女性だらけの世界に迷い込んだショタが、年上のお姉さん達に色々されてドロドロに溶かされるまで

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第114話 合否判定

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 雪乃さんとのラブラブな時間も終わり、また一休みです。雪乃さんは満足そうな顔をしているけど、ボクの隣から離れようとしません。しきりに愛棒をツンツンしたりワシャワシャと刺激を与えて、目覚めさせようとしているのでした。

「キミのおちんちん、素敵だったわ~。今度は一晩中ずっと味わいたいわね」

「え、えへへ。雪乃さんも素敵でしたよ」

 ああ、ミウちゃんが鋭い目で見つめて来ます。これも全部ミウちゃんと幸せになるための試練なのです。許してー!

 そしてベッドで寝ていた美奈子さんですが、いつの間にか復活していたようです。ソファーに座って優雅にお酒を飲んでいますが、素っ裸です。スタイルが良いですね!!

「見てみてユウ君、綺麗に撮れたよ~」

「えっ、何ですか?」

 フルーツの盛り合わせを食べながら雪乃さんとお喋りをしていたら、恵美さんがスマホを見せてくれました。どれどれ……。

「こ、これは!?」

 渡されたスマホを見ると、ボクと美奈子さんの激闘の記録が残されていました。抱き合ったまま美奈子さんを責めている写真です……。いつの間に撮ったのだろうか?

「うへへ、夏っちゃんから『ユウタ君大丈夫? 寂しくて泣いてない?』って聞かれたから、元気にヤってるよ!! って伝えておいたよー」

「……えっ!?」

 もしかしてこの写真を送り付けたのだろうか? いや、恵美さんは良識のあるお姉さんです。そんな事する訳が無いよね!

 スマホを返して深呼吸して落ち着こう。ボクは別に悪い事をしてる訳じゃないのです。そう、これはミウちゃんを迎えるための試練なのです!!

「……よし、送信完了♪」

「もしかして送っちゃったんですかー!?」

「さっきの写真と美羽ママの写真を夏っちゃんに送っておいたよ~。ほら、私も引率者として保護者にはしっかりと報告しないとだし?」

「な、なんてことを……」

 恵美さんが舌を出して可愛らしく笑っています。お茶目な恵美さんも可愛いですが、お家に帰ったら怒られそうな予感がする……。ボクのスマホはホテルの自室に置きっぱなしなので、もしかしたら着信とか沢山来てるのかもしれない……。

 お家に帰ったら怒られるのかな。いや、みんなに泣かれてしまうかもしれないな。ミウちゃんを迎えるための試練だったけど、まさかこんな事になるなんて……。

 そう不安に思っていたら、恵美さんがボクの手を握って来た。ボクを安心させるような笑顔です。

「大丈夫だって! 帰ったら一緒に謝ってあげるから、ねっ?」

「……恵美さん、ありがとうございます!!」

「うひひ、お姉さんに任せなさ~い♪」

 さすが恵美さんですね。ピンチなボクを助けてくれる優しいお姉さんです。よし、これでお家に帰っても大丈夫なはずだ! お家に帰ったら謝ろう。

 希望が見えた事を恵美さんと喜んでいたら、遠くからヒソヒソと話し合う声が聞こえて来た。




「ユウタ様はその……、ちょっと頭が残念な方なんですね。恵美様が悪いはずなのにお礼を言っています」

「そうね……。きっと栄養が下半身に全部行ってるのよ」

「うはっ、ユウタ可愛い!」



 何を言っているか良く聞こえないけど、ミウちゃんが楽しそうに笑っているから大丈夫でしょう。うん、気にしたら負けだ。






 みんなでお酒を飲んだりフルーツを食べたりして休憩していると、遂にミウちゃんが本題を話し出した。

「ねぇママ、ユウタは合格でしょ?」

「う~ん……」

 ミウちゃんから合否判定を聞かれた雪乃さんは目を閉じて何か考えているようです。さっきの感じだと大丈夫だと思うんだけど……。

 まるでテレビのCMに入る前の無駄に長い引き伸ばしのような感じです。時折ボクの顔をチラチラと見て楽しんでいる気がしますね。合格なのか失格なのか、ボクはドキドキハラハラですよ!!

 全員が雪乃さんの回答に注目していたところ、遂に話し出した!

「美奈子、貴方の感想を聞かせて頂戴」

 まさかの引き伸ばしだった! でも美奈子さんの感想も気になりますね。

 話を振られた美奈子さんは、腕を組んで悩んでいます。素っ裸なのでお胸が腕に乗って素晴らしいと思います。

「ユウタ様は大変ご立派なモノをお持ちのようです。美羽お嬢様の言う通り、世界一の男性と言うのも大袈裟じゃ無いのかもしれません。但し……」

「っ!?」

 愛棒が褒められた! と思ったら、鋭い目で睨まれてしまいました。殺意を感じる鋭い視線です。もしかしてボク、やっちゃいました!?

「さっきの行為は油断していただけです。そう、ユウタ様が大事なお客様だから丁寧に扱っただけですので勘違いしないで下さいね。もし美羽お嬢様とご結婚されるのでしたら覚悟して下さい。ユウタ様が身内になったら遠慮なく搾り取ってあげますからね」

 まさかの宣戦布告でした! さっきのは手加減してやったんだ、次は容赦しないぞって事ですね……。まるで軍人さんのような強者ツワモノな美奈子さんに押さえつけられたボクは、抵抗する事も出来ずにやられちゃうのか……。うん、良いかも♪

「の、望むところです! ボクだってさっきのは本気じゃなかったですよ? ふひひ、次も気絶させちゃいますねっ」

 ここで負ける訳には行かないのです。愛棒がビクンと震え、『やったるでぇ!』って感じでいきり立っている。連続で3発も果ててしまったけど、今日の愛棒はひと味違いますね。緊張も解れてやる気満々です。

 ボクは腰に手を当てて女性陣に堂々と見せつけたのだ。みんなの視線が愛棒に集まり、ゴクリと喉を鳴らしていた。

「……へぇ、言いますねユウタ様。今の言葉忘れないで下さいね。絶対に後悔させてあげますから」

 不敵な笑みを浮かべてバチバチと火花を散らすボクと美奈子さんですが、ちょっとヤバいかもしれません。美奈子さんからは強者のオーラが出ているのでした。……きっとボクは後悔する事になるのだろう。頼んだぞ、未来のボク……。

「はぁ……、じゃあ美奈子の意見としては合格って事で良いのね。私の意見としても合格よ。ユウタくん、キミになら美羽を任せられるわ。でも……」

「でも?」

 優しい微笑みから一転、真顔で真剣な眼差しです。大事な話だと思ったボクは背筋を伸ばし、雪乃さんに向き合ったのである。

「美羽を悲しませたら承知しないわよ。もちろん他の女性もね。……良いわね?」

 雪乃さんの言葉には重みがあった。自身の体験してきた事もそうだけど、娘を不幸にしたくないという強い意志が感じられた。この気持ちに応えられるように……、ボクの気持ちを噓偽り無く伝えよう。

「はい、ボクはミウちゃんを絶対に悲しませるような事はしません! 他の女性も絶対に幸せにして見せます!!」

 これは男としての誓いです。この世界に迷い込んで拾って貰った時から決めている、大事な約束。関わった女性は平等に愛し、ボクが全力で幸せにしてあげる。そう決めているのです。

 ボクの回答を聞いた雪乃さんは大きく頷き、笑顔で笑っている。

「そう、分かったわ。貴方達の未来を祝福しましょう」

「ありがとうございます!!」

 ついにラスボスを倒したぞ!! 恵美さんから始まり、メイドの美奈子さんには辛勝でした。そして雪乃さんを満足させられた。ここまで長かった……。

「ユウタやったね♪」

「ミウちゃん!」

 愛するミウちゃんがボクの胸に飛び込んで来ました。ギュッと優しく抱き締めて甘い香りを吸い込みます。ああ、幸せです。

「ちょっと二人とも、まだ大事なお話の途中ですよ?」

 そんなボク達に雪乃さんが声を掛けて来ました。あの、良いところなので邪魔しないで欲しいんですけど。

「えー? これからユウタとラブラブエッチするんだから、なるべく早くなるはやでお願いねー」

 そうか、これからミウちゃんとラブラブエッチなのか! この大きなお胸もモミモミチュッチュして独占ですね。そして未姦通の穴封印ダンジョンを攻略して、ユウタプライベートの穴ダンジョンにするんだ!!

「まず一つ、ユウタくんは私の事をママと呼ぶこと。次に……」

「ちょっと待って!! どさくさに紛れて何言ってんのよママ!?」

 真顔でそんな事を言う雪乃さんを見つめる。照れているのか頬を赤くしてボクを見つめています。ミウちゃんのお母さんとは思えぬ美貌を持つ雪乃さんをママと呼ぶのは、何て蠱惑的な響きなのでしょうか。……うん、ママも良いかも♪

「分りました、雪乃ママ!」

「うん、偉いわねユウタくん。キミは素直で良い子ね♪」

「うへへ、ありがとうございます!」

「もー! ユウタも何言ってんのよー!?」

 よし、これからは雪乃ママって呼ぼう。夏子ママと桜ママに続き、3人目のママ役ですね! こりゃ3人揃ったら凄い事が起こりそうだぞ……。期待で愛棒がブルンブルンしています。ミウちゃんはちょっと嫌そうにしているけど、我慢して貰おう。

「あと一つ、ユウタくんには定期的にエッチ試練をして貰います。抜き打ちでやる事もあるから、気を抜かないようにね?」

「腕が鳴りますね。空っぽになるまで搾り取ってあげますよ」

「ふひひ。優しくしてあげるから、ユウ君はいつも通りで大丈夫だよ?」

「ひぃっ!?」

 つまり雪乃ママと美奈子さん、あとついでに恵美さんから急に襲われるかもしれないって事ですか!? 美奈子さんが獲物を見つけた目で見つめて来ます。もしかしたら美奈子さんに密室に連れ込まれて、あんな事やこんな事をされちゃうのかもしれないのかっ!

 期待と不安でブルブルしていたら、ミウちゃんがボクの腕を掴んで歩き出した。

「もう話も終わったみたいだし、あーしの部屋に行こっ!」

「あのあの、ボク裸なんですけど……」

「ダイジョブ、このフロアは身内しか居ないから見られないって!」

 そうしてボクは、ミウちゃんに手を引かれて部屋を出て行きました。出て行く時、部屋の中から微かに声が聞こえて来ました。

「さすが奥様、見事な采配でございます」

「やっぱり若い男は良いわね。若返るわ~」

「ユウ君は純情だから、あんまり酷い事しちゃダメよ?」

 ミウちゃんが鼻歌を歌いながら歩いているので内容までは聞き取れませんでしたが、みんな笑っているので大丈夫でしょう。

 さて、遂にミウちゃんとのイチャイチャです。頑張ろう、愛棒!
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