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15話 脱出
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エイトの周囲で起こりだす、奇怪な出来事、エイトはくまなく周囲を五感すべて使い探るが怪しいものはない、ただ鳴海のものではない、気配だけするのであった。
「鳴海!起きろ何かおかしい」
疲れのせいなのか鳴海は起きない。
「コンビニの店員あいつ何かしってるな」
(バタン!)
事務所の扉が大きな音をたてて閉じた。
扉のノブを回すが開かない。
「どうなってんだ!」
そうだ!コンビニの店員からもらった塩とワンカップとエロ本
これが怪異であるならこれらが役にたつはず。
しかしどうやって使うのか。。。
塩を体、そして周囲にばらまき、ワンカップを手に取った。
「浴びるのか?それとも飲み込むのか?」
エイトは先ほど鳴海が話していたこと思い出した、そして塩と酒を口に含み
エロ本を抱きかかえながらもう一度ドアノブを捻る。
(カチゃ)先ほどとは違うドアが開いた感触、いっきにドアを蹴りあげた。
(ドカッ)
あまりの大きな音で鳴海がデスクから立ち上がる、エイトは鳴海の腕をつかみ
自分に引き寄せた。
驚いた表情で鳴海は
「どうしたんですか?」
酒と塩を口に含んでいるため、身振り手振りのジェスチャーで非常階段にいくと
鳴海に伝えなかば強引に腕を掴み外にでた。
「ゲホ ゲホ はぁ はぁ」
いっきに階段を下りたせいか、エイトは口に含んだ酒を吐き出す。
「一体どうしたんですか?」
「やばいことになってる、あのコンビニまでいく、訳はその時話す」
エイトは見えないふりをしていたが、得体のしれない影が点々と移動しのぞき込んでいるのを感じた。
エイトは鳴海の腕を掴みコンビニまで走った。
「おい、どういうことだ?なんなんだあれは?」
コンビニに入ると店員に罵声を浴びせた。
「やはり、戻ってきましたか。。。」
(ドカ ドカ ドカ)
ガラス壁のほうから何か衝突したような鈍い音、それと同時にコンビニ内の照明がチカチカと点滅した。
店員は自動扉の電源を切り、ロックして周囲を見渡す。
「大丈夫です、まだ、あれは入ってこれません」
「さっきの鈍い音はなんなんだ?」
エイトは店員に問う。
「カラスの死骸です、中に入れなく、いらだって投げつけたのでしょう」
何故か冷静な店員にイラつきエイトは胸倉をつかんだ。
「エイトさん!やめてください」
鳴海の声掛けに少し冷静になった、エイトはこういった。
「店員さん、知っていることがあれば説明してくれ、頼む」
店員はわかりましたという仕草を見せ話だした。
「鳴海!起きろ何かおかしい」
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「コンビニの店員あいつ何かしってるな」
(バタン!)
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しかしどうやって使うのか。。。
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「浴びるのか?それとも飲み込むのか?」
エイトは先ほど鳴海が話していたこと思い出した、そして塩と酒を口に含み
エロ本を抱きかかえながらもう一度ドアノブを捻る。
(カチゃ)先ほどとは違うドアが開いた感触、いっきにドアを蹴りあげた。
(ドカッ)
あまりの大きな音で鳴海がデスクから立ち上がる、エイトは鳴海の腕をつかみ
自分に引き寄せた。
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「どうしたんですか?」
酒と塩を口に含んでいるため、身振り手振りのジェスチャーで非常階段にいくと
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「ゲホ ゲホ はぁ はぁ」
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「やはり、戻ってきましたか。。。」
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