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願いは「18歳頃に戻ってお金に困らない人生を」
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「お前の願いを叶えよう。」
何を言ってるんだ、この爺さん?
いきなり部屋に現れた爺さん。文字どおりいきなりだ。
部屋と言ってもビジネスホテルの一室だが・・・
その爺さんが訳のわからない事を言っている。
それもテレビを見ながらコンビニ弁当を食べていた俺の前に!
テレビ見えないから!
爺さんと言ったが、俺もおっさんと呼ばれる38歳。
目の前にいるのは初老とも思える歳の男だ。着物姿がよく似合う。
「ってあんた誰だ?いきなり目の前に現れるとか人間じゃないだろ!」
昔から霊感ぽいのがあったから、それっぽい者も見た事があったがここまでハッキリと見えた事も会話出来そうだなんて初だ。
「わしは力を失いつつある神だ。もう敬われる事もなく消え行く存在じゃ・・・このまま消えるか悪神に堕ちるかの選択に今ある。」
おいおい神だと!
しかし神と言っても日本には沢山いるけどな。んでその神様が俺に何用?
「俺何かした?神様に願いを祈った事も罸当たる様な事した覚えないけど?」
「ふむ、随分落ちついた男よ・・・まぁよい。お主、今日古い社に手を合わせたであろう?わしはそこにいたのじゃ。」
あぁ~山の奥の工事現場の監督に営業に行った時、ふと林道の横にあった古い小さな社にお参りしたわ。
山の神様かと思ってさ。
あの時に周りに誰もいなかったし、誰にもその事は言っていない。
・・・となると、本当にあそこにいた神様!?
「もう遠い昔になるが、山に狩りに行く者からわしは敬まわれておった。狩りに行く者にとっては命懸けであったのだろう。敬う気持ちの強さもかなり強くそれはわしの力の源になった。実際わしも幾度となく力を使い敬う者達を助けたりもした。しかし・・・狩りに行く者も減りもう来る者もいなくなった。」
まぁ想像は出来るわな。過疎とか近代化とかの影響だろうな。
「そこにおぬしが現れ神として敬ってくれた。久しく忘れておった力の強まりを感じた。しかし・・・おぬしは狩りに行く者では無い。そこでわしは残りの力を全部使いおぬしの願いを叶え消えようと決めたのだ。」
そう言う神様の話の途中から俺は願い事について考えていた。やっぱり一番に思うのはお金の事だ。
では何んてお願いすればいい?素直にお金持ちになりたいって願うか?
いやいや最近のニュースでもあったが、金持ちはよく騙されたり裏切られたりあまりいい話を聞かない。
俺が大丈夫だといいきれない。
なら・・・
「で、わしの事は理解出来たかの?」
「えぇわかりました。それで願いはどんな事でも?」
「どんな事でも・・・と言いたいのじゃが、流石に世界に影響を与える事や道徳に反する事は無理じゃ。それにわしの力の限界もあるしの。・・・そうじゃの、悪いが『おぬしだけに効果のある願いなら』と条件がつくの。」
俺だけに効果がある願い?・・・『モテるようにしてください』とかは可能って事か。
なら・・・
「『20歳・・・いや18歳高校卒業した後ぐらいに戻りお金に困らない人生をやり直したい』」
常々思っていた。過去に戻れるならと・・・
「うむ。わかった・・・過去に戻ってか・・・わしの力で何処まで出来るかわからんがやってみよう。もし無理なら悪神に堕ちても叶えてみせよう。」
「いやいや悪神に堕ちるとかそこまで無理しないでいいですから!・・・ちなみに悪神に堕ちるとどうなるんですか?」
「わしもハッキリとはわからんが悪意や慾望、生贄などの代償を力に換えて道徳に反する事も叶えられる様になる。それに世に影響を与える願いも叶えれる様になる・・・しかし、神々から封印か消滅対象となり追われる事になるじゃろうな。」
神様もいろいろ大変なんだな。って俺の為に悪神になるとか罪悪感があって願いを叶えてもらっても素直に喜べないんですけど?
そんな俺の心の声が聞こえているのか神様は
「な~に心配無用じゃ。もし悪神になったとしても隣の神の所にでも厄介になりに行くわ。今までこの地を離れられんかったしの。あやつもいきなりわしを消そうとはせんじゃろ。それに消されるとしてもわしはもう疲れた。後悔はせん。」
えっ隣の神?って神様でも疲れるんだ!
内心で神様おつ!と励ました。
「さてと・・・心の準備はよいか?」
えっもうやっちゃうの?
「ちょっと待ってくださいよ!今から過去に戻るんですか?え~と準備・・・準備?」
そうか過去に戻るのに準備も何も無いよな。するのは心の準備だけか。
よし!今に未練は無い。
「ではお願いします。」
「ふむ、過去に戻り精進せよ。」
何を言ってるんだ、この爺さん?
いきなり部屋に現れた爺さん。文字どおりいきなりだ。
部屋と言ってもビジネスホテルの一室だが・・・
その爺さんが訳のわからない事を言っている。
それもテレビを見ながらコンビニ弁当を食べていた俺の前に!
テレビ見えないから!
爺さんと言ったが、俺もおっさんと呼ばれる38歳。
目の前にいるのは初老とも思える歳の男だ。着物姿がよく似合う。
「ってあんた誰だ?いきなり目の前に現れるとか人間じゃないだろ!」
昔から霊感ぽいのがあったから、それっぽい者も見た事があったがここまでハッキリと見えた事も会話出来そうだなんて初だ。
「わしは力を失いつつある神だ。もう敬われる事もなく消え行く存在じゃ・・・このまま消えるか悪神に堕ちるかの選択に今ある。」
おいおい神だと!
しかし神と言っても日本には沢山いるけどな。んでその神様が俺に何用?
「俺何かした?神様に願いを祈った事も罸当たる様な事した覚えないけど?」
「ふむ、随分落ちついた男よ・・・まぁよい。お主、今日古い社に手を合わせたであろう?わしはそこにいたのじゃ。」
あぁ~山の奥の工事現場の監督に営業に行った時、ふと林道の横にあった古い小さな社にお参りしたわ。
山の神様かと思ってさ。
あの時に周りに誰もいなかったし、誰にもその事は言っていない。
・・・となると、本当にあそこにいた神様!?
「もう遠い昔になるが、山に狩りに行く者からわしは敬まわれておった。狩りに行く者にとっては命懸けであったのだろう。敬う気持ちの強さもかなり強くそれはわしの力の源になった。実際わしも幾度となく力を使い敬う者達を助けたりもした。しかし・・・狩りに行く者も減りもう来る者もいなくなった。」
まぁ想像は出来るわな。過疎とか近代化とかの影響だろうな。
「そこにおぬしが現れ神として敬ってくれた。久しく忘れておった力の強まりを感じた。しかし・・・おぬしは狩りに行く者では無い。そこでわしは残りの力を全部使いおぬしの願いを叶え消えようと決めたのだ。」
そう言う神様の話の途中から俺は願い事について考えていた。やっぱり一番に思うのはお金の事だ。
では何んてお願いすればいい?素直にお金持ちになりたいって願うか?
いやいや最近のニュースでもあったが、金持ちはよく騙されたり裏切られたりあまりいい話を聞かない。
俺が大丈夫だといいきれない。
なら・・・
「で、わしの事は理解出来たかの?」
「えぇわかりました。それで願いはどんな事でも?」
「どんな事でも・・・と言いたいのじゃが、流石に世界に影響を与える事や道徳に反する事は無理じゃ。それにわしの力の限界もあるしの。・・・そうじゃの、悪いが『おぬしだけに効果のある願いなら』と条件がつくの。」
俺だけに効果がある願い?・・・『モテるようにしてください』とかは可能って事か。
なら・・・
「『20歳・・・いや18歳高校卒業した後ぐらいに戻りお金に困らない人生をやり直したい』」
常々思っていた。過去に戻れるならと・・・
「うむ。わかった・・・過去に戻ってか・・・わしの力で何処まで出来るかわからんがやってみよう。もし無理なら悪神に堕ちても叶えてみせよう。」
「いやいや悪神に堕ちるとかそこまで無理しないでいいですから!・・・ちなみに悪神に堕ちるとどうなるんですか?」
「わしもハッキリとはわからんが悪意や慾望、生贄などの代償を力に換えて道徳に反する事も叶えられる様になる。それに世に影響を与える願いも叶えれる様になる・・・しかし、神々から封印か消滅対象となり追われる事になるじゃろうな。」
神様もいろいろ大変なんだな。って俺の為に悪神になるとか罪悪感があって願いを叶えてもらっても素直に喜べないんですけど?
そんな俺の心の声が聞こえているのか神様は
「な~に心配無用じゃ。もし悪神になったとしても隣の神の所にでも厄介になりに行くわ。今までこの地を離れられんかったしの。あやつもいきなりわしを消そうとはせんじゃろ。それに消されるとしてもわしはもう疲れた。後悔はせん。」
えっ隣の神?って神様でも疲れるんだ!
内心で神様おつ!と励ました。
「さてと・・・心の準備はよいか?」
えっもうやっちゃうの?
「ちょっと待ってくださいよ!今から過去に戻るんですか?え~と準備・・・準備?」
そうか過去に戻るのに準備も何も無いよな。するのは心の準備だけか。
よし!今に未練は無い。
「ではお願いします。」
「ふむ、過去に戻り精進せよ。」
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