転生したら、HEROになれるはず

緋咲 ツバメ

文字の大きさ
168 / 230
目的

レベルアップでいいの?

しおりを挟む
一番、気になってたランクの欄には✱と記入されていた。
それを見た瞬間、頭上にははてなマークが浮かんだ。
だが、その下に“※Cランク以上の実力がある事を保証する”との一文が。
それ以上に驚いた事が職業ランクの殆どがC以上で埋め尽くされていた。
何よりもこの表示は他の人には見えないらしい。
だからなのか、クルルは何度も見た事もあるプレートを出しながら。
「こちらが普段、見せてもらう用です。」
そのプレートにはCランクと表示されており、職業ランクも剣士、魔物使い、魔術師、賞金稼ぎの四つのみが記載されていた。
クルル曰く、全てを記載すると膨大な欄になるんですよ。たまに趣味で色んな職業に登録する人は居ますが、目立たない方が良いので公開する必要無いでしょうという判断らしい。
虎丸は隣で初めて見るデータに戸惑っていた。
チラチラッとこちらを見ている。
流石に放置も出来ずに虎丸に説明しようとしたが、残念ながら虎丸のデータが見えない。
クルルに尋ねると、一瞬頭を過ぎった答えが返ってきた。
「機密情報になりますから、お互いの情報は見えません。正式に主従関係が結ばれたら、一定情報は公開されますが。」
主従関係………結べれるのかな?
少し不安になりながらも、虎丸の一般公開用プレートを貰い、それに基づいて、見方の説明をした。
虎丸のランクもCランクであった。
レイとの審査も虎丸の方が善戦してたもんな。
職業ランクには武道家のみが記載されていた。
一応、他のも幾つか申請はしていたんだが、それは非公開なのか、それとも才能がなかったのか分からない。
職業ランクは希望したからと言って、登録出来る訳ではない。
特に魔法系などは使う才能がなければ、登録すらされない。
ただ審査費用を無駄にするだけ。
嬉しそうに何度もプレートを見てる虎丸の隣でルドラは困惑の表情を浮かべていた。
「このデータは間違ってないのか?」
クルルにそう問いかけると、クルルは自信満々に。
「ギルドの威信にかけて、その数値に誤りはないです。」
その答えを聞き、ルドラは再度考え込んだ。
流石に気になったので、ルドラに聞くと。
「いぇ、種族の欄がリザードマンじゃなく、ハーフドラゴニュートになってるから。」
………ドラゴニュートって、竜人だよな。
そう考えてると、突然金文字先生が。
“それ、違うよ。彼の種族がハーフドラゴニュート程度のはずがないだろ。でも、まだ内緒にしとこうかな。彼にもリミットかける事にしたから、またね。”
それだけを告げると、消えてしまった。
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

異世界と地球がダンジョンで繋がった ー異世界転移者の私ー

白木夏
ファンタジー
2040年の初春、突如として地球上の主要都市に謎のダンジョンが出現した。 その特異性は明らかで、人口密集地を中心に出現し、未開の地には一切現れないという法則性を帯びていた。 人々は恐怖に震えつつも、未知なる存在に対する好奇心を抑えきれなかった。 異世界転移した最強の主人公のほのぼのライフ 主人公はあまり戦ったりはしません。

ゴミ鑑定だと追放された元研究者、神眼と植物知識で異世界最高の商会を立ち上げます

黒崎隼人
ファンタジー
元植物学の研究者、相川慧(あいかわ けい)が転生して得たのは【素材鑑定】スキル。――しかし、その効果は素材の名前しか分からず「ゴミ鑑定」と蔑まれる日々。所属ギルド「紅蓮の牙」では、ギルドマスターの息子・ダリオに無能と罵られ、ついには濡れ衣を着せられて追放されてしまう。 だが、それは全ての始まりだった! 誰にも理解されなかったゴミスキルは、慧の知識と経験によって【神眼鑑定】へと進化! それは、素材に隠された真の効果や、奇跡の組み合わせ(レシピ)すら見抜く超チートスキルだったのだ! 捨てられていたガラクタ素材から伝説級ポーションを錬金し、瞬く間に大金持ちに! 慕ってくれる仲間と大商会を立ち上げ、追放された男が、今、圧倒的な知識と生産力で成り上がる! 一方、慧を追い出した元ギルドは、偽物の薬草のせいで自滅の道をたどり……? 無能と蔑まれた生産職の、痛快無比なざまぁ&成り上がりファンタジー、ここに開幕!

半竜皇女〜父は竜人族の皇帝でした!?〜

侑子
恋愛
 小さな村のはずれにあるボロ小屋で、母と二人、貧しく暮らすキアラ。  父がいなくても以前はそこそこ幸せに暮らしていたのだが、横暴な領主から愛人になれと迫られた美しい母がそれを拒否したため、仕事をクビになり、家も追い出されてしまったのだ。  まだ九歳だけれど、人一倍力持ちで頑丈なキアラは、体の弱い母を支えるために森で狩りや採集に励む中、不思議で可愛い魔獣に出会う。  クロと名付けてともに暮らしを良くするために奮闘するが、まるで言葉がわかるかのような行動を見せるクロには、なんだか秘密があるようだ。  その上キアラ自身にも、なにやら出生に秘密があったようで……? ※二章からは、十四歳になった皇女キアラのお話です。

「貴女じゃ彼に不釣りあいだから別れて」と言われたので別れたのですが、呪われた上に子供まで出来てて一大事です!?

綾織季蝶
恋愛
「貴女じゃ彼に不釣りあいだから別れて」そう告げられたのは孤児から魔法省の自然管理科の大臣にまで上り詰めたカナリア・スタインベック。 相手はとある貴族のご令嬢。 確かに公爵の彼とは釣り合うだろう、そう諦めきった心で承諾してしまう。 別れる際に大臣も辞め、実家の誰も寄り付かない禁断の森に身を潜めたが…。 何故か呪われた上に子供まで出来てしまった事が発覚して…!?

冷酷騎士様の「愛さない」は一分も持たなかった件

水月
恋愛
「君を愛するつもりはない」 結婚初夜、帝国最強の冷酷騎士ヴォルフラム・ツヴァルト公爵はそう言い放った。 出来損ないと蔑まれ、姉の代わりの生贄として政略結婚に差し出されたリーリア・ミラベルにとって、それはむしろ救いだった。 愛を期待されないのなら、失望させることもない。 契約妻として静かに役目を果たそうとしたリーリアは、緩んだ軍服のボタンを自らの銀髪と微弱な強化魔法で直す。 ただ「役に立ちたい」という一心だった。 ――その瞬間。 冷酷騎士の情緒が崩壊した。 「君は、自分の価値を分かっていない」 開始一分で愛さない宣言は撤回。 無自覚に自己評価が低い妻に、激重独占欲を発症した最強騎士が爆誕する。 以後、 寝室は強制統合 常時抱っこ移動 一秒ごとに更新される溺愛 妻を傷つける者には容赦なし宣言 甘さ過多、独占欲過剰、愛情暴走中。 さらにはリーリアを取り戻そうとする実家の横槍まで入り――? 自己評価ゼロの健気令嬢と愛が一分も我慢できなかった最強騎士。 溺愛が止まらない、契約結婚から始まる甘すぎる逆転ラブコメ

【完結】愛されないと知った時、私は

yanako
恋愛
私は聞いてしまった。 彼の本心を。 私は小さな、けれど豊かな領地を持つ、男爵家の娘。 父が私の結婚相手を見つけてきた。 隣の領地の次男の彼。 幼馴染というほど親しくは無いけれど、素敵な人だと思っていた。 そう、思っていたのだ。

感情の贈与税 〜光の加護より、確かな契約。没落令嬢による国家再生録〜

しょくぱん
恋愛
「君のような地味な女、僕の隣にふさわしくない」 魔王軍を討伐し、凱旋した公爵令息カシアンが放ったのは、婚約者エレナへの冷酷な決別だった。 彼の傍らには、可憐な「救国の聖女」レティシア。 だがカシアンは忘れていた。彼の眩い金髪も、魔王を圧倒した剣技も、すべてはエレナが十年間「愛の贈与」として捧げ続けた魔力の賜物であることを。 「……承知いたしました。では、滞納分を含め、全魔力を今この場で『徴収』いたします」

弁えすぎた令嬢

ねこまんまときみどりのことり
ファンタジー
 元公爵令嬢のコロネ・ワッサンモフは、今は市井の食堂の2階に住む平民暮らしをしている。  発端は彼女の父親が行方不明となり、叔父である父の弟が公爵邸に乗り込んで来たこと。  何故か叔父一家が公爵家の資産に手を付け散財するが、祖父に相談してもコロネに任せると言って、手を貸してくれないのだ。  そもそも父の行方不明の原因は、出奔中の母を探す為だった。その母には出奔の理由があって…………。  残された次期後継者のコロネは、借金返済の為に事業を始めるのだ。  小説家になろうさん、カクヨムさんにも載せています。

処理中です...