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26.エドゥアールとの待ち合わせ
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―遂に来てしまったこの時が。
「エドゥアール様とのデートっ…!」
うわー!緊張するっ!大丈夫かな。服装変なところないかな!?
待ち合わせの時間まで部屋の中で待っていることに心がソワソワしすぎて限界を感じた私は、先に王宮の正面玄関にある庭園に来て時間まで暇をつぶしていた。本日何回目かになる服装チェックを行い、待ち合わせ場所にエドゥアール様が来ていないか遠目から確認をする。エドゥアール様がまだ来ていないことを確認すると、私は再び庭園を歩き出した。
「はぁ、これが商談とかではなく普通の買い物とかならもっとテンションが上がったんだけどなぁ…」
…まぁ、贅沢は言うまい。エドゥアール様と二人きりで出かけられる。それだけでも大分な進歩だ。
「帰りにどこか立ち寄れたらいいな…」
うーん。どこに誘おう。王都の街中でエドゥアール様が興味を示しそうなもの…。駄目だ。全然、分からない!エドゥアール様って何が好きなの!?
「植物が好きっていう話はレオから聞いているけど…」
植物はもはやこの王宮の庭園で事足りているだろうしなぁ。王都内にここより凄い植物庭園ってないだろうし。
「…あれ、この花、どこかで見たような?」
ふと、視界に入った赤い花に既視感を覚えた私は、その花の前にしゃがみ込むとまじまじとその花を見つめた。
「えーと、確かブルーナイト辺境のみに生息する花よね。名前は…「ブルーナイトラクティだ」…っ!エドゥアール様!」
突然背後から聞こえてきた声に驚いて振り向くとそこにはエドゥアール様がいた。…全然気配に気づかなかった。いつからそこにいたんだろう。独り言を聞かれていたのだとしたら恥ずかしすぎるのだが…。
「いつからそこに!?全然気づきませんでした」
「馬車の方に向かおうとしたら、庭園でしゃがみこんで真剣にこの花を見つめている君を見つけたので来てみた」
「そうでしたか…」
良かった。恥ずかしい部分は聞かれていないようだ。
「園芸商会の話が陛下に伝わったようでな。王宮にも商品を献上するように言われのだ。それで、このラクティを献上した」
「そうだったんですね。流石、陛下。耳が早い…」
私が商会を立ち上げたときも真っ先に反応して、服を注文してきたもんなぁ。そういう流行の先駆けに敏感な人なんだと思う。
「…あれ、エドゥアール様、その服、もう買ったんですか?」
エドゥアール様が今日着ていたのはうちの商会で新たに発売した商品だった。昨日発売でまさかもう入手しているとがいるとは驚きだ。
「ああ。もともとナタリーに頼んで予約をしていたからな。今朝、届けてくれた」
「毎度ありがとうございます…」
うちのメイドを何勝手に使っちゃっているんですか、エドゥアール様。いや、そこまでして購入してくれるのすごく嬉しいけど。
「さて、そろそろ馬車に乗るぞ。相手を待たせるわけにはいかないからな」
「はい」
颯爽と馬車へ向かって歩いていくエドゥアール様の後ろを、私は速足で追いかけた。馬車に乗るとき、さりげなく差し出されたエドゥアール様の手にドキドキさせられたのはここだけの話である。
「エドゥアール様とのデートっ…!」
うわー!緊張するっ!大丈夫かな。服装変なところないかな!?
待ち合わせの時間まで部屋の中で待っていることに心がソワソワしすぎて限界を感じた私は、先に王宮の正面玄関にある庭園に来て時間まで暇をつぶしていた。本日何回目かになる服装チェックを行い、待ち合わせ場所にエドゥアール様が来ていないか遠目から確認をする。エドゥアール様がまだ来ていないことを確認すると、私は再び庭園を歩き出した。
「はぁ、これが商談とかではなく普通の買い物とかならもっとテンションが上がったんだけどなぁ…」
…まぁ、贅沢は言うまい。エドゥアール様と二人きりで出かけられる。それだけでも大分な進歩だ。
「帰りにどこか立ち寄れたらいいな…」
うーん。どこに誘おう。王都の街中でエドゥアール様が興味を示しそうなもの…。駄目だ。全然、分からない!エドゥアール様って何が好きなの!?
「植物が好きっていう話はレオから聞いているけど…」
植物はもはやこの王宮の庭園で事足りているだろうしなぁ。王都内にここより凄い植物庭園ってないだろうし。
「…あれ、この花、どこかで見たような?」
ふと、視界に入った赤い花に既視感を覚えた私は、その花の前にしゃがみ込むとまじまじとその花を見つめた。
「えーと、確かブルーナイト辺境のみに生息する花よね。名前は…「ブルーナイトラクティだ」…っ!エドゥアール様!」
突然背後から聞こえてきた声に驚いて振り向くとそこにはエドゥアール様がいた。…全然気配に気づかなかった。いつからそこにいたんだろう。独り言を聞かれていたのだとしたら恥ずかしすぎるのだが…。
「いつからそこに!?全然気づきませんでした」
「馬車の方に向かおうとしたら、庭園でしゃがみこんで真剣にこの花を見つめている君を見つけたので来てみた」
「そうでしたか…」
良かった。恥ずかしい部分は聞かれていないようだ。
「園芸商会の話が陛下に伝わったようでな。王宮にも商品を献上するように言われのだ。それで、このラクティを献上した」
「そうだったんですね。流石、陛下。耳が早い…」
私が商会を立ち上げたときも真っ先に反応して、服を注文してきたもんなぁ。そういう流行の先駆けに敏感な人なんだと思う。
「…あれ、エドゥアール様、その服、もう買ったんですか?」
エドゥアール様が今日着ていたのはうちの商会で新たに発売した商品だった。昨日発売でまさかもう入手しているとがいるとは驚きだ。
「ああ。もともとナタリーに頼んで予約をしていたからな。今朝、届けてくれた」
「毎度ありがとうございます…」
うちのメイドを何勝手に使っちゃっているんですか、エドゥアール様。いや、そこまでして購入してくれるのすごく嬉しいけど。
「さて、そろそろ馬車に乗るぞ。相手を待たせるわけにはいかないからな」
「はい」
颯爽と馬車へ向かって歩いていくエドゥアール様の後ろを、私は速足で追いかけた。馬車に乗るとき、さりげなく差し出されたエドゥアール様の手にドキドキさせられたのはここだけの話である。
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