XLサイズの龍大くんはくっつきたがりなクーデレ男子

星詠みう菜

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トシを考えなさい

3 *

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「ねぇ、たっちゃんのもしよっか?」
「うん、お願い」

 龍大が胡座をかくように座り、鈴夏は龍大の太ももに手をついたあと、すべらせるように下肢へと動かした。そこには龍大の熱くて立派な大きさの肉棒があった。
 その肉棒に手を添え、少し握ると、しっかりとした弾力が鈴夏の手に伝わってくる。先端に近いところを指で包み込み、そのまま上下に動かすと、龍大の吐息が漏れた。

「すごい……鈴夏の手、気持ちいい」
「自分でするより?」
「すごいこと聞くね」

 龍大が気持ちよさそうに息を吐くのを見て、鈴夏も少しだけ意地悪な心が芽生えた。鈴夏の細く伸びた指と薄い手のひらと比べたら、龍大の手でした方が気持ちよさそうだったからだ。
 でもこれを人にしてもらう気持ちよさもあるだろう。ご奉仕精神が伝われば、心の満足感とか、充足感も違ってくる。それが鈴夏の中でわかっていたから、ちょっといじめたくなった。

「舐めてあげよっか」
「いいの?」
「うん」

 鈴夏は肉棒を握ってない方の手で髪をかきあげ、おもむろに口をそこに持っていった。龍大は手を後ろに持っていき、ちょっとだけ背中を反らせる。
 竿にちゅっと唇をはりつけ、舌で舐め上げた。先端の張り上がった部分も、その段差も、丁寧に舌を沿わせていった。先端からは、少しずつ苦い粘液が溢れていた。
 その粘液をすべて自分の体に取り入れようと、鈴夏は口を開けて先端からゆっくりと咥える。口の中が温かく弾力のある肉棒で満たされ、唾液が溢れてくる。その唾液の滑りで顔を上下させて、龍大の肉棒をしごいた。

「はっあ……気持ちいい」
 
 龍大は唇を噛みながら、自らの肉棒を扱かれる気持ちよさを味わっている。鈴夏もその表情を見て、咥えたまま口の中で舌を動かした。じゅぽじゅぽと空気が抜ける音が響き、顔を動かすたびに龍大の顔が険しくなる。しかもその肉棒は、鈴夏の口の中でさらに膨らみ、固くなっていく。呼吸を遮るかのような肉棒が鈴夏の口の中を支配して、苦しくなってくる。
 鈴夏が一度肉棒を口から離すと、口の中に一気に空気が入ってきた。息を吹き返したような、ちょっとだけ爽やかな気分だ。

「鈴夏、ねぇ……もうヤバいかも」
「出す?」
「ううん、入れたい」

 そうつぶやいた龍大は、脱いだバスローブを一旦羽織って自分のサコッシュを持ってきた。その中から小さなポーチを取り出すと、Lサイズのコンドームを取り出した。そのコンドームには大きく0.01と書かれていた。いわゆる極薄タイプだ。

「入れてもいい?」
「うん、入れてほしい」

 鈴夏はベッドの縁に座った龍大の肩に顎を乗せながら返答した。龍大はコンドームを指で端に寄せ、封を切って取り出すと自らの肉棒に被せた。ベッドサイドテーブルに一旦コンドームの袋を置き、ふたりの着ていたバスローブを端に避けて鈴夏の脚を開かせる。

「痛かったら言って」

 そう言って龍大は、鈴夏の双丘に肉棒を当てて蜜で溢れる洞へと歩みを進めた。
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