106 / 113
4-22
しおりを挟む
「一体どうする気だよ……これから」
夏弥は「うん」の一言から微動だにしない美咲に、そんな声を掛ける。
何度か身体を重ねていても、シチュエーションのせいかドキドキしてしまう。
そんな自分を呪いつつ、美咲の返事を待っていると。
「――っくしゅん」
「っ!」
夏弥を抱きしめていた美咲は、突然かわいらしいくしゃみを発する。
美咲は、抱き着くことで一段と身体がポカポカし始めたような気がしていた。けれどそれはあくまで気持ちの面が強かったようで、実際には足の辺りから冷えてきていたらしく。
「寒いのか?」
「さ、寒くない」
「……。今のくしゃみは?」
「あたし、鼻炎持ちだし」
美咲は強がりながら答えていた。
夏弥は前を向いたまま、その言葉が気持ち弱弱しく聞こえたような気がした。
雨に打たれ、その衣類を脱いでからもう数分が経っている。下手をすれば美咲は本当に風邪をひいてしまうはずだ。
次第に、夏弥は美咲の体調が気になり始める。
「鼻炎持ちだったなんて初耳だ。……ていうか、嘘だよな?」
「…………」
美咲は応えなかった。
シャワーの流れる音だけが、無機質に浴室内で響いている。
「否定しないんだな。……やっぱり、風邪ひいてるんだろ」
「……違うと思うけど」
「……」
「夏弥さん……?」
湯けむりの立ち込める中、今度は夏弥の方が黙り込んでいた。
何かに葛藤していたらしいのだけれど、もちろんそれは美咲にはわからないことだった。
それから夏弥は、ふとこんなことを言い始める。
「こういうのは、やめた方がいいんじゃないのか……?」
「……え? こういうのって?」
美咲は夏弥の言っている代名詞が、今ひとつ読み取れなかった。
「なんていうか……こう、いたずらにエロいこと……というか」
「……。どうしてそう思うの?」
「まず美咲が風邪ひきそうだってのもあるけど。……お、俺は、もう少し健全に付き合いたいって思ってるから……。安く付き合いたくなんてないっていうか……俺は、もっと美咲と、深い所で繋がってたい」
夏弥はまた強めに目を閉じた。
俯いて、視界が暗くなって、聴覚や皮膚の感度が少し上がったような気がしてくる。
恥ずかしさを乗り越えて吐き出した夏弥のセリフは、二人のためのものだった。
美咲がどう思うのかはわからない。
正しく伝えるためにはひどくエネルギーが必要で。そのくせ、割に合わず伝わらないケースだってある。でも、このままは嫌だと思っていた。
「……深いところでって……あたしには、よくわからないんだけど……」
「……わ、わかりにくいよな。ごめん。……俺だって、美咲と、ふ、触れ合ってたいとか、エッ〇なことしたいって気持ちは…………ある。当たり前だろ、そんなの。俺だって男だし……。美咲は、か、かわいいしさ、身体だって反応するよ。恋人って、そういうことするものだよな。
…………でも、分別をつけないまま欲望に流されていったら、なんだか美咲が軽くなっていくみたいで。それは…………少し嫌だなって…………。なんか、急にそんな気持ちが膨らんでくるんだよ」
「……」
とてもはがゆい夏弥の想い。
美咲に身体を触れられることが嬉しいと思う反面で、そういった行為をされると、夏弥の胸のどこかで嫌な気持ちが小さく芽生えてきたりする。
別に彼女に処女性を求めたりしているわけでもないのだけれど、それでも、手軽にエッ〇なことをしてしまうのは、文字通り手が軽くなっていくみたいで、妙に心が痛む。
これは夏弥が本当に美咲を好きだからこそ、感じていることなのかもしれない。
「……あたしは、その、深いとこで繋がってるって感覚がよくわかんないけど……。気持ちの部分。ってこと……?」
「うん。……気持ちの部分で……だと思う」
「洋平の言ってた気持ち悪いって話……引きずってるわけじゃなくて……?」
「それは関係ない。俺は……美咲の気持ちと繋がってたいです……」
「~っ!」
不意に告白された夏弥のセリフに、美咲はときめいてしまう。
――なんでそんなずるいこと言うの? あたしの気持ちと繋がってたいとか……。
なんて思ってしまって。
裸で抱き着く現状ですら十分恥ずかしかったのだけれど、さらに彼女の顔は熱くなってしまう。無論、足の先は冷えたままだった。
対する夏弥は、自分の想いが最大限伝えられる言葉を選りすぐって、話を続ける。
「だから……距離感とか……さじ加減を大事にしたいっていうか」
「……!」
美咲は夏弥の言葉にハッとする。
実際、夏弥の言う通り、美咲のこの入浴行為は、今の二人にとって少々行き過ぎていた。
距離感も、さじ加減も、彼女は少し見誤っていた。
でもこれは仕方なかったのかもしれない。
美咲は、初めて恋愛というものを体験している。
他に誰かと恋愛なんてしたこともなく、セクシャルな接し方だってまだまだどこか覚束ない。
美咲が恋人との距離感を上手く掴めていなくても、それはなんら不思議じゃない。
それに、恋人にも適度な距離感が必要であることを、今の彼女はすっかり失念していた。夏弥と付き合う以前の美咲は、恋愛についてあれこれと自論を構築していたというのに。
「……ごめんなさい」
美咲はつぶやくようにそう言って、夏弥から手を離す。
さらに少しだけ後ずさりして、距離を取る。
「いや、謝るのはむしろ俺な気がするんだけど……」
背を向けたまま申し訳なさそうにしゃべる夏弥が、美咲には大人っぽく見えていた。
美咲は少し恥ずかしくて、切なくなる。
恋人同士になれば、夏弥への想いをいくらでも表現していいものだと思っていた節があったのかもしれない。
「慌てなくていいから、俺達のペースでいいと思うんだ。……こういうのも」
「……うん。そう……だよね。付き合ってるからって、変に力んでたのかも……」
美咲は冷ややかにそう言ってみせる。
自分を客観的に見ることで、彼女は冷静になり始めていった。
一方、夏弥は後ろから聞こえてくる美咲の言葉に、少しだけやりきれない感情を抱く。
(……。美咲……ちょっと距離感を間違えた感じだったのかな……。一般的な恋愛関係って、やっぱりお風呂までは一緒に入らないよな……。は、入ってもいいんだろうけど……)
夏弥が閉口したまま思考を巡らせていると、美咲はさらに気持ちをこぼす。
「それに、秋乃が来るって思ったら……なんか焦っちゃったっていうか……」
「……そっか」
「ごめんね。……もう、充電とか…………言わないから」
「美咲――
夏弥がそう言い掛けたのとほぼ同時に、美咲は浴室ドアを開けて出ていった。
出て、すぐにまたドアが閉められる。
夏弥はその閉められた音に反応して、ゆっくりと後ろを振り返った。
ドアに映っていた美咲の影は、そのまましばらくじっとしていて。
何も言わないものかと思っていたのだけれど、そうじゃなかった。
「……あたし、お風呂はまた後で入るね。夏弥さんは…………ゆっくり入って」
ドア越しに聞こえる、くぐもった美咲の声。
「……あ、ああ」
ため息のような生返事が、夏弥の口からもれる。
夏弥はそこからしばらくの間、なぜか浴室から出てはいけないような気がしたのだった。
夏弥は「うん」の一言から微動だにしない美咲に、そんな声を掛ける。
何度か身体を重ねていても、シチュエーションのせいかドキドキしてしまう。
そんな自分を呪いつつ、美咲の返事を待っていると。
「――っくしゅん」
「っ!」
夏弥を抱きしめていた美咲は、突然かわいらしいくしゃみを発する。
美咲は、抱き着くことで一段と身体がポカポカし始めたような気がしていた。けれどそれはあくまで気持ちの面が強かったようで、実際には足の辺りから冷えてきていたらしく。
「寒いのか?」
「さ、寒くない」
「……。今のくしゃみは?」
「あたし、鼻炎持ちだし」
美咲は強がりながら答えていた。
夏弥は前を向いたまま、その言葉が気持ち弱弱しく聞こえたような気がした。
雨に打たれ、その衣類を脱いでからもう数分が経っている。下手をすれば美咲は本当に風邪をひいてしまうはずだ。
次第に、夏弥は美咲の体調が気になり始める。
「鼻炎持ちだったなんて初耳だ。……ていうか、嘘だよな?」
「…………」
美咲は応えなかった。
シャワーの流れる音だけが、無機質に浴室内で響いている。
「否定しないんだな。……やっぱり、風邪ひいてるんだろ」
「……違うと思うけど」
「……」
「夏弥さん……?」
湯けむりの立ち込める中、今度は夏弥の方が黙り込んでいた。
何かに葛藤していたらしいのだけれど、もちろんそれは美咲にはわからないことだった。
それから夏弥は、ふとこんなことを言い始める。
「こういうのは、やめた方がいいんじゃないのか……?」
「……え? こういうのって?」
美咲は夏弥の言っている代名詞が、今ひとつ読み取れなかった。
「なんていうか……こう、いたずらにエロいこと……というか」
「……。どうしてそう思うの?」
「まず美咲が風邪ひきそうだってのもあるけど。……お、俺は、もう少し健全に付き合いたいって思ってるから……。安く付き合いたくなんてないっていうか……俺は、もっと美咲と、深い所で繋がってたい」
夏弥はまた強めに目を閉じた。
俯いて、視界が暗くなって、聴覚や皮膚の感度が少し上がったような気がしてくる。
恥ずかしさを乗り越えて吐き出した夏弥のセリフは、二人のためのものだった。
美咲がどう思うのかはわからない。
正しく伝えるためにはひどくエネルギーが必要で。そのくせ、割に合わず伝わらないケースだってある。でも、このままは嫌だと思っていた。
「……深いところでって……あたしには、よくわからないんだけど……」
「……わ、わかりにくいよな。ごめん。……俺だって、美咲と、ふ、触れ合ってたいとか、エッ〇なことしたいって気持ちは…………ある。当たり前だろ、そんなの。俺だって男だし……。美咲は、か、かわいいしさ、身体だって反応するよ。恋人って、そういうことするものだよな。
…………でも、分別をつけないまま欲望に流されていったら、なんだか美咲が軽くなっていくみたいで。それは…………少し嫌だなって…………。なんか、急にそんな気持ちが膨らんでくるんだよ」
「……」
とてもはがゆい夏弥の想い。
美咲に身体を触れられることが嬉しいと思う反面で、そういった行為をされると、夏弥の胸のどこかで嫌な気持ちが小さく芽生えてきたりする。
別に彼女に処女性を求めたりしているわけでもないのだけれど、それでも、手軽にエッ〇なことをしてしまうのは、文字通り手が軽くなっていくみたいで、妙に心が痛む。
これは夏弥が本当に美咲を好きだからこそ、感じていることなのかもしれない。
「……あたしは、その、深いとこで繋がってるって感覚がよくわかんないけど……。気持ちの部分。ってこと……?」
「うん。……気持ちの部分で……だと思う」
「洋平の言ってた気持ち悪いって話……引きずってるわけじゃなくて……?」
「それは関係ない。俺は……美咲の気持ちと繋がってたいです……」
「~っ!」
不意に告白された夏弥のセリフに、美咲はときめいてしまう。
――なんでそんなずるいこと言うの? あたしの気持ちと繋がってたいとか……。
なんて思ってしまって。
裸で抱き着く現状ですら十分恥ずかしかったのだけれど、さらに彼女の顔は熱くなってしまう。無論、足の先は冷えたままだった。
対する夏弥は、自分の想いが最大限伝えられる言葉を選りすぐって、話を続ける。
「だから……距離感とか……さじ加減を大事にしたいっていうか」
「……!」
美咲は夏弥の言葉にハッとする。
実際、夏弥の言う通り、美咲のこの入浴行為は、今の二人にとって少々行き過ぎていた。
距離感も、さじ加減も、彼女は少し見誤っていた。
でもこれは仕方なかったのかもしれない。
美咲は、初めて恋愛というものを体験している。
他に誰かと恋愛なんてしたこともなく、セクシャルな接し方だってまだまだどこか覚束ない。
美咲が恋人との距離感を上手く掴めていなくても、それはなんら不思議じゃない。
それに、恋人にも適度な距離感が必要であることを、今の彼女はすっかり失念していた。夏弥と付き合う以前の美咲は、恋愛についてあれこれと自論を構築していたというのに。
「……ごめんなさい」
美咲はつぶやくようにそう言って、夏弥から手を離す。
さらに少しだけ後ずさりして、距離を取る。
「いや、謝るのはむしろ俺な気がするんだけど……」
背を向けたまま申し訳なさそうにしゃべる夏弥が、美咲には大人っぽく見えていた。
美咲は少し恥ずかしくて、切なくなる。
恋人同士になれば、夏弥への想いをいくらでも表現していいものだと思っていた節があったのかもしれない。
「慌てなくていいから、俺達のペースでいいと思うんだ。……こういうのも」
「……うん。そう……だよね。付き合ってるからって、変に力んでたのかも……」
美咲は冷ややかにそう言ってみせる。
自分を客観的に見ることで、彼女は冷静になり始めていった。
一方、夏弥は後ろから聞こえてくる美咲の言葉に、少しだけやりきれない感情を抱く。
(……。美咲……ちょっと距離感を間違えた感じだったのかな……。一般的な恋愛関係って、やっぱりお風呂までは一緒に入らないよな……。は、入ってもいいんだろうけど……)
夏弥が閉口したまま思考を巡らせていると、美咲はさらに気持ちをこぼす。
「それに、秋乃が来るって思ったら……なんか焦っちゃったっていうか……」
「……そっか」
「ごめんね。……もう、充電とか…………言わないから」
「美咲――
夏弥がそう言い掛けたのとほぼ同時に、美咲は浴室ドアを開けて出ていった。
出て、すぐにまたドアが閉められる。
夏弥はその閉められた音に反応して、ゆっくりと後ろを振り返った。
ドアに映っていた美咲の影は、そのまましばらくじっとしていて。
何も言わないものかと思っていたのだけれど、そうじゃなかった。
「……あたし、お風呂はまた後で入るね。夏弥さんは…………ゆっくり入って」
ドア越しに聞こえる、くぐもった美咲の声。
「……あ、ああ」
ため息のような生返事が、夏弥の口からもれる。
夏弥はそこからしばらくの間、なぜか浴室から出てはいけないような気がしたのだった。
17
あなたにおすすめの小説
幼馴染みのメッセージに打ち間違い返信したらとんでもないことに
家紋武範
恋愛
となりに住む、幼馴染みの夕夏のことが好きだが、その思いを伝えられずにいた。
ある日、夕夏のメッセージに返信しようとしたら、間違ってとんでもない言葉を送ってしまったのだった。
旧校舎の地下室
守 秀斗
恋愛
高校のクラスでハブられている俺。この高校に友人はいない。そして、俺はクラスの美人女子高生の京野弘美に興味を持っていた。と言うか好きなんだけどな。でも、京野は美人なのに人気が無く、俺と同様ハブられていた。そして、ある日の放課後、京野に俺の恥ずかしい行為を見られてしまった。すると、京野はその事をバラさないかわりに、俺を旧校舎の地下室へ連れて行く。そこで、おかしなことを始めるのだったのだが……。
極悪家庭教師の溺愛レッスン~悪魔な彼はお隣さん~
恵喜 どうこ
恋愛
「高校合格のお礼をくれない?」
そう言っておねだりしてきたのはお隣の家庭教師のお兄ちゃん。
私よりも10歳上のお兄ちゃんはずっと憧れの人だったんだけど、好きだという告白もないままに男女の関係に発展してしまった私は苦しくて、どうしようもなくて、彼の一挙手一投足にただ振り回されてしまっていた。
葵は私のことを本当はどう思ってるの?
私は葵のことをどう思ってるの?
意地悪なカテキョに翻弄されっぱなし。
こうなったら確かめなくちゃ!
葵の気持ちも、自分の気持ちも!
だけど甘い誘惑が多すぎて――
ちょっぴりスパイスをきかせた大人の男と女子高生のラブストーリーです。
罰ゲームから始まった、五人のヒロインと僕の隣の物語
ノン・タロー
恋愛
高校2年の夏……友達同士で行った小テストの点を競う勝負に負けた僕、御堂 彼方(みどう かなた)は、罰ゲームとしてクラスで人気のある女子・風原 亜希(かざはら あき)に告白する。
だが亜希は、彼方が特に好みでもなく、それをあっさりと振る。
それで終わるはずだった――なのに。
ひょんな事情で、彼方は亜希と共に"同居”することに。
さらに新しく出来た、甘えん坊な義妹・由奈(ゆな)。
そして教室では静かに恋を仕掛けてくる寡黙なクラス委員長の柊 澪(ひいらぎ みお)、特に接点の無かった早乙女 瀬玲奈(さおとめ せれな)、おまけに生徒会長の如月(きさらぎ)先輩まで現れて、彼方の周囲は急速に騒がしくなっていく。
由奈は「お兄ちゃん!」と懐き、澪は「一緒に帰らない……?」と静かに距離を詰める。
一方の瀬玲奈は友達感覚で、如月先輩は不器用ながらも接してくる。
そんな中、亜希は「別に好きじゃないし」と言いながら、彼方が誰かと仲良くするたびに心がざわついていく。
罰ゲームから始まった関係は、日常の中で少しずつ形を変えていく。
ツンデレな同居人、甘えたがりな義妹、寡黙な同クラ女子、恋愛に不器用な生徒会長、ギャル気質な同クラ女子……。
そして、無自覚に優しい彼方が、彼女たちの心を少しずつほどいていく。
これは、恋と居場所と感情の距離をめぐる、ちょっと不器用で、でも確かな青春の物語。
マッサージ
えぼりゅういち
恋愛
いつからか疎遠になっていた女友達が、ある日突然僕の家にやってきた。
背中のマッサージをするように言われ、大人しく従うものの、しばらく見ないうちにすっかり成長していたからだに触れて、興奮が止まらなくなってしまう。
僕たちはただの友達……。そう思いながらも、彼女の身体の感触が、冷静になることを許さない。
あるフィギュアスケーターの性事情
蔵屋
恋愛
この小説はフィクションです。
しかし、そのようなことが現実にあったかもしれません。
何故ならどんな人間も、悪魔や邪神や悪神に憑依された偽善者なのですから。
この物語は浅岡結衣(16才)とそのコーチ(25才)の恋の物語。
そのコーチの名前は高木文哉(25才)という。
この物語はフィクションです。
実在の人物、団体等とは、一切関係がありません。
ちょっと大人な体験談はこちらです
神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な体験談です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではGemini PRO、Pixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる