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初めての土下座。
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昨晩と質量が変わらなかった朝ごはん。オジサマの娘であるリリーさんが、その半分近くをペロリと平らげるという出来事に、大食い女王かと目をまん丸にして驚いた。
オジサマとおばさまはお店に行っていて、今この家には私と娘さんの二人だけだ。
「お姉様、お茶は如何ですか?」
「あ、有難う御座います」
コトリと置かれたティーカップ。中にはやや赤に染まった液体が注がれていた。一口飲むと、薔薇の香りが鼻を抜けてゆく。
「あ、コレおいし」
「お姉様のお口に合って嬉しいですわ。運良く安く手に入りましたから、お土産にと思って買ってきましたの」
「へぇ……」
こんなにも美味しいお茶が安いのなら、買い置きして毎日のティータイムに飲みたい。
「お幾らなんですか?」
私からの問い掛けに、リリーさんは人差し指を顎に付けて視線を虚空へ泳がす。その仕草がまたお嬢様っぽい。
「えぇっと。確か、四千ドロップですわ」
「よっ! えふっ、うぇふっ!」
「だ、大丈夫ですか? お姉様」
思いもよらぬ金額に、二口目のお茶が妙な所になだれ込んだ。よ、四千?! 何グラム入ってその価格かは知らないが、一ヶ月の食事以上だと!? 一杯幾らになるんだ……
「ず、随分とお高いですのね」
「そうですか? 貴族御用達の茶葉にしては安いですわ。寄宿舎のお茶会ではもっと良いお茶が出されますし」
貴族御用達の茶葉よりも高いだと!? そんなの飲む奴ぁ、一体どんな生活送ってんだ!?
「へ、へぇそうなんだ。寄宿舎ってリリーさんが通っている学校のですよね? その学校に貴族の方は多いんですか?」
「ええ、それなりに居ますわ。私も一応貴族ですし」
へ……? い、今なんと?
「き、貴族?!」
「はい。私はミドルネーム持ちでしてよお姉様。本名は、リリーカ=リブラ=ユーリウスと申しますの」
み、ミドルネーム?!
「リリーカは名、ユーリウスは姓。そして、リブラは第七位である事を表しておりますわ」
り、リブラ?! 第七位!?
「って事は……」
「ええ、ウィリデ王国十二階位の一員の娘ですわ」
しれっと答えたリリーカさんの言葉にズガガンッ。と雷が落ちた様な衝撃を受ける。な、なんですとぉっ?!
驚きの表情のままで立ち上がり、ソファに座るリリーカさんと向き合う。そして、ピョンと飛び上がってそのまま土下座のポーズを敢行する。床に打ち付けた膝がズキズキと痛むがそれどころではない。
「お、お姉様?!」
「こここの度はっ、リブラ様に大変失礼な態度を取ってしまい、大変失礼致しましたっ! どどどうか平にご容赦下さいませっ!」
娘とはいえ、貴族の中の貴族である十二階位の人に友達感覚で接してしまったのだ。無礼である事には違いなく、中世時代に相当するこの世界でどんな扱いを受けるのか分からない。時代劇でも無礼者にはバッサリが慣例だ。
「……お顔をあげて下さいませお姉様。第七位と言っても、公の場での身分に過ぎません。お父様もお母様も元々冒険者でしたから、身分の違いなど気にする方ではありませんわ。そして、私もです」
床に座り、震える私の手を優しく包み込むリリーカさん。ゆっくりと顔を上げるとそこには、向日葵の様な笑顔で温かく優しく見つめていた。
その後、リリーカさんによって私の土下座は解除されたが、どうにも意識をしてしまい、緊張で身体が強張る。
さっきの事はさほど気にしていない様子のリリーカさんは、淹れ直した紅茶を一口含み手に持ったソーサーにカップを置いてテーブルに置く。貴族令嬢だと知った途端、何気なく見ていた彼女の一挙一動が華麗に見えるから不思議だ。
「お姉様はこれからどうなさいますの?」
「え。は、はい。アパートに戻ろうと思っています」
やや上擦った緊張した声に、リリーカさんは『普通に接してくれて結構ですわよ』とクスリと笑う。
「確か、空き巣の被害に遭ったのでしたわね」
「は、はい」
そのまま出てきてしまったが為に、部屋は散らかりっぱなし。このまま放置する訳にもいかないからいずれは戻らなくてはならない。
「私もご一緒して宜しいですか?」
「え?」
一瞬、何を言っているのか理解が遅れた。
「お姉様のお部屋を見させて頂きたいのです」
「いいいや、散らかってますからっ」
「でしたら、お手伝い致しますわ」
「そそそそんなっ、貴族の御令嬢さまにそんな事をさせる訳にはっ!」
「まだ特別扱いするのですね」
私の部屋は見ましたのに。と頬をぷっと膨らますリリーカさんの顔は、年相応で愛くるしい表情だった。
「そうは言っても、築ン十年のボロアパートですよ?」
「アラ、趣のあるお家ではありませんか」
「月千五百ドロップの部屋ですし」
「お姉様ならそれを感じさせない様な素敵なお部屋にしていそうですわ」
「え、いやまあ。そうだけど……」
リリーカさんの言う通り、安くて良さげな小物を市場で見つけてはインテリアとして置いてあるので、少なくとも月千五百の部屋には見えないだろう。
「それはとても素敵ですわ。参考にしたいので、是非ともお見せ頂けると嬉しいですわ」
祈る様に掌を組み、向日葵の様な笑顔を輝かせる。その輝きに抗う事など出来なかった。
「分かりました。では、一緒に行きましょう」
「はい。有難う御座いますお姉様」
ふっ。ちょろいな、私。でもまあ正直な所、一人では不安だったから有難い。
暑さが徐々に去りゆき、過ごし易くなってきた街には、矢鱈と人の往来が増えていた。いや、増えまくったという表現が正しいだろう。
朝市以外の時間ではスルスルと通り抜けられる露店通りも、多くの人で溢れて通り抜けるのにも一苦労。そんな中を、美少女二人が歩いているのだ。これが目立たない筈がない。
通りを横切るだけで二組にもナンパされた。それを華麗に断ったのはリリーカさんなのだから驚き。貴族のお嬢様ってもっとこう、世間知らずで好奇心旺盛。厄介事に首を突っ込みたがる習性を持っているものだと思っていたのだが、これは認識を改めなければいけないな。
「今日は特に人が多いですね」
「ええ、もうすぐお祭りがありますから」
「お祭り……?」
「はい。長月の終わり頃から大月の初めまでの十五日間程のお祭りで、豊穣祭と呼ばれていますわ」
今年は四年に一度の十二階位の会合が同時に行われるという事で、他国から国賓を招くだけでなく、周囲の町や村からその顔を見にやって来るのが予想されているのだという。リリーカさんもその晩餐に出席する為に、学業をお休みして来ているのだそうだ。
「へぇ……それは随分賑やかになりそう。それにしても、お祭りか……」
「何か思い入れでも?」
「ん。いえ、お祭りとなると賑やかで活気が出るのは、何処でも同じだなぁと思いまして」
元の世界でも、イベント事ともなれば街や人が活気付く。それはここでも同じなんだと思うと感慨深いものがある。卸したばかりの浴衣を着て、パパとママに手を引かれてお祭りに行った幼い頃の記憶が蘇る。
「そういえば、お姉様は他の街のご出身だとか。どの様な街でしたの?」
リリーカさんが目を輝かせる。妙な所に興味があるな。
「多分、言っても信じて貰えないと思いますよ」
コンクリートで出来たビル群、夜闇を打ち消すネオンの明かり、溢れる車や人。狭い土地に一千万もの人が住んでいるとはとても信じられないだろう。
「構いません。世の中、信じられない様な出来事で溢れている。とお父様やお母様から聞き及んでいます。名の知れた冒険者となる為に、少しでも他の街の事を知りたいのです」
「オジサマ達って高名な冒険者だったんですか?」
「はい。隣街に在るアルギオの塔。その二十階層の番人を多くの仲間と共に屠った事、押し寄せる魔物の群れから町を救った事など。英雄に祭り上げられた。などど困った顔でお話して下さいました」
へぇ、オジサマって有名人なんだなぁ。
「私が生まれて現役を退いたそうですが、その際に当時国王であらせられたフェリス陛下より、第七位の位を賜ったというお話しですわ」
なる程。客入りが悪くても家を持てる訳だ。国が後ろ盾になってたのね。
そんな話をしていうちに、目的地である私が借りているアパートに着き、元の世界の話をしなくて済んだ事にホッとした。
オジサマとおばさまはお店に行っていて、今この家には私と娘さんの二人だけだ。
「お姉様、お茶は如何ですか?」
「あ、有難う御座います」
コトリと置かれたティーカップ。中にはやや赤に染まった液体が注がれていた。一口飲むと、薔薇の香りが鼻を抜けてゆく。
「あ、コレおいし」
「お姉様のお口に合って嬉しいですわ。運良く安く手に入りましたから、お土産にと思って買ってきましたの」
「へぇ……」
こんなにも美味しいお茶が安いのなら、買い置きして毎日のティータイムに飲みたい。
「お幾らなんですか?」
私からの問い掛けに、リリーさんは人差し指を顎に付けて視線を虚空へ泳がす。その仕草がまたお嬢様っぽい。
「えぇっと。確か、四千ドロップですわ」
「よっ! えふっ、うぇふっ!」
「だ、大丈夫ですか? お姉様」
思いもよらぬ金額に、二口目のお茶が妙な所になだれ込んだ。よ、四千?! 何グラム入ってその価格かは知らないが、一ヶ月の食事以上だと!? 一杯幾らになるんだ……
「ず、随分とお高いですのね」
「そうですか? 貴族御用達の茶葉にしては安いですわ。寄宿舎のお茶会ではもっと良いお茶が出されますし」
貴族御用達の茶葉よりも高いだと!? そんなの飲む奴ぁ、一体どんな生活送ってんだ!?
「へ、へぇそうなんだ。寄宿舎ってリリーさんが通っている学校のですよね? その学校に貴族の方は多いんですか?」
「ええ、それなりに居ますわ。私も一応貴族ですし」
へ……? い、今なんと?
「き、貴族?!」
「はい。私はミドルネーム持ちでしてよお姉様。本名は、リリーカ=リブラ=ユーリウスと申しますの」
み、ミドルネーム?!
「リリーカは名、ユーリウスは姓。そして、リブラは第七位である事を表しておりますわ」
り、リブラ?! 第七位!?
「って事は……」
「ええ、ウィリデ王国十二階位の一員の娘ですわ」
しれっと答えたリリーカさんの言葉にズガガンッ。と雷が落ちた様な衝撃を受ける。な、なんですとぉっ?!
驚きの表情のままで立ち上がり、ソファに座るリリーカさんと向き合う。そして、ピョンと飛び上がってそのまま土下座のポーズを敢行する。床に打ち付けた膝がズキズキと痛むがそれどころではない。
「お、お姉様?!」
「こここの度はっ、リブラ様に大変失礼な態度を取ってしまい、大変失礼致しましたっ! どどどうか平にご容赦下さいませっ!」
娘とはいえ、貴族の中の貴族である十二階位の人に友達感覚で接してしまったのだ。無礼である事には違いなく、中世時代に相当するこの世界でどんな扱いを受けるのか分からない。時代劇でも無礼者にはバッサリが慣例だ。
「……お顔をあげて下さいませお姉様。第七位と言っても、公の場での身分に過ぎません。お父様もお母様も元々冒険者でしたから、身分の違いなど気にする方ではありませんわ。そして、私もです」
床に座り、震える私の手を優しく包み込むリリーカさん。ゆっくりと顔を上げるとそこには、向日葵の様な笑顔で温かく優しく見つめていた。
その後、リリーカさんによって私の土下座は解除されたが、どうにも意識をしてしまい、緊張で身体が強張る。
さっきの事はさほど気にしていない様子のリリーカさんは、淹れ直した紅茶を一口含み手に持ったソーサーにカップを置いてテーブルに置く。貴族令嬢だと知った途端、何気なく見ていた彼女の一挙一動が華麗に見えるから不思議だ。
「お姉様はこれからどうなさいますの?」
「え。は、はい。アパートに戻ろうと思っています」
やや上擦った緊張した声に、リリーカさんは『普通に接してくれて結構ですわよ』とクスリと笑う。
「確か、空き巣の被害に遭ったのでしたわね」
「は、はい」
そのまま出てきてしまったが為に、部屋は散らかりっぱなし。このまま放置する訳にもいかないからいずれは戻らなくてはならない。
「私もご一緒して宜しいですか?」
「え?」
一瞬、何を言っているのか理解が遅れた。
「お姉様のお部屋を見させて頂きたいのです」
「いいいや、散らかってますからっ」
「でしたら、お手伝い致しますわ」
「そそそそんなっ、貴族の御令嬢さまにそんな事をさせる訳にはっ!」
「まだ特別扱いするのですね」
私の部屋は見ましたのに。と頬をぷっと膨らますリリーカさんの顔は、年相応で愛くるしい表情だった。
「そうは言っても、築ン十年のボロアパートですよ?」
「アラ、趣のあるお家ではありませんか」
「月千五百ドロップの部屋ですし」
「お姉様ならそれを感じさせない様な素敵なお部屋にしていそうですわ」
「え、いやまあ。そうだけど……」
リリーカさんの言う通り、安くて良さげな小物を市場で見つけてはインテリアとして置いてあるので、少なくとも月千五百の部屋には見えないだろう。
「それはとても素敵ですわ。参考にしたいので、是非ともお見せ頂けると嬉しいですわ」
祈る様に掌を組み、向日葵の様な笑顔を輝かせる。その輝きに抗う事など出来なかった。
「分かりました。では、一緒に行きましょう」
「はい。有難う御座いますお姉様」
ふっ。ちょろいな、私。でもまあ正直な所、一人では不安だったから有難い。
暑さが徐々に去りゆき、過ごし易くなってきた街には、矢鱈と人の往来が増えていた。いや、増えまくったという表現が正しいだろう。
朝市以外の時間ではスルスルと通り抜けられる露店通りも、多くの人で溢れて通り抜けるのにも一苦労。そんな中を、美少女二人が歩いているのだ。これが目立たない筈がない。
通りを横切るだけで二組にもナンパされた。それを華麗に断ったのはリリーカさんなのだから驚き。貴族のお嬢様ってもっとこう、世間知らずで好奇心旺盛。厄介事に首を突っ込みたがる習性を持っているものだと思っていたのだが、これは認識を改めなければいけないな。
「今日は特に人が多いですね」
「ええ、もうすぐお祭りがありますから」
「お祭り……?」
「はい。長月の終わり頃から大月の初めまでの十五日間程のお祭りで、豊穣祭と呼ばれていますわ」
今年は四年に一度の十二階位の会合が同時に行われるという事で、他国から国賓を招くだけでなく、周囲の町や村からその顔を見にやって来るのが予想されているのだという。リリーカさんもその晩餐に出席する為に、学業をお休みして来ているのだそうだ。
「へぇ……それは随分賑やかになりそう。それにしても、お祭りか……」
「何か思い入れでも?」
「ん。いえ、お祭りとなると賑やかで活気が出るのは、何処でも同じだなぁと思いまして」
元の世界でも、イベント事ともなれば街や人が活気付く。それはここでも同じなんだと思うと感慨深いものがある。卸したばかりの浴衣を着て、パパとママに手を引かれてお祭りに行った幼い頃の記憶が蘇る。
「そういえば、お姉様は他の街のご出身だとか。どの様な街でしたの?」
リリーカさんが目を輝かせる。妙な所に興味があるな。
「多分、言っても信じて貰えないと思いますよ」
コンクリートで出来たビル群、夜闇を打ち消すネオンの明かり、溢れる車や人。狭い土地に一千万もの人が住んでいるとはとても信じられないだろう。
「構いません。世の中、信じられない様な出来事で溢れている。とお父様やお母様から聞き及んでいます。名の知れた冒険者となる為に、少しでも他の街の事を知りたいのです」
「オジサマ達って高名な冒険者だったんですか?」
「はい。隣街に在るアルギオの塔。その二十階層の番人を多くの仲間と共に屠った事、押し寄せる魔物の群れから町を救った事など。英雄に祭り上げられた。などど困った顔でお話して下さいました」
へぇ、オジサマって有名人なんだなぁ。
「私が生まれて現役を退いたそうですが、その際に当時国王であらせられたフェリス陛下より、第七位の位を賜ったというお話しですわ」
なる程。客入りが悪くても家を持てる訳だ。国が後ろ盾になってたのね。
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