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三章 復讐の始まり
29話 帝国へ再び
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カードルに呼ばれて2日経ち、俺とミリーナと先輩達は馬車に乗って帝国への移動を開始した。この時に一緒に応援してくれる学園の人も移動するから馬車の量が国外学習の比じゃない。なんせ学園の殆どの生徒が見に来るんだもんな。
帝国までの護衛として王国にいたSランク冒険者2とAランク冒険者4人パーティーの『黒狼の牙』Sランク冒険者1人とAランク冒険者3人パーティーの『疾風雷神』を含む計13パーティーの71人にやってもらうことになった。
行く前に何人かの冒険者がミリーナやコロンなどにいやらしい目を向けていたから多少痛い目にあってもらった。その冒険者は今は俺に従順になり言うことをちゃんと聞いてくれることになった。
行くまでに何度か盗賊や魔物をが襲ってきたが従順な冒険者やSランク冒険者たちの活躍で生徒に被害はなく無事に馬車の旅を続けていた。
3日後、俺たちはやっと帝国に着くことができた。
「変わらないな」
俺は帝国の街並みをみてそう呟いた。
そこには、帝国に召喚されて追放される時に通った通りが広がっておりあまり言ってはいなかったがあの時俺は足を引き摺られて無様な格好で公開処刑されながら国を荒野に置いは払われたのだ。
あぁ!、思い出しただけでイライラする!。
「アスト……?」
「ああ、すまない。ちょっとやなことを思い出してな」
「大丈夫だよアスト。私が側にいるから」
ミリーナはそう言って俺の手を握ってくれた。
ミリーナにこんなに心配かけるなんて……俺もまだまだだな。
「ありがとうミリーナ。おかげで少し楽になったよ」
「うん。また辛かったら言ってね」
「うん。ありがと」
しばらくして、俺たちは滞在することになる宿に着いた。
宿の大きさは馬鹿みたいにでかくて教職員と生徒と護衛の全員が寝泊まりしても部屋がだいぶん余るぐらいだった。
作りは木造みたいだったから部屋を多くする代わりに材料費を抑えたんだろうな。
これに似た施設がいくつかあったからほかの国からくる生徒もその施設に泊まるのだろう。
各自自分に当て振られた部屋に行き荷物を置いたあとカードル先生のところに集まった。
「えー、長い移動だったがおつかれ。明日は1日空いているから各自自由に行動してくれて構わない。
だが、外出した時に迷子になってはいけないので必ず冒険者カードを持ち歩くように。
冒険者カードはそのカードの場所を特定することができるからな。
試合に出る奴はゆっくり休んどけよ。まぁ遊びたいんなら遊んでもいいがほどほどにな。
じゃあ、ほかに先生方で報告があるのはいるか?」
「では1つだけ」
カードル先生がほかの教員を見渡しながらそう言うとコリン先生が挙手をした。
「どうぞコリン先生」
「はい。生徒達に一応ですが武器を携帯させてはどうでしょうか。他国では何があるかわかりませんので自己防衛はできるようにと思いまして。冒険者カードも持っているので武器を携帯してもいいかと」
「たしかにそうだな。では外出するものは簡易アイテムボックスの中に武器を入れておけ。自己防衛以外で武器は絶対に取り出すなよ。ほかに何かある先生はいるか?…………いないようだな。では三年生から解散」
そうして俺たちは一度部屋に戻ってまだ時間があったからミリーナと一緒に憎たらしき帝国を散策することにした。
憎たらしいなら行くなよと思うかもしれないがそれ以上にミリーナとのデートが楽しみだからここは甘んじて受ける。
帝国への憎悪よりミリーナとの時間の方がよっぽど大切だしな。
帝国までの護衛として王国にいたSランク冒険者2とAランク冒険者4人パーティーの『黒狼の牙』Sランク冒険者1人とAランク冒険者3人パーティーの『疾風雷神』を含む計13パーティーの71人にやってもらうことになった。
行く前に何人かの冒険者がミリーナやコロンなどにいやらしい目を向けていたから多少痛い目にあってもらった。その冒険者は今は俺に従順になり言うことをちゃんと聞いてくれることになった。
行くまでに何度か盗賊や魔物をが襲ってきたが従順な冒険者やSランク冒険者たちの活躍で生徒に被害はなく無事に馬車の旅を続けていた。
3日後、俺たちはやっと帝国に着くことができた。
「変わらないな」
俺は帝国の街並みをみてそう呟いた。
そこには、帝国に召喚されて追放される時に通った通りが広がっておりあまり言ってはいなかったがあの時俺は足を引き摺られて無様な格好で公開処刑されながら国を荒野に置いは払われたのだ。
あぁ!、思い出しただけでイライラする!。
「アスト……?」
「ああ、すまない。ちょっとやなことを思い出してな」
「大丈夫だよアスト。私が側にいるから」
ミリーナはそう言って俺の手を握ってくれた。
ミリーナにこんなに心配かけるなんて……俺もまだまだだな。
「ありがとうミリーナ。おかげで少し楽になったよ」
「うん。また辛かったら言ってね」
「うん。ありがと」
しばらくして、俺たちは滞在することになる宿に着いた。
宿の大きさは馬鹿みたいにでかくて教職員と生徒と護衛の全員が寝泊まりしても部屋がだいぶん余るぐらいだった。
作りは木造みたいだったから部屋を多くする代わりに材料費を抑えたんだろうな。
これに似た施設がいくつかあったからほかの国からくる生徒もその施設に泊まるのだろう。
各自自分に当て振られた部屋に行き荷物を置いたあとカードル先生のところに集まった。
「えー、長い移動だったがおつかれ。明日は1日空いているから各自自由に行動してくれて構わない。
だが、外出した時に迷子になってはいけないので必ず冒険者カードを持ち歩くように。
冒険者カードはそのカードの場所を特定することができるからな。
試合に出る奴はゆっくり休んどけよ。まぁ遊びたいんなら遊んでもいいがほどほどにな。
じゃあ、ほかに先生方で報告があるのはいるか?」
「では1つだけ」
カードル先生がほかの教員を見渡しながらそう言うとコリン先生が挙手をした。
「どうぞコリン先生」
「はい。生徒達に一応ですが武器を携帯させてはどうでしょうか。他国では何があるかわかりませんので自己防衛はできるようにと思いまして。冒険者カードも持っているので武器を携帯してもいいかと」
「たしかにそうだな。では外出するものは簡易アイテムボックスの中に武器を入れておけ。自己防衛以外で武器は絶対に取り出すなよ。ほかに何かある先生はいるか?…………いないようだな。では三年生から解散」
そうして俺たちは一度部屋に戻ってまだ時間があったからミリーナと一緒に憎たらしき帝国を散策することにした。
憎たらしいなら行くなよと思うかもしれないがそれ以上にミリーナとのデートが楽しみだからここは甘んじて受ける。
帝国への憎悪よりミリーナとの時間の方がよっぽど大切だしな。
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