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第二章:ジュディスの恋
10.その手を取る
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本来ならば、王女の輿入れには数年の月日が掛かる。
顔合わせから正式な婚約が成立するまで半年から一年掛かるし、その後に婚姻を結ぶまで更に一年以上掛けるのが当たり前だ。
「我儘を受け入れて頂けて光栄です」
「何を今更そんな殊勝気に。どうあっても共に連れて帰るつもりだったのだろう」
「ジュディス王女には、婚姻前に我がコベット国について知って貰わなくてはいけませんので」
いけしゃあしゃあと言い抜けるエルドレットに、アシェルは苦い顔をしたが、それでもそれ以上、文句をつける気はないらしい。
勝手に見合い相手の入れ替えを画策するという失礼な行為に出たのも、内々の顔合わせとされていたにも関わらず大々的に婚約発表の晩餐会を開いてしまったのもフリーゼグリーン側だ。
だが、だからと言って婚約が決まった途端、王女を連れて行こうとするなど通常ではあり得ないというのに。
『私達の婚約は、すでに大々的に貴国で公表されてしまいましたし?』
笑顔で責め立てられたアシェル王は、エルドレットの要求を受け入れるしかなかったのだ。
今日、コベット国へ帰国するエルドレット一行と一緒に、ジュディスは旅立つ。
婚姻自体は二年後ということになったが、先にコベット国へ入り、コベット国で王太子妃教育を受けることになったのだ。
それまで異国へ嫁する予定など一切なかったジュディスには覚えることはたくさんある。しかし、勉強することは嫌いどころか好きな性質なので、不安より期待に胸が沸き立つ。
「気候も違いますし、服などはすべてあちらで仕立てましょう。持って行きたいもの以外は身ひとつで構いません」
そんなエルドレットの進言に従って、ジュディスが今回持って行く物はとても少ない。道中の着替えと愛用している身の回り品程度だけだ。まるで国内の視察へと向かうような身軽さだ。
嫁入り道具は二年後の婚姻に合わせて運び込むことになった。
移動に時間が掛かる為、準備する時間は王族の婚姻にしてはあまりにも短い。
エルドレットは最初一年後の婚姻を主張したのだが、受け入れられなかったのもこの移動時間のせいだ。
「はぁ。こんなに早く、しかもこれほど遠い国に嫁に出すことになるなんてなぁ」
すでに馬車の準備は済んでいる。
あとはジュディスがやってくるのを待っている状態となっているにも関わらず、アシェルがぼやく。
「結婚式は盛大に開きたいと思います。是非、おいでください」
にこやかに義理の父母となるアシェルとラヴィニアへ、エルドレットが声を掛けた。
だが、ラヴィニアは堪えきれない怒りに震えて声も出せないようだ。
あれだけ盛大に美貌自慢のラヴィニアへ喧嘩を吹っかけておきながら強心臓だな、とアシェルは娘の婚約者となった王子に恐怖した。
ちなみにリリアーヌとその隣に立つヴァルタルも、そっぽを向いたままである。
「済まないな。門出くらい笑顔で送り出してやって欲しかったのだが」
肩を落として謝罪するアシェルに、エルドレットは首を横に振った。
「いいえ。こちらこそ慌ただしくジュディス王女を連れ出してしまうことへ謝罪します。当初の計画では正式な手順を踏んでお迎えしたかったのですが、残念なことに彼女をこの国に置いておくことはできないので」
「……まったく。その置いておけない国の国王に対して堂々と。なんという不敬な婿だ」
口では不満を表すものの、今のアシェルの表情は穏やかだった。
「必ず、彼女を幸せにすると約束致します」
「そうだな。この国にいたのでは、ジュディスは幸せになれるまい……なんだその目は」
「いえ。御自覚されていたのだな、と見直ししておりました」
「不敬だそ、コベットの王子よ。ジュディスも私の可愛い娘だぞ。可愛い娘であったからこそ、初恋を叶えてやりたくて失敗した」
「しかし、護衛騎士と結婚しても、彼女の才を活かすことはできなかったでしょう。だから失敗して良かったのです」
「ふん。口の減らない男だ。だが、そんな男だからこそ、ジュディスを欲しがったということか」
この国では女性の政治参加は認められない。
商売をするのも経営者は男性でなくては取引して貰えないほど、男性と女性に期待される役割が違う。
「我が国は賢い女性が活躍する場は幾らでもありますからね。彼女はきっと、もっともっと美しく輝きますよ」
「……コベットの王子よ、そなたは本当にジュディスを美しいと思っているのか」
「勿論です。あぁ、来ましたね。私の美しい婚約者どの」
エルドレットが声を掛ける。
その視線の先にいた人は、とても美しかった。
「とても美しいドレスですね。ありがとうございます」
「用意してきて良かった。我が国のドレスが、本当によくお似合いです。美しい姫」
そっと手を取りその指先にくちづける。
婚約者となったふたりの会話を、フリーゼグリーン側は目を瞬かせて見守った。
「……髪の色も、瞳の色もちがうのに。母と妹に、そっくりだ」
ヴァルタルが惚けたように呟いた。
奇しくもそれは、ラヴィニアとリリアーヌをあれほど怒らせたエルドレットの言葉と同じものだった。
しかしその言葉は、この場にいるすべての者の感想でもある。
「おや。フリーゼグリーン王国の審美眼も、コベット国の審美眼と変わりないようですね」
笑顔で応えるエルドレットの言葉を、ジュディスは恥じらいと共に否定した。
「でも私のこの顔は、エルドレット様がお貸しくださった侍女たちが腕を揮って化粧してくれたお陰です。お母さま方のような生まれつきの美しさとは……違う、かと」
ジュディスは、せっかく褒めて貰ったというのに即座に否定してしまったわ! と、自分の可愛げの無さに絶望した。
それでも話し始めてしまったからには、最後まで言い切るしかない。
否定の言葉を口にしながら、己の顔の造作について『美しい訳ではない』と正直に申告してしまったことや、失礼だったかもという考えが、頭の中で渦巻いて恥ずかしくなってくる。最後の方はとても声がちいさくなってしまった。
否定したと思ったら突然意気消沈してしまったジュディスを興味深そうに見ていたエルドレットが、手を掬い上げるようにしてもう一度そこへ口づけた。
「私は努力する人が好きだと申し上げたでしょう? 美しくなる努力も歓迎します。あなたはこれまで、努力すれば美しさを手に入れられると知らなかった、それだけです。ただその努力については我が精鋭なる侍女たちにお任せいただければと思います」
「そう、ですね。私は化粧の技術を覚えるよりも、コベット国についてを知ることこそ努めたいです」
「ありがとう、聡明で慈悲深く、美しい人。あなたとならば、私は正しくコベット国を治められる。そうして今よりもっとずっと、美しい私の王妃になって下さいね」
『コベット国では、心の在り方は表情に出るようになると言います。心が美しい人はより美しくなり、性根がねじ曲がっている人の口元や目は歪んでくる、と。あなたはきっと、美しい王妃になるでしょう』
あの日。エルドレットから貰った言葉は、ジュディスの中で祝福だった。
この国で求められる美しさと、コベット国でのそれは違うのだと。
ジュディスは笑顔で、差し出された恋する王子の手を取った。
本来ならば、王女の輿入れには数年の月日が掛かる。
顔合わせから正式な婚約が成立するまで半年から一年掛かるし、その後に婚姻を結ぶまで更に一年以上掛けるのが当たり前だ。
「我儘を受け入れて頂けて光栄です」
「何を今更そんな殊勝気に。どうあっても共に連れて帰るつもりだったのだろう」
「ジュディス王女には、婚姻前に我がコベット国について知って貰わなくてはいけませんので」
いけしゃあしゃあと言い抜けるエルドレットに、アシェルは苦い顔をしたが、それでもそれ以上、文句をつける気はないらしい。
勝手に見合い相手の入れ替えを画策するという失礼な行為に出たのも、内々の顔合わせとされていたにも関わらず大々的に婚約発表の晩餐会を開いてしまったのもフリーゼグリーン側だ。
だが、だからと言って婚約が決まった途端、王女を連れて行こうとするなど通常ではあり得ないというのに。
『私達の婚約は、すでに大々的に貴国で公表されてしまいましたし?』
笑顔で責め立てられたアシェル王は、エルドレットの要求を受け入れるしかなかったのだ。
今日、コベット国へ帰国するエルドレット一行と一緒に、ジュディスは旅立つ。
婚姻自体は二年後ということになったが、先にコベット国へ入り、コベット国で王太子妃教育を受けることになったのだ。
それまで異国へ嫁する予定など一切なかったジュディスには覚えることはたくさんある。しかし、勉強することは嫌いどころか好きな性質なので、不安より期待に胸が沸き立つ。
「気候も違いますし、服などはすべてあちらで仕立てましょう。持って行きたいもの以外は身ひとつで構いません」
そんなエルドレットの進言に従って、ジュディスが今回持って行く物はとても少ない。道中の着替えと愛用している身の回り品程度だけだ。まるで国内の視察へと向かうような身軽さだ。
嫁入り道具は二年後の婚姻に合わせて運び込むことになった。
移動に時間が掛かる為、準備する時間は王族の婚姻にしてはあまりにも短い。
エルドレットは最初一年後の婚姻を主張したのだが、受け入れられなかったのもこの移動時間のせいだ。
「はぁ。こんなに早く、しかもこれほど遠い国に嫁に出すことになるなんてなぁ」
すでに馬車の準備は済んでいる。
あとはジュディスがやってくるのを待っている状態となっているにも関わらず、アシェルがぼやく。
「結婚式は盛大に開きたいと思います。是非、おいでください」
にこやかに義理の父母となるアシェルとラヴィニアへ、エルドレットが声を掛けた。
だが、ラヴィニアは堪えきれない怒りに震えて声も出せないようだ。
あれだけ盛大に美貌自慢のラヴィニアへ喧嘩を吹っかけておきながら強心臓だな、とアシェルは娘の婚約者となった王子に恐怖した。
ちなみにリリアーヌとその隣に立つヴァルタルも、そっぽを向いたままである。
「済まないな。門出くらい笑顔で送り出してやって欲しかったのだが」
肩を落として謝罪するアシェルに、エルドレットは首を横に振った。
「いいえ。こちらこそ慌ただしくジュディス王女を連れ出してしまうことへ謝罪します。当初の計画では正式な手順を踏んでお迎えしたかったのですが、残念なことに彼女をこの国に置いておくことはできないので」
「……まったく。その置いておけない国の国王に対して堂々と。なんという不敬な婿だ」
口では不満を表すものの、今のアシェルの表情は穏やかだった。
「必ず、彼女を幸せにすると約束致します」
「そうだな。この国にいたのでは、ジュディスは幸せになれるまい……なんだその目は」
「いえ。御自覚されていたのだな、と見直ししておりました」
「不敬だそ、コベットの王子よ。ジュディスも私の可愛い娘だぞ。可愛い娘であったからこそ、初恋を叶えてやりたくて失敗した」
「しかし、護衛騎士と結婚しても、彼女の才を活かすことはできなかったでしょう。だから失敗して良かったのです」
「ふん。口の減らない男だ。だが、そんな男だからこそ、ジュディスを欲しがったということか」
この国では女性の政治参加は認められない。
商売をするのも経営者は男性でなくては取引して貰えないほど、男性と女性に期待される役割が違う。
「我が国は賢い女性が活躍する場は幾らでもありますからね。彼女はきっと、もっともっと美しく輝きますよ」
「……コベットの王子よ、そなたは本当にジュディスを美しいと思っているのか」
「勿論です。あぁ、来ましたね。私の美しい婚約者どの」
エルドレットが声を掛ける。
その視線の先にいた人は、とても美しかった。
「とても美しいドレスですね。ありがとうございます」
「用意してきて良かった。我が国のドレスが、本当によくお似合いです。美しい姫」
そっと手を取りその指先にくちづける。
婚約者となったふたりの会話を、フリーゼグリーン側は目を瞬かせて見守った。
「……髪の色も、瞳の色もちがうのに。母と妹に、そっくりだ」
ヴァルタルが惚けたように呟いた。
奇しくもそれは、ラヴィニアとリリアーヌをあれほど怒らせたエルドレットの言葉と同じものだった。
しかしその言葉は、この場にいるすべての者の感想でもある。
「おや。フリーゼグリーン王国の審美眼も、コベット国の審美眼と変わりないようですね」
笑顔で応えるエルドレットの言葉を、ジュディスは恥じらいと共に否定した。
「でも私のこの顔は、エルドレット様がお貸しくださった侍女たちが腕を揮って化粧してくれたお陰です。お母さま方のような生まれつきの美しさとは……違う、かと」
ジュディスは、せっかく褒めて貰ったというのに即座に否定してしまったわ! と、自分の可愛げの無さに絶望した。
それでも話し始めてしまったからには、最後まで言い切るしかない。
否定の言葉を口にしながら、己の顔の造作について『美しい訳ではない』と正直に申告してしまったことや、失礼だったかもという考えが、頭の中で渦巻いて恥ずかしくなってくる。最後の方はとても声がちいさくなってしまった。
否定したと思ったら突然意気消沈してしまったジュディスを興味深そうに見ていたエルドレットが、手を掬い上げるようにしてもう一度そこへ口づけた。
「私は努力する人が好きだと申し上げたでしょう? 美しくなる努力も歓迎します。あなたはこれまで、努力すれば美しさを手に入れられると知らなかった、それだけです。ただその努力については我が精鋭なる侍女たちにお任せいただければと思います」
「そう、ですね。私は化粧の技術を覚えるよりも、コベット国についてを知ることこそ努めたいです」
「ありがとう、聡明で慈悲深く、美しい人。あなたとならば、私は正しくコベット国を治められる。そうして今よりもっとずっと、美しい私の王妃になって下さいね」
『コベット国では、心の在り方は表情に出るようになると言います。心が美しい人はより美しくなり、性根がねじ曲がっている人の口元や目は歪んでくる、と。あなたはきっと、美しい王妃になるでしょう』
あの日。エルドレットから貰った言葉は、ジュディスの中で祝福だった。
この国で求められる美しさと、コベット国でのそれは違うのだと。
ジュディスは笑顔で、差し出された恋する王子の手を取った。
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