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第3章…不機嫌な王子様
【10】昔よしよししてくれたあの子が、今は押し倒してくるなんて(2)
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シャルロの舌が歯列を割って口腔に滑り込んでくる。
歯の裏側まで隈なく舐められ、くすぐったさの混じった快楽にフランツは体を震わせた。
シャルロはフランツの舌を根元から吸い上げると、さらに貪るように深く舌を忍び込ませた。
互いの舌がこすり合わさるたびに、身体の中からどうしようもない欲情が湧き上がる。
倒錯した陶酔感に包まれて、フランツは思わずシャルロの背中に腕を回して縋りついた。
ふたりの身体は隙間がないほど密着して、むず痒い刺激が下腹部に広がっていく。
無意識のうちにさらなる快楽を求めるように腰がうごめいた。
フランツはシャルロの下半身に硬くなった自身が当たっていることに気付いて、離れようと体をくねらせた。
シャルロはフランツの淫らな痴態を堪能するように目を細めると、片手でフランツの帯革(ベルト)を外しにかかった。帯革が床に落ちる音がやけに大きく響いた。
それから手早く上着の前をはだけると、フランツの胸に舌を這わせて小さな突起を甘噛みした。反対側の突起も爪先で弾くように刺激されて、フランツは上擦った声を上げた。
「……っン」
執拗に胸の突起を責められ、思わず身体がびくりと震えた。
シャルロはそのまま舌を滑らせながら、ゆっくりと下腹部へと降りていく。
猛りを帯びたフランツのそれを手に包み込むと、下着から解き放たれた先端からは、とろとろと先走りの蜜が零れ落ちていた。
シャルロは唇をそっと近づける。
それを察したフランツは、これから何が起こるのかを思い描き、慌てたように目を見開いた。
「シャルロ様……!そんなこといけませんっ!」
フランツはシャルロの肩を突いて押しのけようとしたが、シャルロは無視して、尖らせた舌先で尖端の割れ目をグリグリと刺激した。
「……っ!ほ、本当にだめです。シャルロ様にこんなことさせられません」
フランツは逃れようと腰を浮かせたが、シャルロは許さなかった。
そそり立つフランツのそれを浅く含み、蜜が溢れ出す先端をちろりと舐め上げる。
主人に奉仕されているという背徳感と罪悪感がさらなる興奮を呼び起こす。
シャルロは上から下まで何度も舐めあげた。そのたびに、ちゅくちゅくと卑猥な水音がして、フランツの羞恥心を駆り立てる。
「シャルロ様、お願いですからもう止めてください……!」
フランツの哀願も虚しく、シャルロは止めるどころか、根元を強く握り激しく唇を上下させた。強烈な快楽が噴き上げて、フランツは大きく背中をしならせた。
このままではシャルロの口の中で達してしまう。それだけは避けたかった。フランツは瞼をぎゅっと閉じて耐えた。
しかし、根元まで含まれて強く吸われた瞬間、全身がわなないてフランツはシャルロの口に中に欲望を放った。
シャルロは美しい顔を少し歪めると喉を上下させて、フランツの淫液を飲み込んだ。
「なんてことを……!」
フランツは狼狽した。
「覚えておけ。私がこんなことをするのはお前だけだ」
シャルロはそう言うと唇を拭って、フランツの顎を指で捉えた。
「だから、お前も私以外に許すな」
フランツはシャルロの紺碧の瞳を見つめて頷いた。
「……私にもさせてください」
フランツは恥ずかしそうに小声で言った。
「何を?」
シャルロがとぼける。
「お分かりでしょう」
フランツはそっとシャルロの股間に手を添えた。薄布越しでも、熱く硬く盛り上がった男の熱が伝わってくる。
フランツが唇を尖らせると、シャルロはくすりと笑みを漏らし、ゆったりと体勢を整えて長椅子に腰を下ろした。
歯の裏側まで隈なく舐められ、くすぐったさの混じった快楽にフランツは体を震わせた。
シャルロはフランツの舌を根元から吸い上げると、さらに貪るように深く舌を忍び込ませた。
互いの舌がこすり合わさるたびに、身体の中からどうしようもない欲情が湧き上がる。
倒錯した陶酔感に包まれて、フランツは思わずシャルロの背中に腕を回して縋りついた。
ふたりの身体は隙間がないほど密着して、むず痒い刺激が下腹部に広がっていく。
無意識のうちにさらなる快楽を求めるように腰がうごめいた。
フランツはシャルロの下半身に硬くなった自身が当たっていることに気付いて、離れようと体をくねらせた。
シャルロはフランツの淫らな痴態を堪能するように目を細めると、片手でフランツの帯革(ベルト)を外しにかかった。帯革が床に落ちる音がやけに大きく響いた。
それから手早く上着の前をはだけると、フランツの胸に舌を這わせて小さな突起を甘噛みした。反対側の突起も爪先で弾くように刺激されて、フランツは上擦った声を上げた。
「……っン」
執拗に胸の突起を責められ、思わず身体がびくりと震えた。
シャルロはそのまま舌を滑らせながら、ゆっくりと下腹部へと降りていく。
猛りを帯びたフランツのそれを手に包み込むと、下着から解き放たれた先端からは、とろとろと先走りの蜜が零れ落ちていた。
シャルロは唇をそっと近づける。
それを察したフランツは、これから何が起こるのかを思い描き、慌てたように目を見開いた。
「シャルロ様……!そんなこといけませんっ!」
フランツはシャルロの肩を突いて押しのけようとしたが、シャルロは無視して、尖らせた舌先で尖端の割れ目をグリグリと刺激した。
「……っ!ほ、本当にだめです。シャルロ様にこんなことさせられません」
フランツは逃れようと腰を浮かせたが、シャルロは許さなかった。
そそり立つフランツのそれを浅く含み、蜜が溢れ出す先端をちろりと舐め上げる。
主人に奉仕されているという背徳感と罪悪感がさらなる興奮を呼び起こす。
シャルロは上から下まで何度も舐めあげた。そのたびに、ちゅくちゅくと卑猥な水音がして、フランツの羞恥心を駆り立てる。
「シャルロ様、お願いですからもう止めてください……!」
フランツの哀願も虚しく、シャルロは止めるどころか、根元を強く握り激しく唇を上下させた。強烈な快楽が噴き上げて、フランツは大きく背中をしならせた。
このままではシャルロの口の中で達してしまう。それだけは避けたかった。フランツは瞼をぎゅっと閉じて耐えた。
しかし、根元まで含まれて強く吸われた瞬間、全身がわなないてフランツはシャルロの口に中に欲望を放った。
シャルロは美しい顔を少し歪めると喉を上下させて、フランツの淫液を飲み込んだ。
「なんてことを……!」
フランツは狼狽した。
「覚えておけ。私がこんなことをするのはお前だけだ」
シャルロはそう言うと唇を拭って、フランツの顎を指で捉えた。
「だから、お前も私以外に許すな」
フランツはシャルロの紺碧の瞳を見つめて頷いた。
「……私にもさせてください」
フランツは恥ずかしそうに小声で言った。
「何を?」
シャルロがとぼける。
「お分かりでしょう」
フランツはそっとシャルロの股間に手を添えた。薄布越しでも、熱く硬く盛り上がった男の熱が伝わってくる。
フランツが唇を尖らせると、シャルロはくすりと笑みを漏らし、ゆったりと体勢を整えて長椅子に腰を下ろした。
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