憧れの先輩の結婚式からお持ち帰りされました

東院さち

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【後日談】そりゃないぜ、魔女様! 7

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 俺だってクロードがいなくて寂しくなかったわけじゃない。正面に立って、柔らかな金色の髪に口づける。口元の笑みが見えて、嬉しくなった。

「口づけは?」

 首から胸にかけてキスをしていくと、クロードが少し不満そうに言った。

「駄目、俺がたまらなくなるから」
「アンリが?」
「そう、どうにでもして――ってなっちゃうからな」

 そう囁くと、クロードの前が元気になってしまった。ズボンが苦しそうだ。舌で乳首を舐めても「フフッ」と笑うだけだからさっさと諦めた。そのまま舌を腹筋に這わせて、臍に辿り着いた。窪みにフッと息を吹きかけるとクロードがピクリと動いた。性器に近い分敏感なのかもしれないと思いながら舐めてみたが、それ以上の反応はなかった。残念。

「なにしてるの?」

 髪の毛が腹にあたるから気になるのかクロードが訊ねた。

「唇と歯ででボタンを外してる」
「み、見たいんだけど!」
「今度な……」

 そうこういうシーンがあったんだ、本に。エロそうと思ってやってみたが、見えないとあまり意味がなかったかもしれない。

「ちょっと腰上げて……」

 前を開けると、クロードの雄が元気よく現れた。

「お、お風呂に入ってきた方がいいよね。帰ってきたばかりだから」
「いいよ、気にすんな。後で一緒に入ろう」

 クロードの代わりに雄がウンと頷いた。正直な身体だな。

「あ……あったかい――」

 クロードのそれを口に迎えると、ゴクリと喉を鳴らして息を漏らす。

「クロードの匂いがする」
「ああっ!」

 先端をチュッと啜ると、クロードが声を上げた。縛っているせいか、クロードを犯してるような気分になるな。面白い。

「フフッ、すぐに達かせてやるよ」

 手も使って、俺はクロードの子種を搾取するべく頑張った。

「んっ、んぁ。ハッ……ア……」

 視覚を塞いでるせいかクロードは珍しく声を出している。

「気持ちいい?」
「んぅ、気持ちいい。早くアンリが欲しい――っ」

 そうか、腰がモジモジ動いちゃってるのは俺を突き上げたいからか、なるほど。

「クロードのこれがなくて……俺も寂しかったよ。クロードは一人でした?」
「アンリを思い描いて、してしまった」
「誰かを抱いたりしてない? 俺が見てないから女とか男とか……」

 絶倫様だからそれも仕方ないかなと思っているけれど、俺以外を抱くなんてこと考えると虫唾がはしる。

「アンリ以外、いらない――。ああっ! アンリ、達く――っ」

 ドクドクドクと流れ込んできた濃い液体を飲み込まないように気をつける。俺も何回かしたことがあるので、少し慣れてきた。クロードは縛って、のほうが楽でいいな。
 瓶を開けたら、キュッポン! って音がした。

「アンリ?」
「ああ、久しぶりだから俺の尻に油がいるだろ」
「私が解してあげるのに」
「駄目、今日は俺がするの。縛られてるクロード、めちゃ色っぽくてたまらない」

 本当のことだから俺の演技も中々のものだと思う。

「アンリ……愛してるよ」
「クロード、俺も。少しだけ待ってくれよ、すぐだからな」

 その間に子種を入れた瓶を隠して、もう一本の瓶を開けた。これは魔女様がくれた尻に優しい潤滑剤だ。少々切れても大丈夫とか言っていた。それをそうっと音がでないように開けて、指に絡ませた。
 ちなみに俺は一回も抜いてない。そんな元気はなかった。だから本当に一週間ぶりなのだ。挿るかなぁ、こいつの大きいんだよな。待ってる間に期待でもう大っきくなってるし。さすが絶倫様だぜ。しみじみ思いながら自分の中に指を挿れた。

「あ……なんか違和感ある」

 自分の指なんて挿れないもんな。

「気持ちいい?」
「全然よくない。どうしてだろう。クロードの指だったら挿れられただけで切なくなっちゃうのに――」

 不思議に思って訊ねると、大きくなっていたやつから先走りが……。え、どうして。

「ごめん、今日は保たないような気がする」

 耳が赤い。絶倫様だから全然オッケーだけど、どうした。

「急ぐから!」
「急がなくていい。アンリのいいところは浅いところ、手前側を押してみて」

 言われた通りに指を浅い部分で抜き差しした。言われた通りに押してみたら、身体が跳ねた。

「あっ! ここかぁ」
「油で濡らした反対の手で乳首を触って? 丸く弧を描くんだ」
「ん……あ……何か、後ろがキュッってなった」
「そう、いい子だ。見えないのが残念だよ」
「クロードこっちに来て。寝台に座って」

 手をひいてクロードを寝台に誘う。椅子の上じゃ上手く動ける気がしなかったから。

「まだ手を解かないの?」
「駄目。この高さなら何とか挿れられそうだから」

 寝台の端に座ったクロードの上に乗るつもりなのだ。

「でも手が使えないとアンリが意識失った時に危ないから」
「ああ……そうか。そうだな。じゃあ目隠しはとらないでね」

 別にもう瓶は隠したからとってもいいんだけど、金髪に黒い布が似合っていて、それを見ながら達きたい。

「わかったよ」

 フッと笑って、クロードは頷いた。クロードの美形は目が隠れてもわかる美形で、どこを切り取っても『これは美形だね』と納得できる。フッと笑った唇の形だけでドキドキするからな。

「挿れる……ね」

 太ももを跨いで、クロードのペニスに孔を擦りつける。それだけで中がキュンと切なげに蠢いて、クロードの先端に刺激を与えた。

「まるで俺の口がクロードを食べるみたいだ。ん……はぁっ!」

 油とクロードの精液で濡れてるから痛みはなく、難なくペニスを飲み込んでいく。大きく長いそれを一息で飲み込み、二人がピッタリとくっついたところでため息が出た。ドクドクと心臓の音がうるさい。

「アンリ、気持ちがいいね」

 クロードも俺と同じように思っているのだ。

「うん。動くから」

 膝をついて、腰を浮かせて、上から腰を落とすともうそれだけで達ってしまいそうになる。グチュ、グポッ! パチャッ! と水音がゆっくり何度も部屋に響いた。

「ア……あん! クロ、クロッ、ヒッ!」
「アンリ、ごめん。もう達きそうだから」

 俺の先導は一瞬で終わってしまった。保たないと言ってたのは本当のようだ。俺が頑張れたのは、三回くらいかな。クロードに尻を掴まれて、上に突き上げられて引き上げられて、落とされて――。やってることはそうそう変わらないのに、どうしてこうもいいのか。

「あっ! あ! あん! クロ、や、もっと奥にほしい! 奥、突いて――」
「駄目だ、アンリ、なんだかいつもと違う。どうして、奥がこんなに」

 奥に子宮を作ったって言ってたもんな、と一瞬冷静になったが慌てて頭を振る。

「クロ、奥、子種注いで! 赤ちゃんできちゃうくらいにもっとおかして――」
「ああ! アンリ、いくらでも! 奥に出すからね。全部飲み込んで――」
「あああぁぁぁ! 熱い!」
「アンリ!」

 え、なんでこんなに熱いの? 子宮って熱いの? 一回でこんなになることなんてないのに。
 腕、外してて良かったと思いながら意識が途切れた。
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