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第85話後片付けをしよう
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お祭りの後は後片付けの時間である。
撤収は速やかに行われていた。
そして―――忘れちゃいけない打ち上げの準備も滞りなく進んでいた。
ステージは半壊しているけれど、まだ十分なスペースがある。
ステージを僕はせっせと掃除して、今シュウマツさんの手によって大気と重力が調整され、大きなテーブルが一つ置かれていた。
せっかくだから宇宙で打ち上げをしよう! と言い出した誰かは中々発想が宇宙である。
「いやー……肝が冷えたけど。何とかなってよかった」
「……なんとかなってないよぉ。私のメタ子が……」
目を覚ましたフーさんはしょげ気味だったが、こういう危険がないか調べるのが今回の催しの趣旨だったんだから、ある意味ではうまくいったと言えるのかもしれない。
「メタ子とメタルレックスは残念だったけど……あの二種死ぬほど危険だから、絶対分けてね? 魔法生物の回遊ルートは変えて、拠点の衛星の近くには進入禁止ね?」
「……はぁい」
肩を落とすフーさんを見送って、彼女がいなくなったことを確認すると、僕はホゥとため息を吐いた。
「まぁ、それで死にかけてたんじゃ問題あるんだけれどね。……問題と言えば、コレはどうしようか?」
そして解決すべきは会場最後の問題である。
僕が指し示す先には、メラメラと未だに燃え続けている炎の塊があった。
僕は今は手が離せない白熊さんの代わりに、ミニドラゴンのクッキーを抱き上げながらシュウマツさんに尋ねると、シュウマツさんは炎の外周をグルリと回って特別な炎を観察して言った。
「クッキーに言えば消せると思うが……いやちょっと待ってくれ? クッキー。炎の中に何かあるね?」
「ホゲ?」
「ふむ。条件は整っているんだが……まぁいいか。ダメもとでやってみよう。クッキー、手を貸してくれるかね?」
「ホゲ!」
てっきりすぐに消火出来ると思ったのに、シュウマツさんが流れるように何かし始めてしまった。
僕は困惑しながらもクッキーを地面に置いて、成り行きを見守る。
なんとなしに眺めていたが、何やら結構複雑なことをしているようだ。
シュウマツさんは消えない炎に何か魔法を掛け、クッキーも炎をジッと見つめたままタイミングを計っているようだった。
「今だ! クッキー! 炎を!」
「!」
そしてシュウマツさんの支持するタイミングに合わせてクッキーは炎の中に飛び込んだ。
「クッキー! 焦げちゃうよ!?」
「焦げやしないよ……クッキーを何だと思ってるんだ」
それはその通り。しかしクッキーが飛び込んだ後、ただでさえ燃え盛っていた炎の火力がさらに増したのだから、僕だって静かにしてもいられなかった。
「そんなこと言ったって! シュウマツさん! 出来れば消火してくれれば助かるんだけれど!」
「もう少し待ってくれ……これで収まるはずだ」
「燃え盛ってるけど!?」
火力は増しに増し、ちょっと見たことがないような炎になっている。
チカチカと煌めくようなそれは、まるで星屑が炎の中で弾けているようだった。
しばらく炎は大きくなり続けて、これ僕達もそのうち燃えるんじゃないかと思いだした頃、炎の勢いは急速に衰え始めた。
「いや、―――吸い込まれてる?」
こう……炎が内側に収縮しているように見える。
そんなことが出来るとしたら炎の中にいるクッキーだが、なにか特殊なことをしているんだろうというのはシュウマツさんを見ていれば明らかだった。
「ふむ。成功の様だ。運がいい、調整もうまくいったよ」
「調整ってなんの?」
また何かしたのかい?と、そういうニュアンスがあったことは否定しないでおこう。
シュウマツさんは得意げに笑いながら明滅していて、やり遂げた空気を出していた。
「ああ、白熊さんの剣が壊れただろう? なら代わりが必要になると思ってね。新しく拵えたのさ」
炎が完全に消える。
そして炎の後に現れたのは非常に満足そうなクッキーと、一振りの剣だった。
僕は思わず息を飲む。
アウターサイズに作られた大剣は、一度見ると視線が吸い寄せられるような不思議な感覚に陥った。
少なくとも僕は武器を見て畏れ多いなんて感想を持ったのは初めての事だった。
「なんか……すごいの作ったんじゃない?」
「わかるかい? いやー、やってみるとできるものだね。元の世界ではこれは特別な剣だったんだよ。特別な金属に、特別な魔法。それを使って星の息吹である精霊が鍛えた……本当に特別な剣だ。星の聖剣とでもいうべきかな? 知識はあったが私も見るのは初めてだよ」
「へ、へー」
なんだろう、シュウマツさんが語ってくれているけど説明が頭に入ってこない。
でもとてもやばいものがまた出来上がった気がしないでもなかった。
ああ……メタ子君にメタルレックス君、君らはとても数奇な運命をたどっているようだ。
まさか魔法生物と金属生命体から、宇宙怪獣を経て、聖剣に生まれ変わるとは、お釈迦さまでも思うまい。
でも、それはともかくとりあえず目的は達成されたようで何よりだった。
「……まぁ、とにかく火が消えてよかった。いくら何でも火力が強すぎたからね」
「お、おう……結構すごいことなんだけど、君は軽やかに流すなぁ」
「十分驚いてるよ? でも今日の分はもう驚き終わったんだ。もうすぐ白熊さんも来るだろうし掃除は終わらせておかないと。ホラ、あんまり明るすぎると星も見えないからね。せっかくのパノラマがもったいない」
「なるほど……私はいつでもパノラマなのだが?」
「それはそう。でも、こういうのは準備して楽しもうって思わないと案外見落とすから」
そして準備は整いつつある。
フーさんと白熊さんが自慢の窯で焼いてきた料理を沢山持ってやって来たのは、食欲をそそる匂いで、すぐにわかった。
「お待たせ! 出張版白熊レストランのスペシャルピザ! 完成したよ!」
僕はそれを見て頷き、シュウマツさんは楽しげに笑う。
「そうだね。ところでピザという料理は私も食べられるだろうか?」
「どうだろう? シュウマツさんなら気合で何とかできそうじゃないかな?」
驚くほどに近い満天の星と、おいしい料理。
さっきまでの精神的な疲れに、特別に振舞われた自家製ワインが染み渡る。
「これはちょっと……言葉に出来ないな」
僕はしみじみと嚙みしめるように呟いた。
撤収は速やかに行われていた。
そして―――忘れちゃいけない打ち上げの準備も滞りなく進んでいた。
ステージは半壊しているけれど、まだ十分なスペースがある。
ステージを僕はせっせと掃除して、今シュウマツさんの手によって大気と重力が調整され、大きなテーブルが一つ置かれていた。
せっかくだから宇宙で打ち上げをしよう! と言い出した誰かは中々発想が宇宙である。
「いやー……肝が冷えたけど。何とかなってよかった」
「……なんとかなってないよぉ。私のメタ子が……」
目を覚ましたフーさんはしょげ気味だったが、こういう危険がないか調べるのが今回の催しの趣旨だったんだから、ある意味ではうまくいったと言えるのかもしれない。
「メタ子とメタルレックスは残念だったけど……あの二種死ぬほど危険だから、絶対分けてね? 魔法生物の回遊ルートは変えて、拠点の衛星の近くには進入禁止ね?」
「……はぁい」
肩を落とすフーさんを見送って、彼女がいなくなったことを確認すると、僕はホゥとため息を吐いた。
「まぁ、それで死にかけてたんじゃ問題あるんだけれどね。……問題と言えば、コレはどうしようか?」
そして解決すべきは会場最後の問題である。
僕が指し示す先には、メラメラと未だに燃え続けている炎の塊があった。
僕は今は手が離せない白熊さんの代わりに、ミニドラゴンのクッキーを抱き上げながらシュウマツさんに尋ねると、シュウマツさんは炎の外周をグルリと回って特別な炎を観察して言った。
「クッキーに言えば消せると思うが……いやちょっと待ってくれ? クッキー。炎の中に何かあるね?」
「ホゲ?」
「ふむ。条件は整っているんだが……まぁいいか。ダメもとでやってみよう。クッキー、手を貸してくれるかね?」
「ホゲ!」
てっきりすぐに消火出来ると思ったのに、シュウマツさんが流れるように何かし始めてしまった。
僕は困惑しながらもクッキーを地面に置いて、成り行きを見守る。
なんとなしに眺めていたが、何やら結構複雑なことをしているようだ。
シュウマツさんは消えない炎に何か魔法を掛け、クッキーも炎をジッと見つめたままタイミングを計っているようだった。
「今だ! クッキー! 炎を!」
「!」
そしてシュウマツさんの支持するタイミングに合わせてクッキーは炎の中に飛び込んだ。
「クッキー! 焦げちゃうよ!?」
「焦げやしないよ……クッキーを何だと思ってるんだ」
それはその通り。しかしクッキーが飛び込んだ後、ただでさえ燃え盛っていた炎の火力がさらに増したのだから、僕だって静かにしてもいられなかった。
「そんなこと言ったって! シュウマツさん! 出来れば消火してくれれば助かるんだけれど!」
「もう少し待ってくれ……これで収まるはずだ」
「燃え盛ってるけど!?」
火力は増しに増し、ちょっと見たことがないような炎になっている。
チカチカと煌めくようなそれは、まるで星屑が炎の中で弾けているようだった。
しばらく炎は大きくなり続けて、これ僕達もそのうち燃えるんじゃないかと思いだした頃、炎の勢いは急速に衰え始めた。
「いや、―――吸い込まれてる?」
こう……炎が内側に収縮しているように見える。
そんなことが出来るとしたら炎の中にいるクッキーだが、なにか特殊なことをしているんだろうというのはシュウマツさんを見ていれば明らかだった。
「ふむ。成功の様だ。運がいい、調整もうまくいったよ」
「調整ってなんの?」
また何かしたのかい?と、そういうニュアンスがあったことは否定しないでおこう。
シュウマツさんは得意げに笑いながら明滅していて、やり遂げた空気を出していた。
「ああ、白熊さんの剣が壊れただろう? なら代わりが必要になると思ってね。新しく拵えたのさ」
炎が完全に消える。
そして炎の後に現れたのは非常に満足そうなクッキーと、一振りの剣だった。
僕は思わず息を飲む。
アウターサイズに作られた大剣は、一度見ると視線が吸い寄せられるような不思議な感覚に陥った。
少なくとも僕は武器を見て畏れ多いなんて感想を持ったのは初めての事だった。
「なんか……すごいの作ったんじゃない?」
「わかるかい? いやー、やってみるとできるものだね。元の世界ではこれは特別な剣だったんだよ。特別な金属に、特別な魔法。それを使って星の息吹である精霊が鍛えた……本当に特別な剣だ。星の聖剣とでもいうべきかな? 知識はあったが私も見るのは初めてだよ」
「へ、へー」
なんだろう、シュウマツさんが語ってくれているけど説明が頭に入ってこない。
でもとてもやばいものがまた出来上がった気がしないでもなかった。
ああ……メタ子君にメタルレックス君、君らはとても数奇な運命をたどっているようだ。
まさか魔法生物と金属生命体から、宇宙怪獣を経て、聖剣に生まれ変わるとは、お釈迦さまでも思うまい。
でも、それはともかくとりあえず目的は達成されたようで何よりだった。
「……まぁ、とにかく火が消えてよかった。いくら何でも火力が強すぎたからね」
「お、おう……結構すごいことなんだけど、君は軽やかに流すなぁ」
「十分驚いてるよ? でも今日の分はもう驚き終わったんだ。もうすぐ白熊さんも来るだろうし掃除は終わらせておかないと。ホラ、あんまり明るすぎると星も見えないからね。せっかくのパノラマがもったいない」
「なるほど……私はいつでもパノラマなのだが?」
「それはそう。でも、こういうのは準備して楽しもうって思わないと案外見落とすから」
そして準備は整いつつある。
フーさんと白熊さんが自慢の窯で焼いてきた料理を沢山持ってやって来たのは、食欲をそそる匂いで、すぐにわかった。
「お待たせ! 出張版白熊レストランのスペシャルピザ! 完成したよ!」
僕はそれを見て頷き、シュウマツさんは楽しげに笑う。
「そうだね。ところでピザという料理は私も食べられるだろうか?」
「どうだろう? シュウマツさんなら気合で何とかできそうじゃないかな?」
驚くほどに近い満天の星と、おいしい料理。
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「これはちょっと……言葉に出来ないな」
僕はしみじみと嚙みしめるように呟いた。
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