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乗り越えるべき試練
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次は龍大が寝そべり、鈴夏が愛撫する番。胸板の上に顎を乗せ、二の腕に乗せていた手をそっと胸の方に移動出せながら、すでに硬くなった突起の周りを指でなぞった。
その間、鈴夏もじっと龍大の目を見つめていた。
「鈴夏……その顔可愛いから反則」
「たっちゃんだっていっぱい見つめてきたくせに」
「だって仕方ないじゃん」
龍大がそうやって言い訳するから、鈴夏の心にも火が点いた。鈴夏から見て左側の突起を温かい舌でなぞり、もう片方の手でつまんでくりくりといじる。龍大の胸板は厚くて硬いから吸い付けない。だったら表面をいっぱい擦ってやろうという算段だ。
「あっ、ちょ、それマズい」
「気持ちい?」
すると龍大はこくこくと頷いている。それを見た鈴夏は、一旦突起から離れてもっと下へと移動することにした。龍大の硬く割れた腹筋に唇を当てながら、どんどんいちばん敏感なところへと近づいていく。龍大の男根はすでに硬くなっていて、鈴夏の腰やおなかにずっと当たっていた。
鈴夏はハリのある硬さと大きくそそり立った男根をそっと握る。そのまま手を上に持っていって、笠を包みこんだまま扱いた。先端からは粘っこい液が溢れていて、それを使って手をすべらせた。
「あっ……それ気持ち良すぎ」
「これ好きなの?」
「うん」
「じゃあもっとやる」
「勘弁して……」
余裕のない笑みを浮かべる龍大を見てると、もっと意地悪したくなる。搾り取るように軽く握ったり、ちょっと回転をくわえてねじったり……。奇怪な動きで龍大を翻弄させた。そんなに速いペースで握っていたわけでもないが、龍大が早く音を上げた。
「ちょっ、タンマ」
龍大がそう言って鈴夏の握っていない方の腕を掴んできて、手をパッと離した。
「出そう?」
「うん、ホントに……ヤバい」
「今日はやめとく?」
「うん……はぁ……」
龍大が重たい吐息を吐く。明日で終わるとは言え、拷問のような禁欲の連続だ。
それでもあと1日だ。明日さえ穏便に済ませられれば、あとは自由に絶頂できる。それを楽しみに過ごすしかない。
まだタイマーは鳴らないから、横になって抱き合うことにした。
「早く24時間後になってほしいよ」
「いや、ホントに……だいぶツラい」
龍大の顔は笑っていたが、やっぱり欲を我慢するのがツラそうだ。
「でも柔道の練習よりはキツくな――」
「いや、こっちのがキツい」
「即答じゃん」
あまりにも間髪入れずに答える龍大を見て、鈴夏も吹き出してしまう。おそらく欲を抑えるというのが、相当堪えるのだろう。柔道にも我慢する局面はあるが、それは試合中の数分だけだし、基本的にはずっと動いてるからまだマシだそうだ。
そんな話をしていると、タイマーの電子音が鳴り響いた。タイマーを切り、タオルケットを体にかけてフロアライトも消灯させる。
鈴夏はふとタオルケットやシーツの触り心地がいつもと違うのに気がついた。
「なんかサラっとしてるね、このタオルケット」
「今日洗って干しといた」
「そうなんだ。ありがと、やっぱたっちゃんは頼れるね」
鈴夏がそう伝えると、額に唇が触れる感覚があった。
ポリネシアンセックス4日めは、今まで以上の我慢と戦いながら終わりを告げた。
その間、鈴夏もじっと龍大の目を見つめていた。
「鈴夏……その顔可愛いから反則」
「たっちゃんだっていっぱい見つめてきたくせに」
「だって仕方ないじゃん」
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「あっ、ちょ、それマズい」
「気持ちい?」
すると龍大はこくこくと頷いている。それを見た鈴夏は、一旦突起から離れてもっと下へと移動することにした。龍大の硬く割れた腹筋に唇を当てながら、どんどんいちばん敏感なところへと近づいていく。龍大の男根はすでに硬くなっていて、鈴夏の腰やおなかにずっと当たっていた。
鈴夏はハリのある硬さと大きくそそり立った男根をそっと握る。そのまま手を上に持っていって、笠を包みこんだまま扱いた。先端からは粘っこい液が溢れていて、それを使って手をすべらせた。
「あっ……それ気持ち良すぎ」
「これ好きなの?」
「うん」
「じゃあもっとやる」
「勘弁して……」
余裕のない笑みを浮かべる龍大を見てると、もっと意地悪したくなる。搾り取るように軽く握ったり、ちょっと回転をくわえてねじったり……。奇怪な動きで龍大を翻弄させた。そんなに速いペースで握っていたわけでもないが、龍大が早く音を上げた。
「ちょっ、タンマ」
龍大がそう言って鈴夏の握っていない方の腕を掴んできて、手をパッと離した。
「出そう?」
「うん、ホントに……ヤバい」
「今日はやめとく?」
「うん……はぁ……」
龍大が重たい吐息を吐く。明日で終わるとは言え、拷問のような禁欲の連続だ。
それでもあと1日だ。明日さえ穏便に済ませられれば、あとは自由に絶頂できる。それを楽しみに過ごすしかない。
まだタイマーは鳴らないから、横になって抱き合うことにした。
「早く24時間後になってほしいよ」
「いや、ホントに……だいぶツラい」
龍大の顔は笑っていたが、やっぱり欲を我慢するのがツラそうだ。
「でも柔道の練習よりはキツくな――」
「いや、こっちのがキツい」
「即答じゃん」
あまりにも間髪入れずに答える龍大を見て、鈴夏も吹き出してしまう。おそらく欲を抑えるというのが、相当堪えるのだろう。柔道にも我慢する局面はあるが、それは試合中の数分だけだし、基本的にはずっと動いてるからまだマシだそうだ。
そんな話をしていると、タイマーの電子音が鳴り響いた。タイマーを切り、タオルケットを体にかけてフロアライトも消灯させる。
鈴夏はふとタオルケットやシーツの触り心地がいつもと違うのに気がついた。
「なんかサラっとしてるね、このタオルケット」
「今日洗って干しといた」
「そうなんだ。ありがと、やっぱたっちゃんは頼れるね」
鈴夏がそう伝えると、額に唇が触れる感覚があった。
ポリネシアンセックス4日めは、今まで以上の我慢と戦いながら終わりを告げた。
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