悪役令嬢らしいのですが、務まらないので途中退場を望みます

水姫

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テスト

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皆様、こんにちは。只今病室にてテスト勉強に勤しんでおりますの。あれからのことを少し説明いたしますと、一国の王子が関わっている他、高位貴族の令息方も数名関わっていた為保留となっておりますの。ただ、ピアが陛下にお咎めを受けたらしく、今まで以上に絡まれまして…勉強もままならなかったのですわ。なので本来授業を受けておりましたら問題のないような科目も受けられず、わざわざテスト勉強をすることになりましたの。

全く、ピアのせいで私の持病は悪化する一方ですわ。

「はぁ~、家に泥を塗るわけにはいきませんのに…」

「ごめんなさいね、折角任せて頂いたのに」

「シェリー!来てくださったのね。シェリーは良くやってくれましたわ。今回は予想外でしたのよ」本当に、プライムさんには驚きましたわ。人それぞれだと思いますが、高位な令息方は何に魅力を感じたのでしょうか?確かに顔は可愛らしい方ですが、それだけですのに。私からすれば、婚約者の方々の方がよほど魅力的ですわ。

「あいつにも腹が立つわ…」そうなのです。シェリーの婚約者の方もプライムさんと関係があったらしく、政略的なものとはいえ、陛下の決定を背いたのですからそれ相応の報復がありましたの。

「大丈夫ですか?」

「リゼは優しいですわね。あんなやつこっちから願い下げでしたわ。プライムさんには感謝します!」シェリーは強い方ですわ。少しでも寄り添おうと努力なさっていたこと知っていますのよ。

「ふふ、陛下も大変そうでしたわ」

「ええ、ええそうでしょうとも。次代を担う彼らがこんなにも愚かだったとは…」本当に陛下の心労も如何程か…。私などまだ易しい方なのでしょう。

「それより、リゼ顔色が悪いですわ。無理なさっているのてしょう?」シェリーはよく見ておりますわ。アモは騙せましたのに…。

「大丈夫ですわ、テストは病室での受験に許可がおりたそうなので、もう少し勉強してから休みますわ」

「…そうですか、ですが無理は禁物ですわ。目の前のことより先を見据えて行動なさって。お大事に、また学園でお会いしましょう」ありがとうございますわ。先を見据えて、ですか…。そうですわね、私は恐れていたのかもしれません。


「スキル…」あぁ、そうなのですね…。



皆様、本日はここまでに致しましょう。安心なさって、私は後世に名を残すつもりですのよ。それでは。


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