと、茉莉ちゃんは目を輝かせた。
「パパはやっぱり物知りさんなんだね! でも、ジャックさんは本当にズルい人なんだね……誰かを騙しちゃダメだよって誰にも教わらなかったのかな?」
「たぶんね。それにしても、そろそろハロウィンの時期か」
言われてみれば、スーパーでもカボチャの飾りやハロウィンのセールを見かけた気がする。ハロウィンといっても特になにもしてこなかったからあまりイメージになかったけれど、今ではちょっとしたお祭り感覚で世間には浸透しているのだ。
「ハロウィンか……」
俺が考え始めると、茉莉ちゃんは不思議そうに首を傾げた。
「パパ? どうしたの?」
「いや、真夏さんに喜んでもらうためにハロウィン的な何かをウチで出来ないかと思ったんだ」
「ハロウィンするの!?」
「そこまで本格的なのは出来ないけどね。でも、真宙さん達にも協力してもらえれば色々な事が出来るはずだよ」
「そうなんだ! ママに喜んでもらいたいからハロウィンしたい!」
「そうだね。でも、そのためには何をすればいいか考えないと……」
料理を作ったり飾りつけをしたりするのは簡単だ。けれど、せっかくやるならもう少し何かがほしい。ただ、その何かがまだ思い付かないのだ。
「何か……何かないかな……」
真夏さんに喜んでもらうために色々考えていたその時、また部屋のドアがノックされた。真夏さんだろうか。
「はい、どうぞー」
すると、ドアを開けて入ってきたのは真夏さんではなく、真夏さんのお母さんである夏海さんだった。
「あ、夏海さん」
「あっ、ママのお母さんだ!」
「その言い方だと、ちょっと違うような……まあいいか。もしかして真夏さんに会いに来たんですか?」
「それもありますが、二人にも会いに来たんですよ。冬矢君は真夏の婚約者で茉莉ちゃんは可愛い親戚ではありますが、もう私達にとっても可愛い子供のようなものですからね」
「夏海さん……」
夏海さんのその言葉はとても嬉しかった。そして夏海さんは部屋の中に入ってくると、にこりと笑った。
「何かあれば遠慮なく言ってくださいね。出来る限りの支援はしますから」
「はい、ありがとうございます。あ、それなら……」
「あら、何か困り事でも?」
「実は……」
俺はさっき茉莉ちゃんと話していた事を夏海さんにも話した。夏海さんは顎に手を当てながら頷くと、真夏さんと同じような笑顔を浮かべた。
「そういうことでしたか。それなら私達も協力しますよ。真夏とは夜に電話をする事が多いのですが、最近は少し声が疲れているなと思っていたので気になっていたんです」
「俺達も家事を変わったり何か気晴らしになるような話題を出してみたりしているんですが、それでもやっぱり足りなかったみたいなんです。でも、茉莉ちゃんが話題に出してくれたハロウィンのパーティーみたいな事が出来たら真夏さんもいい気分転換になると思うんです」
「それは私も同感です。あの子はそういったイベント事は大好きですし、普段は落ち着いているように見えますが、その内にはいい情熱を秘めていますからね」
「たしかに。文化祭での生徒会企画の時には誰よりも乗り気でしたし、その時の情熱はスゴかったです」
「それはあなたに対しても同じですけどね。ただ、そういうパーティーをするなら、もう少し規模が大きい方が面白そうですよね」
夏海さんはクスクス笑う。その真夏さんを彷彿とさせる笑みを見て、俺は改めて夏海さんが真夏さんのお母さんなのだと感じた。
「でも、どうやって規模を大きくするんですか?」
「ふふ、そんなの簡単ですよ。会社でのパーティーにしてしまえばいいんです」
「会社での……あ、そうか! 真宙さんは田母神製薬の社長さんだから、会社規模で開こうとすれば!」
「そういうことです。ではこの件は真宙さんにも相談しておきますので、二人も協力をお願いしますね。真夏リフレッシュのハロウィン大作戦、開始です!」
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