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お披露目③
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色々調べ周り、最後にベッドに辿り着いた女執事がベッドの下を覗き込む。そして動きを止める。何かあったからではない。何もなかったからだ。そう"ある筈のもの"が見つからず、彼女は動きを止めたのだ。
「暗くて見え辛いでしょうから、魔法の光を使いますか?」
「……お願いします……」
よく見える様、魔法で光源を生み出してベッドの下を照らし出す。これで隅々まで見渡せるはずだ。さあ、じっくり見ると良いわ。
「レンジン?どうしたの?」
動こうとしない女執事に痺れを切らしてか、ラーラが寄ってきて声をかける。いつまでも勿体付けていないで、さっさと腕輪を取り出せと思っているのだろう。そこにそんな物が無いとは露知らずに。
「申し訳ありません。見つかりませんでした」
女執事――レンジン――は体を起こし、頭を下げる。謝罪の先は私ではなく、王子かラーラ。もしくは2人に対しての物だろう。角度的にはギリギリ私も入ってはいるが、まあそれはきっとオマケみたいな物だ。
「そんな筈ありませんわ!絶対此処にある筈です!!」
レンジンの言葉を聞いて、その言葉の意味が理解出来ずにポカンとしていたラーラだったが。状況をやっと理解したのか、顔を真っ赤にして怒鳴り出す。パニくる気持ちは分からなくも無いが、絶対此処にある発言は頂けない。疑っているのがバレバレだったとはいえ、それだと念の為調べさせて貰っているとう体裁が根本から崩れてしまう。
「絶対にここにある……か。それは聞き捨てならないセリフだね」
それまで黙って静観していた王子がソファから立ち上がる。表情は真剣そのものだが、体温は赤丸急上昇だ。きっと心の中では、華麗にステップを刻んでいる事だろう。
「だって!ここにある筈なんだもの!無いなんておかしいわ!ちゃんとここ――」
「お嬢様!」
女執事がラーラの言葉を大声で遮る。あと一歩で自爆するところだったのだが、優秀な執事さんを持っていて羨ましい限りだ。家の執事なんか、客が訪ねて来た時だけ雇うバイトだったから酷いのなんのって……まあそんな事はどうでもいい。兎に角、彼女は執事のお陰で九死に一生を得る。
流石に仕込んでいたのがばれたら、侯爵令嬢でも普通に首が飛びかねない。今の私への攻撃は、婚約者でもある 王族への攻撃でもあるのだから。まあ王子はボヘミアン侯爵家を利用する気満々だろうから、そこまで大事にする事はないだろうけど。
「……」
ラーラが悔しそうに私を睨みつける。どうやら彼女、まだ状況を甘く見ている様だ。相当親元で甘やかされてきたのだろう。私を睨んでいる場合じゃない筈なのだが。
今すべき事が平身低頭の謝罪だという事ぐらい、男爵令嬢の私にすら分かるというのに……残念なお頭のお嬢様だ。
「ラーラ。腕輪が家宝だというから、君の気持ちを慮り黙って見ていたが。流石にこれ以上は黙っていられないな」
「王子違うんです!これは!」
「違う?何が違うと言うんだい?王子である僕の婚約者を愚弄し、家探しまでしておいて?」
王子にそう言われて、ラーラは涙目で黙って俯く。見つからなければこうなる事は目に見えていた。だが絶対に見つかる事前提の行動であったため、そこにラーラは思い至れなかったのだろう。
彼女の様子から、セカンドプランは無さそうだと判断する。正直、これ以上相手をするのは面倒臭いので助かる。
「王子、どうかお許しください!ラーラ様は家宝をなくしてしまった事で、正常な判断が下せなかったのです。この度の無礼、どうか……どうか何卒!」
レンジンが床に額を擦り付けて、主に変わって王子に謝罪する。当の本人は涙目で俯いているだけだ。こんな我儘娘に仕えなければならないとか、きっと苦労してるんだろなと同情を禁じ得ない。
「正常な判断が下せなかった?だったらそれを諫めるのが、君の役目じゃないのかい?」
「それは……返す言葉もございません」
執事は他の従者とは違う。必要とあれば、主人を諫めるのも彼らの仕事の内だ。とは言え、強い上下関係が存在する以上出来る事は限られている。主側に聞く耳が無ければ成り立たない。だからその事で彼女を責めるのは酷という物だろう。
「兎に角、この事はボヘミアン卿へきちんと抗議させて貰うよ」
「そ、そんな!わ。わたしは只――」
「君はレアに謝ってすらいない。なんなら、不敬罪で訴えてもかまわないんだよ?」
ラーラの不満そうな声を、王子がぴしゃりと遮断する。不敬罪と言われては黙るしかないだろう。そんな物受けたら、確実に家から追い出されて牢獄暮らしだ。それぐらいは彼女にも分かるらしい。まあ直接王子がやり玉に挙げられたわけではないから、不敬罪が通るかは微妙な気もするが。
「寛大なご処置、感謝いたします」
レンジンが主に変わって感謝の言葉を口にする。そのまま立ち上がり、ふてくされるラーラを連れて行く。最後まで謝罪の一つも言わないとか、本当にとんでもない箱入り娘だった。
「王子、助かりました」
「ああ、君を守る為だ。気にしなくていいさ」
実は王子には、事前に部屋を調べておくよう言われていた。私に何か良からぬ事を働く人間がいるかも知れないという事で。お陰で私は事前に仕込まれた翡翠の腕輪を回収する事が出来た。王子のアドバイスが無ければ、危うく盗人扱いにされるところだ。危ない危ない。
「それで?腕輪は何処にやったんだい?」
「勿論返しておきましたよ。彼女の部屋に」
腕輪は超能能力で持ち主を割り出して、速攻彼女の 部屋へと返してある。物凄く分かり易い所に置いていたのだが、あの様子ではどうやら彼女達は自室には戻って居ない様だ。部屋に戻りさえしていれば、いらぬ恥もかかずに済んだろうに。
ざまぁ。
「それはいいな。部屋に戻った時の彼女の顔が見れないのが、本当に残念だ」
王子は楽しそうにくっくっくと笑う。本当に良い性格をしてらっしゃる。
「でも王子?不敬罪なんて通るのですか?」
さっき少し疑問に思った事を聞いて見る。王族の婚約者とはいえ、私はまだ結婚した訳ではない。その私に対する態度程度で、そんな物に問えるのだろうか?
「僕がその場に居なかったら、まず無理だったろうね。でも僕の側で婚約者をあれだけはっきり愚弄したんだ、それは十分僕に対する不敬にあたるよ」
成程、気を付けよう。まあ私が王子に失礼な事をする事は……そう言えば、以前怒りに任せて王子を蹴飛ばした事を思い出す。よくよく考えたら、あれも十分すぎる程不敬罪に当たる案件だ。王子に訴えられなくて良かった。
「心配しなくても、愛する女性を不敬罪で訴える様な真似はしないよ」
私の心を読んだかの様に、王子は優しく微笑んだ。
「さて、邪魔者の居ない部屋に愛する女性と二人っきりな訳だが」
そういうと王子は立ち上がり、私を抱き寄せる。予期せぬ展開に私はパニックに陥ってしまう。普通この流れで、そういう状態になるとは夢にも思わない。
「あ、あの……そういう事はもっとお互いの事を知ってから――」
唇を塞がれ、言葉を途切れさせる。
超能力で吹き飛ばす事も出来たが、体に力が入らない。
良い匂いがして、頭がぼーっとする。
「君みたいな優秀な女性を、ずっと探し求めていた」
王子が私の耳元で囁く。
「逃がさないよ。レア」
顔は笑顔のままだが、その瞳の奥に宿る炎は真剣そのものだ。その瞬間どうやっても逃げられないと私は悟る。
だが嫌じゃない。
どうやら私は。完全に捉えられてしまった様だ。
王子の張った甘い蜘蛛の巣に。
「暗くて見え辛いでしょうから、魔法の光を使いますか?」
「……お願いします……」
よく見える様、魔法で光源を生み出してベッドの下を照らし出す。これで隅々まで見渡せるはずだ。さあ、じっくり見ると良いわ。
「レンジン?どうしたの?」
動こうとしない女執事に痺れを切らしてか、ラーラが寄ってきて声をかける。いつまでも勿体付けていないで、さっさと腕輪を取り出せと思っているのだろう。そこにそんな物が無いとは露知らずに。
「申し訳ありません。見つかりませんでした」
女執事――レンジン――は体を起こし、頭を下げる。謝罪の先は私ではなく、王子かラーラ。もしくは2人に対しての物だろう。角度的にはギリギリ私も入ってはいるが、まあそれはきっとオマケみたいな物だ。
「そんな筈ありませんわ!絶対此処にある筈です!!」
レンジンの言葉を聞いて、その言葉の意味が理解出来ずにポカンとしていたラーラだったが。状況をやっと理解したのか、顔を真っ赤にして怒鳴り出す。パニくる気持ちは分からなくも無いが、絶対此処にある発言は頂けない。疑っているのがバレバレだったとはいえ、それだと念の為調べさせて貰っているとう体裁が根本から崩れてしまう。
「絶対にここにある……か。それは聞き捨てならないセリフだね」
それまで黙って静観していた王子がソファから立ち上がる。表情は真剣そのものだが、体温は赤丸急上昇だ。きっと心の中では、華麗にステップを刻んでいる事だろう。
「だって!ここにある筈なんだもの!無いなんておかしいわ!ちゃんとここ――」
「お嬢様!」
女執事がラーラの言葉を大声で遮る。あと一歩で自爆するところだったのだが、優秀な執事さんを持っていて羨ましい限りだ。家の執事なんか、客が訪ねて来た時だけ雇うバイトだったから酷いのなんのって……まあそんな事はどうでもいい。兎に角、彼女は執事のお陰で九死に一生を得る。
流石に仕込んでいたのがばれたら、侯爵令嬢でも普通に首が飛びかねない。今の私への攻撃は、婚約者でもある 王族への攻撃でもあるのだから。まあ王子はボヘミアン侯爵家を利用する気満々だろうから、そこまで大事にする事はないだろうけど。
「……」
ラーラが悔しそうに私を睨みつける。どうやら彼女、まだ状況を甘く見ている様だ。相当親元で甘やかされてきたのだろう。私を睨んでいる場合じゃない筈なのだが。
今すべき事が平身低頭の謝罪だという事ぐらい、男爵令嬢の私にすら分かるというのに……残念なお頭のお嬢様だ。
「ラーラ。腕輪が家宝だというから、君の気持ちを慮り黙って見ていたが。流石にこれ以上は黙っていられないな」
「王子違うんです!これは!」
「違う?何が違うと言うんだい?王子である僕の婚約者を愚弄し、家探しまでしておいて?」
王子にそう言われて、ラーラは涙目で黙って俯く。見つからなければこうなる事は目に見えていた。だが絶対に見つかる事前提の行動であったため、そこにラーラは思い至れなかったのだろう。
彼女の様子から、セカンドプランは無さそうだと判断する。正直、これ以上相手をするのは面倒臭いので助かる。
「王子、どうかお許しください!ラーラ様は家宝をなくしてしまった事で、正常な判断が下せなかったのです。この度の無礼、どうか……どうか何卒!」
レンジンが床に額を擦り付けて、主に変わって王子に謝罪する。当の本人は涙目で俯いているだけだ。こんな我儘娘に仕えなければならないとか、きっと苦労してるんだろなと同情を禁じ得ない。
「正常な判断が下せなかった?だったらそれを諫めるのが、君の役目じゃないのかい?」
「それは……返す言葉もございません」
執事は他の従者とは違う。必要とあれば、主人を諫めるのも彼らの仕事の内だ。とは言え、強い上下関係が存在する以上出来る事は限られている。主側に聞く耳が無ければ成り立たない。だからその事で彼女を責めるのは酷という物だろう。
「兎に角、この事はボヘミアン卿へきちんと抗議させて貰うよ」
「そ、そんな!わ。わたしは只――」
「君はレアに謝ってすらいない。なんなら、不敬罪で訴えてもかまわないんだよ?」
ラーラの不満そうな声を、王子がぴしゃりと遮断する。不敬罪と言われては黙るしかないだろう。そんな物受けたら、確実に家から追い出されて牢獄暮らしだ。それぐらいは彼女にも分かるらしい。まあ直接王子がやり玉に挙げられたわけではないから、不敬罪が通るかは微妙な気もするが。
「寛大なご処置、感謝いたします」
レンジンが主に変わって感謝の言葉を口にする。そのまま立ち上がり、ふてくされるラーラを連れて行く。最後まで謝罪の一つも言わないとか、本当にとんでもない箱入り娘だった。
「王子、助かりました」
「ああ、君を守る為だ。気にしなくていいさ」
実は王子には、事前に部屋を調べておくよう言われていた。私に何か良からぬ事を働く人間がいるかも知れないという事で。お陰で私は事前に仕込まれた翡翠の腕輪を回収する事が出来た。王子のアドバイスが無ければ、危うく盗人扱いにされるところだ。危ない危ない。
「それで?腕輪は何処にやったんだい?」
「勿論返しておきましたよ。彼女の部屋に」
腕輪は超能能力で持ち主を割り出して、速攻彼女の 部屋へと返してある。物凄く分かり易い所に置いていたのだが、あの様子ではどうやら彼女達は自室には戻って居ない様だ。部屋に戻りさえしていれば、いらぬ恥もかかずに済んだろうに。
ざまぁ。
「それはいいな。部屋に戻った時の彼女の顔が見れないのが、本当に残念だ」
王子は楽しそうにくっくっくと笑う。本当に良い性格をしてらっしゃる。
「でも王子?不敬罪なんて通るのですか?」
さっき少し疑問に思った事を聞いて見る。王族の婚約者とはいえ、私はまだ結婚した訳ではない。その私に対する態度程度で、そんな物に問えるのだろうか?
「僕がその場に居なかったら、まず無理だったろうね。でも僕の側で婚約者をあれだけはっきり愚弄したんだ、それは十分僕に対する不敬にあたるよ」
成程、気を付けよう。まあ私が王子に失礼な事をする事は……そう言えば、以前怒りに任せて王子を蹴飛ばした事を思い出す。よくよく考えたら、あれも十分すぎる程不敬罪に当たる案件だ。王子に訴えられなくて良かった。
「心配しなくても、愛する女性を不敬罪で訴える様な真似はしないよ」
私の心を読んだかの様に、王子は優しく微笑んだ。
「さて、邪魔者の居ない部屋に愛する女性と二人っきりな訳だが」
そういうと王子は立ち上がり、私を抱き寄せる。予期せぬ展開に私はパニックに陥ってしまう。普通この流れで、そういう状態になるとは夢にも思わない。
「あ、あの……そういう事はもっとお互いの事を知ってから――」
唇を塞がれ、言葉を途切れさせる。
超能力で吹き飛ばす事も出来たが、体に力が入らない。
良い匂いがして、頭がぼーっとする。
「君みたいな優秀な女性を、ずっと探し求めていた」
王子が私の耳元で囁く。
「逃がさないよ。レア」
顔は笑顔のままだが、その瞳の奥に宿る炎は真剣そのものだ。その瞬間どうやっても逃げられないと私は悟る。
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