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【緊急】勇者が魔王を倒しに来ます。どうすればいいでしょうか? 3スレ目【魔王】
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「魔王様~えかったですぅ!! えぐえぐ!!」
「側近……泣くなよ。まぁワシもちょい熱く見守ってもうたわ。カクカクシカジカでよく知っておったからな」
「うぅ~」
「にしても……これが成功例なのはわかったがちょい……駆け落ちとか違うような気がするわ」
「ぐすぐす。ちーん!! そうですね……」
「まぁ、唯一に近い成功例なのだがな……ちょっとな」
「……ピコーン!! 魔王様!! 統計が出ました!!」
「なんだ? なんだ?」
「魔王が女性で魅力的だった場合。高い確率で勇者が裏切り愛に走るようです。同姓の場合はその逆で全滅。逆に♂魔王♀勇者でも高い数値で殺されないそうです!! 異性ならいいそうです」
「はぁああああ!?」
「成功者のデータ集めたんですが真実です」
「……納得できんが。一応聞くが。ここの世界の勇者は♀か?」
「♂です」
「わかった。そのデータ役にたたんな」
「では続いて他に成功例見ますか?」
「そうするしかないの……同姓で頼む」
「はい……該当がありますね」
「よし、繋げろ」
「わかりました。繋げてみますね」
*
プルルルルカチャ
「はーい。こんにちは。初めまして匿名です」
「こんにちはカクカクシカジカで……また女か」
「ああ~そんな近い知識はありますからカクカクシカジカは大丈夫です。懐かしいですね。この通信機」
「文化レベルが近いのか。ふむ」
「近いと言うよりも……過去がこれぐらい発展した文明があったんですよ~あっクッキー美味しかったですか?」
「お主かクッキー送ってくれた魔王は」
「あっおしかったです。ありがとうございました。それでですね。助かった方法を教えてください」
「美味しかったなら良かった~あとたまたま助かりました。はい以上」
「……たまたまだと? そこを詳しく聞きたいのだ。勇者に殺されるのが普通だろう?」
「そうです。陽の魔王さん」
「うーん……殺されず。そのまま一緒に居ただけなんですけどね」
「仲間になったのか?」
「そうですね。最初は……まぁ恥ずかしい無知の子供でした昔の私は」
「うむむ……なんかフワフワしすぎだぞ。それにしても女と言う事は勇者は女なのだな? 同姓であるなら」
「えっ? 勇者は男ですよ?」
「ん? 側近どう言うことだ? 異性じゃないか? もしや声だけか? 映像出せ」
「えっと……映像出します」
「なんだこいつ!? 天使じゃないか!! それも上位!!」
「あっ……見えるんですね。今日は羽を伸ばしてたんです。たまに出さないと湿気るような~どんな感じに出してたかを忘れるので」
「なんだこいつ……」
「魔王様。こいつ呼ばわりは……いけません。指ひとつで国がなくなります」
「そんな……化け物みたいに言わなくても……気にしなくていいですよ。みーんなこいつ呼ばわりですし」
「ふむぅ……いや、すまぬ。ワシよりも上位者だったか」
「そうです魔王様。一応……映像出しましたがどうですか?」
「ふむ。異性にしか見えん。女だな」
「女ですよ~経産婦です。どやぁ!!」
「側近、間違ってるぞ……繋ぐとこ」
「そんなはずはないです。勇者と同じ性別なはず」
「あっ……昔は男の子だったよ。勇者に女にされちゃった。それで助かったようなもんだね」
「………側近」
「嘘じゃないです。データを見ると生まれは男だったそうです。しかし途中で異性になり。破滅を乗りきったそうですね」
「………」
「結果……異性がいいのかと」
「男なのかこいつ……」
「だいぶ前ですね。 まぁ勇者が惚れていた部分に助かり。今では……閉じ込められています。しめ縄で扉も封印されてて……抜け出すの苦労しそう」
「……こいつも神か」
「いえ、魔王です。私が知るなかで最高位ですね。一応、D案の人です」
「ああ……女体化した魔王なんだな……」
「ごめんなさい。そろそろ切ります。夕飯の支度があるので」
「わかった……」
ガチャ
「魔王が夕飯……所帯染みているな」
「不満ですか?」
「不満だ。力があるならもっと堂々としろと言いたい」
「平時の名君。有事の英雄」
「……側近。えらい熱を入れておるな……お主、裏切るか?」
「いいえ。それよりも大体揃いましたね?」
「うむ……世界は広いな。もう、こんな時間か」
「明日にしましょうか」
「そうだな……四天王の報告も見なくては……」
「平和しかかかれてないでしょう……」
「お前……よくワシの側近になったな……」
「側近にしたのは魔王様でしょう。実力です」
「………そうだった」
*
「おはようございます。魔王様」
「おはようございます。側近」
「では、一晩悩まれたのでしょう。4つからどうぞ」
「う、うむぅ……」
「……まだお決めならないのですか? 勇者が登場日まで日がないと言うのに」
「いや……成功例が少なくてな。成功例もなぁ……それも……なぁ……あんまり」
「ワガママですねぇ~でも最初の奴。お助けが使えますよ?」
「そうか!! そうだな……使ってみよう」
「ではどれを使いますか?」
「………ふむ。2択に絞って投票がいいな。4つからよりもな」
「では……魔王様はどれとどれでお悩みですか?」
「覇王なのだ。AとBだ。Aは言わなくていい。Bは戦力を集中させて圧殺する方法と捉える。Cはワシは暇ではない。Dは……言わずもがな」
「では、占ってみましょう。ババン!!」
画面が暗転。答えが2つ浮かび上がる。
「以上の2択です。おおっとこれは!! 魔王様の選んだ2択が消えたああああああ!!」
「はぁあああああああああああああ!?」
「CとDですね。魔王様……どう思いますか?」
「占った神を出せ。適当だろ……」
「適当ではないと思います。一番確率高いので算出もされているようです。Aで成功した人も異性で勇者の仲間の女性が寝取られた元彼が復讐者として共に歩み勝ったらしいです」
「ぐぐぐぐ……唯一無二の答えを作るしかないのか……異性ではないと言うのに」
魔王は失念していた。いや……焦っていたことも見ないようにしていたのだ。
「では……今から成功した魔王から投票が開始されます。プルルルル………投票を完了しました。データでお見せします」
「C、勇者の仲間になって闇討ちは約8%の魔王が投票しました」
「D、女体化するは92%の魔王が投票しました」
「念のために……ついでにAとBに投票しました成功者の魔王は0でした」
「はい?」
「大多数の魔王が女性化推奨です」
「……嘘だろおい!! 嘘だろ!?」
「現実です。では投票した魔王の意見を聞きましょう」
「異性である場合。そこまで酷い仕打ちはないと思うby魔王」
「女性となって成功したので。あと個人的に面白そうな2択にしましたby魔王」
「男の勇者の場合。見た目のいい女性を好む傾向が強いby魔王」
「見た目も大事。9割見た目で決まるby魔王」
「私も異性だったから恋仲になれました。頑張ってくださいby魔王」
「……引きこもるのやめました。ありがとうby魔王」
「男の場合はライバルだが。見た目のいい女の場合は結構助けてくれるのが多い。中には……好きで動いてくれる男もいて……いいと思うぞby魔王」
「右目が疼く!! by魔王」
「以上が一部の意見でした。女性率高く。そのままお茶会している魔王も居ますね。姫=魔王を兼ねる訳ですね~」
「ぐっ……こいつら。しかも一人!! 2択がおもろそうだと言った奴!! どういうことだ!!」
「ああ、はい。彼女に2択を依頼しました。最後の通話者です」
「くっそ!! そいつが女性化成功者だからそういう変に片寄るんだ!!」
「あの、その人から意見が届きました」
「おう!! 反論してやろう」
「魔王の癖に女になるだけでガミガミと……死ぬ訳じゃない。勝ちたいなら何だってする覚悟をがないなら滅びろ。だそうです」
「くっそ!! 勇者に護られてる癖に!! 偉そうに!!」
「いや。魔王なので偉いでしょう。それに勇者3人とこの世界の勇者より強い女神等々を倒したようですけどね。いやぁすごい。実績あるお言葉ですよ~」
「………くぅ……お前はワシの側近だろう」
「側近です。ですから……一番いい方法を一緒に考えてるんです。あっ……錬金術が得意な魔王から女体化の薬が1ダース届けられました。贈呈だそうです。あといっぱい応援のお便りが」
「くっそ!! お前ら絶対、今見て楽しんでるだろ!!」
「肯定多数ですね」
「ふぁあああああ!! はぁはぁ……畜生。わかったこれでも魔王の端くれ!! やってやろうじゃないか!!」
「多くの魔王から……ドレスと本が届いております。赤髪に似合う物といい女になる本だそうです。料理本もありますね。化粧の仕方も……中には出張してまで支援をするという方もいます」
「異世界の魔王!? お前らスッゴい暇なんだな!!」
「成功者なので大陸平定し平和なんでしょう。娯楽に勤しむ余裕もあるようです」
「ちくしょうめぇええええ!! 他人だから遊びやがって!!」
「違います!! 魔王様!!」
「何がだ!!」
「皆……魔王様に頑張って貰いたいんです。勇者に勝って貰いたいんです。だから支援をするのです」
「ぐぅ……わかった。取り乱して悪かった」
「では……お薬をどうぞ」
「……くぅ……やっぱやめるはないのか?」
「全異世界の魔王を敵に回されるなら……私は寝返ります」
「お、大事になっているな!?」
「娯楽ですから」
「娯楽と言い切ったな!! くそ……飲んでやる……ぐっ……!?」
「魔王様!? 魔王様!!」
「あ、あつい……」バタン
ピー
ただいま、出演者が急遽倒れましたのでお伝えします。視聴者の皆様には多大な迷惑をおかけします。申し訳ありません。さぁ!! 魔王の明日はどっちだ!!
「側近……泣くなよ。まぁワシもちょい熱く見守ってもうたわ。カクカクシカジカでよく知っておったからな」
「うぅ~」
「にしても……これが成功例なのはわかったがちょい……駆け落ちとか違うような気がするわ」
「ぐすぐす。ちーん!! そうですね……」
「まぁ、唯一に近い成功例なのだがな……ちょっとな」
「……ピコーン!! 魔王様!! 統計が出ました!!」
「なんだ? なんだ?」
「魔王が女性で魅力的だった場合。高い確率で勇者が裏切り愛に走るようです。同姓の場合はその逆で全滅。逆に♂魔王♀勇者でも高い数値で殺されないそうです!! 異性ならいいそうです」
「はぁああああ!?」
「成功者のデータ集めたんですが真実です」
「……納得できんが。一応聞くが。ここの世界の勇者は♀か?」
「♂です」
「わかった。そのデータ役にたたんな」
「では続いて他に成功例見ますか?」
「そうするしかないの……同姓で頼む」
「はい……該当がありますね」
「よし、繋げろ」
「わかりました。繋げてみますね」
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プルルルルカチャ
「はーい。こんにちは。初めまして匿名です」
「こんにちはカクカクシカジカで……また女か」
「ああ~そんな近い知識はありますからカクカクシカジカは大丈夫です。懐かしいですね。この通信機」
「文化レベルが近いのか。ふむ」
「近いと言うよりも……過去がこれぐらい発展した文明があったんですよ~あっクッキー美味しかったですか?」
「お主かクッキー送ってくれた魔王は」
「あっおしかったです。ありがとうございました。それでですね。助かった方法を教えてください」
「美味しかったなら良かった~あとたまたま助かりました。はい以上」
「……たまたまだと? そこを詳しく聞きたいのだ。勇者に殺されるのが普通だろう?」
「そうです。陽の魔王さん」
「うーん……殺されず。そのまま一緒に居ただけなんですけどね」
「仲間になったのか?」
「そうですね。最初は……まぁ恥ずかしい無知の子供でした昔の私は」
「うむむ……なんかフワフワしすぎだぞ。それにしても女と言う事は勇者は女なのだな? 同姓であるなら」
「えっ? 勇者は男ですよ?」
「ん? 側近どう言うことだ? 異性じゃないか? もしや声だけか? 映像出せ」
「えっと……映像出します」
「なんだこいつ!? 天使じゃないか!! それも上位!!」
「あっ……見えるんですね。今日は羽を伸ばしてたんです。たまに出さないと湿気るような~どんな感じに出してたかを忘れるので」
「なんだこいつ……」
「魔王様。こいつ呼ばわりは……いけません。指ひとつで国がなくなります」
「そんな……化け物みたいに言わなくても……気にしなくていいですよ。みーんなこいつ呼ばわりですし」
「ふむぅ……いや、すまぬ。ワシよりも上位者だったか」
「そうです魔王様。一応……映像出しましたがどうですか?」
「ふむ。異性にしか見えん。女だな」
「女ですよ~経産婦です。どやぁ!!」
「側近、間違ってるぞ……繋ぐとこ」
「そんなはずはないです。勇者と同じ性別なはず」
「あっ……昔は男の子だったよ。勇者に女にされちゃった。それで助かったようなもんだね」
「………側近」
「嘘じゃないです。データを見ると生まれは男だったそうです。しかし途中で異性になり。破滅を乗りきったそうですね」
「………」
「結果……異性がいいのかと」
「男なのかこいつ……」
「だいぶ前ですね。 まぁ勇者が惚れていた部分に助かり。今では……閉じ込められています。しめ縄で扉も封印されてて……抜け出すの苦労しそう」
「……こいつも神か」
「いえ、魔王です。私が知るなかで最高位ですね。一応、D案の人です」
「ああ……女体化した魔王なんだな……」
「ごめんなさい。そろそろ切ります。夕飯の支度があるので」
「わかった……」
ガチャ
「魔王が夕飯……所帯染みているな」
「不満ですか?」
「不満だ。力があるならもっと堂々としろと言いたい」
「平時の名君。有事の英雄」
「……側近。えらい熱を入れておるな……お主、裏切るか?」
「いいえ。それよりも大体揃いましたね?」
「うむ……世界は広いな。もう、こんな時間か」
「明日にしましょうか」
「そうだな……四天王の報告も見なくては……」
「平和しかかかれてないでしょう……」
「お前……よくワシの側近になったな……」
「側近にしたのは魔王様でしょう。実力です」
「………そうだった」
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「おはようございます。魔王様」
「おはようございます。側近」
「では、一晩悩まれたのでしょう。4つからどうぞ」
「う、うむぅ……」
「……まだお決めならないのですか? 勇者が登場日まで日がないと言うのに」
「いや……成功例が少なくてな。成功例もなぁ……それも……なぁ……あんまり」
「ワガママですねぇ~でも最初の奴。お助けが使えますよ?」
「そうか!! そうだな……使ってみよう」
「ではどれを使いますか?」
「………ふむ。2択に絞って投票がいいな。4つからよりもな」
「では……魔王様はどれとどれでお悩みですか?」
「覇王なのだ。AとBだ。Aは言わなくていい。Bは戦力を集中させて圧殺する方法と捉える。Cはワシは暇ではない。Dは……言わずもがな」
「では、占ってみましょう。ババン!!」
画面が暗転。答えが2つ浮かび上がる。
「以上の2択です。おおっとこれは!! 魔王様の選んだ2択が消えたああああああ!!」
「はぁあああああああああああああ!?」
「CとDですね。魔王様……どう思いますか?」
「占った神を出せ。適当だろ……」
「適当ではないと思います。一番確率高いので算出もされているようです。Aで成功した人も異性で勇者の仲間の女性が寝取られた元彼が復讐者として共に歩み勝ったらしいです」
「ぐぐぐぐ……唯一無二の答えを作るしかないのか……異性ではないと言うのに」
魔王は失念していた。いや……焦っていたことも見ないようにしていたのだ。
「では……今から成功した魔王から投票が開始されます。プルルルル………投票を完了しました。データでお見せします」
「C、勇者の仲間になって闇討ちは約8%の魔王が投票しました」
「D、女体化するは92%の魔王が投票しました」
「念のために……ついでにAとBに投票しました成功者の魔王は0でした」
「はい?」
「大多数の魔王が女性化推奨です」
「……嘘だろおい!! 嘘だろ!?」
「現実です。では投票した魔王の意見を聞きましょう」
「異性である場合。そこまで酷い仕打ちはないと思うby魔王」
「女性となって成功したので。あと個人的に面白そうな2択にしましたby魔王」
「男の勇者の場合。見た目のいい女性を好む傾向が強いby魔王」
「見た目も大事。9割見た目で決まるby魔王」
「私も異性だったから恋仲になれました。頑張ってくださいby魔王」
「……引きこもるのやめました。ありがとうby魔王」
「男の場合はライバルだが。見た目のいい女の場合は結構助けてくれるのが多い。中には……好きで動いてくれる男もいて……いいと思うぞby魔王」
「右目が疼く!! by魔王」
「以上が一部の意見でした。女性率高く。そのままお茶会している魔王も居ますね。姫=魔王を兼ねる訳ですね~」
「ぐっ……こいつら。しかも一人!! 2択がおもろそうだと言った奴!! どういうことだ!!」
「ああ、はい。彼女に2択を依頼しました。最後の通話者です」
「くっそ!! そいつが女性化成功者だからそういう変に片寄るんだ!!」
「あの、その人から意見が届きました」
「おう!! 反論してやろう」
「魔王の癖に女になるだけでガミガミと……死ぬ訳じゃない。勝ちたいなら何だってする覚悟をがないなら滅びろ。だそうです」
「くっそ!! 勇者に護られてる癖に!! 偉そうに!!」
「いや。魔王なので偉いでしょう。それに勇者3人とこの世界の勇者より強い女神等々を倒したようですけどね。いやぁすごい。実績あるお言葉ですよ~」
「………くぅ……お前はワシの側近だろう」
「側近です。ですから……一番いい方法を一緒に考えてるんです。あっ……錬金術が得意な魔王から女体化の薬が1ダース届けられました。贈呈だそうです。あといっぱい応援のお便りが」
「くっそ!! お前ら絶対、今見て楽しんでるだろ!!」
「肯定多数ですね」
「ふぁあああああ!! はぁはぁ……畜生。わかったこれでも魔王の端くれ!! やってやろうじゃないか!!」
「多くの魔王から……ドレスと本が届いております。赤髪に似合う物といい女になる本だそうです。料理本もありますね。化粧の仕方も……中には出張してまで支援をするという方もいます」
「異世界の魔王!? お前らスッゴい暇なんだな!!」
「成功者なので大陸平定し平和なんでしょう。娯楽に勤しむ余裕もあるようです」
「ちくしょうめぇええええ!! 他人だから遊びやがって!!」
「違います!! 魔王様!!」
「何がだ!!」
「皆……魔王様に頑張って貰いたいんです。勇者に勝って貰いたいんです。だから支援をするのです」
「ぐぅ……わかった。取り乱して悪かった」
「では……お薬をどうぞ」
「……くぅ……やっぱやめるはないのか?」
「全異世界の魔王を敵に回されるなら……私は寝返ります」
「お、大事になっているな!?」
「娯楽ですから」
「娯楽と言い切ったな!! くそ……飲んでやる……ぐっ……!?」
「魔王様!? 魔王様!!」
「あ、あつい……」バタン
ピー
ただいま、出演者が急遽倒れましたのでお伝えします。視聴者の皆様には多大な迷惑をおかけします。申し訳ありません。さぁ!! 魔王の明日はどっちだ!!
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