38 / 41
学院生活────
第35話 授業1
しおりを挟むいよいよ今日から、ちゃんとした授業が始まる。私はベッドから起き上がると用意をしてクラスに向かった。
教室の扉を開けると、1番にルイチェが声を掛けてきてくれた。
「おはよー!」
「おはよー!ルイチェ」
「そういえば、チェリーは専攻どこにするか決めたの??」
「専攻って…?」
何のことだろう。そんな制度がこの学校にあるなんて知らなかったな
「えーっとね…」
とルイチェが専攻について詳しく伝授し始めてくれた…
まず、この世界での時間は、1週間が6日。1ヶ月が5週間。1年が12ヶ月、つまりは1年間360日。1週間の曜日の数え方は地球と似ていて、月、火、水、木、金、土と言う。日曜日がないってだけで曜日は意外と覚えやすそうだった。学校では祝日が無くしっかりと在学中は学ばせる方針らしい。本当は土曜日が祝日扱いになっているそうだけど…。
学校での生活は朝8時から80分のコマに分かれていて1時間目は学問、2時間目は体術、3時間目は魔法となっている。お昼の時間は12時から1時までで、食堂でご飯を食べる時間はこの時間中しか食べられないそうだ。1時からは4時の間は午後の授業になる。そして、その活動の事を専攻というらしい。
専攻の分野は、体術、術式、武術(色んな武器の稽古がある)、経済、動物学(モンスターなども調べる)、自然学、料理術、話術、魔法、冒険術、芸術、地学、歴史、建築術、演劇、美容術など様々な分野がある。
因みに、午前中の三科目の授業は必要最低限の基本の学問として学ばせている。
「専攻色々あるんだね…どれ選ぶか迷うな…どうしよう」
「うーん。そうだねー。私は料理屋さん開くのが夢だから経済と料理術の2つをとろうかなって思ってるよー」
「ルイチェは料理人が夢なんだ!ちゃんと将来の事考えてて、凄いなぁ…」
私が一声褒めると、ルイチェは「えへへ」と顔を赤らめて頭を手で可愛く押さえた。
「でも、最初のうちはどの授業をとるのか、見学してから決められるらしいから、そこで興味があったのがアレばそれを取るのもいいかもねっ!」
「そうだね」
確かに…ルイチェの言う通りだ。
個人的には動物学と冒険術が興味あるんだけどね。私この体に転生してきてから旅に出る事しか考えてなかったから、全然何になりたいとか考えていなかったな。
あ…そういえば変態天使が神の使い手を集めろとか言っていた気がするけど…何すればいいんだ。7人のうちの1人は見つけたけど他の6人が何処にいて何をしているか全く手がかり無しな状況で…何をしろと…
考えて混んでいると、もう鈴木先生が教室の中に入ってきていた。
「よーし、はじめるぞー。号令かけろー」
「起立!きおつけ!礼っ!」
ルイチェがハキハキと号令を掛けた
「おはようございます」
「着席!」
鈴木先生は教卓に手を置いた。
「よーし。今日から本格的な授業が始まる。気を抜かないようにな。じゃあ朝のホームルームは終わりだー。先生くるまで待っとけ」
それだけ言うと鈴木先生は教室を出ていってしまった。
暫くすると、また教室の扉が開いた。そこから出てきたのは眼鏡を掛けた小さめの身長の可愛らしい女の先生が入ってきた。
「えっと…学問の担当をするミララだよっー!これからよろしくねー!」
こうゆう明るい系の人が学問の先生か…怖そうな人じゃなくて良かったー
「さて、学問っていう授業は何をするか!と言いますとね…多少の地学、歴史、経済、自然学、人族以外の言語をカジっと学ぶよー!おーけー?」
全然カジっとじゃないよね。うん。
これを1年間で習得させようとする学校が凄く怖くなってきたよ
「まぁあそんなに、みんな怖がらないでー!本当にカジっとだから、ねっ?地学と歴史を1ヶ月間でパラーっとやって、経済の基礎を1ヶ月間、自然学を1ヶ月、夏休み・冬休みとかの休みを入れた4ヶ月、その他で5ヶ月で言語を頑張るよーっ!!えいえいおっー!」
やっぱり、カジっとじゃななそうだ。
こんなんで大丈夫かな…色んなイベントも多いって聞いたけど。
「さぁあ!やるよー!では!さっそく…地学と歴史から…」
ミララ先生は生徒一人一人に凄く分厚い教科書を配ると地学と歴史について語りはじめた。
まずは、この世界に色んな種族が生まれた事。その種族がどこら辺にいたのかについて…
世界は地球と同じように丸くなっていて、人族の領地からみて、北に(つまりは地球とかいでいう北極)ドワーフ族、獣族。南に龍神族。西にエルフ族、精霊族。東に魔人族、妖怪族。
そして、その種族の特徴を
人族は知能に優れていたが、他の族に比べて戦闘能力は劣っていた。色んな族があるが1番人口が多い。
ドワーフ族は身長は小さいが怪力をもつ。
獣族はその身に獣の特徴。耳や尻尾を持ち、爪や臼歯を自在に出したりしまう事ができる。その身体能力はとても高い。
龍神族は人と龍。二つの姿をもつ。変身する際に膨大な体力の消耗をする。龍の時は国一つ滅ぼしてしまう絶大な力を持つが人の体の時は人族と同じ特性をもつが、繁殖力は劣る。
エルフ族は精霊族と仲がよく、魔法を使うことに特化した種族。耳が長い。
精霊族、エルフ族と仲がいい。昔は姿形を保っていたけれど今は魔力が強くないと見れない存在となってしまった。
魔人族、モンスターを生み出す魔王もそのうちの一人。魔法を使うことに特化している。
妖怪族。未だに解明されていない種族。領地争いなどに興味がなく色んな種族に手を貸したり不思議な行動をしていた。
授業はここまでで、次からは戦争の歴史について教えてくれるらしい…
ミララ先生は
「はいっ!じゃあ、これで、授業をおわるねー!またっねー!」
というと、ダッシュで教室を出てってしまった
0
あなたにおすすめの小説
おっさん武闘家、幼女の教え子達と十年後に再会、実はそれぞれ炎・氷・雷の精霊の王女だった彼女達に言い寄られつつ世界を救い英雄になってしまう
お餅ミトコンドリア
ファンタジー
パーチ、三十五歳。五歳の時から三十年間修行してきた武闘家。
だが、全くの無名。
彼は、とある村で武闘家の道場を経営しており、〝拳を使った戦い方〟を弟子たちに教えている。
若い時には「冒険者になって、有名になるんだ!」などと大きな夢を持っていたものだが、自分の道場に来る若者たちが全員〝天才〟で、自分との才能の差を感じて、もう諦めてしまった。
弟子たちとの、のんびりとした穏やかな日々。
独身の彼は、そんな彼ら彼女らのことを〝家族〟のように感じており、「こんな毎日も悪くない」と思っていた。
が、ある日。
「お久しぶりです、師匠!」
絶世の美少女が家を訪れた。
彼女は、十年前に、他の二人の幼い少女と一緒に山の中で獣(とパーチは思い込んでいるが、実はモンスター)に襲われていたところをパーチが助けて、その場で数時間ほど稽古をつけて、自分たちだけで戦える力をつけさせた、という女の子だった。
「私は今、アイスブラット王国の〝守護精霊〟をやっていまして」
精霊を自称する彼女は、「ちょ、ちょっと待ってくれ」と混乱するパーチに構わず、ニッコリ笑いながら畳み掛ける。
「そこで師匠には、私たちと一緒に〝魔王〟を倒して欲しいんです!」
これは、〝弟子たちがあっと言う間に強くなるのは、師匠である自分の特殊な力ゆえ〟であることに気付かず、〝実は最強の実力を持っている〟ことにも全く気付いていない男が、〝実は精霊だった美少女たち〟と再会し、言い寄られ、弟子たちに愛され、弟子以外の者たちからも尊敬され、世界を救って英雄になってしまう物語。
(※第18回ファンタジー小説大賞に参加しています。
もし宜しければ【お気に入り登録】で応援して頂けましたら嬉しいです!
何卒宜しくお願いいたします!)
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
神様、ちょっとチートがすぎませんか?
ななくさ ゆう
ファンタジー
【大きすぎるチートは呪いと紙一重だよっ!】
未熟な神さまの手違いで『常人の“200倍”』の力と魔力を持って産まれてしまった少年パド。
本当は『常人の“2倍”』くらいの力と魔力をもらって転生したはずなのにっ!!
おかげで、産まれたその日に家を壊しかけるわ、謎の『闇』が襲いかかってくるわ、教会に命を狙われるわ、王女様に勇者候補としてスカウトされるわ、もう大変!!
僕は『家族と楽しく平和に暮らせる普通の幸せ』を望んだだけなのに、どうしてこうなるの!?
◇◆◇◆◇◆◇◆◇
――前世で大人になれなかった少年は、新たな世界で幸せを求める。
しかし、『幸せになりたい』という夢をかなえるの難しさを、彼はまだ知らない。
自分自身の幸せを追い求める少年は、やがて世界に幸せをもたらす『勇者』となる――
◇◆◇◆◇◆◇◆◇
本文中&表紙のイラストはへるにゃー様よりご提供戴いたものです(掲載許可済)。
へるにゃー様のHP:http://syakewokuwaeta.bake-neko.net/
---------------
※カクヨムとなろうにも投稿しています
ボクが追放されたら飢餓に陥るけど良いですか?
音爽(ネソウ)
ファンタジー
美味しい果実より食えない石ころが欲しいなんて、人間て変わってますね。
役に立たないから出ていけ?
わかりました、緑の加護はゴッソリ持っていきます!
さようなら!
5月4日、ファンタジー1位!HOTランキング1位獲得!!ありがとうございました!
高校生の俺、異世界転移していきなり追放されるが、じつは最強魔法使い。可愛い看板娘がいる宿屋に拾われたのでもう戻りません
下昴しん
ファンタジー
高校生のタクトは部活帰りに突然異世界へ転移してしまう。
横柄な態度の王から、魔法使いはいらんわ、城から出ていけと言われ、いきなり無職になったタクト。
偶然会った宿屋の店長トロに仕事をもらい、看板娘のマロンと一緒に宿と食堂を手伝うことに。
すると突然、客の兵士が暴れだし宿はメチャクチャになる。
兵士に殴り飛ばされるトロとマロン。
この世界の魔法は、生活で利用する程度の威力しかなく、とても弱い。
しかし──タクトの魔法は人並み外れて、無法者も脳筋男もひれ伏すほど強かった。
俺が死んでから始まる物語
石のやっさん
ファンタジー
パーティでお荷物扱いされていたポーター(荷物運び)のセレスは、とうとう勇者でありパーティーリーダーのリヒトにクビを宣告されてしまう。幼馴染も恋人も全部リヒトの物で、居場所がどこにもないことは自分でも解っていた。
だが、それでもセレスはパーティに残りたかったので土下座までしてリヒトに情けなくもしがみついた。
余りにしつこいセレスに頭に来たリヒトはつい剣の柄でセレスを殴った…そして、セレスは亡くなった。
そこからこの話は始まる。
セレスには誰にも言った事が無い『秘密』があり、その秘密のせいで、死ぬことは怖く無かった…死から始まるファンタジー此処に開幕
異世界ビルメン~清掃スキルで召喚された俺、役立たずと蔑まれ投獄されたが、実は光の女神の使徒でした~
松永 恭
ファンタジー
三十三歳のビルメン、白石恭真(しらいし きょうま)。
異世界に召喚されたが、与えられたスキルは「清掃」。
「役立たず」と蔑まれ、牢獄に放り込まれる。
だがモップひと振りで汚れも瘴気も消す“浄化スキル”は規格外。
牢獄を光で満たした結果、強制釈放されることに。
やがて彼は知らされる。
その力は偶然ではなく、光の女神に選ばれし“使徒”の証だと――。
金髪エルフやクセ者たちと繰り広げる、
戦闘より掃除が多い異世界ライフ。
──これは、汚れと戦いながら世界を救う、
笑えて、ときにシリアスなおじさん清掃員の奮闘記である。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる