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第3章…不機嫌な王子様
【11】昔よしよししてくれたあの子が、今は押し倒してくるなんて⁉︎(3)
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フランツはシャルロの前に膝をつくと、股間に顔を埋めた。
猛ったそれを口に含み、あふれ出す蜜を味わいながら舌を動かす。
真上からシャルロの視線を感じて、胸の内にやわらかな欲情が湧き上がった。
「いい顔だ」
シャルロがフランツの髪に指を差し入れ、優しく掻き回した。その心地よさに、達したばかりの己の欲望が再び熱を帯びてくるような気がした。
根元まで咥え込むと、口の中で体積が増した。
裏筋を舐めあげて、締めつけながら唇を上下に動かすとシャルロが甘い吐息を漏らした。
フランツはシャルロをもっと気持ち良くさせたくて、夢中で口戯を続けた。
ふいにシャルロがフランツを引き剥がした。
「あっ……!」
フランツが不満の声をあげると、シャルロがフランツの耳元に唇を寄せてささいた。その言葉にフランツは赤面した。
「嫌か?」
シャルロが問う。
「……嫌ではありません。ただ―――」
お前の中で達したい、とシャルロはささやいた。
その意味が分からないほどフランツはうぶではない。ただ、秘所を弄られると思うと、羞恥を覚えずにはいられなかった。
だが、それ以上にシャルロと絆を結びたいという欲求に突き動かされた。
「寝室に移りましょう」
部屋には廊下に通じているドアとは別にもうひとつドアがある。おそらく寝室のはずだ。
入ったらすぐに灯りを吹き消してしまえばいい。暗闇の中なら恥ずかしい姿をシャルロに見られなくてすむ。
「そうしょう」
シャルロは立ち上がるとフランツの手を引いてドアに向かった。
フランツの予想通りそこは寝室になっていて、天蓋つきの大きなベッドが部屋の中央に鎮座していた。
燭台はサイドテーブルの上に置いてあって、青白い炎を灯している。
フランツがサイドテーブルのところに向かおうとすると、シャルロがフランツの腕を引いて、ベッドに押し倒した。
「灯りを消しては見えないだろう」
そう言うが早いかシャルロはフランツのズボンを下着ごと下ろすと、フランツの脚を大きく開かせた。秘所が無防備にさらされて、羞恥から頬がみるみる紅潮する。
「シャルロ様……!」
シャルロが股の間に座っているせいで脚を閉じることもできない。
シャルロは羞恥に悶えるフランツにはお構いなしに、身をかがめて、フランツのそれにちゅっと口づけるとサイドテーブルの上の小瓶を手に取った。
蓋を開けると、とろっとした液体を掌に垂らした。甘い香りが漂ってくる。
「香油だな」
シャルロは香油を指先ですくい取ると、フランツの尻の間になすりつけて、後孔に潜り込ませた。
フランツは何とも言えない感覚に襲われた。
シャルロは中を探るようにゆったりと指を動かし始める。第二関節ほどまで埋められると、息苦しくなってフランツはシーツを握りしめた。
抜き差しされる指が二本に増えて、きつい中を押し広げるように掻き回される。
ぬちゅぬちゅと艶めかしい水音に性的な興奮を煽られてゆく。
次第に身体の奥底から粟立つような疼きが湧き上がってきて、尖端から再び蜜があふれ出した。
フランツは恥ずかしさのあまり身悶えして、思わず腰を退いたが、難なく引き戻された。
その衝撃でフランツの後孔はシャルロの指を奥深くまでくわえ込んだ。
「あ!んぅ……っ」
内側を抉るように擦られて、じわじわと這い上がってくる快感に嬌声が上がる。
中を穿つ長い指がフランツの感じる場所を暴き立てたとき、背筋がびくりと引きつった。
「っああ!」
フランツの敏感な部分をシャルロは何度も指の腹で擦り立てる。
フランツはこれまで感じたことのないような耐え難いほどの快感に襲われた。漏れ出る橋声を抑えられない。
「……あっ!ああ!」
フランツは喘ぎながら、更なる快楽を求めるようにシャルロの指の動きに合わせて、無自覚なまま自分の腰を揺らした。
猛ったそれを口に含み、あふれ出す蜜を味わいながら舌を動かす。
真上からシャルロの視線を感じて、胸の内にやわらかな欲情が湧き上がった。
「いい顔だ」
シャルロがフランツの髪に指を差し入れ、優しく掻き回した。その心地よさに、達したばかりの己の欲望が再び熱を帯びてくるような気がした。
根元まで咥え込むと、口の中で体積が増した。
裏筋を舐めあげて、締めつけながら唇を上下に動かすとシャルロが甘い吐息を漏らした。
フランツはシャルロをもっと気持ち良くさせたくて、夢中で口戯を続けた。
ふいにシャルロがフランツを引き剥がした。
「あっ……!」
フランツが不満の声をあげると、シャルロがフランツの耳元に唇を寄せてささいた。その言葉にフランツは赤面した。
「嫌か?」
シャルロが問う。
「……嫌ではありません。ただ―――」
お前の中で達したい、とシャルロはささやいた。
その意味が分からないほどフランツはうぶではない。ただ、秘所を弄られると思うと、羞恥を覚えずにはいられなかった。
だが、それ以上にシャルロと絆を結びたいという欲求に突き動かされた。
「寝室に移りましょう」
部屋には廊下に通じているドアとは別にもうひとつドアがある。おそらく寝室のはずだ。
入ったらすぐに灯りを吹き消してしまえばいい。暗闇の中なら恥ずかしい姿をシャルロに見られなくてすむ。
「そうしょう」
シャルロは立ち上がるとフランツの手を引いてドアに向かった。
フランツの予想通りそこは寝室になっていて、天蓋つきの大きなベッドが部屋の中央に鎮座していた。
燭台はサイドテーブルの上に置いてあって、青白い炎を灯している。
フランツがサイドテーブルのところに向かおうとすると、シャルロがフランツの腕を引いて、ベッドに押し倒した。
「灯りを消しては見えないだろう」
そう言うが早いかシャルロはフランツのズボンを下着ごと下ろすと、フランツの脚を大きく開かせた。秘所が無防備にさらされて、羞恥から頬がみるみる紅潮する。
「シャルロ様……!」
シャルロが股の間に座っているせいで脚を閉じることもできない。
シャルロは羞恥に悶えるフランツにはお構いなしに、身をかがめて、フランツのそれにちゅっと口づけるとサイドテーブルの上の小瓶を手に取った。
蓋を開けると、とろっとした液体を掌に垂らした。甘い香りが漂ってくる。
「香油だな」
シャルロは香油を指先ですくい取ると、フランツの尻の間になすりつけて、後孔に潜り込ませた。
フランツは何とも言えない感覚に襲われた。
シャルロは中を探るようにゆったりと指を動かし始める。第二関節ほどまで埋められると、息苦しくなってフランツはシーツを握りしめた。
抜き差しされる指が二本に増えて、きつい中を押し広げるように掻き回される。
ぬちゅぬちゅと艶めかしい水音に性的な興奮を煽られてゆく。
次第に身体の奥底から粟立つような疼きが湧き上がってきて、尖端から再び蜜があふれ出した。
フランツは恥ずかしさのあまり身悶えして、思わず腰を退いたが、難なく引き戻された。
その衝撃でフランツの後孔はシャルロの指を奥深くまでくわえ込んだ。
「あ!んぅ……っ」
内側を抉るように擦られて、じわじわと這い上がってくる快感に嬌声が上がる。
中を穿つ長い指がフランツの感じる場所を暴き立てたとき、背筋がびくりと引きつった。
「っああ!」
フランツの敏感な部分をシャルロは何度も指の腹で擦り立てる。
フランツはこれまで感じたことのないような耐え難いほどの快感に襲われた。漏れ出る橋声を抑えられない。
「……あっ!ああ!」
フランツは喘ぎながら、更なる快楽を求めるようにシャルロの指の動きに合わせて、無自覚なまま自分の腰を揺らした。
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