63 / 250
二章 学園生活
16話 復讐の灯火にて
しおりを挟む
俺は、雫の葬儀を終えた後、家に帰り雫が俺に残した封を開けた。
『大好きなおにぃへ。
いつもいつも、私たち家族のために頑張ってくれているのに、迷惑をかけてごめんね。
私は、もう外を歩けないかもしれないし、男の人とは関わらないかもしれないし、お腹にいるって言う誰の子かもわからない子を宿してる。
私はもう、おにぃ達に迷惑をかけたくないの。
だから、ここでお別れ。
おにぃ覚えてる?。小学校の時、私が男の子にいじめられてた時、おにぃが助けてくれたこと。
私、嬉しかった。
みんなが何と言おうと、私はおにぃが大好き。
どうせなら、初めてはおにぃが良かったかな。
私とおにぃは親が2人とも一緒で他の弟妹とは違ったけど、みんなで一緒にいた時間はとても充実して楽しかった。
もし、生まれ変わっても、またみんなと会いたいなぁ。
おにぃとずっとずっと一緒に居たかった。
死ぬまで、ずっと一緒に居たかった。
おにぃに彼女ができても、結婚をしても、死ぬまでずっと一緒に居たかった。
でも、もうおにぃには迷惑をかけれないし、家族にもきっと見放される。
お兄ちゃんも今の私なんか嫌でしょ。
私はおにぃちゃんが好き。ううん、愛してる。
これから、辛いことがあっても、頑張って生きてね。
私の分も精一杯。
また、いつか、どこかで会えることを楽しみにしてしてるね。
おにぃのことが大好きな雫より』
俺は読み終わると、自然と涙が出ていた。
「ごめんな、ごめんな雫。何にもできないお兄ちゃんで」
俺はその後、一晩中泣き喚いた。
次の日、学校に行くために用意をしていると、自然と雫がまだ生きてるんじゃないかと錯覚にあうが俺は一人で学校に行った。
クラスに入ると、全員が話したいやつと話したり、ゆっくり読書をしていたりと様々だった。
俺は席について読書をするので、いつものようにそうした。
「よっ、おはよう」
そいつ、藍沢 響紀がクラスに入ってきた。
俺はその時にすぐに分かった、こいつが…こいつが雫に。
その後に続いて4人も出てきた。
そいつらも全員あの時にいたやつだと直感で分かった。
俺はこの時に誓った。
絶対に、こいつらを殺してやる!
だが、藍沢 響紀の父親は大企業の社長で、雫のことも、こいつによって金で揉み消された。
だから、下手に殺そうものなら逆にこちらが殺されてしまう。
それはダメだ。雫との約束だからな。
俺は、どうすることも出来ず、そのまま月日が流れた。
高校でもこいつらは一緒に学校に行った。
俺は、勉強ができないわけではなかった。だが、あいつらと一緒にいればいつか復讐ができると思い、学校のテストでもわざと悪い点を取ってあいつらと同じ高校に行く努力をした。
参考書が濡れても授業さえ受けていれば点数ぐらいなら取れる。
俺は、あいつらと一緒の学校に行くために家族にも先生にも嘘をつき、ここまできた。
そして、その願いが届いた。
俺は異世界であいつらに復讐できるんだ。
ーーーーーーーーーー
作者より。
2話を、今の話とつなげるために少し変えました。
これからもよろしくお願いします。
『大好きなおにぃへ。
いつもいつも、私たち家族のために頑張ってくれているのに、迷惑をかけてごめんね。
私は、もう外を歩けないかもしれないし、男の人とは関わらないかもしれないし、お腹にいるって言う誰の子かもわからない子を宿してる。
私はもう、おにぃ達に迷惑をかけたくないの。
だから、ここでお別れ。
おにぃ覚えてる?。小学校の時、私が男の子にいじめられてた時、おにぃが助けてくれたこと。
私、嬉しかった。
みんなが何と言おうと、私はおにぃが大好き。
どうせなら、初めてはおにぃが良かったかな。
私とおにぃは親が2人とも一緒で他の弟妹とは違ったけど、みんなで一緒にいた時間はとても充実して楽しかった。
もし、生まれ変わっても、またみんなと会いたいなぁ。
おにぃとずっとずっと一緒に居たかった。
死ぬまで、ずっと一緒に居たかった。
おにぃに彼女ができても、結婚をしても、死ぬまでずっと一緒に居たかった。
でも、もうおにぃには迷惑をかけれないし、家族にもきっと見放される。
お兄ちゃんも今の私なんか嫌でしょ。
私はおにぃちゃんが好き。ううん、愛してる。
これから、辛いことがあっても、頑張って生きてね。
私の分も精一杯。
また、いつか、どこかで会えることを楽しみにしてしてるね。
おにぃのことが大好きな雫より』
俺は読み終わると、自然と涙が出ていた。
「ごめんな、ごめんな雫。何にもできないお兄ちゃんで」
俺はその後、一晩中泣き喚いた。
次の日、学校に行くために用意をしていると、自然と雫がまだ生きてるんじゃないかと錯覚にあうが俺は一人で学校に行った。
クラスに入ると、全員が話したいやつと話したり、ゆっくり読書をしていたりと様々だった。
俺は席について読書をするので、いつものようにそうした。
「よっ、おはよう」
そいつ、藍沢 響紀がクラスに入ってきた。
俺はその時にすぐに分かった、こいつが…こいつが雫に。
その後に続いて4人も出てきた。
そいつらも全員あの時にいたやつだと直感で分かった。
俺はこの時に誓った。
絶対に、こいつらを殺してやる!
だが、藍沢 響紀の父親は大企業の社長で、雫のことも、こいつによって金で揉み消された。
だから、下手に殺そうものなら逆にこちらが殺されてしまう。
それはダメだ。雫との約束だからな。
俺は、どうすることも出来ず、そのまま月日が流れた。
高校でもこいつらは一緒に学校に行った。
俺は、勉強ができないわけではなかった。だが、あいつらと一緒にいればいつか復讐ができると思い、学校のテストでもわざと悪い点を取ってあいつらと同じ高校に行く努力をした。
参考書が濡れても授業さえ受けていれば点数ぐらいなら取れる。
俺は、あいつらと一緒の学校に行くために家族にも先生にも嘘をつき、ここまできた。
そして、その願いが届いた。
俺は異世界であいつらに復讐できるんだ。
ーーーーーーーーーー
作者より。
2話を、今の話とつなげるために少し変えました。
これからもよろしくお願いします。
35
あなたにおすすめの小説
裏切られ続けた負け犬。25年前に戻ったので人生をやり直す。当然、裏切られた礼はするけどね
魚夢ゴールド
ファンタジー
冒険者ギルドの雑用として働く隻腕義足の中年、カーターは裏切られ続ける人生を送っていた。
元々は食堂の息子という人並みの平民だったが、
王族の継承争いに巻き込まれてアドの街の毒茸流布騒動でコックの父親が毒茸の味見で死に。
代わって雇った料理人が裏切って金を持ち逃げ。
父親の親友が融資を持ち掛けるも平然と裏切って借金の返済の為に母親と妹を娼館へと売り。
カーターが冒険者として金を稼ぐも、後輩がカーターの幼馴染に横恋慕してスタンピードの最中に裏切ってカーターは片腕と片足を損失。カーターを持ち上げていたギルマスも裏切り、幼馴染も去って後輩とくっつく。
その後は負け犬人生で冒険者ギルドの雑用として細々と暮らしていたのだが。
ある日、人ならざる存在が話しかけてきた。
「この世界は滅びに進んでいる。是正しなければならない。手を貸すように」
そして気付けは25年前の15歳にカーターは戻っており、二回目の人生をやり直すのだった。
もちろん、裏切ってくれた連中への返礼と共に。
俺だけLVアップするスキルガチャで、まったりダンジョン探索者生活も余裕です ~ガチャ引き楽しくてやめられねぇ~
シンギョウ ガク
ファンタジー
仕事中、寝落ちした明日見碧(あすみ あおい)は、目覚めたら暗い洞窟にいた。
目の前には蛍光ピンクのガチャマシーン(足つき)。
『初心者優遇10連ガチャ開催中』とか『SSRレアスキル確定』の誘惑に負け、金色のコインを投入してしまう。
カプセルを開けると『鑑定』、『ファイア』、『剣術向上』といったスキルが得られ、次々にステータスが向上していく。
ガチャスキルの力に魅了された俺は魔物を倒して『金色コイン』を手に入れて、ガチャ引きまくってたらいつのまにか強くなっていた。
ボスを討伐し、初めてのダンジョンの外に出た俺は、相棒のガチャと途中で助けた異世界人アスターシアとともに、異世界人ヴェルデ・アヴニールとして、生き延びるための自由気ままな異世界の旅がここからはじまった。
パーティーを追放されるどころか殺されかけたので、俺はあらゆる物をスキルに変える能力でやり返す
名無し
ファンタジー
パーティー内で逆境に立たされていたセクトは、固有能力取得による逆転劇を信じていたが、信頼していた仲間に裏切られた上に崖から突き落とされてしまう。近隣で活動していたパーティーのおかげで奇跡的に一命をとりとめたセクトは、かつての仲間たちへの復讐とともに、助けてくれた者たちへの恩返しを誓うのだった。
最難関ダンジョンをクリアした成功報酬は勇者パーティーの裏切りでした
新緑あらた
ファンタジー
最難関であるS級ダンジョン最深部の隠し部屋。金銀財宝を前に告げられた言葉は労いでも喜びでもなく、解雇通告だった。
「もうオマエはいらん」
勇者アレクサンダー、癒し手エリーゼ、赤魔道士フェルノに、自身の黒髪黒目を忌避しないことから期待していた俺は大きなショックを受ける。
ヤツらは俺の外見を受け入れていたわけじゃない。ただ仲間と思っていなかっただけ、眼中になかっただけなのだ。
転生者は曾祖父だけどチートは隔世遺伝した「俺」にも受け継がれています。
勇者達は大富豪スタートで貧民窟の住人がゴールです(笑)
復讐完遂者は吸収スキルを駆使して成り上がる 〜さあ、自分を裏切った初恋の相手へ復讐を始めよう〜
サイダーボウイ
ファンタジー
「気安く私の名前を呼ばないで! そうやってこれまでも私に付きまとって……ずっと鬱陶しかったのよ!」
孤児院出身のナードは、初恋の相手セシリアからそう吐き捨てられ、パーティーを追放されてしまう。
淡い恋心を粉々に打ち砕かれたナードは失意のどん底に。
だが、ナードには、病弱な妹ノエルの生活費を稼ぐために、冒険者を続けなければならないという理由があった。
1人決死の覚悟でダンジョンに挑むナード。
スライム相手に死にかけるも、その最中、ユニークスキル【アブソープション】が覚醒する。
それは、敵のLPを吸収できるという世界の掟すらも変えてしまうスキルだった。
それからナードは毎日ダンジョンへ入り、敵のLPを吸収し続けた。
増やしたLPを消費して、魔法やスキルを習得しつつ、ナードはどんどん強くなっていく。
一方その頃、セシリアのパーティーでは仲間割れが起こっていた。
冒険者ギルドでの評判も地に落ち、セシリアは徐々に追いつめられていくことに……。
これは、やがて勇者と呼ばれる青年が、チートスキルを駆使して最強へと成り上がり、自分を裏切った初恋の相手に復讐を果たすまでの物語である。
無能なので辞めさせていただきます!
サカキ カリイ
ファンタジー
ブラック商業ギルドにて、休みなく働き詰めだった自分。
マウントとる新人が入って来て、馬鹿にされだした。
えっ上司まで新人に同調してこちらに辞めろだって?
残業は無能の証拠、職務に時間が長くかかる分、
無駄に残業代払わせてるからお前を辞めさせたいって?
はいはいわかりました。
辞めますよ。
退職後、困ったんですかね?さあ、知りませんねえ。
自分無能なんで、なんにもわかりませんから。
カクヨム、なろうにも同内容のものを時差投稿しております。
友人(勇者)に恋人も幼馴染も取られたけど悔しくない。 だって俺は転生者だから。
石のやっさん
ファンタジー
パーティでお荷物扱いされていた魔法戦士のセレスは、とうとう勇者でありパーティーリーダーのリヒトにクビを宣告されてしまう。幼馴染も恋人も全部リヒトの物で、居場所がどこにもない状態だった。
だが、此の状態は彼にとっては『本当の幸せ』を掴む事に必要だった
何故なら、彼は『転生者』だから…
今度は違う切り口からのアプローチ。
追放の話しの一話は、前作とかなり似ていますが2話からは、かなり変わります。
こうご期待。
勇者パーティーに追放された支援術士、実はとんでもない回復能力を持っていた~極めて幅広い回復術を生かしてなんでも屋で成り上がる~
名無し
ファンタジー
突如、幼馴染の【勇者】から追放処分を言い渡される【支援術士】のグレイス。確かになんでもできるが、中途半端で物足りないという理不尽な理由だった。
自分はパーティーの要として頑張ってきたから納得できないと食い下がるグレイスに対し、【勇者】はその代わりに【治癒術士】と【補助術士】を入れたのでもうお前は一切必要ないと宣言する。
もう一人の幼馴染である【魔術士】の少女を頼むと言い残し、グレイスはパーティーから立ち去ることに。
だが、グレイスの【支援術士】としての腕は【勇者】の想像を遥かに超えるものであり、ありとあらゆるものを回復する能力を秘めていた。
グレイスがその卓越した技術を生かし、【なんでも屋】で生計を立てて評判を高めていく一方、勇者パーティーはグレイスが去った影響で歯車が狂い始め、何をやっても上手くいかなくなる。
人脈を広げていったグレイスの周りにはいつしか賞賛する人々で溢れ、落ちぶれていく【勇者】とは対照的に地位や名声をどんどん高めていくのだった。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる