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一妻多夫

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「うわんっ待って、待ってこの人もなの、レオとナズナと同じなの」

皆動きを止める、龍体から龍人になる際にアレンを優しく抱き締めてからしゅるしゅると戻る。

「「何っ」」
「私は龍人国の王子シュウです、申し訳ないアレンが私の運命の番と分かり居ても立っても居られなく成ってしまった、我が城にて詳細を説明したい、着いてきてくれ」

シュウは頭を下げて謝罪する、王子となれば無下には出来ずに皆で城に行く事に成った。


「どういう事だ、運命の番が三人だと」

レオとナズナの声に刺がある。
城に近付いた瞬間に何処かの部屋に飛ばされる。
スーッとシュウが手を翳すと本棚から一冊の本が机の上に開く。

「一妻多夫の運命の番は存在する、妻がこの世界に絶対的な存在なら守るべき者は多くなくては成らない、私達三人はアレンの運命の番で三人共にアレンの夫だ」
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