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第57話 料理スキルレベル1のユウタ君
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琴音さんとのエッチが終わった後、急いでお着替えして元のお部屋に戻ってきました。そして何事も無かったかのように琴音さんとお茶を飲んでいたら、アリスさんが戻ってきた。手にはオシャレな紙袋を持っていたので、あれが買ってきてくれたお菓子だろう。この暑い中、わざわざ駅前まで行ってくれた事に感謝ですね。ボクと二人きりで話をするために琴音さんがアリスさんへお使いを頼んだのだろう。
首筋に薄っすらと汗が浮かぶアリスさんは美しかった。浴衣を着た美女が薄っすらと汗を浮かべているとか、もうペロペロしたいですね。後ろからギュッと抱き締めて首筋をペロペロしたいです。……さっきボロ負けしたばかりなのに、ちょっと興奮してきました。
「アリスちゃんありがと~。この水まんじゅうが食べたかったのよ~」
「大丈夫ですわお母様。ユウコちゃんもどうぞ遠慮なく召し上がってくださいね」
「わ~い! 頂きます~」
お上品な器に盛りつけられた水まんじゅうは、ひんやりとしていて見るだけで涼しさを感じさせてくれる。小さく掬って口へ運べば、涼を呼ぶ水の雫のような葛と栗あんの組み合わせが口いっぱいに広がった。なんてお上品で雅な味なのだろうか……。
「すっごく美味しいです!」
「良かったですわ」
プルンとした食感と栗あんの甘さが最高です。二人も笑顔で食べていますね。
夏子さんのお胸のようなプルンプルンな食感を楽しんでいたら、アリスさんから質問が来た。
「ユウコちゃんはこれからもお料理教室に通うのかしら?」
「えっと、その予定です……けど、料理は初心者レベルなので不安です」
どう見てもこのお料理教室ってレベルMAXだよね? キャベツの千切りすらまともに出来ないボクが参加して良いものだろうか……。
「そうね~、本当だったら実技試験をやって通えるレベルか判断するんだけど、ユウコちゃんは特別だからね~」
「特別って……。うちって普通の紹介じゃ入れないですし、ユウコちゃんって何者なんですの?」
や、やっぱり普通のお料理教室じゃなかった! こんな所を紹介してくれた恵美さんって何者ですか!? ボク、気になります!
「ユウコちゃんは私のお友達からの紹介よ~。それに何より……」
「何より?」
琴音さんがニヤニヤしながらボクの事を見ている。もしかして変な契約をした事を言うつもりですか!? それともエッチした事をここでバラすのか!?
「ユウコちゃんはアリスちゃんのお婿さんでしょう?」
「お、お母様! それってもしかして!?」
「ええ、女性でもユウコちゃんなら認めてあげます」
「ありがとうございますお母様! 私、立派なお嫁さんになりますわ!!!」
「ええぇぇ……」
何故か琴音さんがボクとアリスさんの事を認めてしまった。まあアリスさんは美人だし可愛いし性格だってそこそこ普通だし文句は無いけど、ボクには既に2人もお嫁さんが居るのです。今更だけど、琴音さんとエッチした理由って何だっけ? 確か愛棒が届くのかって話だったけど、ボクは『アリスさんを下さいっ!』ってやりに来た訳じゃなくて、お料理教室に来たんだよね? うーむ、どうしてこうなった?
「あのあの! 勝手に進められても困るっていうか~、大変っていうか~、怒られちゃうかもしれないので、その……」
「ユウコちゃんは私じゃ不満だって言うのかしら?」
「いえいえ! そんな事は言ってませんよ~。アリスさんは美人で素敵なお姉さんだし文句なしです! でも……」
「でもなんですの!?」
「ひぃ!?」
アリスさんが般若のような怖い顔で迫ってきた。銀髪美女に迫られるのは嬉しいけど、もう少し優しい感じでお願いします!
「ち、違うんです! ボク一人じゃ決められないっていうか~、桜さんに怒られるっていうか~」
「そう言えばお姉さんが居るって言ってましたわね。……良いですわ! 私がお姉さんを説得します! ユウコちゃんは私と幸せになりますのよ!」
「え? あ、はい……」
もうどうにでもな~れ♪ アリスさんが桜さんを説得してくれるっぽいし、任せておこう!
それよりもボクはお料理教室でしっかりとついていけるかが不安です。魔王と訳の分からない契約をしてしまった事もあるし、何よりお嫁さんに美味しい料理を作ってあげたい!
「あの、琴音さん。ボクはお料理初心者ですけど、その……大丈夫なのでしょうか?」
「ええ大丈夫よ~。基礎からしっかりと教えてあげる♪ 今日は他の生徒さんと一緒だけど、次回からは特別に私とマンツーマンで指導してあげるわね~」
「あ、ありがとうございます!」
琴音さんがマンツーマンでお料理を教えてくれるって凄い事な気がするぞ。月謝とか大丈夫かな……? 後で確認しておこう。そして何より、琴音さんの言う指導って言葉が違う意味に聞こえたのでした。
◇
そしてボクはアリスさんと別れ、琴音さんとお料理教室へやって来ました。アリスさんには近々会う約束をしたので、桜さんを連れて話し合いをして貰おうと思います。……不安だ。
案内された大きなお部屋には、厨房がいくつも並んでいた。そして全員着物姿のお嬢様達だったのである。……あれ、ワンピース姿なのはボクだけですよ? もしかして来るところ間違ってませんか?
「は~い、みなさんこんにちは~! 今日は体験教室に来てくれた方がいます。ユウコちゃんで~す」
「え、えっとぉ、ユウコで~す! よろしくおねがいしますー」
何故かみんなの前に連れて来られて紹介されてしまった。きっと生徒さんは全員が良いところのお嬢様なのだろう。友達の家に遊びに来たような恰好をしたボクを見て、訝しげに見つめてくる。うう、胃が痛いです。
みんなエプロンや割烹着を身に着けているけど、ボクは持って来ていませんでした。あれ、ボクは何しに来たのだろうか……?
どうやらボクは琴音さんと一緒にお料理をするようです。琴音さんがボクにエプロンを着けてくれました。黄色いヒヨコがピヨピヨしてる可愛いエプロンですね!
「じゃあ今日は旬のナスを使った料理とウナギを使った料理を作って行きますね~」
説明を聞いたところ、『鶏肉と茄子の甘酢炒め』と『ひつまぶし』を作るようです。え、ウナギを捌く事もやるんですか!? 本格的すぎる……。
琴音さんが見事な手捌きで料理を作って行きます。あれ、ボクは見ているだけなのでしょうか……?
一通り説明が終わり、各自の厨房で料理が始まりました。ボクはと言えば……。
「じゃあユウコちゃん、お料理始めましょうね~」
「あ、あの、他の生徒さんを教えなくて大丈夫なんですか?」
「大丈夫よ~。お手伝いさんがいるからね」
「そ、そうなんですか……」
どうやら各厨房には琴音さんの弟子がいるらしく、ボクはマンツーマン指導をしてくれるようです。厨房から嫉妬するお嬢様達の視線が痛いです……。
「じゃあ鶏肉を切ってきますよー」
「は、はい!」
大きな鶏むね肉をまな板に乗せ、少し大きめの一口大サイズに切って行くようです。あれ、なかなか難しいですね。皮がグニョグニョしてて上手く切れなくて悲惨な事になってしまった。
「それじゃダメよ~。美しくないわ。これはこうやって……」
「っ!?」
琴音さんがボクの後ろに回り込み、覆い被さるようにボクの手を取った。そして手早くお肉を切って行く。ボクがやった時と違い、まるで別人が切っているようですね……。
琴音さんはボクよりもかなり背が高いので、自然と後頭部に柔らかいものが当たっていた。琴音さんのお胸は着物を着ていても弾力が分かるくらいに大きくて、後頭部が幸せでした。ああ、こんな枕が欲しいです。
「ちょっとユウコちゃん~? しっかりと学んで頂戴ね~?」
「は、はい!!」
ボクは邪念を捨て、しっかりと料理と作ったのだった……。
「いただきますー!」
お料理が終わった後の試食会です。作業のほとんどはボクを操っていた琴音さんがやっていた気がするけど、『鶏肉と茄子の甘酢炒め』だったらお家で作れそうです。『ひつまぶし』はさすがにウナギを捌いたりするのは無理なので、市販の物を買ってこようと思います。
早速ナスを食べて見ると、甘酢が良い感じに効いていて飛んじゃいそうなくらい美味しかった。これ以上どう表現して良いのか分からないくらい、すんごいのー!
「んほー! 甘じょっぱくてしゅごいのー!」
「良かったわ~」
美味しかったですって感想を言おうとしたら、違う言葉が出て来てしまった。ヤバいぞこの料理!!
他の生徒さんも上手く出来たようで、感想を言い合っている。色々なところで『んほー!』とか聞こえて来た。やっぱりボクだけじゃなかったようですね。今日の夕飯はこれを自分で作ろうかな。作り方とかメモしてあるし、喜んで貰えるかもしれない。
笑顔でモグモグしていたら、琴音さんから次回についてお話をされた。
「次回は1週間くらい後にやりましょう~。場所は同じだけど午前中から来て欲しいの~。大丈夫かしら?」
「大丈夫だと思います。何か持って来る物とかありますか?」
午前中からって事は長時間になるのだろうか。そう言えば魔王との契約の件もあったのだ。どんな内容なのか知らないけど、本当に良かったのだろうか……?
「そうね~、特に無いわね。着替えとかはこっちで用意しておくから安心してね」
「えっ!?」
着替えを用意って、何をさせられるんですかね? ビリビリに破かれるのだろうか……?
「ふふふ~、痛い事なんて何もないから安心してね。きっと気持ち良いから大丈夫よ~」
「は、はい……」
いったいボクは、どんな契約をしてしまったのだろうか……。
ちなみに、お家で料理を振舞ったけど『んほー!』とか『飛んじゃう~』とかそう言った感想はありませんでした。単に美味しいという感想しか無かったのである。……解せぬ。
首筋に薄っすらと汗が浮かぶアリスさんは美しかった。浴衣を着た美女が薄っすらと汗を浮かべているとか、もうペロペロしたいですね。後ろからギュッと抱き締めて首筋をペロペロしたいです。……さっきボロ負けしたばかりなのに、ちょっと興奮してきました。
「アリスちゃんありがと~。この水まんじゅうが食べたかったのよ~」
「大丈夫ですわお母様。ユウコちゃんもどうぞ遠慮なく召し上がってくださいね」
「わ~い! 頂きます~」
お上品な器に盛りつけられた水まんじゅうは、ひんやりとしていて見るだけで涼しさを感じさせてくれる。小さく掬って口へ運べば、涼を呼ぶ水の雫のような葛と栗あんの組み合わせが口いっぱいに広がった。なんてお上品で雅な味なのだろうか……。
「すっごく美味しいです!」
「良かったですわ」
プルンとした食感と栗あんの甘さが最高です。二人も笑顔で食べていますね。
夏子さんのお胸のようなプルンプルンな食感を楽しんでいたら、アリスさんから質問が来た。
「ユウコちゃんはこれからもお料理教室に通うのかしら?」
「えっと、その予定です……けど、料理は初心者レベルなので不安です」
どう見てもこのお料理教室ってレベルMAXだよね? キャベツの千切りすらまともに出来ないボクが参加して良いものだろうか……。
「そうね~、本当だったら実技試験をやって通えるレベルか判断するんだけど、ユウコちゃんは特別だからね~」
「特別って……。うちって普通の紹介じゃ入れないですし、ユウコちゃんって何者なんですの?」
や、やっぱり普通のお料理教室じゃなかった! こんな所を紹介してくれた恵美さんって何者ですか!? ボク、気になります!
「ユウコちゃんは私のお友達からの紹介よ~。それに何より……」
「何より?」
琴音さんがニヤニヤしながらボクの事を見ている。もしかして変な契約をした事を言うつもりですか!? それともエッチした事をここでバラすのか!?
「ユウコちゃんはアリスちゃんのお婿さんでしょう?」
「お、お母様! それってもしかして!?」
「ええ、女性でもユウコちゃんなら認めてあげます」
「ありがとうございますお母様! 私、立派なお嫁さんになりますわ!!!」
「ええぇぇ……」
何故か琴音さんがボクとアリスさんの事を認めてしまった。まあアリスさんは美人だし可愛いし性格だってそこそこ普通だし文句は無いけど、ボクには既に2人もお嫁さんが居るのです。今更だけど、琴音さんとエッチした理由って何だっけ? 確か愛棒が届くのかって話だったけど、ボクは『アリスさんを下さいっ!』ってやりに来た訳じゃなくて、お料理教室に来たんだよね? うーむ、どうしてこうなった?
「あのあの! 勝手に進められても困るっていうか~、大変っていうか~、怒られちゃうかもしれないので、その……」
「ユウコちゃんは私じゃ不満だって言うのかしら?」
「いえいえ! そんな事は言ってませんよ~。アリスさんは美人で素敵なお姉さんだし文句なしです! でも……」
「でもなんですの!?」
「ひぃ!?」
アリスさんが般若のような怖い顔で迫ってきた。銀髪美女に迫られるのは嬉しいけど、もう少し優しい感じでお願いします!
「ち、違うんです! ボク一人じゃ決められないっていうか~、桜さんに怒られるっていうか~」
「そう言えばお姉さんが居るって言ってましたわね。……良いですわ! 私がお姉さんを説得します! ユウコちゃんは私と幸せになりますのよ!」
「え? あ、はい……」
もうどうにでもな~れ♪ アリスさんが桜さんを説得してくれるっぽいし、任せておこう!
それよりもボクはお料理教室でしっかりとついていけるかが不安です。魔王と訳の分からない契約をしてしまった事もあるし、何よりお嫁さんに美味しい料理を作ってあげたい!
「あの、琴音さん。ボクはお料理初心者ですけど、その……大丈夫なのでしょうか?」
「ええ大丈夫よ~。基礎からしっかりと教えてあげる♪ 今日は他の生徒さんと一緒だけど、次回からは特別に私とマンツーマンで指導してあげるわね~」
「あ、ありがとうございます!」
琴音さんがマンツーマンでお料理を教えてくれるって凄い事な気がするぞ。月謝とか大丈夫かな……? 後で確認しておこう。そして何より、琴音さんの言う指導って言葉が違う意味に聞こえたのでした。
◇
そしてボクはアリスさんと別れ、琴音さんとお料理教室へやって来ました。アリスさんには近々会う約束をしたので、桜さんを連れて話し合いをして貰おうと思います。……不安だ。
案内された大きなお部屋には、厨房がいくつも並んでいた。そして全員着物姿のお嬢様達だったのである。……あれ、ワンピース姿なのはボクだけですよ? もしかして来るところ間違ってませんか?
「は~い、みなさんこんにちは~! 今日は体験教室に来てくれた方がいます。ユウコちゃんで~す」
「え、えっとぉ、ユウコで~す! よろしくおねがいしますー」
何故かみんなの前に連れて来られて紹介されてしまった。きっと生徒さんは全員が良いところのお嬢様なのだろう。友達の家に遊びに来たような恰好をしたボクを見て、訝しげに見つめてくる。うう、胃が痛いです。
みんなエプロンや割烹着を身に着けているけど、ボクは持って来ていませんでした。あれ、ボクは何しに来たのだろうか……?
どうやらボクは琴音さんと一緒にお料理をするようです。琴音さんがボクにエプロンを着けてくれました。黄色いヒヨコがピヨピヨしてる可愛いエプロンですね!
「じゃあ今日は旬のナスを使った料理とウナギを使った料理を作って行きますね~」
説明を聞いたところ、『鶏肉と茄子の甘酢炒め』と『ひつまぶし』を作るようです。え、ウナギを捌く事もやるんですか!? 本格的すぎる……。
琴音さんが見事な手捌きで料理を作って行きます。あれ、ボクは見ているだけなのでしょうか……?
一通り説明が終わり、各自の厨房で料理が始まりました。ボクはと言えば……。
「じゃあユウコちゃん、お料理始めましょうね~」
「あ、あの、他の生徒さんを教えなくて大丈夫なんですか?」
「大丈夫よ~。お手伝いさんがいるからね」
「そ、そうなんですか……」
どうやら各厨房には琴音さんの弟子がいるらしく、ボクはマンツーマン指導をしてくれるようです。厨房から嫉妬するお嬢様達の視線が痛いです……。
「じゃあ鶏肉を切ってきますよー」
「は、はい!」
大きな鶏むね肉をまな板に乗せ、少し大きめの一口大サイズに切って行くようです。あれ、なかなか難しいですね。皮がグニョグニョしてて上手く切れなくて悲惨な事になってしまった。
「それじゃダメよ~。美しくないわ。これはこうやって……」
「っ!?」
琴音さんがボクの後ろに回り込み、覆い被さるようにボクの手を取った。そして手早くお肉を切って行く。ボクがやった時と違い、まるで別人が切っているようですね……。
琴音さんはボクよりもかなり背が高いので、自然と後頭部に柔らかいものが当たっていた。琴音さんのお胸は着物を着ていても弾力が分かるくらいに大きくて、後頭部が幸せでした。ああ、こんな枕が欲しいです。
「ちょっとユウコちゃん~? しっかりと学んで頂戴ね~?」
「は、はい!!」
ボクは邪念を捨て、しっかりと料理と作ったのだった……。
「いただきますー!」
お料理が終わった後の試食会です。作業のほとんどはボクを操っていた琴音さんがやっていた気がするけど、『鶏肉と茄子の甘酢炒め』だったらお家で作れそうです。『ひつまぶし』はさすがにウナギを捌いたりするのは無理なので、市販の物を買ってこようと思います。
早速ナスを食べて見ると、甘酢が良い感じに効いていて飛んじゃいそうなくらい美味しかった。これ以上どう表現して良いのか分からないくらい、すんごいのー!
「んほー! 甘じょっぱくてしゅごいのー!」
「良かったわ~」
美味しかったですって感想を言おうとしたら、違う言葉が出て来てしまった。ヤバいぞこの料理!!
他の生徒さんも上手く出来たようで、感想を言い合っている。色々なところで『んほー!』とか聞こえて来た。やっぱりボクだけじゃなかったようですね。今日の夕飯はこれを自分で作ろうかな。作り方とかメモしてあるし、喜んで貰えるかもしれない。
笑顔でモグモグしていたら、琴音さんから次回についてお話をされた。
「次回は1週間くらい後にやりましょう~。場所は同じだけど午前中から来て欲しいの~。大丈夫かしら?」
「大丈夫だと思います。何か持って来る物とかありますか?」
午前中からって事は長時間になるのだろうか。そう言えば魔王との契約の件もあったのだ。どんな内容なのか知らないけど、本当に良かったのだろうか……?
「そうね~、特に無いわね。着替えとかはこっちで用意しておくから安心してね」
「えっ!?」
着替えを用意って、何をさせられるんですかね? ビリビリに破かれるのだろうか……?
「ふふふ~、痛い事なんて何もないから安心してね。きっと気持ち良いから大丈夫よ~」
「は、はい……」
いったいボクは、どんな契約をしてしまったのだろうか……。
ちなみに、お家で料理を振舞ったけど『んほー!』とか『飛んじゃう~』とかそう言った感想はありませんでした。単に美味しいという感想しか無かったのである。……解せぬ。
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