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俺とユウナ
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ピンポーン。
「んー留守なのかなぁ颯汰君。また明日来よかなっ」
俺は窓のカーテンを開け外を見た。
「チッ」
静かに舌打ちをしてカーテンを締めた..
目が覚めた。ゆっくり体を起こし電気をつけた。
ゲームするか、、そう思いながらだるげに体を動かし電源をつけた。
お、のめさんのパーティあるじゃん。そう思ってパーティに入った瞬間暴言が飛んできた。
「っクソが!芋ってんじゃねぇよ死ねやぁ!クソ雑魚がまじキメェ」
うぉ!?びびった...
「元気っすね」
そう言って少しだけ笑った。
ノメさんキレると怖いからなぁ~
ユウナも怖ぇし...
俺とユウナとノメさんは暴言厨というヤツで
理不尽に相手にキレる事が多々ある。
3人揃ったら間違いなく荒れる...
そう思った矢先にユウナがパーティに来た。
暴言しか吐かねぇパーティになっちまったよ...
多少顔を歪めながら静かにゲームをしていた。
「あれぇ、フニ君いないのー?パーティ抜けようかなー。」
ちゃんとメンバー確認してこいよアホが...
さらに顔が歪んだ。
「お、ユウナ来たのか俺は用事あるから落ちるわ!タコと2人でゲームしとけよ!仲良くな!」
そう言ってのめさんはパーティを去ってった。
アンタさっきまで暴言吐いて
ゲームしてだろォ!?顔が歪みすぎて変形しそうだ...
無駄な気遣いすぎる。普通の女の子なら多少はドキドキするのだが、ユウナと来たら微塵もドキドキしないむしろガクブルだ。
「タコと2人かーまぁいいや。ねータコ最近いい事あったのー?」
む、コイツイイヤツやんけ、会話してくれんの。
こんな暴言厨いや、暴言神でも普通に女子に絡まれるとドキドキするのは変わらないのか。情けないな俺。さすが童貞。
てゆか2人で話すの久しぶりだな...
「いい事ー?いやねーなーそっちはいい事あったの?」
「いや全くないし!ゲームしてる時が楽しいかなぁ。学校も行きたくないしね」
こいつも不登校だったか、何があった知らんが聞く気もない。
顔は可愛いのは知ってるがこの性格だと大体察しがつくしな。
「そういえば、タコも不登校だったよね??
なんで?理由は?いじめられたの?あはは!」
何笑いながらいっての?顔が引きつってしまった。
こいつデリカシー無いのかよ、、それでも女か??まぁ隠す意味もないし教えるか。
何故か背筋が伸びた。
「俺は、高校進学する前に親が2人亡くなったんだよ。今でもたまに辛い時はあるんだけどさ、」
「へーあんた普段テンション高いのにそんな理由があったのねー……でも今は立ち直れてるんじゃないの?あんたいつも笑ってるじゃん!」
「違うよ、お前らが俺と一緒にゲームをしてくれるからなんだよ、俺の居場所を作ってくれたんだ。お前らがいないと今頃も笑ったりは出来てないよ」
「ホントに感謝してる」
なんで俺こんなこと言ってんだよ...クソが恥ずかしぃ...
「気持ち悪っ!勝手に感謝してるとか言われても引くんですけどっ!」
ユウナは爆笑しながらそんな事をいってきた。
「別にアンタの為じゃないし!私だって楽しいから皆とやってるだけ!アンタとゲームしてる時間もわりかし嫌いじゃないもん!」
む、コイツ何可愛い事言ってんだ。ドキドキするじゃねぇかよ、童貞舐めんな危うく好きになる所だったじゃねぇか。クッソ何と情けない
心の中で苦しみ悶えバダバタして何とか落ち着こうとしていた。
「何黙ってんの?早くなんとか言いなさいよ!最後の一言で勘違いしないでよね~私の中でフニ君が一番なんだから!」
ユウナは恥ずかしそうに大声で怒鳴った。
「うるせーなフニ君フニ君きめぇんだよ。勝手に勘違いしてんのはお前だろ自意識過剰暴言厨が、」
クッ、、やっぱりフニさんが一番なのか、、分かりきってるのに何故俺はトキメイた!?
何故ドキドキした!?何故ガッカリしてんだぁぁぁぁあ!!!!クッソ顔ならフニさんに負けてないだろっ!声か?性格なのか??ゲームのセンスは完全にあっちが上だ...
てゆか何で嫉妬してんだよ俺はぁぁぁぁあ
「ねぇ!」
ンガ...?
「ねぇってば!話聞いてるの?私はフニさんに憧れてるの!当然好きだけど!恋愛感情じゃないし!何勘違いしてんの?ホントっ気持ち悪っっ!」
??
「ん?ん?え、好きじゃねーの?恋愛感情じゃなくて?マジっすか??」
俺は唖然とした。あんだけフニ君フニ君いって恋愛感情がないだとっ...コイツもしや天然ビッチ!?
これが噂の童貞刈り予備軍という奴か...好意もない癖にあんだけ懐くとか...俺ならイチコロだぞ!?クッ早めに出会えてよかった。ここでコイツを始末するしかない!
「ねぇっ!話聞いてるの?何黙ってんの!恋愛感情なんか抱かないわよっ!フニ君大学生だし歳離れてるから無理ーー!」
妄想しすぎて話を聞いてなかったが、どうやら年が離れてると恋愛対象にならないらしいな。
つっても3歳だが高校と大学では大きな差なのだろう。
ん、、待てよ。もしそうなら俺とユウナは同じ高一だから付き合える範囲内!?
イヤイヤイヤ待て待て待てまだ気が早い。
そもそも俺はユウナは可愛いと思っているが性格が好きじゃない。
俺の理想は黒髪で優しくおしとやかな小動物の様な女性だ。ユウナはどうだ?黒髪で可愛いまでは良しとしよう。性格は正直怪獣レベルだその上ビッチと来たらもはや性獣、、、、
まぁ性獣はいいか、、
いやだとしても好きになる事はない!
断じてない!
「なにぶつぶついってんの、、気持ち悪っ」
口悪っ
「いや、まぁ、そのフニさんが好きじゃないのは分かった。ならユウナはどんなタイプがすきなんだ?」
「スポーツしててー」
ピクッ!
「黒髪の長身でー」
ピクッ!
「顔がカッコイイ人!」
ピクッピクッ!
俺は思った。
全てにあてはまってる...だとっ...!。
コイツもしかして俺の事が好きって言ってるのか?
いやまだ早いしかしスポーツはバスケしてたし、身長は178cmだし、黒髪だし、
何よりイケメン...てことにしておこう。自信を持つ事は大切だ。
「お前俺の事じゃんそれ、」
はっ!思わず口走ってしまったクソがぁぁぁあ
グぁぁぁぁぁおおおお!!!
「バッ、バッカじゃないの!?気持ち悪っ!ハァ!?ホントっ無理なんだけど勘違いしすぎ!?キモイキモイ死ねよ!ほんとに!2度と喋りかけてくんじゃねぇよ!死ねっ!」
ユウナは、そう言ってパーティを抜けた。
「死んだ。終わった。童貞の夢は朽ちた。」
仲良くなったと思ったが結局これかよぉ
クソォ俺ももうゲームやめよ...
そっとゲームの電源を消し布団に潜った。
ーいっぽうその頃
「あっひゃひゃひゃひゃひゃ。タコとユウナ仲いいじゃねぇか!ホントパーティ監視しといて良かったな!あひゃひゃひゃ」
「シノノメ、パーティ監視なんてどうやってやってるんだよ。全くコイツは昔から悪さしかしないなぁ。」
「おぉ?ユウナがフニのこと興味無いって言ったからって萎えてんのか?あひゃひゃひゃ
こりゃぁ次はフニとタコの取り合いかぁあ?」
「まぁまぁ二人共落ち着いて。ユウナもタコもとっても楽しそうじゃないの、こういうのを見てるとお母さんって感じ、、するなぁ。」
「ハルさんもなんとかいってくださいよ。
まぁでもタコとユウナが仲良くなってくれるのは僕達も嬉しい事ですしね。あとは学校に行けるようになればもっといいかなとか思ったり。」
「フニぃそんな事はアイツらが決めることだ!
アイツらの生きたいようにすればいい。俺達はあの2人が最高に楽しんでくれるようにしないとな!
ほんじゃまーイイもん見れたし俺らも解散するかぁ。また明日なっ!」
「OKー。ハルさん、シノノメ、おやすみ」
「今日は楽しかったわぁ。それじゃあおやすみ」
ピロリっ♪
「んー留守なのかなぁ颯汰君。また明日来よかなっ」
俺は窓のカーテンを開け外を見た。
「チッ」
静かに舌打ちをしてカーテンを締めた..
目が覚めた。ゆっくり体を起こし電気をつけた。
ゲームするか、、そう思いながらだるげに体を動かし電源をつけた。
お、のめさんのパーティあるじゃん。そう思ってパーティに入った瞬間暴言が飛んできた。
「っクソが!芋ってんじゃねぇよ死ねやぁ!クソ雑魚がまじキメェ」
うぉ!?びびった...
「元気っすね」
そう言って少しだけ笑った。
ノメさんキレると怖いからなぁ~
ユウナも怖ぇし...
俺とユウナとノメさんは暴言厨というヤツで
理不尽に相手にキレる事が多々ある。
3人揃ったら間違いなく荒れる...
そう思った矢先にユウナがパーティに来た。
暴言しか吐かねぇパーティになっちまったよ...
多少顔を歪めながら静かにゲームをしていた。
「あれぇ、フニ君いないのー?パーティ抜けようかなー。」
ちゃんとメンバー確認してこいよアホが...
さらに顔が歪んだ。
「お、ユウナ来たのか俺は用事あるから落ちるわ!タコと2人でゲームしとけよ!仲良くな!」
そう言ってのめさんはパーティを去ってった。
アンタさっきまで暴言吐いて
ゲームしてだろォ!?顔が歪みすぎて変形しそうだ...
無駄な気遣いすぎる。普通の女の子なら多少はドキドキするのだが、ユウナと来たら微塵もドキドキしないむしろガクブルだ。
「タコと2人かーまぁいいや。ねータコ最近いい事あったのー?」
む、コイツイイヤツやんけ、会話してくれんの。
こんな暴言厨いや、暴言神でも普通に女子に絡まれるとドキドキするのは変わらないのか。情けないな俺。さすが童貞。
てゆか2人で話すの久しぶりだな...
「いい事ー?いやねーなーそっちはいい事あったの?」
「いや全くないし!ゲームしてる時が楽しいかなぁ。学校も行きたくないしね」
こいつも不登校だったか、何があった知らんが聞く気もない。
顔は可愛いのは知ってるがこの性格だと大体察しがつくしな。
「そういえば、タコも不登校だったよね??
なんで?理由は?いじめられたの?あはは!」
何笑いながらいっての?顔が引きつってしまった。
こいつデリカシー無いのかよ、、それでも女か??まぁ隠す意味もないし教えるか。
何故か背筋が伸びた。
「俺は、高校進学する前に親が2人亡くなったんだよ。今でもたまに辛い時はあるんだけどさ、」
「へーあんた普段テンション高いのにそんな理由があったのねー……でも今は立ち直れてるんじゃないの?あんたいつも笑ってるじゃん!」
「違うよ、お前らが俺と一緒にゲームをしてくれるからなんだよ、俺の居場所を作ってくれたんだ。お前らがいないと今頃も笑ったりは出来てないよ」
「ホントに感謝してる」
なんで俺こんなこと言ってんだよ...クソが恥ずかしぃ...
「気持ち悪っ!勝手に感謝してるとか言われても引くんですけどっ!」
ユウナは爆笑しながらそんな事をいってきた。
「別にアンタの為じゃないし!私だって楽しいから皆とやってるだけ!アンタとゲームしてる時間もわりかし嫌いじゃないもん!」
む、コイツ何可愛い事言ってんだ。ドキドキするじゃねぇかよ、童貞舐めんな危うく好きになる所だったじゃねぇか。クッソ何と情けない
心の中で苦しみ悶えバダバタして何とか落ち着こうとしていた。
「何黙ってんの?早くなんとか言いなさいよ!最後の一言で勘違いしないでよね~私の中でフニ君が一番なんだから!」
ユウナは恥ずかしそうに大声で怒鳴った。
「うるせーなフニ君フニ君きめぇんだよ。勝手に勘違いしてんのはお前だろ自意識過剰暴言厨が、」
クッ、、やっぱりフニさんが一番なのか、、分かりきってるのに何故俺はトキメイた!?
何故ドキドキした!?何故ガッカリしてんだぁぁぁぁあ!!!!クッソ顔ならフニさんに負けてないだろっ!声か?性格なのか??ゲームのセンスは完全にあっちが上だ...
てゆか何で嫉妬してんだよ俺はぁぁぁぁあ
「ねぇ!」
ンガ...?
「ねぇってば!話聞いてるの?私はフニさんに憧れてるの!当然好きだけど!恋愛感情じゃないし!何勘違いしてんの?ホントっ気持ち悪っっ!」
??
「ん?ん?え、好きじゃねーの?恋愛感情じゃなくて?マジっすか??」
俺は唖然とした。あんだけフニ君フニ君いって恋愛感情がないだとっ...コイツもしや天然ビッチ!?
これが噂の童貞刈り予備軍という奴か...好意もない癖にあんだけ懐くとか...俺ならイチコロだぞ!?クッ早めに出会えてよかった。ここでコイツを始末するしかない!
「ねぇっ!話聞いてるの?何黙ってんの!恋愛感情なんか抱かないわよっ!フニ君大学生だし歳離れてるから無理ーー!」
妄想しすぎて話を聞いてなかったが、どうやら年が離れてると恋愛対象にならないらしいな。
つっても3歳だが高校と大学では大きな差なのだろう。
ん、、待てよ。もしそうなら俺とユウナは同じ高一だから付き合える範囲内!?
イヤイヤイヤ待て待て待てまだ気が早い。
そもそも俺はユウナは可愛いと思っているが性格が好きじゃない。
俺の理想は黒髪で優しくおしとやかな小動物の様な女性だ。ユウナはどうだ?黒髪で可愛いまでは良しとしよう。性格は正直怪獣レベルだその上ビッチと来たらもはや性獣、、、、
まぁ性獣はいいか、、
いやだとしても好きになる事はない!
断じてない!
「なにぶつぶついってんの、、気持ち悪っ」
口悪っ
「いや、まぁ、そのフニさんが好きじゃないのは分かった。ならユウナはどんなタイプがすきなんだ?」
「スポーツしててー」
ピクッ!
「黒髪の長身でー」
ピクッ!
「顔がカッコイイ人!」
ピクッピクッ!
俺は思った。
全てにあてはまってる...だとっ...!。
コイツもしかして俺の事が好きって言ってるのか?
いやまだ早いしかしスポーツはバスケしてたし、身長は178cmだし、黒髪だし、
何よりイケメン...てことにしておこう。自信を持つ事は大切だ。
「お前俺の事じゃんそれ、」
はっ!思わず口走ってしまったクソがぁぁぁあ
グぁぁぁぁぁおおおお!!!
「バッ、バッカじゃないの!?気持ち悪っ!ハァ!?ホントっ無理なんだけど勘違いしすぎ!?キモイキモイ死ねよ!ほんとに!2度と喋りかけてくんじゃねぇよ!死ねっ!」
ユウナは、そう言ってパーティを抜けた。
「死んだ。終わった。童貞の夢は朽ちた。」
仲良くなったと思ったが結局これかよぉ
クソォ俺ももうゲームやめよ...
そっとゲームの電源を消し布団に潜った。
ーいっぽうその頃
「あっひゃひゃひゃひゃひゃ。タコとユウナ仲いいじゃねぇか!ホントパーティ監視しといて良かったな!あひゃひゃひゃ」
「シノノメ、パーティ監視なんてどうやってやってるんだよ。全くコイツは昔から悪さしかしないなぁ。」
「おぉ?ユウナがフニのこと興味無いって言ったからって萎えてんのか?あひゃひゃひゃ
こりゃぁ次はフニとタコの取り合いかぁあ?」
「まぁまぁ二人共落ち着いて。ユウナもタコもとっても楽しそうじゃないの、こういうのを見てるとお母さんって感じ、、するなぁ。」
「ハルさんもなんとかいってくださいよ。
まぁでもタコとユウナが仲良くなってくれるのは僕達も嬉しい事ですしね。あとは学校に行けるようになればもっといいかなとか思ったり。」
「フニぃそんな事はアイツらが決めることだ!
アイツらの生きたいようにすればいい。俺達はあの2人が最高に楽しんでくれるようにしないとな!
ほんじゃまーイイもん見れたし俺らも解散するかぁ。また明日なっ!」
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