89 / 91
最終章後 番外編
ベス、ダイエットをする 前編
しおりを挟む
「ベス、ちょっと太った?」
『……!?』
秋の夜長の風呂上がり、髪を乾かした刹那の頭上に座るなり何気なく言われ、一瞬反応ができなかった。
そんな私に気づいているのかいないのか。刹那は私をガシリと固定すると、そのまま脱衣所に置いてある体重計に乗る。
「あ、やっぱり」
『せ、刹那、待ちなさい。落ち着いて』
「ベス」
刹那は私を頭から下ろすと、顔を覗き込んで――笑った。
ニッコリと満面の笑みだ。
人間のように汗などかかない身でありながら、じっとりとした湿気に似た嫌な予感がまとわりつく。
予感は正しく的中し、刹那は笑顔のまま言い放った。
「もっと太ろうな!」
『嫌です!!』
*
『刹那……やめなさい……レインが見ている……』
阿僧祇刹那。
ただの鳥が生きるには永すぎる時間を厭い炎の中で死を望み続けていた私を、再び世界へと引っ張り出した男。
その腕の中で私は、脱衣所から引き続きがっちりと拘束されていた。
「ほらベス、これ美味しいよ。もっと食べよう?」
『やめなさい……レインもなぜ止めない……!』
「刹那がそこまで満面の笑みなのは珍しいな……」
『くっ、珍しい姿を見れた感動と嫉妬の間で葛藤している……!!』
刹那は食卓に並ぶ献立から器用に一口分ずつ取り分ける。
箸で挟まれたエビの天ぷらがクチバシの先に差し出された。
天ぷらの衣をほんのり緑に染めるのは、刹那がバイト代でいそいそと取り寄せた抹茶塩だろう。
人間の刹那と鳥の私。
しかし構図はまぎれもなく「あーん」であり、青年はクチバシが開くのを今か今かと待っていた。
刹那には嫉妬深いつがいがいるが、養い子であり伴侶になったばかりでもあるレイン・ヒュプノスは私と刹那を見て腕を組み思案している。すぐに助けは来なさそうだ。
『と、鳥に天ぷらを食べさせるのは非常識ですよ刹那!』
「でもベス、エビの天ぷら好きだろ?」
『大好物ですよ……!!』
<異能>により不老不死である私は、永い生の中で食事の喜びを知ってしまった。
年月をかけて発達した舌は今や人と同じ味覚を味わうことができる。
『身代わり卵』の効果によって消化や健康云々の問題も完全クリアだ。
そう、だから私は知っている。
揚げたてのエビの天ぷらがどれほど美味かということを……!!
『……いただきます!』
クチバシ先で揺れるエビ天に我慢ならず、とうとう噛りついてしまう。
すると刹那がパァッと輝くように笑みを深めるものだから、ついつい差し出される二口目三口目を食べ進めてしまった。
気がつけば、普段よりかなり多く用意された私用の夕飯はすっかり空になっている。
「いい食べっぷりだったな。いいぞ……その調子で、いっぱい太ろうな!」
『い・や・で・す!!』
――刹那は何かと私を太らせようとする。
私が嫌がるため普段は言わないが、少しでも体重が増えるとすぐ調子に乗って食べさせようとしてくるのだ。
不老不死の私に食事は本来必要ない。
そして不老不死の私には、大事にしなければならないものがあった。
――威厳だ。
千年を生きる不死鳥としてそれなりに有名な私は、人の注目を集めることが多い。
そのため身だしなみには気をつけ、身繕いは欠かさないようにしている。
頭の天辺から尾羽根の先まで、いつでもつやぴかの自慢の体だ。
完璧な毛並み。完璧なフォルム。凛々しい瞳。輝かんばかりのクチバシと爪。
私を構成する要素は常に完璧でなければならない。
私は人類の憧れ。
手の届かぬ高嶺の存在。
数々の絵画や歴史書に表される存在なのだから。
……で、あるにも拘らず。
刹那は私を太らせようとする。
「ベス、デザートだよ」
『いりません!』
「これはゼリーだからそんなにカロリーないって」
『後ろ手に隠した豆大福も見えてますからね』
「チッ……」
刹那が新たに構えたスプーンに乗るのは果物がたっぷり入った、宝石のように煌めくゼリー。
後ろ手に隠されているのは並ばないと買えない店の数量限定豆大福。
どれも私の好物だ。
こんな事もあろうかと、と刹那は普段から私の好物を常備している。
「じゃあせめて食後の紅茶だけでも」
『砂糖ドバドバ入れながら言うんじゃない!!』
結局、諦めない刹那に根負けして食後のデザートと紅茶まですべていただくことになってしまった。
*
『まったく、由々しき事態ですよ……』
夜。私は家を出て屋根の上で月を眺めていた。
私の終の巣である刹那だが、夜はつがいに独り占めにされてしまうのだ。私の巣なのに……。
正直不満はある。しかし、今は少しありがたかった。
レインが独占している時間だけは、食わせ魔と化した刹那から解放されるのだ。
『今のうちに痩せなければ……!!』
完璧なフォルムに戻れば刹那は無理に食べさせようとしてこない。
私が威厳を大事にしていることを知っているため、完璧である限りは手出ししようとしないのだ。
ただし完璧から少しでも外れた瞬間から堕落させようとしてくるが。
『いきますよ! まずは腹筋ローラー100回!!』
高らかに声を上げ、倉庫から取り出してきたダイエット器具を吟味する。
どれも人間用に作られたものだが、鳥でもやってみれば案外使えた。
とはいえ千年生きていない鳥には危険だからくれぐれも真似しないでほしい。
『1……2……3……4……』
ゴロゴロ……ゴロゴロ……
無心でローラーを転がす。
『いい……これ鳥の場合は胸筋に効きますね……28……29……』
どれだけ食べさせられても『身代わり卵』がある限り私の健康が脅かされることはない。
だから刹那は私が太っても安心して喜び、更に太らせようとする。
例え私が100kgを超える鳥になり醜く太った体を晒そうとも、刹那は変わらず愛でてくるのだろう。
刹那に愛でられるのは悪くない。
しかし、私にだって譲れない理由があった。
威厳だけではない。もっと大切なことだ。
だからなんとしてでも痩せなければならないのだ。
***
――私と刹那の出会いは二十年と少し前。
千年生きた身にとってはほんの瞬きほどの時間のはずなのに、もうずいぶんと昔のようにも思える。
「熱っつ……わ、本当に中で鳥が燃えてる」
(うるさいな……また人間がやってきたのか)
私が炎の中に身を置いて何十年経った頃だったろう。
人里離れた森に似つかわしくない、驚きはしゃぐ子どもの声が耳に届いた。
私を包む熱は友だった者の<異能>によるもの。
あまりに強すぎる<異能>は彼女自身すら炎に変え永遠に消えない炎を作り出したのだ。
不思議な炎と死なない鳥は少し離れた場所にある集落で祀られているようで、数年に一度祭りが開かれる。
そのおかげか普段は物見遊山の者はほとんど来ず静かなものだったが、時折研究者や権力者などが訪れた。
どれもが煩わしく、私は全て無視して燃え続けている。
炎の中で死と再生を繰り返し続けていれば、私もいつか消滅を迎えることができると信じて。
しかし、子ども単体の声というのは初めてのことだった。
「なあ、俺の声って聞こえてんの? おーい」
(人間の子どもは……いつの時代も騒がしい)
しつこく呼びかけてくる子どもを無視し、私は変わらず燃え続けた。
*
しかし子どもはしつこかった。
この周囲は神域とされていて近場に人は住んでいないはずだが、どうやら近くで野宿しているようだ。昼夜を問わず一日中話しかけてくる。
「このお供え物食っていい?」
「さっき野草食べたら腹壊した」
「美味そうな実を見つけてさあ、ちょっとあげる。うわ、燃えちゃった」
「さっきの実、燃えて正解だったわ。舌も喉も痺れてきた……」
「夜は冷えるからもうちょっと近くいていい?」
「ここはあったかいなあ。雨降っても風邪引かなくて済みそう」
「…………はー、……は……」
一週間ほど経った頃だろうか。
毎日うるさく話しかけてきた子どもの声が長く聞こえず、ようやく立ち去ったかと思ったら、荒い呼吸が聞こえてきた。
獣は友の炎を畏れ近づかない。
ならばこの音は何かと数年ぶりに瞼を開くと、私が燃えている台座にもたれ掛かり真っ赤な顔で肩を上下させる子どもがいた。
周囲の草木が湿っている。
どうやら雨が降り、子どもは熱を出したようだ。
(煩わしい……)
幼い子だとは思っていたが、まだ十歳前後だろう少年だった。
昔ならいざ知らず現代の日本国で保護者の元を長期間離れる年齢には見えない。
見回すと枝を組んで作ったらしい簡素な屋根と寝床があり、散らばっている食料らしい草や実から少年があまり一般的でない生活に慣れている様子が伺えた。
(死ぬのは勝手ですが、私に見せつけるのはひどいですね)
死を渇望する者の前で死ぬとは何事か。
そんな理不尽許せるものかと、私は久方ぶりに下半身だけを炎から出し、少年の頭上で卵を産み落とした。
荒い呼吸を繰り返す少年の頭蓋に当たった卵は、かしゃりと軽い音を立て割れる。
私は炎の中にもそもそと戻り、これまでと変わらない体勢で再び燃え続けた。
――しかし、これが良くなかった。
『……!?』
秋の夜長の風呂上がり、髪を乾かした刹那の頭上に座るなり何気なく言われ、一瞬反応ができなかった。
そんな私に気づいているのかいないのか。刹那は私をガシリと固定すると、そのまま脱衣所に置いてある体重計に乗る。
「あ、やっぱり」
『せ、刹那、待ちなさい。落ち着いて』
「ベス」
刹那は私を頭から下ろすと、顔を覗き込んで――笑った。
ニッコリと満面の笑みだ。
人間のように汗などかかない身でありながら、じっとりとした湿気に似た嫌な予感がまとわりつく。
予感は正しく的中し、刹那は笑顔のまま言い放った。
「もっと太ろうな!」
『嫌です!!』
*
『刹那……やめなさい……レインが見ている……』
阿僧祇刹那。
ただの鳥が生きるには永すぎる時間を厭い炎の中で死を望み続けていた私を、再び世界へと引っ張り出した男。
その腕の中で私は、脱衣所から引き続きがっちりと拘束されていた。
「ほらベス、これ美味しいよ。もっと食べよう?」
『やめなさい……レインもなぜ止めない……!』
「刹那がそこまで満面の笑みなのは珍しいな……」
『くっ、珍しい姿を見れた感動と嫉妬の間で葛藤している……!!』
刹那は食卓に並ぶ献立から器用に一口分ずつ取り分ける。
箸で挟まれたエビの天ぷらがクチバシの先に差し出された。
天ぷらの衣をほんのり緑に染めるのは、刹那がバイト代でいそいそと取り寄せた抹茶塩だろう。
人間の刹那と鳥の私。
しかし構図はまぎれもなく「あーん」であり、青年はクチバシが開くのを今か今かと待っていた。
刹那には嫉妬深いつがいがいるが、養い子であり伴侶になったばかりでもあるレイン・ヒュプノスは私と刹那を見て腕を組み思案している。すぐに助けは来なさそうだ。
『と、鳥に天ぷらを食べさせるのは非常識ですよ刹那!』
「でもベス、エビの天ぷら好きだろ?」
『大好物ですよ……!!』
<異能>により不老不死である私は、永い生の中で食事の喜びを知ってしまった。
年月をかけて発達した舌は今や人と同じ味覚を味わうことができる。
『身代わり卵』の効果によって消化や健康云々の問題も完全クリアだ。
そう、だから私は知っている。
揚げたてのエビの天ぷらがどれほど美味かということを……!!
『……いただきます!』
クチバシ先で揺れるエビ天に我慢ならず、とうとう噛りついてしまう。
すると刹那がパァッと輝くように笑みを深めるものだから、ついつい差し出される二口目三口目を食べ進めてしまった。
気がつけば、普段よりかなり多く用意された私用の夕飯はすっかり空になっている。
「いい食べっぷりだったな。いいぞ……その調子で、いっぱい太ろうな!」
『い・や・で・す!!』
――刹那は何かと私を太らせようとする。
私が嫌がるため普段は言わないが、少しでも体重が増えるとすぐ調子に乗って食べさせようとしてくるのだ。
不老不死の私に食事は本来必要ない。
そして不老不死の私には、大事にしなければならないものがあった。
――威厳だ。
千年を生きる不死鳥としてそれなりに有名な私は、人の注目を集めることが多い。
そのため身だしなみには気をつけ、身繕いは欠かさないようにしている。
頭の天辺から尾羽根の先まで、いつでもつやぴかの自慢の体だ。
完璧な毛並み。完璧なフォルム。凛々しい瞳。輝かんばかりのクチバシと爪。
私を構成する要素は常に完璧でなければならない。
私は人類の憧れ。
手の届かぬ高嶺の存在。
数々の絵画や歴史書に表される存在なのだから。
……で、あるにも拘らず。
刹那は私を太らせようとする。
「ベス、デザートだよ」
『いりません!』
「これはゼリーだからそんなにカロリーないって」
『後ろ手に隠した豆大福も見えてますからね』
「チッ……」
刹那が新たに構えたスプーンに乗るのは果物がたっぷり入った、宝石のように煌めくゼリー。
後ろ手に隠されているのは並ばないと買えない店の数量限定豆大福。
どれも私の好物だ。
こんな事もあろうかと、と刹那は普段から私の好物を常備している。
「じゃあせめて食後の紅茶だけでも」
『砂糖ドバドバ入れながら言うんじゃない!!』
結局、諦めない刹那に根負けして食後のデザートと紅茶まですべていただくことになってしまった。
*
『まったく、由々しき事態ですよ……』
夜。私は家を出て屋根の上で月を眺めていた。
私の終の巣である刹那だが、夜はつがいに独り占めにされてしまうのだ。私の巣なのに……。
正直不満はある。しかし、今は少しありがたかった。
レインが独占している時間だけは、食わせ魔と化した刹那から解放されるのだ。
『今のうちに痩せなければ……!!』
完璧なフォルムに戻れば刹那は無理に食べさせようとしてこない。
私が威厳を大事にしていることを知っているため、完璧である限りは手出ししようとしないのだ。
ただし完璧から少しでも外れた瞬間から堕落させようとしてくるが。
『いきますよ! まずは腹筋ローラー100回!!』
高らかに声を上げ、倉庫から取り出してきたダイエット器具を吟味する。
どれも人間用に作られたものだが、鳥でもやってみれば案外使えた。
とはいえ千年生きていない鳥には危険だからくれぐれも真似しないでほしい。
『1……2……3……4……』
ゴロゴロ……ゴロゴロ……
無心でローラーを転がす。
『いい……これ鳥の場合は胸筋に効きますね……28……29……』
どれだけ食べさせられても『身代わり卵』がある限り私の健康が脅かされることはない。
だから刹那は私が太っても安心して喜び、更に太らせようとする。
例え私が100kgを超える鳥になり醜く太った体を晒そうとも、刹那は変わらず愛でてくるのだろう。
刹那に愛でられるのは悪くない。
しかし、私にだって譲れない理由があった。
威厳だけではない。もっと大切なことだ。
だからなんとしてでも痩せなければならないのだ。
***
――私と刹那の出会いは二十年と少し前。
千年生きた身にとってはほんの瞬きほどの時間のはずなのに、もうずいぶんと昔のようにも思える。
「熱っつ……わ、本当に中で鳥が燃えてる」
(うるさいな……また人間がやってきたのか)
私が炎の中に身を置いて何十年経った頃だったろう。
人里離れた森に似つかわしくない、驚きはしゃぐ子どもの声が耳に届いた。
私を包む熱は友だった者の<異能>によるもの。
あまりに強すぎる<異能>は彼女自身すら炎に変え永遠に消えない炎を作り出したのだ。
不思議な炎と死なない鳥は少し離れた場所にある集落で祀られているようで、数年に一度祭りが開かれる。
そのおかげか普段は物見遊山の者はほとんど来ず静かなものだったが、時折研究者や権力者などが訪れた。
どれもが煩わしく、私は全て無視して燃え続けている。
炎の中で死と再生を繰り返し続けていれば、私もいつか消滅を迎えることができると信じて。
しかし、子ども単体の声というのは初めてのことだった。
「なあ、俺の声って聞こえてんの? おーい」
(人間の子どもは……いつの時代も騒がしい)
しつこく呼びかけてくる子どもを無視し、私は変わらず燃え続けた。
*
しかし子どもはしつこかった。
この周囲は神域とされていて近場に人は住んでいないはずだが、どうやら近くで野宿しているようだ。昼夜を問わず一日中話しかけてくる。
「このお供え物食っていい?」
「さっき野草食べたら腹壊した」
「美味そうな実を見つけてさあ、ちょっとあげる。うわ、燃えちゃった」
「さっきの実、燃えて正解だったわ。舌も喉も痺れてきた……」
「夜は冷えるからもうちょっと近くいていい?」
「ここはあったかいなあ。雨降っても風邪引かなくて済みそう」
「…………はー、……は……」
一週間ほど経った頃だろうか。
毎日うるさく話しかけてきた子どもの声が長く聞こえず、ようやく立ち去ったかと思ったら、荒い呼吸が聞こえてきた。
獣は友の炎を畏れ近づかない。
ならばこの音は何かと数年ぶりに瞼を開くと、私が燃えている台座にもたれ掛かり真っ赤な顔で肩を上下させる子どもがいた。
周囲の草木が湿っている。
どうやら雨が降り、子どもは熱を出したようだ。
(煩わしい……)
幼い子だとは思っていたが、まだ十歳前後だろう少年だった。
昔ならいざ知らず現代の日本国で保護者の元を長期間離れる年齢には見えない。
見回すと枝を組んで作ったらしい簡素な屋根と寝床があり、散らばっている食料らしい草や実から少年があまり一般的でない生活に慣れている様子が伺えた。
(死ぬのは勝手ですが、私に見せつけるのはひどいですね)
死を渇望する者の前で死ぬとは何事か。
そんな理不尽許せるものかと、私は久方ぶりに下半身だけを炎から出し、少年の頭上で卵を産み落とした。
荒い呼吸を繰り返す少年の頭蓋に当たった卵は、かしゃりと軽い音を立て割れる。
私は炎の中にもそもそと戻り、これまでと変わらない体勢で再び燃え続けた。
――しかし、これが良くなかった。
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
791
1 / 5
この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる