面倒くさがり屋の異世界転生

自由人

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第13章 出会いと別れ

第427話 お約束?R

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 エンプレスソフィーリア号に寝泊まりした翌日、ケビンは艦橋で遊覧のコースを決めていた。

「んー……どういう風に回っていこうか……」

「あなた、世界一周はどう?」

「世界一周って言っても他国からすればこんな船が現れたら戦争もんだろ? 黒船来航ならぬ白船来航だぞ?」

「カ~イコ~クシ~テク~ダサ~イ☆」

「あなたが勝つからいいじゃない」

「おいおい、戦争前提での家族旅行なんて危な過ぎるだろ。それに世界なんてまだ知らない所があるんだしネタバレはよくない。どうせなら冒険して世界を回りたい」

「ソンナヒマハァ~ア~リマセ~ン☆」

「それもそうね。冒険はあなたの楽しみでもあるものね」

「帝国領沿岸をグルっと回るコースにするか……自国なら問題ないだろ」

「ヤマ~ニカコマレテ~ジョウリクデ~キマセ~ン☆」

「黙れ!」
「黙りなさい!」

「酷い……サナの溢れんばかりの才能で場を和ませようとしていたのに……」

「お前のはただ単に面白がっているだけだろ」

「ホログラム化して調子に乗っているわね」

「まぁ、俺やソフィ以外と絡めるようになったしな。嬉しいんだろ」

 サナからのウザイ絡みはあったもののケビンは帝国付近を勝手気ままに航海することにしてコースを入力したら、後は自動航行へ変更するとお任せモードに移行するのだった。

 それから艦橋でのんびり過ごしているケビンは艦内カメラでみんなが問題なく遊べているかチェックをして、不具合等の修正に時間をあてていく。

 そしてしばらくした頃、サナからの報告が挙がりケビンは艦内マイクを使って全員へ知らせることにした。

「あ~テステス……本日は晴天なり……」

 ケビンの視線の先にあるモニターでは艦内の各区画が表示されており、いきなり聞こえてきたケビンの声で遊んでいた面々は遊びを一時中断すると、その映像がモニターに映し出されたのでケビンは放送を再開する。

「本艦……いや、本船だな」

「本艦でいいじゃないですか。今から戦闘艦になるのですから」

 ケビンの声だけかと思いきやサナの声まで聞こえてきた上に、そのサナの喋った内容がとんでもなかったので艦内の彼方此方でざわついている状況がモニター越しに映し出される。

「じゃあ本艦で。本艦の航行進路であるコースに魔物が現れたと言うよりも、魔物が泳いでいる所へ勝手に進路を決めている本艦が向かっているわけだが、とりあえず第1種戦闘配置とする。みんなは艦内で遊んでて構わないけど、間違っても艦外へ出ることのないよう子供たちの面倒を見てくれ」

「それでは戦闘の様子が見たい方はシアタールームへ移動してください。場所がわからない場合はお近くのサナまでお知らせを」

 放送を終えたケビンがモニターを眺めていたら、これから起こる戦闘光景に興味があるのか誰1人余すことなくシアタールームへと足を運んでいた。

 そして全員が集まり部屋が暗くなると、そこにある巨大モニターにでかでかと『注意』の文字が表示されてサナのアナウンスが入るのだった。

「ピンポンパンポーン↑……当シアタールームにおいて上映中の写真撮影・録音は禁止とさせていただいております。携帯電話の……は、ありませんね。お飲み物やお菓子が欲しい場合はお手元のスイッチにて、シートバックモニターに表示される物の中からお好きな物をお選びください。空間転移にてシートバックテーブルに転移してきます。それではノンフィクションリアルバトルをお楽しみください。ピンポンパンポーン↓……」

 サナのアナウンスが終わると同時に、巨大モニターへ艦橋の映像と外の映像が映し出される。

「パパだー!」

 子供たちはモニターに映し出されているケビンの映像を見て、大はしゃぎで母親へ報告をして働く父親の姿に興奮していた。

 一方艦橋ではシアタールームにてはしゃぐ子供たちを他所に、ケビンはサナへ状況報告を行わせていた。

「マーマン10体がブルーシャーク1体を狩猟中、距離5000。両者はお互いに捕食対象なため1歩も引かず交戦中ですが、マーマンの連携によりブルーシャークが劣勢です」

 報告を受けたケビンは戦闘開始前にソフィーリア号を転進させるため、艦の速度を落とすようサナへ指示を出す。

「両舷前進微速」

「両舷前進微速確認」

「面舵」

「おも~か~じ」

 針路を90度へ持っていきたいケビンはソフィーリア号を面舵転進させると、目的針路の10度前に舵を元に戻させて艦を停止させる。

「戻せ」

「舵中央」

「両舷停止」

「両舷停止確認」

 そして惰速で大凡の針路へ定針させたケビンは、戦闘準備を進めていくのだった。

「対潜ミサイル用意、目標マーマン及びブルーシャーク」

「方位左舷90度、仰角60度、対潜ミサイル用意よし」

「1~6番発射準備」

「1~6番発射じ――ッ! マスター、新たな敵影を確認」

「なにっ!?」

「照合します……エクスバーンです!」

「何だそれは!?」

「ワイバーンの亜種です。数は10、マーマンとブルーシャークを狙っている模様」

「水中だけでなく空からもだと……というか、エクスバーンって海の中へ潜れるのか?」

「対水戦に進化した種なので可能です」

「面倒くさいやつだな……こうなってくると、対潜に対空もつけて全弾発射で蹴散らすか?」

 ケビンが敵の多さに辟易していると、意味深な笑みを浮かべたサナがケビンへ報告する。

「ふっふっふっ……こんなこともあろうかと……」

「なっ!? まさか……」

「マスター、許可を……」

「くっ……魔法の言葉を使われては仕方がない……艦長権限で許可する!」

「そのご英断、後悔させません!」

 サナがなにかをするためにケビンが許可を出したことで、キリッとしたサナが自信満々な表情で言葉を発した。

「サブマスターコード:ケビンとサナはラブラブ。アルティメットウェポン起動!」

「ぶふっ! ちょ、そのサブマスターコードは何だ!?」

「サブマスターコードですけど、なにか?」

 しれっと返答するサナとケビンが言い合っている中で、上甲板にあるプールの水が急速に抜けていくと底部が左右に開いていき、その下から土台に乗った物々しい大型砲が上昇してくる。

「何だ、アレは!? あんな物の上で家族たちを遊ばせていたのか!?」

「充填していなければただのオブジェクトなので安心安全です」

「アレを撃っても大丈夫なんだろうな?」

「大丈夫です。隔絶障壁が展開されますので本艦に対するダメージは0となります」

 物々しい大型砲がその姿を完全に上甲板へ現すと、サナは作動させるための作業へと移るのだった。

「ソフィーリア砲使用のため大型発魔機を2台起動後、その2台を充填用とします。ソフィーリア砲砲身左舷90度、仰角-5度で固定」

「え……アレってソフィーリア砲なの?」

「はい。この艦がエンプレスソフィーリア号ですから。その中でも最強の武器にはソフィーリア様のお名前をご使用させていただいております。大型発魔機併用運転開始……ソフィーリア砲へ魔力充填開始……フルチャージまで3分」

「3分かぁ……カップラーメンが食いたくなる時間だな」

「それならマスターが作り終えるまで、3分間待ってやる……」

「そこはサナが準備するってことで、30秒で支度しな!」

「くっ……さ……さ……サルス!」

「無理やり過ぎだろ。サナの負けだな」

「マスターだって40秒を30秒に変えたじゃないですか!」

「同じ時間ということで許容範囲だ」

「そういうことなら……3分間のマリー〇ールド!」

「まぁ、セリフではないが許容して俺も使わせてもらう。3等分の〇嫁」

「時間じゃなくなってるし! こうなったら……なら、あと3分話せるか……」

「頭に“3”がついていないじゃないか……仕方がない……3度もぶった、親父にもぶたれたことないのに!」

「くっ、手強い……この3年間よりつらいことなんてないわ」

「相変わらず頭に“3”を持ってこないな。もうサナの負けだろ?」

「マスターが答えないならマスターの負けですぅ~」

「じゃあ……3月のラ〇オン」

「ぐはっ……」

 結局サナが何も思いつかずこの訳のわからない勝負はケビンの勝ちとなり、その間にソフィーリア砲の充填が終わってしまうのであった。

「ソフィーリア砲充填完了。擬似砲身展開します」

 物々しいソフィーリア砲の砲身部に魔法による擬似的な砲身が延長線上に展開されていくと、本体の2倍くらいの長い砲身が完成してその時を今か今かと待ち望んでいるかのようにクルクルと回転していた。

「あとはマスターの最終認証によりいつでも発射可能です」

「わかった。認証後はサナに任せる」

 ケビンは自席についている生体認証のパネルに手を置いて最終認証を行うと、モニターに表示された【LOCK】の文字が【UNLOCK】へと変化する。

「さぁ、最後の仕上げです!」

「え……?」

「2人のこの手が赤い糸で結ばれるぅぅ!」

「えぇぇぇ……?」

「幸せ掴めと轟き叫ぶっ!!」

「ちょっと……」

「さぁぁくれつっ! 粒子! ほうかぁぁいっ!!」

「りゅ、粒子崩壊っ!? 大丈夫なの、ソレっ!?」

「ケビンっ!」

「サナっ?!」

「ラァァァブラブゥッ!! ハッピィィウエディングゥゥゥほぉぉぉぉっ!!!」

「ソフィーリア砲はどこへ行ったのっ!?」

「ポチッとな」

 サナの悪ふざけにケビンがツッコミを入れまくっていたが、テンションアゲアゲのあげぽよ状態なサナには全く通じず、サナは己が道を突き進んでいた。

 その頃のシアタールームにて……

「サナさんってケビン君と結婚したいのかな?」
「愛情爆発砲」
「サナさんって愛情表現が直球だねー」
「私には恥ずかしくて無理だわ」

 ティナとニーナ、クリスとサーシャがサナの愛情表現について語っていると、別の所ではシーラとターニャ、アリスとスカーレットが武器の威力に関して意見を交わす。

「ケビンが慌ててるわね。そんなに凄い武器なのかしら?」
「ケビン君の様子だと“りゅうしほうかい?”というものが危険みたいですわね」
「ソフィーリア様の名を冠した武器ならば魔物なんてイチコロなのです!」
「ソフィーリア砲は絶対です!」

 だが、ソフィーリアは自分の名を冠する艦の最強武器にソフィーリア砲と命名されていたものを、サナの悪ふざけによってケビンとサナのラブラブハッピーウエディング砲にすり変わってしまったことで、背景にゴゴゴゴゴという文字が表示されてしまいそうなほどのプレッシャーを放つ。

「フフフ……サナが調子に乗っているわね。ケビンが造ってくれたエンプレスソフィーリア号の武器にソフィーリア砲と命名したのは高得点だったのに、ケビンとサナのラブラブハッピーウエディング砲はいただけないわ……そう、その武器名はこの艦にいただけないのよ……フフフフフ……」

「ソ、ソフィーリア様、落ち着いてください」
「主殿よ……ソフィ殿のプレッシャーを止めてくれぇ……」
「あかんえ……ソフィはんがおかしなってる……」

 ソフィーリアの放つプレッシャーに対して近くにいるアビゲイルが落ち着けようとしているが、クララはケビン頼みで現実逃避し、クズミは感想を述べていた。

 その頃の艦橋ではシアタールームにてそのような出来事が起こっているとも知らずに、発射ボタンがないのに雰囲気的なノリだけで口にしたサナの「ポチッとな」でソフィーリア砲が発射状態に移行する。

 そしてソフィーリア砲の本体砲身部に光が集まると、擬似砲身部の先に幾何学模様の魔防陣が目標に向かい何重にもなって展開されていき、ついには収束していた光が発射されてしまう。

 その収束していた光が撃ち放たれて擬似砲身の中を通り抜けると、その先にある幾何学模様の魔法陣を突き抜けていき、射線上の海を割りながら目標へ向けて突き進んでいた。

「さっさと逃げればいいものを……」

 ボソッと呟いているサナを他所に、目標であるマーマンたちのポイントへ光線が到達したら粒子崩壊を起こしそのまま跡形もなく消し去ってしまい、残るは空を飛ぶエクスバーンの群れだけとなり悪ノリ中であるサナが声を挙げる。

「素晴らしい! 最高のショーだと思いませんか?」

「ノリノリだな……」

「薙ぎ払えっ! ケビンとサナのラブラブハッピーウエディング砲!!」

 サナの言葉によりソフィーリア砲の仰角が上昇したら、今度は空にいる魔物を消し飛ばしてしまうのだった。

「ハハハハハ! 見てください、魔物がゴミのようです!」

「……なんて危険なものを創り出したんだ……」

 経てして進路上にいた魔物たちやあとから来た魔物たちはサナの悪ふざけに付き合わされて、為す術なく倒されてしまった。

「ミッションコンプリート! これよりソフィーリア砲は冷却モードへ移行します。残存魔力を冷却用へ転用……充填魔力の消失確認後、格納します」

「ああ、ついでに対潜ミサイルの用具収めもしてくれ。それが終わり次第、第1種戦闘配置を解除して通常航行モードへ移行」

「了解! ピンポンパンポーン↑……シアタールームの皆様へお伝えします。魔物の脅威がなくなったため本艦はこれより用具収め後、通常航行モードへ移行し遊覧を再開させます。通常航行モードへ移行後は上甲板への立ち入り禁止を解きますのでプールの再利用が可能です。ピンポンパンポーン↓……」

 それから用具収めが終わったソフィーリア号は通常航行へ戻り家族旅行を再開させるのだが、やり終えた感満載で艦橋にてケビンと過ごしていたサナの元へあの人がやってくる。

「サナ、ちょっと聞きたいことがあるのだけれど?」

「はい、ソフィーリア様。何でしょうか? 設備に不具合等ございましたでしょうか?」

「重大な不具合があったわ」

「えっ……重大な不具合ならシステムに引っかかりそうなものなのですが……」

「あなたよ」

「……はい?」

「サナシステムが不具合なのよ」

「いえいえいえ、サナシステムにバグはありませんよ」

「そう……それならケビンとサナのラブラブハッピーウエディング砲って何のことかしら? あれの名前はソフィーリア砲よね? あなたもそう言ってたわよね?」

「あ……」

 ホログラムであるはずなのに器用に汗をだくだく流しているサナはテンションアゲアゲではしゃいでいた時のことを思い出して、後退りをしながらシステムフル稼働でこの場から逃れられるフローチャートを作成し始めていた。

「健が私の名前をつけた艦の最強武器にソフィーリア砲と名付けたあなたに対して、ご褒美で体を創ってもいいかなって思っていたところだったのに残念だわ」

「いや……あれは……その……」

「はぁぁ……バグは消去が基本よね? システムのあなたならわかるでしょう?」

「あわわ……」

 サナの作成するフローチャートが試行錯誤を繰り返してたった1つの解答を導き出すと、それを成功させるためにチラチラとケビンへ視線を向けて目で訴えかけていく。

 それを受けたケビンはヤレヤレといった感じで席から立つとソフィーリアの手を引っ張って席に戻り座っては、自分の上にソフィーリアを座らせて抱きしめるのだった。

「ソフィ、サナの茶目っ気なんて今に始まったことじゃないだろ?」

「だってアレはソフィーリア砲なのよ? 健が造ってくれたソフィーリア号の最強武器なのよ?」

「見逃してやれよ。サナと違ってソフィは俺と触れ合えるだろ?」

「それはそうだけど……ラブラブ砲なんて言われたら悔しいんだもん……」

「俺とソフィだってラブラブじゃないか。それともそう思っているのは俺だけか?」

「違う……私も健とラブラブしてる……」

「じゃあ、今回のも許していいよな?」

「でも……」

 どこか納得のいっていないソフィーリアへ、ケビンが最終手段で熱烈なキスをする。

「んちゅ……あむ、くちゅくちゅ、れぇろ……んはぁ……」

 そしてケビンはビキニ姿だったソフィーリアの胸をまさぐり始めた。

「サナはこういうことができないんだぞ? それとプールに行く予定だったのか?」

「あんっ……んっ……テオがプールで他の子たちと遊ぶから、あんっ、付き添いで行く予定だったの……んん……」

「ということは、テオは今プールで遊んでいるのか……」

「んっ、あっ……はぁ……ダメぇ……サナが見てるからぁ……」

「マスター……まさかここでおっぱじめる気ですか?」

「ああ、サナはそのまま観客だからな」

「何で!?」

「そのまま許してもソフィが納得しないから、そこでこれからするところを見てるんだ。それが今回の罰だな。消されるよりかはだいぶマシだろ?」

「うぅぅ……マスターの鬼畜……私だってマスターと触れ合いたいのに……」

 ケビンは自分の服とソフィーリアの水着を【無限収納】へ回収すると、いきり立つ愚息をソフィーリアの膣へ突き刺した。

「んあぁぁぁぁっ! ……いきなり奥まで刺すなんて……」

「水着跡を残すソフィーリアが悪い。エロい体になりやがって、アソコもぐちょぐちょじゃないか」

 そしてケビンは背面座位のままソフィーリアへパンパンと腰を打ちつけては、ぶるんぶるん揺れているソフィーリアの胸を鷲掴みにする。

「あんっ、やんっ、強い……おっぱいダメぇ……先っぽクリクリしないでぇ、ミルク出ちゃうからぁ……はぁっ、はぁっ、んんっ……サナに見られてるぅ……」

「さっきからアソコがキュンキュンと締め付けてくるぞ? 自分が創り出した部下に見られて興奮しているのか?」

「違う、違うのぉ……健のことを愛しているからおまんこが喜んでいるのぉ……」

「嘘を言うならここで終わりにして別の嫁を抱きに行くぞ?」

「――ッ! だ、ダメっ! やめないで、本当のこと言うから。サナに見られて興奮したの、他の女の子たちと違って私が創り出した存在だから、痴態を見られて恥ずかしさで興奮してるの!」

「エロエロ女神め、ご褒美だ!」

 ソフィーリアがサナに見られて興奮してるところへ、ケビンは愚息を伸ばすと子宮口を越えて子宮底を突き始める。

「んぎぃぃぃぃっ――!」

「今日は激しくいくぞ!」

「おぐゅ、おぐゅ突かれてりゅ……んぐぅ、ひぐ……ひぐひぐ……あ"ぁ"ぁ"ぁぁ――! ……まだいぎゅ……んぅぅぅぅ――! おちんぽ、おちんぽしゅごいぃぃぃぃ! 健のおちんぽしか考えりゃれなくなりゅ! いぎゅうぅぅぅ――!」

 ケビンから両脚を抱えられてM字開脚で奥まで激しく突かれているその結合部をサナに見られているという状況のせいか、いつもよりソフィーリアが乱れてしまい潮を噴き続けてイキ続けるのだった。

 ケビンはケビンでソフィーリアが神であるゆえに普通の人相手にはできない激しさで無茶ができるため、いつもより興奮してソフィーリアの呂律が回らなくなってもお構いなしで攻め続けていく。

「もっと激しくいくぞ!」

 更に激しさを増していくケビンは立ち上がると背面駅弁の体位となり、愚息を1本増やしてアナルに突き刺し、それすらも伸ばしてガンガン腰を振り始める。

 既にソフィーリアの秘部からはじゅぷじゅぷと絶え間なく音が鳴り響き、ピュッピュと潮を吹きつつ涎を垂らしながら、ソフィーリアはケビンから与えられる快楽に身を任せていた。

「しゅごいぃぃぃ、いちゅもより激しいのぉぉぉぉ! 健1人だけにゃのに負けちゃうぅぅぅぅ!」

「出すぞ!」

「出してぇぇぇぇ! 中にいっぱい出してぇぇぇぇ! 健のしぇーしでおまんこもアナルも真っ白に染め上げてぇぇぇぇ!」

「出る!」

「イグぅぅぅぅ――! ぁ"……ぁ"……まだイグっ――! んんっ……止まりゃにゃい……んぅぅぅぅ――! 中出しでイグの止まりゃにゃい……健止めてぇ……おがじくなりゅ……あ"あ"ぁ"ぁ"――!」

 こうして1回戦を終えたケビンはこのまま続けたら初の短時間ソフィーリア制覇を1人で成し遂げられるのではと思い至って、そのまま2回戦へと突入してその後も終わらずソフィーリアを抱き続ける。

 そしていつもより興奮して感度の上がっているソフィーリアはその後為す術なくケビンによって倒されてしまい、艦橋であられもない姿を晒しては失神しているのにイキ続けるという神ならではの離れ技を成し遂げていた。

「ふぅ……偉業を1つ達成してしまった……」

「マスター……神をも恐れぬその暴挙……そこにシビれもしませんし、憧れませんよ」

「あぁ、サナか……放置して済まなかった。まぁ、ソフィに怒られるのを回避できたから結果的には良かったな」

「そこは感謝しますけど、私が肉体を得たら優しくしてくださいね。さすがにソフィーリア様のように荒々しくされるのは、体が持ちそうにありません」

 初めて目の当たりにしたケビンのまぐわいが鮮烈すぎて、サナは一抹の不安以上のものを抱え込んでしまい、肉体を得た暁には絶対に優しく抱いてもらうことを心に強く刻みつけるのであった。
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