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七章 決戦
5話 服と炭酸
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朝、目覚めた俺はなぜか抱きついているミリーナを起こし、着替えるから先にリビングに行っててと言われたから先にリビングに出てきた。
出てきた俺は洗面所に向かい顔を洗って目を覚ましたあといつもの戦闘服に着替えた。
コーヒーを作って飲んでいると、橙里が先に出てきた。
「おはよ、にいちゃん」
「おはよう。なんか飲むか?」
「じゃあオレンジジュース飲む」
「わかった……ほら」
「ありがと」
橙里に飲み物を注いでやり、二人で並んでソファに座った。
「にいちゃんの服かっこいいね」
「これか?なんなら……これやるよ」
俺はそう言って、普段使っていない服を橙里に合いそうなやつで一着出してやった。
「え!?いいの?」
「ああ、お前らには強くなって欲しいしな。ほら、着てみろよ」
「うん!」
俺が渡したのは、龍神様から餞別としてもらった神装だ。
ーーーーーーーーー
神装 鬼神の着物一式
レア度:詳細不明
能力:戦闘時自動サポート、自然回復極、長短自動調節、気温自動調整、魔法攻撃8割減、不滅、自動再生、魔法追尾効果完全耐性、常時清潔、即死耐性、
概要:龍神オリジナルの神装一式。世界でこの一着だけの超レア物。
ーーーーーーーーーー
鬼神と言ったら学園の園外学習の時にあったオーガのことを思い出すな。
俺が危機感を持ったのはアイツの時とステータスを下げた状態でアジ・ダハーカと戦闘した時ぐらいだな。それ以外で苦戦したのは……どいつかな?もういなかった気がするんだが……まぁ忘れててもいっか。
それで、俺が橙里にこれを渡した理由は、龍人に着物って結構合うんじゃないかな~とかいう軽いノリでだったりする。
まぁ本人は嬉しそうに自分が着ている服をニマニマとしてみてるんだからいっか。
その後、ぞろぞろと雫とミリーナ以外が出てきて全員が橙里の戦闘服を羨ましそうにしてたから全員にあった服を渡してやった。
朱里や愛華に男物を渡すのはどうかと思ったから、錬金魔術で形状を変えてから渡してやった。
「「「ありがと!」」」
「別にいいよ。それより、雫はどうしたんだ?」
「今着替えてる~」
「そっか。じゃあ先に飯でも作ってるかな」
愛華にそう言われたから、俺は橙里たちに座ってるよう言い冷蔵庫の中を覗いた。
「うーん、材料はあるしな。サンドイッチにでもするか」
最初に何を作るか決めた俺は、早速調理に入った。
「よし!完成だな!」
作ったサンドイッチの具には、鶏みたいな鳥の魔物からとれる卵とオークの照り焼きとオークのハムとレタッスとか言う地球でいうレタスみたいな野菜を挟んだものの全3種を作った。
「できたぞ~」
「わーー!サンドイッチだ!」
「懐かし~」
「たしかに!最後にこうきにいちゃんのサンドイッチ食べたのって……」
「朱里お姉ちゃんの誕生日の朝だったっけ?」
「そうそう…懐かしいね」
「確かにそうだったな。まぁとにかく食べようぜ?食べたかったらまた作ってやるからさ」
「ほんと?約束だよ!」
「おう、約束な」
俺はそう約束し、みんなと一緒にサンドイッチを囲んで食べた。
俺が2個目のサンドイッチに手を出そうとした時に、ちょうど雫とミリーナが一緒に降りてきたから、こっちに呼んで全員でサンドイッチを囲んで食べた。
お昼用にでもとにかく思って多めに作っておいたのだが、みんな美味しかったみたいでお昼用のもすでに食べ終えてしまっていた。
「昼にでも食べようと思ってたんだけどなぁ」
「まぁお昼に帰ってこれるんならその時食べよ?」
「それもそうだな。そんじゃ行くか」
「ちょっと待ったー!」
俺たちが行く気で立とうとすると、雫から待ったが入った。
「どうしたんだ?」
「どうしたもこうしたも、この服は何!?私も欲しんだけど!」
雫はそう言って愛華を抱きしめながら愛華たちが着ている服を指差してそう言った。
「なんだ?雫も着るか?」
「え?あるの?」
「ああ、ちょっと待ってろ。どうせならミリーナにも出してやるよ」
そう言いながら俺は雫とミリーナ用に一着ずつ出してやった。
「お兄ありがと!」
「ありがと!アスト!」
「おう。じゃあ待ってるからちょっと着てみてくれ」
「「うん」」
二人はそう返事をしてお互い笑いながら部屋に戻っていった。
「はぁ~、いつになったら行けるんだろうか」
「全部お兄が原因だと思うんだけど」
「「「うんうん」」」」
俺の愚痴に答えるように橙里が言った言葉にみんなは相槌を打った。
「ま、それもそうだな。なんか飲むか?」
「飲む~」
「何があるの?」
「まぁなんでもあるぞ」
「俺炭酸!」
「りんごジュースがいい!」
「じゃあオレンジ!」
「僕もオレンジ」
「わかったわかった。ちょっと待ってろ」
とりあえず俺は橙里に出してやったのとおんなじやつを朱里と橙里に渡してりんごジュースは愛華に渡した。
この3つは問題ないんだが……炭酸がちょっと厄介だな。
まぁできるだけのことはしてみよう。
まずはレモンを用意してと、水と砂糖を用意してとりあえず全部合わせて混ぜる。
砂糖を加えながら甘さを調節して。
「よし、できた!」
「なになに?なんかシュワワってしてる~」
「炭酸レモン水って言ってレモンの炭酸を作ったんだ。愛華も飲むか?」
「飲むー!」
「そうか。じゃあちょっと待ってろ」
俺はとりあえず翔也に炭酸レモンを渡して翔也のより甘くしたものを愛華に渡してやった。
「こうきにいちゃんこれ美味しいよ!」
「美味しい!」
「そっか。そう言ってもらえたんなら良かったよ」
そのあと朱里と橙里もいると言い出し、結局俺の分も含めて3つ作って、雫とミリーナが戻ってくるまでみんなで炭酸水を飲みながら、この後戦場になるかもしれない場所に行くにもかかわらずのんびりとしていた。
ーーーーーーーーー
作者より。
まったく話が進まないんだが……どしよ。
最近バイトがブラック気味な感じがする……高校一年生で7時間勤務って普通なのか?普通がわかんないからだれか教えてたもう。
去年にパソコン買うぜとか言ってたけどどんなのにするのか結局決まってないしよく考えたらアルファポリス様ってスマホで投稿できるようにされたものだからパソコンだったらアルファポリス様のホームページから書かなきゃいけないんだよね?だから当分パソコンは保留にしようかと思います。
次は最低でも工国に行きたいなと思います。クズでノロマな作者ですいません。
バイトと学校と勉強(ほとんどしないけどね)を頑張りながらしてるので更新できない日がありますが長い目で見てください。
今後とも頑張っていくので、応援よろしくお願いします!
出てきた俺は洗面所に向かい顔を洗って目を覚ましたあといつもの戦闘服に着替えた。
コーヒーを作って飲んでいると、橙里が先に出てきた。
「おはよ、にいちゃん」
「おはよう。なんか飲むか?」
「じゃあオレンジジュース飲む」
「わかった……ほら」
「ありがと」
橙里に飲み物を注いでやり、二人で並んでソファに座った。
「にいちゃんの服かっこいいね」
「これか?なんなら……これやるよ」
俺はそう言って、普段使っていない服を橙里に合いそうなやつで一着出してやった。
「え!?いいの?」
「ああ、お前らには強くなって欲しいしな。ほら、着てみろよ」
「うん!」
俺が渡したのは、龍神様から餞別としてもらった神装だ。
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神装 鬼神の着物一式
レア度:詳細不明
能力:戦闘時自動サポート、自然回復極、長短自動調節、気温自動調整、魔法攻撃8割減、不滅、自動再生、魔法追尾効果完全耐性、常時清潔、即死耐性、
概要:龍神オリジナルの神装一式。世界でこの一着だけの超レア物。
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鬼神と言ったら学園の園外学習の時にあったオーガのことを思い出すな。
俺が危機感を持ったのはアイツの時とステータスを下げた状態でアジ・ダハーカと戦闘した時ぐらいだな。それ以外で苦戦したのは……どいつかな?もういなかった気がするんだが……まぁ忘れててもいっか。
それで、俺が橙里にこれを渡した理由は、龍人に着物って結構合うんじゃないかな~とかいう軽いノリでだったりする。
まぁ本人は嬉しそうに自分が着ている服をニマニマとしてみてるんだからいっか。
その後、ぞろぞろと雫とミリーナ以外が出てきて全員が橙里の戦闘服を羨ましそうにしてたから全員にあった服を渡してやった。
朱里や愛華に男物を渡すのはどうかと思ったから、錬金魔術で形状を変えてから渡してやった。
「「「ありがと!」」」
「別にいいよ。それより、雫はどうしたんだ?」
「今着替えてる~」
「そっか。じゃあ先に飯でも作ってるかな」
愛華にそう言われたから、俺は橙里たちに座ってるよう言い冷蔵庫の中を覗いた。
「うーん、材料はあるしな。サンドイッチにでもするか」
最初に何を作るか決めた俺は、早速調理に入った。
「よし!完成だな!」
作ったサンドイッチの具には、鶏みたいな鳥の魔物からとれる卵とオークの照り焼きとオークのハムとレタッスとか言う地球でいうレタスみたいな野菜を挟んだものの全3種を作った。
「できたぞ~」
「わーー!サンドイッチだ!」
「懐かし~」
「たしかに!最後にこうきにいちゃんのサンドイッチ食べたのって……」
「朱里お姉ちゃんの誕生日の朝だったっけ?」
「そうそう…懐かしいね」
「確かにそうだったな。まぁとにかく食べようぜ?食べたかったらまた作ってやるからさ」
「ほんと?約束だよ!」
「おう、約束な」
俺はそう約束し、みんなと一緒にサンドイッチを囲んで食べた。
俺が2個目のサンドイッチに手を出そうとした時に、ちょうど雫とミリーナが一緒に降りてきたから、こっちに呼んで全員でサンドイッチを囲んで食べた。
お昼用にでもとにかく思って多めに作っておいたのだが、みんな美味しかったみたいでお昼用のもすでに食べ終えてしまっていた。
「昼にでも食べようと思ってたんだけどなぁ」
「まぁお昼に帰ってこれるんならその時食べよ?」
「それもそうだな。そんじゃ行くか」
「ちょっと待ったー!」
俺たちが行く気で立とうとすると、雫から待ったが入った。
「どうしたんだ?」
「どうしたもこうしたも、この服は何!?私も欲しんだけど!」
雫はそう言って愛華を抱きしめながら愛華たちが着ている服を指差してそう言った。
「なんだ?雫も着るか?」
「え?あるの?」
「ああ、ちょっと待ってろ。どうせならミリーナにも出してやるよ」
そう言いながら俺は雫とミリーナ用に一着ずつ出してやった。
「お兄ありがと!」
「ありがと!アスト!」
「おう。じゃあ待ってるからちょっと着てみてくれ」
「「うん」」
二人はそう返事をしてお互い笑いながら部屋に戻っていった。
「はぁ~、いつになったら行けるんだろうか」
「全部お兄が原因だと思うんだけど」
「「「うんうん」」」」
俺の愚痴に答えるように橙里が言った言葉にみんなは相槌を打った。
「ま、それもそうだな。なんか飲むか?」
「飲む~」
「何があるの?」
「まぁなんでもあるぞ」
「俺炭酸!」
「りんごジュースがいい!」
「じゃあオレンジ!」
「僕もオレンジ」
「わかったわかった。ちょっと待ってろ」
とりあえず俺は橙里に出してやったのとおんなじやつを朱里と橙里に渡してりんごジュースは愛華に渡した。
この3つは問題ないんだが……炭酸がちょっと厄介だな。
まぁできるだけのことはしてみよう。
まずはレモンを用意してと、水と砂糖を用意してとりあえず全部合わせて混ぜる。
砂糖を加えながら甘さを調節して。
「よし、できた!」
「なになに?なんかシュワワってしてる~」
「炭酸レモン水って言ってレモンの炭酸を作ったんだ。愛華も飲むか?」
「飲むー!」
「そうか。じゃあちょっと待ってろ」
俺はとりあえず翔也に炭酸レモンを渡して翔也のより甘くしたものを愛華に渡してやった。
「こうきにいちゃんこれ美味しいよ!」
「美味しい!」
「そっか。そう言ってもらえたんなら良かったよ」
そのあと朱里と橙里もいると言い出し、結局俺の分も含めて3つ作って、雫とミリーナが戻ってくるまでみんなで炭酸水を飲みながら、この後戦場になるかもしれない場所に行くにもかかわらずのんびりとしていた。
ーーーーーーーーー
作者より。
まったく話が進まないんだが……どしよ。
最近バイトがブラック気味な感じがする……高校一年生で7時間勤務って普通なのか?普通がわかんないからだれか教えてたもう。
去年にパソコン買うぜとか言ってたけどどんなのにするのか結局決まってないしよく考えたらアルファポリス様ってスマホで投稿できるようにされたものだからパソコンだったらアルファポリス様のホームページから書かなきゃいけないんだよね?だから当分パソコンは保留にしようかと思います。
次は最低でも工国に行きたいなと思います。クズでノロマな作者ですいません。
バイトと学校と勉強(ほとんどしないけどね)を頑張りながらしてるので更新できない日がありますが長い目で見てください。
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