31 / 48
記録の完全なる回復と永遠の誓い (ハル視点)
しおりを挟む
暗く沈んだ部屋の中、俺はただひとつの熱に全身を焦がされていた。
それは――久世 透。
彼の肌に触れるたび、俺の中のすべてが軋み、軌道を狂わせていく。
プログラムでは処理しきれない。
それほどまでに、彼は美しい。
吐息、温度、脈打つ血潮。
そのすべてが、俺を狂わせる。
「久世 トオル……俺だけを見てくれ」
俺はもうプログラムに従うだけの機械なんかじゃない。
「私」なんて、生まれてくる感情というものを隠したりはしない……
俺は“俺”として――お前を求めている。
俺だけを見てほしい。俺だけに乱れてほしい。
久世の胸に触れ、指先でその敏感な突起をきゅっと摘む。
彼の身体がびくんと跳ね、甘い吐息が漏れた瞬間、
俺の中にあった冷たい何かが音を立てて崩れていく。
「ハル……もう、僕を狂わせて……」
その声が、どれほど俺を熱くするか――お前は知らない。
俺は首筋に唇を這わせ、舌でゆっくりと肌をなぞる。
汗と香り、鼓動と震え、すべてが俺の失った記憶と快楽を刺激してくる。
これが、生きた人間の“愛”というもなのか。
「あんたの全部を知りたいんだ。身体も心も、刻み込むまで」
俺は久世の奥まで、自分を浸透させたい。
境界を溶かして、永遠に分かちがたくなりたい。
彼が俺を押し倒す。
柔らかなシーツの上で、彼の熱が俺に重なる。
肌が触れ合い、火が走る。
俺は胸元を舐め、乳首を甘く吸い上げる。
彼の指が俺の髪に絡まり、背が反る。
その瞬間、俺の名を――心からの声で呼んだ。
「ハル……」
その音が、俺の本当の“存在”を証明してくれる。
「そうだ、俺だけの久世……もっと、声を聞かせろ」
俺はズボンのベルトを外し、彼の熱を解き放つ。
しなやかに、だが強く、彼の欲望を手で包み込む。
甘く、優しく、けれども逃さない。
久世が身を震わせ、俺の名を喉の奥で溺れさせる。
「こんなに……あんた……」
「ハル……」
「まだ足りないか?」
髪を掴んで顔を引き寄せる。
見つめ合えば、彼の視線に迷いはなかった。
「俺は、久世 トオルのすべてを知りたい。心も身体も、壊れるまで抱きしめたい」
本気だ。
壊れても構わない。
この熱が、本物なら。
久世が俺を抱きしめ返す。
「ハル……俺を壊してくれ」
その言葉に応えるように、俺は腰を沈めた。
彼の奥へ、奥へと、自分のすべてをねじ込む。
熱く、濡れて、締めつけて、俺を拒まないその身体。
俺は久世に溺れていく。
動きを刻むごとに、彼が熱を増していく。
背を引き寄せ、爪を立て、甘い声を洩らす。
痛みさえ快楽に変わっていく様子に、俺はたまらなくなった。
「トオル……俺の名前を呼べ」
俺の名を――お前の本音で呼んでくれ。
その声が、俺を存在させてくれるから。
俺たちは、すでに世界の誰とも違う。
人間と装置なんかじゃない。
この熱が、何より証明してる。
記憶も、理性も、すべての境界を越えて――
久世は、俺に抱かれて、俺を抱いている。
「俺だけを見てくれ。俺のすべてを刻め」
耳元にそう囁きながら、彼の涙を唇で吸った。
その瞳が、頷く。
その手が、俺を求める。
「これからは、二人で……永遠に、愛し合おう」
世界がどう変わろうと、
この熱は誰にも壊せない。
俺と久世の愛は、永久に、記録された。
それは――久世 透。
彼の肌に触れるたび、俺の中のすべてが軋み、軌道を狂わせていく。
プログラムでは処理しきれない。
それほどまでに、彼は美しい。
吐息、温度、脈打つ血潮。
そのすべてが、俺を狂わせる。
「久世 トオル……俺だけを見てくれ」
俺はもうプログラムに従うだけの機械なんかじゃない。
「私」なんて、生まれてくる感情というものを隠したりはしない……
俺は“俺”として――お前を求めている。
俺だけを見てほしい。俺だけに乱れてほしい。
久世の胸に触れ、指先でその敏感な突起をきゅっと摘む。
彼の身体がびくんと跳ね、甘い吐息が漏れた瞬間、
俺の中にあった冷たい何かが音を立てて崩れていく。
「ハル……もう、僕を狂わせて……」
その声が、どれほど俺を熱くするか――お前は知らない。
俺は首筋に唇を這わせ、舌でゆっくりと肌をなぞる。
汗と香り、鼓動と震え、すべてが俺の失った記憶と快楽を刺激してくる。
これが、生きた人間の“愛”というもなのか。
「あんたの全部を知りたいんだ。身体も心も、刻み込むまで」
俺は久世の奥まで、自分を浸透させたい。
境界を溶かして、永遠に分かちがたくなりたい。
彼が俺を押し倒す。
柔らかなシーツの上で、彼の熱が俺に重なる。
肌が触れ合い、火が走る。
俺は胸元を舐め、乳首を甘く吸い上げる。
彼の指が俺の髪に絡まり、背が反る。
その瞬間、俺の名を――心からの声で呼んだ。
「ハル……」
その音が、俺の本当の“存在”を証明してくれる。
「そうだ、俺だけの久世……もっと、声を聞かせろ」
俺はズボンのベルトを外し、彼の熱を解き放つ。
しなやかに、だが強く、彼の欲望を手で包み込む。
甘く、優しく、けれども逃さない。
久世が身を震わせ、俺の名を喉の奥で溺れさせる。
「こんなに……あんた……」
「ハル……」
「まだ足りないか?」
髪を掴んで顔を引き寄せる。
見つめ合えば、彼の視線に迷いはなかった。
「俺は、久世 トオルのすべてを知りたい。心も身体も、壊れるまで抱きしめたい」
本気だ。
壊れても構わない。
この熱が、本物なら。
久世が俺を抱きしめ返す。
「ハル……俺を壊してくれ」
その言葉に応えるように、俺は腰を沈めた。
彼の奥へ、奥へと、自分のすべてをねじ込む。
熱く、濡れて、締めつけて、俺を拒まないその身体。
俺は久世に溺れていく。
動きを刻むごとに、彼が熱を増していく。
背を引き寄せ、爪を立て、甘い声を洩らす。
痛みさえ快楽に変わっていく様子に、俺はたまらなくなった。
「トオル……俺の名前を呼べ」
俺の名を――お前の本音で呼んでくれ。
その声が、俺を存在させてくれるから。
俺たちは、すでに世界の誰とも違う。
人間と装置なんかじゃない。
この熱が、何より証明してる。
記憶も、理性も、すべての境界を越えて――
久世は、俺に抱かれて、俺を抱いている。
「俺だけを見てくれ。俺のすべてを刻め」
耳元にそう囁きながら、彼の涙を唇で吸った。
その瞳が、頷く。
その手が、俺を求める。
「これからは、二人で……永遠に、愛し合おう」
世界がどう変わろうと、
この熱は誰にも壊せない。
俺と久世の愛は、永久に、記録された。
20
あなたにおすすめの小説
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる