運命の番はイケメン美形様です

リアム君とライムさん

「どういう状況ですか」

正座をし頭を下げるライムさんはリルク君の眷属で同じくリルク君の眷属リアム君の姿がなく探していた所に立入禁止区域に人の気配がし入って来たらしい。
が、まさか僕が廊下に居るとは思わなかったらしいそれもリアム君が僕を抱き締めて居るとは。

「リアムはともかくライムは奏多様から離れなさい、ご主人様に何と言い訳をすれば」

ライムさんとリアム君は真っ青な顔をし冷や汗も出ていて体調が悪そうだ。
かという僕もダルくってくらくらしている。

「奏多様この部屋から出るにはまだ奏多様の身体が慣れて居ないのですよ、慣れていない身体で外に出てしまえば吸血鬼の能力や体質を変えてしまう可能がありますから絶対安静にしていてください」

リルク君がぷりぷりと頬を膨らませて怒る、その瞬間点灯がチカチカと不気味に点滅を繰り返す、それにすごく寒い。

「うっ」
「ーっ」

リルク君が真っ青な顔をしライムさんは気絶しそうなのを堪えているが、息苦しいそうに両膝を床に付く。
リアム君に至っては完全に気絶し口元は泡を拭いている。

「ーっリアム君ーっ」
「はっ、リアムは大丈夫ですから奏多様はベットにお戻りください」

リルク君にベットに押さえられる、僕はスーッと気を失ってしまう。