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第13話 融合+の本領発揮、そして新たな武器スタンハルバートの誕生
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サーラ・マリア・美沙の3人で秘密の初夜を過ごして以降、3人は目に見える位元気になった。そして魔王にも以前に言われたのと同じ様な言われ方をされても笑顔のまま
「私達はミツクニ様の性奴隷です、あなたの様な牝豚達とは違う事をいい加減自覚なさい!」
と、はっきりと言う様になった、良い傾向だと思う、あと魔王達はその後また1週間以上お預けの罰をしっかりと与えておいた。
それからは再びいつも通り昼は武器の量産に励み、夜は魔王達に奉仕させたり3人と愛し合う生活を送っている。黙々と同じ作業を続ける事4ヶ月、武器製作は68に追加効果付与も61に上昇した。そして、今俺は工房で新しい武器の製作の為色々と思案していた。
闇の死刑執行人(隷属)は鞘から抜く必要が有る為、最初の1人は引っかかっても2人目以降は抜こうとしない。それでも、物量の差から1発でも掠れば大ダメージの武器から逃れられる訳も無く次第に勇者達のパーティーは疲労の度合いを濃くしている。
(なんでこんなにゴブリンやコボルトを大量に何度も何度も送れるんだ!?殺しても殺しても沸いてくる!回復する余裕も無いじゃないか!?)
そう、ゴブリンとコボルトはその数を確実に増やしている。その訳は俺達が破った国境側への侵略が原因だ。俺は勇者を襲う部隊とは別に世界を侵略させる為の部隊も派遣を続けておりそしてその送った先から人間の女を大量に魔王領に攫い苗床としてゴブリンやコボルトを量産している。ゴブリンやコボルトは本当に成長が早くて助かっている、着床から出産までおよそ2ヶ月それから戦闘に出せれる様になるまでは更に4ヶ月で大丈夫なのだ。つまり半年であの大きさまで成長している。
本能のままに喰われると効率が悪いので、苗床の牡達には首飾りを吊るさせて種付けのみに専念させる。女達には3人産んだら解放すると伝えているが、例え解放されてもその頃には正気を失っているのがほとんどで死ぬまで苗床として活用させてもらう事にした。正気を保てた者も解放された後、帰郷する途中で野生のゴブリン達に捕まり再び苗床となったあげく喰われて死ぬのも居た様だ。
そうそう、俺が最初に立ち寄った街も既に陥落しているが俺の命令で工房街のドワーフのジジイ共と奴隷屋の主は生かしてある。1度だけ俺はサーラ達3人を連れてあの街を再び訪れた。ジジイ共は俺の姿を見て驚きそして怒りで罵声を浴びせてくるが、俺から買い取ったガイア作の剣が実はヴェルド作だった事を知るとそのまま地面に膝をつき自分達の仕出かした事の大きさを噛み締めていた。
あれからジジイ共は追加効果の付与に融合が関わっている事を突き止め、武器の技術は大きく向上していた。その技術はすぐに早馬で世界中に伝えられ真っ先に魔王領で戦う勇者達のパーティーの下へ新たなる武器という形で既に渡っている。
『わしらはヴェルドの力をもって魔王を倒そうとしていたのか!?』
「お前らから譲ってもらった鍛冶の道具は今でも使わせて貰っている、それに歓迎会と称して酒を酌み交わしているからな。俺はお前らを殺さない、ヴェルドの力を使わない新たな武器の製法を創作するなり、これまで通りの鍛冶生活を送るなり好きにしてくれ。死のうなんて考えるなよ。俺の復讐が全て終わった時また酒を酌み交わせる事が出来たらいいな」
ジジイ共は俺の言葉に反応すら出来ない程ショックを受けているので、そのまま立ち去る。そして次に奴隷屋の主と再会すると次の依頼を出した。
「いつまでも、街の女達を攫ってばかり居ると人間の人口も減ってしまうからお前には許可証を渡すのでこれを使い苗床で使い倒しても問題無い女達を適当に見つけて定期的に送り届けてくれ。それからこの3人を初めに紹介してくれて本当に有難う」
そう言いながら3人を紹介してくれた謝礼と苗床用の女の確保資金の前渡しとして1000万Gを渡すと奴隷屋の主は自分に質問してきた。
『苗床に相応しい女はどの様な者でよろしいのですか?』
「高慢で他者を見下し、血筋のみがその人間の全てを決めると思い込んでいる奴がもっとも相応しいな。まあ、そんな連中は王族や貴族共しか居ないと思うが・・・。さっき渡した許可証には捕虜を先に選んで持っていっても良いと言う魔王のお触書が書かれている。こういう連中から最優先で運んでくれ」
『承知致しました』
そして、時を戻して工房の中では俺は次の武器のイメージを決めかねていた。
(隷属だとその武器を持たせる必要が有るし、剣だと間合いが狭いので攻撃してもかわされる可能性も高い。間合いも広くてたとえかわされても何かしらのダメージもしくは状態異常を起こせる武器は何が良いのだろうか?)
上手くまとまらないので、気分転換に外の空気を吸いに店の前に出ると魔王の居城からまた新しい部隊が出陣するところだった。
(今日はリザードマンの集団か、ゴブリン・コボルトもあと1週間程でまた成長して戦闘に加われるのが居る筈だからそれまでの予備戦力の様だな。持っている武器はトライデントの1種かな?あれは突く事に特化した様な武器だから振り回すとか出来ないのが欠点か。ん、待てよ!?確か槍系の武器で槍の先端に斧と鉤爪が付いた形の奴が有った気がしたが何て名前だったかな?)
「それはハルバートの事ではないですか?」
「うわっ!?ビックリした!背後からいきなり耳元で話しかけられるから驚いちまったじゃないか!?でも、なんで俺の考えてる事が分かったんだ?」
サーラにいきなり耳元で話しかけられ動転している俺は思わずそんな事を聞いてしまう。すると、サーラはクスクスと笑いながら答えを返してきた。
「だって・・・トライデントの辺りから気付かずに喋っておりましたわよ」
「ハルバートか、有難う助かった!」
周囲や店の中に誰も居ない事を確認すると、サーラの手を引き店の中に戻ると素早く唇を重ねた。
「これは俺に新しい武器のヒントをくれたお礼だ」
「もう!他の2人もあなたからの口付けが欲しそうに見ていますよ!?」
「いいな、いいな。マリアもミツクニ様から口付けして欲しい!」
「わたしもまた嫉妬しちゃいそうなので、口付けで鎮めてもらえませんか?」
マリアと美沙もねだってくるので、素直に応じた。何しろ新しい武器のヒントが手に入ったんだ気分がいい。後はそれにどんな効果を付与していくか考えよう。
工房に戻ると、まずは試しにスチール製のハルバートを製作してみた。槍の穂先に斧とその反対側に鉤爪を配置するイメージして鎚を打つとノーマル級の只のハルバートが出来上がる。それを手に持って実際に突いたり振り回すポーズをしている内に雷を纏うハルバートの姿が浮かんできた。
(ハルバートから放電すれば、たとえかわされたとしても紙一重の場合電流が伝わる。触れれば当然感電する訳だから、雷の魔宝石を使えば作れるかもしれないな)
そうして、アイテムボックスから雷小石を取り出そうとした際に工房の片隅で埃を被っている闇の死刑執行人(身体麻痺)を見つける。
(あれは本当に失敗作だったよな、抜いた瞬間自分が麻痺するとは思ってもみなかった。そしてこの店が出来た時に処分も出来ずに工房に置いたままにしてたのすっかり忘れてた。そういえば、融合+で魔宝石同士も融合出来る様になったけど雷と身体麻痺も融合可能だったりするのだろうか?上手く行けば捕獲用武器に付けるのには優れた効果を発揮する筈だが)
物は試しと雷小石と身体麻痺小石の融合をやってみる
「融合+」
2つの石が光に包まれ1つに重なると、これまで見た事の無い小石が姿を現したので鑑定してみる。
スタン小石 レア等級
追加効果 武器に付与すると、身体麻痺の効果の有る電流を放電し30cm程離れている相手にも電流は伝わる。あくまで麻痺させるだけなので感電死する事は無いが麻痺の効果も5分と短い
(レア等級って有るけど、効果的にはレジェンド級じゃねコレ?今後弓矢とかに付与すれば離れた敵もスタンさせて捕らえる事も可能になるし・・・)
さらに実験でこのスタン小石を複製で増やすと、中石・大石を融合で加工してみたが中石以降は人に使うべき代物じゃないので小石だけを使う事にした。
(中石では電流で火傷して、大石になると黒焦げの上に電気ショックによる多臓器不全での死じゃ電気椅子とほとんど変わらん)
自分が求めているのはあくまでも勇者達を捕獲する為の武器であって殺すためじゃない。殺すにしても苗床送りにしないと気が済まないからな。
スタン小石を複製で大量に作り、今度は本番なのでオリハルコンインゴットを使う。最初の1本目の製作にはやはり時間が掛かり何度も失敗するが、LVも上がっている為か闇の死刑執行人が出来た時の半分の試行時間でハルバートは完成した。
武器名 オリハルコン・スタンハルバート レジェンド等級 槍・斧・鉤爪
製作者 ミツクニ
評価額 5500万G
攻撃力 +210
耐久力 255/255
追加効果 身体麻痺の効果の有る電流を放電し30cm程離れている相手にも電流は伝わる。あくまで麻痺させるだけなので感電死する事は無いが麻痺の効果も5分と短い
(レシピ獲得 次から同名の武器を100%製作可能です)
製作LVが上がったのが原因か、それとも鍛冶屋LVが上がった所為かそれとも両方か・・・とにかく今回の武器は闇の死刑執行人よりも単体の攻撃力と耐久力が上昇していた。属性ダメージの上昇は無いがこの上昇分が評価額が高くなった元の様だ。
俺は、マリアを呼ぶと急ぎ魔王を店まで呼びつけた。マリアと魔王は口論しながら来るが2人共微かに笑顔を浮かべながら来るので今ではすっかり打ち解けてじゃれあってただけのようだ。
俺は魔王にこの新しい槍を見せると、既に出て行ったリザードマン達を大急ぎで引き返させた。そして各個撃破されない様に横一列に並んでの隊列攻撃を指示して量産したスタンハルバートを全員に持たせ、また麻痺した相手を完全に捕獲する為に隷属の首飾りも預けて出撃させた。
それから1週間程経ち、魔王の許に勇者パーティーの女拳闘士の捕獲に成功し明後日には居城に移送されてくるとの一報が入る。長谷川達はまた1歩追い詰められ、俺はこの女を尋問した上で苗床送りにするか判断する為城内の鑑賞スペースで待つ事にした。
「私達はミツクニ様の性奴隷です、あなたの様な牝豚達とは違う事をいい加減自覚なさい!」
と、はっきりと言う様になった、良い傾向だと思う、あと魔王達はその後また1週間以上お預けの罰をしっかりと与えておいた。
それからは再びいつも通り昼は武器の量産に励み、夜は魔王達に奉仕させたり3人と愛し合う生活を送っている。黙々と同じ作業を続ける事4ヶ月、武器製作は68に追加効果付与も61に上昇した。そして、今俺は工房で新しい武器の製作の為色々と思案していた。
闇の死刑執行人(隷属)は鞘から抜く必要が有る為、最初の1人は引っかかっても2人目以降は抜こうとしない。それでも、物量の差から1発でも掠れば大ダメージの武器から逃れられる訳も無く次第に勇者達のパーティーは疲労の度合いを濃くしている。
(なんでこんなにゴブリンやコボルトを大量に何度も何度も送れるんだ!?殺しても殺しても沸いてくる!回復する余裕も無いじゃないか!?)
そう、ゴブリンとコボルトはその数を確実に増やしている。その訳は俺達が破った国境側への侵略が原因だ。俺は勇者を襲う部隊とは別に世界を侵略させる為の部隊も派遣を続けておりそしてその送った先から人間の女を大量に魔王領に攫い苗床としてゴブリンやコボルトを量産している。ゴブリンやコボルトは本当に成長が早くて助かっている、着床から出産までおよそ2ヶ月それから戦闘に出せれる様になるまでは更に4ヶ月で大丈夫なのだ。つまり半年であの大きさまで成長している。
本能のままに喰われると効率が悪いので、苗床の牡達には首飾りを吊るさせて種付けのみに専念させる。女達には3人産んだら解放すると伝えているが、例え解放されてもその頃には正気を失っているのがほとんどで死ぬまで苗床として活用させてもらう事にした。正気を保てた者も解放された後、帰郷する途中で野生のゴブリン達に捕まり再び苗床となったあげく喰われて死ぬのも居た様だ。
そうそう、俺が最初に立ち寄った街も既に陥落しているが俺の命令で工房街のドワーフのジジイ共と奴隷屋の主は生かしてある。1度だけ俺はサーラ達3人を連れてあの街を再び訪れた。ジジイ共は俺の姿を見て驚きそして怒りで罵声を浴びせてくるが、俺から買い取ったガイア作の剣が実はヴェルド作だった事を知るとそのまま地面に膝をつき自分達の仕出かした事の大きさを噛み締めていた。
あれからジジイ共は追加効果の付与に融合が関わっている事を突き止め、武器の技術は大きく向上していた。その技術はすぐに早馬で世界中に伝えられ真っ先に魔王領で戦う勇者達のパーティーの下へ新たなる武器という形で既に渡っている。
『わしらはヴェルドの力をもって魔王を倒そうとしていたのか!?』
「お前らから譲ってもらった鍛冶の道具は今でも使わせて貰っている、それに歓迎会と称して酒を酌み交わしているからな。俺はお前らを殺さない、ヴェルドの力を使わない新たな武器の製法を創作するなり、これまで通りの鍛冶生活を送るなり好きにしてくれ。死のうなんて考えるなよ。俺の復讐が全て終わった時また酒を酌み交わせる事が出来たらいいな」
ジジイ共は俺の言葉に反応すら出来ない程ショックを受けているので、そのまま立ち去る。そして次に奴隷屋の主と再会すると次の依頼を出した。
「いつまでも、街の女達を攫ってばかり居ると人間の人口も減ってしまうからお前には許可証を渡すのでこれを使い苗床で使い倒しても問題無い女達を適当に見つけて定期的に送り届けてくれ。それからこの3人を初めに紹介してくれて本当に有難う」
そう言いながら3人を紹介してくれた謝礼と苗床用の女の確保資金の前渡しとして1000万Gを渡すと奴隷屋の主は自分に質問してきた。
『苗床に相応しい女はどの様な者でよろしいのですか?』
「高慢で他者を見下し、血筋のみがその人間の全てを決めると思い込んでいる奴がもっとも相応しいな。まあ、そんな連中は王族や貴族共しか居ないと思うが・・・。さっき渡した許可証には捕虜を先に選んで持っていっても良いと言う魔王のお触書が書かれている。こういう連中から最優先で運んでくれ」
『承知致しました』
そして、時を戻して工房の中では俺は次の武器のイメージを決めかねていた。
(隷属だとその武器を持たせる必要が有るし、剣だと間合いが狭いので攻撃してもかわされる可能性も高い。間合いも広くてたとえかわされても何かしらのダメージもしくは状態異常を起こせる武器は何が良いのだろうか?)
上手くまとまらないので、気分転換に外の空気を吸いに店の前に出ると魔王の居城からまた新しい部隊が出陣するところだった。
(今日はリザードマンの集団か、ゴブリン・コボルトもあと1週間程でまた成長して戦闘に加われるのが居る筈だからそれまでの予備戦力の様だな。持っている武器はトライデントの1種かな?あれは突く事に特化した様な武器だから振り回すとか出来ないのが欠点か。ん、待てよ!?確か槍系の武器で槍の先端に斧と鉤爪が付いた形の奴が有った気がしたが何て名前だったかな?)
「それはハルバートの事ではないですか?」
「うわっ!?ビックリした!背後からいきなり耳元で話しかけられるから驚いちまったじゃないか!?でも、なんで俺の考えてる事が分かったんだ?」
サーラにいきなり耳元で話しかけられ動転している俺は思わずそんな事を聞いてしまう。すると、サーラはクスクスと笑いながら答えを返してきた。
「だって・・・トライデントの辺りから気付かずに喋っておりましたわよ」
「ハルバートか、有難う助かった!」
周囲や店の中に誰も居ない事を確認すると、サーラの手を引き店の中に戻ると素早く唇を重ねた。
「これは俺に新しい武器のヒントをくれたお礼だ」
「もう!他の2人もあなたからの口付けが欲しそうに見ていますよ!?」
「いいな、いいな。マリアもミツクニ様から口付けして欲しい!」
「わたしもまた嫉妬しちゃいそうなので、口付けで鎮めてもらえませんか?」
マリアと美沙もねだってくるので、素直に応じた。何しろ新しい武器のヒントが手に入ったんだ気分がいい。後はそれにどんな効果を付与していくか考えよう。
工房に戻ると、まずは試しにスチール製のハルバートを製作してみた。槍の穂先に斧とその反対側に鉤爪を配置するイメージして鎚を打つとノーマル級の只のハルバートが出来上がる。それを手に持って実際に突いたり振り回すポーズをしている内に雷を纏うハルバートの姿が浮かんできた。
(ハルバートから放電すれば、たとえかわされたとしても紙一重の場合電流が伝わる。触れれば当然感電する訳だから、雷の魔宝石を使えば作れるかもしれないな)
そうして、アイテムボックスから雷小石を取り出そうとした際に工房の片隅で埃を被っている闇の死刑執行人(身体麻痺)を見つける。
(あれは本当に失敗作だったよな、抜いた瞬間自分が麻痺するとは思ってもみなかった。そしてこの店が出来た時に処分も出来ずに工房に置いたままにしてたのすっかり忘れてた。そういえば、融合+で魔宝石同士も融合出来る様になったけど雷と身体麻痺も融合可能だったりするのだろうか?上手く行けば捕獲用武器に付けるのには優れた効果を発揮する筈だが)
物は試しと雷小石と身体麻痺小石の融合をやってみる
「融合+」
2つの石が光に包まれ1つに重なると、これまで見た事の無い小石が姿を現したので鑑定してみる。
スタン小石 レア等級
追加効果 武器に付与すると、身体麻痺の効果の有る電流を放電し30cm程離れている相手にも電流は伝わる。あくまで麻痺させるだけなので感電死する事は無いが麻痺の効果も5分と短い
(レア等級って有るけど、効果的にはレジェンド級じゃねコレ?今後弓矢とかに付与すれば離れた敵もスタンさせて捕らえる事も可能になるし・・・)
さらに実験でこのスタン小石を複製で増やすと、中石・大石を融合で加工してみたが中石以降は人に使うべき代物じゃないので小石だけを使う事にした。
(中石では電流で火傷して、大石になると黒焦げの上に電気ショックによる多臓器不全での死じゃ電気椅子とほとんど変わらん)
自分が求めているのはあくまでも勇者達を捕獲する為の武器であって殺すためじゃない。殺すにしても苗床送りにしないと気が済まないからな。
スタン小石を複製で大量に作り、今度は本番なのでオリハルコンインゴットを使う。最初の1本目の製作にはやはり時間が掛かり何度も失敗するが、LVも上がっている為か闇の死刑執行人が出来た時の半分の試行時間でハルバートは完成した。
武器名 オリハルコン・スタンハルバート レジェンド等級 槍・斧・鉤爪
製作者 ミツクニ
評価額 5500万G
攻撃力 +210
耐久力 255/255
追加効果 身体麻痺の効果の有る電流を放電し30cm程離れている相手にも電流は伝わる。あくまで麻痺させるだけなので感電死する事は無いが麻痺の効果も5分と短い
(レシピ獲得 次から同名の武器を100%製作可能です)
製作LVが上がったのが原因か、それとも鍛冶屋LVが上がった所為かそれとも両方か・・・とにかく今回の武器は闇の死刑執行人よりも単体の攻撃力と耐久力が上昇していた。属性ダメージの上昇は無いがこの上昇分が評価額が高くなった元の様だ。
俺は、マリアを呼ぶと急ぎ魔王を店まで呼びつけた。マリアと魔王は口論しながら来るが2人共微かに笑顔を浮かべながら来るので今ではすっかり打ち解けてじゃれあってただけのようだ。
俺は魔王にこの新しい槍を見せると、既に出て行ったリザードマン達を大急ぎで引き返させた。そして各個撃破されない様に横一列に並んでの隊列攻撃を指示して量産したスタンハルバートを全員に持たせ、また麻痺した相手を完全に捕獲する為に隷属の首飾りも預けて出撃させた。
それから1週間程経ち、魔王の許に勇者パーティーの女拳闘士の捕獲に成功し明後日には居城に移送されてくるとの一報が入る。長谷川達はまた1歩追い詰められ、俺はこの女を尋問した上で苗床送りにするか判断する為城内の鑑賞スペースで待つ事にした。
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