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第四章 「マリナ」のお店
第66話 地球とナイメールをつなぐ責任者
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空港から自宅に帰る途中、車を走らせていると、不思議なオーラを感じた。
夜の都心の町並みは、ネオンが鮮やかに輝き、ビルの窓から漏れる光が街を柔らかく照らしていた。車のヘッドライトがアスファルトを鋭く照らし、街灯がぼんやりと灯る中、そのオーラはまるで私を誘うかのように感情を刺激する。
心がざわつき、胸の奥がざわめく。車の窓から見える景色は、いつもと同じはずなのに、その日は何かが違っていた。
何、あのオーラは?こんなの...初めて。最初は薬の飲みすぎからくる幻覚かと思ったが、このオーラは現実の世界から感じられるものだ。確かめてみたくなった。
いや、確かめなければならない、そんな圧倒的な力を感じさせるものだった。そのオーラはまるで私を引き寄せる磁力のようで、心の奥底から湧き上がる衝動に抗えなかった。
◇◇◇◇◇◇◇◇◇
近くのパーキングに車を止め、私の心を揺るがすオーラをたどると、すぐ近くのビルの上階から非常に強い力を感じた。5階建ての複数の物件が入っているくたびれた感じのするビルの前にたどり着くと、突然、凄まじい閃光が私を中心に周囲に波及するように発生した。
閃光は、太陽が突然目の前に現れたかのように感じられるほど眩しく、私の視界を一瞬で奪った。目を閉じてもなお、瞼の裏に焼き付くような強烈な光が残り、心臓が早鐘を打つように鼓動を刻んだ。
うぅぅぅぅ...。な、何が起こったのよ?
私は...頭がおかしくなったのかと思った。
だって...。
光が和らぐと、周囲の人々や物がまるで凍りついたかのように動かなくなっていた。車や歩行者、風に揺れる木々さえも、その場で静止していた。
◇◇◇◇◇◇◇◇◇
私以外の時間が完全に止まったかのような、不思議な光景が広がっていた。空気は冷たく、静寂が耳に染み渡り、世界が一瞬にして凍りついたかのようであった。目の前の景色は、まるで一枚の絵画のように動かず、ただただその場に留まっていた。
呆気にとられ、しばらくの間不思議な光景をただただ眺めていると、頭上から知らない声が聞こえた。「麻璃奈よ。頭上を見るのじゃ」と。
その声は、まるで風に乗って届いたかのように柔らかく、しかし確かに耳に響いた。恐る恐る頭上を見上げると、そこには三体のお地蔵様が宙に浮かんでいた。
銀座のど真ん中で、まるで夢の中の出来事のように現実離れした光景が広がっていた。お地蔵様たちは静かに浮かび、まるで私を見守るかのように穏やかな表情を浮かべていた。
ただ...その穏やかな表情を浮かべていることが逆に不気味さを増大させる。
何で、お地蔵様が浮いているの?それも銀座のど真ん中で...。
「どういうこと...。ついに頭が狂っちゃったのかな?」と私は、空虚感を漂わせる笑顔で、三体のお地蔵様に向かって独り言を呟いた。心の中には混乱と恐怖が渦巻いていたが、外見だけは冷静さを装った。
三体のお地蔵様が話し始めた。「麻璃奈よ、よく聞くがよい。そなたは事故により、ナイメール星から時空のゆがみによって地球に飛ばされてしまった被害者。時間はかかったが、我らは地球とナイメールをつなぐ守護者。そなたの美的感覚が同調するナイメール星に帰りたいか?」と、真ん中のお地蔵様が私に聞いてきた。
「か、帰りたい!パパも、ママもいるのね!」
「おる。しかし、そなたの外見はナイメール星では醜い者とみなされる。こちらの世界のように誰からも好かれることも無く、蔑まれる存在だ。それでもナイメール星に戻ることを望むか?外見は変えられぬぞ。そなたは今の姿のままで、ナイメール星に帰ることになるが...」
「それでも...帰りたい!私はこちらの世界の者では無いのだから...」
「そうか...では、元の世界に戻るがよい。屋上の転移門を使うのじゃ。屋上から見える、黒い溝に向かって飛び込むのじゃ。違う世界に飛ばされた苦労人よ。そなたが望む力、料理スキル(小)と鑑定スキル、それに言語能力スキルも与えよう」
せめてものお詫びのしるしらしい。真ん中のお地蔵様は申し訳なさそうに料理スキルは、現在(小)しか持ち合わせていないと謝って来た。
あと、「地球では事故で死んだと、全ての者の認識を操作しておく」と言われた。そんなことまで出来ちゃうの?
まあ...異世界に人間を送り帰す為に、転移門を作りだすお地蔵様たちなら、分けの無い事なのかもしれない。
そしてお地蔵様は「もしかしたら、今後出会うかもしれない者と、何ぞやの契約を結んだら...強力な料理スキルに代わるかもしれないが、それも麻璃奈、今後の己の歩み方によって変わるだろう...」と述べられた。
どういう事なんだろう?何ぞやの契約?その者と契約したら、スキルが向上するという意味...かしら?
分からない事ばかり...。でも、地球から急にいなくなったら美佳も戸部さんも驚くだろうし、悲しむだろう...。
でも...もう無理。
美的センスが合わない世界で、ブサイクな人たちにいい寄られるぐらいなら、嫌われても元の世界に戻りたい。静かに暮らしたい。それに...パパやママに会いたい!
私はこれから待っているであろう困難と期待を胸に、ビルの屋上に向かい、その足でビルの非常階段から黒い溝に向かって飛びおりた。
麻璃奈は地球での生を、自らの手で終わらせた瞬間であった...。
夜の都心の町並みは、ネオンが鮮やかに輝き、ビルの窓から漏れる光が街を柔らかく照らしていた。車のヘッドライトがアスファルトを鋭く照らし、街灯がぼんやりと灯る中、そのオーラはまるで私を誘うかのように感情を刺激する。
心がざわつき、胸の奥がざわめく。車の窓から見える景色は、いつもと同じはずなのに、その日は何かが違っていた。
何、あのオーラは?こんなの...初めて。最初は薬の飲みすぎからくる幻覚かと思ったが、このオーラは現実の世界から感じられるものだ。確かめてみたくなった。
いや、確かめなければならない、そんな圧倒的な力を感じさせるものだった。そのオーラはまるで私を引き寄せる磁力のようで、心の奥底から湧き上がる衝動に抗えなかった。
◇◇◇◇◇◇◇◇◇
近くのパーキングに車を止め、私の心を揺るがすオーラをたどると、すぐ近くのビルの上階から非常に強い力を感じた。5階建ての複数の物件が入っているくたびれた感じのするビルの前にたどり着くと、突然、凄まじい閃光が私を中心に周囲に波及するように発生した。
閃光は、太陽が突然目の前に現れたかのように感じられるほど眩しく、私の視界を一瞬で奪った。目を閉じてもなお、瞼の裏に焼き付くような強烈な光が残り、心臓が早鐘を打つように鼓動を刻んだ。
うぅぅぅぅ...。な、何が起こったのよ?
私は...頭がおかしくなったのかと思った。
だって...。
光が和らぐと、周囲の人々や物がまるで凍りついたかのように動かなくなっていた。車や歩行者、風に揺れる木々さえも、その場で静止していた。
◇◇◇◇◇◇◇◇◇
私以外の時間が完全に止まったかのような、不思議な光景が広がっていた。空気は冷たく、静寂が耳に染み渡り、世界が一瞬にして凍りついたかのようであった。目の前の景色は、まるで一枚の絵画のように動かず、ただただその場に留まっていた。
呆気にとられ、しばらくの間不思議な光景をただただ眺めていると、頭上から知らない声が聞こえた。「麻璃奈よ。頭上を見るのじゃ」と。
その声は、まるで風に乗って届いたかのように柔らかく、しかし確かに耳に響いた。恐る恐る頭上を見上げると、そこには三体のお地蔵様が宙に浮かんでいた。
銀座のど真ん中で、まるで夢の中の出来事のように現実離れした光景が広がっていた。お地蔵様たちは静かに浮かび、まるで私を見守るかのように穏やかな表情を浮かべていた。
ただ...その穏やかな表情を浮かべていることが逆に不気味さを増大させる。
何で、お地蔵様が浮いているの?それも銀座のど真ん中で...。
「どういうこと...。ついに頭が狂っちゃったのかな?」と私は、空虚感を漂わせる笑顔で、三体のお地蔵様に向かって独り言を呟いた。心の中には混乱と恐怖が渦巻いていたが、外見だけは冷静さを装った。
三体のお地蔵様が話し始めた。「麻璃奈よ、よく聞くがよい。そなたは事故により、ナイメール星から時空のゆがみによって地球に飛ばされてしまった被害者。時間はかかったが、我らは地球とナイメールをつなぐ守護者。そなたの美的感覚が同調するナイメール星に帰りたいか?」と、真ん中のお地蔵様が私に聞いてきた。
「か、帰りたい!パパも、ママもいるのね!」
「おる。しかし、そなたの外見はナイメール星では醜い者とみなされる。こちらの世界のように誰からも好かれることも無く、蔑まれる存在だ。それでもナイメール星に戻ることを望むか?外見は変えられぬぞ。そなたは今の姿のままで、ナイメール星に帰ることになるが...」
「それでも...帰りたい!私はこちらの世界の者では無いのだから...」
「そうか...では、元の世界に戻るがよい。屋上の転移門を使うのじゃ。屋上から見える、黒い溝に向かって飛び込むのじゃ。違う世界に飛ばされた苦労人よ。そなたが望む力、料理スキル(小)と鑑定スキル、それに言語能力スキルも与えよう」
せめてものお詫びのしるしらしい。真ん中のお地蔵様は申し訳なさそうに料理スキルは、現在(小)しか持ち合わせていないと謝って来た。
あと、「地球では事故で死んだと、全ての者の認識を操作しておく」と言われた。そんなことまで出来ちゃうの?
まあ...異世界に人間を送り帰す為に、転移門を作りだすお地蔵様たちなら、分けの無い事なのかもしれない。
そしてお地蔵様は「もしかしたら、今後出会うかもしれない者と、何ぞやの契約を結んだら...強力な料理スキルに代わるかもしれないが、それも麻璃奈、今後の己の歩み方によって変わるだろう...」と述べられた。
どういう事なんだろう?何ぞやの契約?その者と契約したら、スキルが向上するという意味...かしら?
分からない事ばかり...。でも、地球から急にいなくなったら美佳も戸部さんも驚くだろうし、悲しむだろう...。
でも...もう無理。
美的センスが合わない世界で、ブサイクな人たちにいい寄られるぐらいなら、嫌われても元の世界に戻りたい。静かに暮らしたい。それに...パパやママに会いたい!
私はこれから待っているであろう困難と期待を胸に、ビルの屋上に向かい、その足でビルの非常階段から黒い溝に向かって飛びおりた。
麻璃奈は地球での生を、自らの手で終わらせた瞬間であった...。
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