女性だらけの世界に迷い込んだショタが、年上のお姉さん達に色々されてドロドロに溶かされるまで

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第26話 マッサージの準備をしますよー!

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 どうやら知らぬ間に眠ってしまっていたようだ。優しく頭をナデナデして貰い、癒される。それにしても夏子さんの胸は凶器だ。ボクに安らぎを与えると共に眠りに誘うのである。そう、膝枕されて夏子さんの母性を感じていたら、寝てしまっていたのである。

「あ、起きたわね。ふふ……幸せそうに寝ちゃってたわよ」

「ご、ごめんなさい。なんか安心しちゃって、気が付いたら寝ちゃってました」

 どれくらい寝ていたのだろう。ふとテレビ画面に映る時計を見たが、15分くらいしか経っていなかった。あ、ずっと膝枕してたから夏子さんの太股が痛くなってないかな。でもこの気持ち良さが堪らないのである。

「寝起きだからかしら、すっごく元気になってるわよ?」

「えっ!?」

 視線を股間に向けると、元気に挨拶をする愛棒の姿が見えた。今日は2回も惨敗しているのに、やる気だけは満々なのである。……その自信はどこからくるのだろうか。

「一回出しておく? 手でも口でも胸でも、何でもしてあげるわよ?」

 夏子さんが慈愛に満ちた顔でボクの頭をナデナデしながら言って来た。この誘惑に負けてこの場でシコシコされたら天国へ行けるだろう。でも違うのだ。今日は夏子さんを癒す日なのである。だからこんなところで寝ている場合じゃないのである。

「いえ、もう十分に甘えさせて貰いました。だからその……今度は夏子さんを癒してあげたいなって。あの、ボクにして欲しい事とか無いですか?」

「え、ええ!? だ、ダメよ。そんな事ユウタ君にさせる訳にはいかないわ。ダメダメ」

 お? 何やら葛藤と戦っているようだ。つまりこれは、やって貰いたい事があるけど言ったら引かれるとか思っているのだろう。さて、どんなプレイなのだろうか。アブノーマルなやつか!? そのプレイをボクが受け止める事が出来るのだろうか……。でもここまで来たらやるしかない!!

 ボクは膝枕から脱出し、夏子さんを安心させるように見つめながら言ってみた。

「大丈夫です。ボクは夏子さんの事を愛しています。どんな事でも引きません! さあ、何でも言って下さい!」

「ほ、本当に? 絶対?」

「はい、絶対です!」

「……はぁ。じゃあ言うわね。絶対に引かないでよ?」

「もちろんです!」

 さて、夏子さんの口からどんな言葉が飛び出すのか……。しばらく逡巡した夏子さんだけど、意を決したようで目をキリッっとさせて言ってきた。

「あのね、その……ベッドに拘束されて……ブルブルする玩具で弄ばれて~、その、最後は激しく愛し合いたいの……」

「っ!?」

 ……なん……だと? そんな事で良いんですか? それってボクにとってご褒美じゃないですか? あ、この世界だと男性は消極的な方が多いんでしたっけ? つまり、全力でご奉仕させて頂きます!!

「あ、やっぱり引くわよね。ごめんね、聞かなかった事にして頂戴」

「そんな事ありません! ボクに任せて下さい!! 絶対に幸せにして見せます!!」

 たぶん今まで生きてきた中で、ここまでやる気に満ちた事は無いんじゃないだろうか。そう、これがボクの主夫としての使命なのだろう。主夫としてお嫁さんをしっかりとケアするのは基本だよね!

「うそ……良いの? じゃ、じゃあ部屋で準備して待ってるから、10分したら来てね!」

 そう言って夏子さんは、スキップしながら部屋を出て行ってしまった。自信満々に言ってしまったけど、童貞卒業したばかりのボクが夏子さんを満足させる事が出来るのだろうか? 不安になってきたぞ……。とりあえず手を洗って歯磨きとかしてこようかな。



   ◇




 そして10分くらい経ったので、夏子さんの待つ寝室へ向かった。どうやら各自の個室は別々にあり、初日に3人で寝ていた部屋は違った目的のお部屋だったのだ。……つまり、ヤリ部屋だそうです。

 はやる気持ちを抑え、ノックして返事を聞いたボクはゆっくりとドアを開けた。部屋の窓はカーテンで完全に遮光されており、部屋のライトは薄暗くなっている。

「し、失礼します」

「うふふ……そんな緊張しないで良いわよ」

 あれだけ自信満々に言ってしまったが、童貞卒業したばかりのボクには刺激が強すぎた。大きなベッドの上には今日買ったばかりのエッチなベビードールを着た夏子さんが待っていた。そして夏子さんの近くには、拘束具とブルブル震えるローターっぽいものが無造作に置かれていたのだった。

 こんな美人な女性が頬を赤くしてソワソワしているのだ。この状態を写真に収めたら、たぶん1か月はおかずに困らないだろう。それくらい刺激的だったのだ。

「夏子さん綺麗です」

「あ、ありがと。さ、さあ、始めましょうか」

 どうやらこのお姉さんもそれ程余裕がないようです。声がちょっと震えていた。まずは……キスをしよう。ベッドに上がり、安心させるようにキスをした。優しく心を溶かすように……。

「……ん、もう、これじゃあどっちが年上か分からないわね。本当は私がリードしたかったんだけど、ダメそうなの。ほら、こんなにドキドキしちゃってる」

 夏子さんがボクの手を持ち、大きな胸に押し付けた。手から柔らかい感触と共に心臓の鼓動が伝わり、すごくドキドキしている事が分かった。ボクだって余裕がないけど、そんな夏子さんの様子が知れて嬉しかったのだ。

「ボクだって同じですよ。大丈夫です。酷い事なんて絶対にしませんから」

「うん……じゃあよろしくね」

 そしてボクは拘束具を手に取り、夏子さんの両手に嵌めた。拘束具は左右が鎖で繋がっていたため、枕元のベッドフレームの格子に通して固定した。これで夏子さんは両手が上に固定され、上半身を動かす事が出来なくなってしまったのだ。うう、興奮する……。

 あれ、そう言えばベッド下の引き出しにあれがあった気がした。ボクはベッドから降りて引き出しを開け、あれを取り出した。

「ちょ、ちょっとそれも必要なの!? むぐっ」

「あとはこれを付けて完成です」

「ん゛ん゛ー!」

 そして完成した夏子さんは、両手を固定されて身動きを封じられ、更に目隠しで視界を遮られた。あとはコレです。ボールギャグと言うのだろうか、穴の開いた丸いゴルフボールのようなもので口に咥えさせて言葉を封印されたのだった。ああ、なんて美しいのだろうか。これは記念に写真を撮るしかないな!!

 急いでスマホのカメラで写真を撮り、チャットアプリで桜さんへ送ったのだった。さすがに『つぶやいたー』に投稿する訳にもいかないので、桜さんに見て貰おうと思ったのだ。これはもう、一種のアートだ。きっと桜さんならこの芸術を理解してくれるだろう。そしてすぐに返信が帰って来た。

『今度私もやりたいです。もちろんユウタさんが先生のポジションですよ♡』

 ……もしかしたらボクは送る相手を間違ってしまったのかもしれない。さて、夏子さんを放置する訳にもいかないのでマッサージを開始します! ベッドに置かれたピンク色のブルブルを手に取り、スイッチを入れた。スイッチの音を聞いた夏子さんが、ビクンと震えた気がした。

「じゃあ夏子さん、マッサージを開始しますね~」

「ん゛ん゛ー!」

 ふむふむ、分かったぞ。今の叫びは『早く来てー!』ですね。はい、ボクに任せて下さい!!
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