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番外編3トリプルデートの後のガールズトーク
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メイ「フィルさん、尾行大丈夫かな」
サラ「あの人気配消すの上手いし、強いわよ」
マリ「口も達者だしね」
メイ「ふふ、それジャクリーン奥様みたいな言い方。…元気にされてるかな、大旦那様も」
サラ「元気の無いお2人が想像出来ないわ」
マリ「確かに。それはそれとしてさ、サラとマイクって距離近くなかった?」
サラ「は?!」
メイ「あ、思った!何かあったでしょ!」
サラ「ちょっと変な奴らに絡まれて…助けてもらっただけよ」
メ、マ「「サラが?!」」
メイ「助けられちゃったんだ」
サラ「そうよ。悪い?2人いたのよ。1人を押さえ付けてからもう1人に蹴りを入れようとしたら、マイクがもう1人の方を締めてくれていたの」
マリ「それは…助けられたとは言わないんじゃ?」
サラ「厳密にはね。で、そいつらの反応とか捨てゼリフとかが可笑しくて笑っちゃって、話してたら格闘技の系統が似ていて盛り上がったのよ」
メイ「捨てゼリフ?『覚えてろよ!』とか?」
サラ「ふふ。それを言わなかったのが可笑しかったの。私たち私服警官と間違われたのよ」
マリ「強過ぎて?」
メイ「マイクも強いんだ」
サラ「そうね。指導というか訓練は受けてるわね。そういうところにいたんだし。私もマイクも」
メイ「でもそれだけぇ?友達プラスな感じがあったけど?」
サラ「そ、それは…マイクが初デートだとか…その…私がいいとか…言うから…」
メ、マ「「キャー!それよ、それ!他には?!」」
サラ「他には…特に?でも歩くペースとか合ってたし、2人とも背が高いから相合い傘も楽だったし…それで帰りも一緒でいいかな、って思ったのよ」
メ、マ「「ふぅ~ん」」
サラ「それだけなの!メイとマリだっていい感じだったでしょ!どうだったのよ!」
メイ「え~?フィルさんはいつもあんな調子でしょ?話し上手だし女慣れしてるし。合わせてただけよ」
マリ「ん~、やっぱり気張っちゃうじゃない?フレッドが相手だと。『どうしても構えちゃうなら歌ったりその辺の看板読み上げたりしてるといいよ』って。無心に近くなるんだって。だからずっと歌いながら歩いてたの。フレッドも一緒に歌ってくれたし」
メイ「あら、かわいい」
サラ「なるほどね。精神統一にも良さそうね」
マリ「ねえねえ、これって合ってる?メリーさんにもらった髪飾りと色が同じ、って思って買ったんだけど」
メイ「イヤリング?着けてみてよ」
サラ「ん~、ハーフアップじゃなくて髪を全部まとめて、髪飾りをちょっと下の方に着けた方がいいかも」
メイ「ああ、そうね。今のだと一直線に並んでるもんね。……ああ!いい!大人~って感じする!」
サラ「うん、うん。マリはうなじ出すと色気スゴいね。秘密兵器にしといた方がいい。だから髪は下ろして、むしろもっと髪飾りを高く着けてみたら?」
メイ「それは言える。マリのうなじは無防備に出していいもんじゃないわね。首が白いし細いし、そこに綺麗な赤毛の後れ毛とか…ダメよ!凶器だわ!」
マリ「き、凶器?!誰を倒すの?!」
メ、サ「「狙った男」」
キャーキャーと可愛らしくも姦しい3人組のおしゃべりは夕食の時間まで続きました。
サラ「あの人気配消すの上手いし、強いわよ」
マリ「口も達者だしね」
メイ「ふふ、それジャクリーン奥様みたいな言い方。…元気にされてるかな、大旦那様も」
サラ「元気の無いお2人が想像出来ないわ」
マリ「確かに。それはそれとしてさ、サラとマイクって距離近くなかった?」
サラ「は?!」
メイ「あ、思った!何かあったでしょ!」
サラ「ちょっと変な奴らに絡まれて…助けてもらっただけよ」
メ、マ「「サラが?!」」
メイ「助けられちゃったんだ」
サラ「そうよ。悪い?2人いたのよ。1人を押さえ付けてからもう1人に蹴りを入れようとしたら、マイクがもう1人の方を締めてくれていたの」
マリ「それは…助けられたとは言わないんじゃ?」
サラ「厳密にはね。で、そいつらの反応とか捨てゼリフとかが可笑しくて笑っちゃって、話してたら格闘技の系統が似ていて盛り上がったのよ」
メイ「捨てゼリフ?『覚えてろよ!』とか?」
サラ「ふふ。それを言わなかったのが可笑しかったの。私たち私服警官と間違われたのよ」
マリ「強過ぎて?」
メイ「マイクも強いんだ」
サラ「そうね。指導というか訓練は受けてるわね。そういうところにいたんだし。私もマイクも」
メイ「でもそれだけぇ?友達プラスな感じがあったけど?」
サラ「そ、それは…マイクが初デートだとか…その…私がいいとか…言うから…」
メ、マ「「キャー!それよ、それ!他には?!」」
サラ「他には…特に?でも歩くペースとか合ってたし、2人とも背が高いから相合い傘も楽だったし…それで帰りも一緒でいいかな、って思ったのよ」
メ、マ「「ふぅ~ん」」
サラ「それだけなの!メイとマリだっていい感じだったでしょ!どうだったのよ!」
メイ「え~?フィルさんはいつもあんな調子でしょ?話し上手だし女慣れしてるし。合わせてただけよ」
マリ「ん~、やっぱり気張っちゃうじゃない?フレッドが相手だと。『どうしても構えちゃうなら歌ったりその辺の看板読み上げたりしてるといいよ』って。無心に近くなるんだって。だからずっと歌いながら歩いてたの。フレッドも一緒に歌ってくれたし」
メイ「あら、かわいい」
サラ「なるほどね。精神統一にも良さそうね」
マリ「ねえねえ、これって合ってる?メリーさんにもらった髪飾りと色が同じ、って思って買ったんだけど」
メイ「イヤリング?着けてみてよ」
サラ「ん~、ハーフアップじゃなくて髪を全部まとめて、髪飾りをちょっと下の方に着けた方がいいかも」
メイ「ああ、そうね。今のだと一直線に並んでるもんね。……ああ!いい!大人~って感じする!」
サラ「うん、うん。マリはうなじ出すと色気スゴいね。秘密兵器にしといた方がいい。だから髪は下ろして、むしろもっと髪飾りを高く着けてみたら?」
メイ「それは言える。マリのうなじは無防備に出していいもんじゃないわね。首が白いし細いし、そこに綺麗な赤毛の後れ毛とか…ダメよ!凶器だわ!」
マリ「き、凶器?!誰を倒すの?!」
メ、サ「「狙った男」」
キャーキャーと可愛らしくも姦しい3人組のおしゃべりは夕食の時間まで続きました。
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