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激痛
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「あっ、まちがえましたぁ」
「きゅ」
ガチャとドアが開くのと同時に細々とした可愛らしい声が聞こえるがパタリッとドアが閉まるのを僕は聞き慌てて声を出す。
「キューッ」
動物の鳴き声でしかないが、ドアを開く事さえ今の僕では出来ないからどうしょうもない。
「キューッキューッ」
必死で声を出す、子白虎も僕につられたのかキューッキューッと声をあげる、もう動物の鳴き声の大合唱だ。
「ーっーっ怒らないでっ」
遠慮がちにまた先ほどの子供がドアから顔を覗かせる、僕は急いで子供の顔を目掛けて飛ぶ。
慌てた子供は僕を抱き締める、6歳くらいの子供が簡単に抱き抱えるくらい僕は小さな黒豹なんだよね。
もふもふ好きだから今の自分の身体を堪能できる事に軍杯が上がり、今の状況も認めつつある。
「キューッ」
「ーっ可愛い」
ぎゅっと抱き締めてくれる子供の頬を僕はペロペロと舐める。
「ーっけんぞくの人じゃないよね、どうしょう」
「誰か居るのか」
後ろにある階段から誰かが登って来る。
「今この階は立入禁止だ、速やかに出て来るんだ」
「あのっ」
僕は声をかける、あの部屋からは出てはならないと言われていたのに。
僕は部屋から一歩出たところで猛烈な激痛が襲う。
「ーっしまったまさか」
「きゅ」
ガチャとドアが開くのと同時に細々とした可愛らしい声が聞こえるがパタリッとドアが閉まるのを僕は聞き慌てて声を出す。
「キューッ」
動物の鳴き声でしかないが、ドアを開く事さえ今の僕では出来ないからどうしょうもない。
「キューッキューッ」
必死で声を出す、子白虎も僕につられたのかキューッキューッと声をあげる、もう動物の鳴き声の大合唱だ。
「ーっーっ怒らないでっ」
遠慮がちにまた先ほどの子供がドアから顔を覗かせる、僕は急いで子供の顔を目掛けて飛ぶ。
慌てた子供は僕を抱き締める、6歳くらいの子供が簡単に抱き抱えるくらい僕は小さな黒豹なんだよね。
もふもふ好きだから今の自分の身体を堪能できる事に軍杯が上がり、今の状況も認めつつある。
「キューッ」
「ーっ可愛い」
ぎゅっと抱き締めてくれる子供の頬を僕はペロペロと舐める。
「ーっけんぞくの人じゃないよね、どうしょう」
「誰か居るのか」
後ろにある階段から誰かが登って来る。
「今この階は立入禁止だ、速やかに出て来るんだ」
「あのっ」
僕は声をかける、あの部屋からは出てはならないと言われていたのに。
僕は部屋から一歩出たところで猛烈な激痛が襲う。
「ーっしまったまさか」
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